アドアフィの始め方|広告主が最初の1件を取るまでの8ステップと、案件シート・レギュレーションの作り方

広告主向け手順 / 大型メディアが10日で動いた実例つき

アドアフィの始め方
最初の1件を取るまでの8ステップと、案件シート・レギュレーションの作り方

アドアフィは、ASPに案件を登録すれば動くものではありません。メディアは自腹で広告を出すので、「売れる確信」が持てる条件が揃った案件にしか乗りません。この記事は、広告主が最初の1件を取るまでに、何を・どの順番で決めるかの手順書です。

執筆:佐藤祐介(株式会社LIFRELL代表。業界歴15年、担当500社・300商材以上、数十商材の成果報酬型獲得を同時運用中) 最終更新:2026年10月11日

10日

初回面談から大型メディア数社が確定(当社の案件)

8ステップ

単価の上限から初月の配分まで

15項目

メディアに渡す条件シート

月10万件+

成果報酬型の新規獲得(複数案件合計)

仕組みそのもの(メディアの実態、媒体、商材別の成果単価、広告主が自分で持つコスト、向く商材)は アドアフィとは?広告主向けに仕組み・費用・向く商材・デメリットを15年の実務から解説 に書いています。この記事はその続きで、「では明日から何をするか」だけを扱います。

※「当社の実績」は株式会社LIFRELLが主導した案件(育毛剤・美白美容液・白髪ケア・美顔器・漢方・サプリなど、数十商材を同時進行中)の運用記録・カート件数・成果報酬請求の実数です。クライアント名・メディア名・商品名は伏せています。

00 / Check

始める前の4問診断

次の4つに即答できるかで、今すぐ始められるかが分かります。

質問即答できる状態
成果単価はいくら払えるかLTV(継続率・2回目以降の売上)から逆算した上限額がある
承認条件は何か全承認か、否認する条件が文章になっている
言える表現・言えない表現は何か薬機法・景表法・特商法を踏まえた線引き表がある
月に何件まで受けられるか在庫のリードタイムと資金から、上限件数を出せる

4つとも空欄なら、ASPに登録する前にここを埋めるのが先です。メディアが打診時に確認するのは、この4つに「素材」と「計測」を足した6点で、どれか1つでも「確認します」になると、他の案件に先を越されます。以下の8ステップは、この6点を揃える順番そのものです。

4問に即答できない状態でも、30分で埋められます。

商品・LP・計測を見て、払える成果単価と条件シートの叩き台をその場で作ります。費用はかかりません。

01 / Step 1

手順1:LTVから成果単価の上限を出す

アドアフィの費用の中心は成果単価です。最初に決めるのは「いくら払えるか」で、相場から決めるものではありません。相場に合わせて払える単価を超えると、獲得が伸びた分だけ赤字が増えます。

計算の型(数字は例)

1人あたり12か月売上(LTV)

40,000円

原価・物流・決済・固定費

−15,000円

残したい利益

−10,000円

払える成果単価の上限

15,000円

LTVは「初回価格 + 2回目以降の価格 × 継続回数」で出します。継続率の初報は発売4週後に取れるので、立ち上げ時は店頭・モールの既存顧客データか、同じ分類の商材の実績から仮置きします。

単価は「下げ方」まで設計する

立ち上げ期はメディアが動く水準で始め、アップセル率や継続率の改善に合わせて段階的に下げます。当社の案件では、アップセル率と連動して23,000円から19,000円まで引き下げ、獲得数を落とさず利益率を改善しました。最初から安くすると動かず、高いままだと利益が出ません。

単価を上げられない商材は、先にオファーを直す

継続率やアップセル率が上がるほど払える単価も上がります。逆に、計算の結果が1万円を切るなら、単価交渉より先に初回価格・2回目以降の価格・ギフト付与の設計を直す方が早い。1万円を切ると大型メディアは動きにくくなります。

商材別の成果単価の目安(女性用育毛剤18,000〜23,000円、美白美容液13,500〜15,000円、漢方13,000〜15,000円など10分類)と、ASP手数料の見方は 記事1の「広告主が払う費用」 にまとめています。承認条件・上限件数・特別単価・単価の下げ方まで含めた決め方は 成果単価・承認率・上限件数の相場と決め方(記事3) に書いています。

02 / Step 2

手順2:ASP・代理店・直契約のどれで動かすか決める

広告主からメディアに届く経路は3つあります。どれを選ぶかで、揃えるものと手数料が変わります。

ASPに登録する

案件を登録し、ASPが抱えるメディアに配信される形。管理画面・計測・支払いの仕組みをASPが持つので、最初の手間は少ない。ただしASPは案件シートを配って反応を待つのが基本で、大型メディアを動かす営業まではしません。手数料は成果単価とは別にかかり、ASPによって差が大きい。当社が同じ案件で複数のASPを同時に使ったとき、1件あたりの取り分に10倍以上の差がありました。

代理店・管理会社に頼む

ASP選定・条件設計・メディアとのやり取りを代行する会社。価値は「大型メディアを実際に動かせるか」と「記事表現の管理でブランド毀損を防げるか」の2点で、どちらも過去にどの規模のメディアを何件動かしたかで判断できます。件数の実績が言えない会社は、登録して待つだけの可能性が高い。

メディアと直接契約する

手数料は最小ですが、当社の経験ではうまくいきません。メディアの仕事は「広告を当てること」、広告主の仕事は「商品を売って回収すること」で、見ている数字も言葉も違います。間に立って翻訳し、条件を調整し、数字を横断で集計する役割がないと関係が続かず、計測・在庫・承認の仕組みもメディアは持っていません。

選び方の目安

  • 月数百件で良い、社内に運用経験がある → ASP登録だけでも動く
  • 月数千件〜1万件以上を狙う、大型メディアを動かしたい → メディアを実際に動かせる管理会社かASPを通す
  • すでにASPを使っている → 併用できる。既存の契約条件は尊重した上で、まだ動いていない大型メディアを開拓する形が一般的

契約前に聞く5つの質問

質問答えで分かること
過去にどのメディアを、どの案件で、月何件動かしたか「登録して待つ」会社か、「動かせる」会社か。社名が言えなくても規模と件数は言える
手数料の率と、成果単価に対する計算方法「成果単価+手数料」で出ていく額。ここを見ないと回収計算が狂う
記事・動画の審査は誰が、何営業日で返すか審査が止まるとメディアの制作が止まる。翌営業日返却が基準
成果と注文データをどう照合するか注文番号のない成果、重複、過剰発火を誰が検知するか
在庫と連動した配信上限の管理をするか月1万件規模で必ず起きる在庫逼迫に、手順を持っているか

手数料の課金型と「何に掛かるか」、同じ案件で取り分に10倍差が出た実例は ASP手数料の見方(記事4) に書いています。当社は提携ASPの機能を使いながら、商材企画からメディアリクルーティング、計測、在庫連動まで1チームで持つ形を取っています。料金は完全成果報酬です。→ アドアフィ支援(完全成果報酬)

03 / Step 3

手順3:案件シートを作る(15項目)

メディアに最初に渡すのが案件シート(条件シート)です。ここに書いていないことは、後から必ず質問が来て、答えが「確認します」になると他の案件に先を越されます。当社が実際に使っている15項目と、立ち上げ時の書き方のコツです。

項目書くこと立ち上げ時のコツ
商材・ジャンル・LP URL商品名、区分(医薬品・部外品・化粧品など)、公式LP店頭・卸・モールの販売実績があれば一言添える。メディアが最初に見るのは「売れている事実」
報酬単価(税別)手順1で出した上限の範囲で、メディアが動く水準1本に統一する。媒体別・件数別に分けるほどメディアは動きにくくなる
初回オファー初回価格と2回目以降の価格・配送間隔。ギフト付与の有無初回を入りやすくし、2回目以降で回収する設計を先に固める
成果地点「新規定期購入完了」など、どの時点で成果とするか契約率(申込→決済完了)が低い商材は「決済完了」に置く
管理画面・承認形式全承認か、否認条件は何か。不正検知ツールの有無全承認かどうかでメディアの動き方が変わる
否認条件重複・不正・いたずら・転売・注文番号のない成果など後から足さない。制作が終わってから基準を変えると、メディアは作った分だけ損をする
獲得上限(月)在庫と資金から出した数字相手はこの数字で人を雇う。一度伝えた件数は下げられない。初動を抑えたいなら「初月は少なめ、様子を見て増やす」と最初から書く
記事確認・CR確認・シナリオ確認の有無事前確認するなら返却の期限も書く「翌営業日に返す」と書けるかが、メディアの安心材料になる
レギュレーション別紙(手順4)。OK/注釈つきOK/NGの3段階曖昧だと制作が止まる
デモグラ年齢・性別のターゲット既存顧客の年齢分布があれば、その数字で
NG媒体商標検索、ポイントサイト、商品イメージを下げる媒体など商標ワードの検索広告は禁止が基本
可否の明示YouTube配信、一般KWリスティング、直LP配信、LINE広告、電話番号アップロード、Yahoo!用LP「可」にするものほど審査の負荷が増える。体制と相談して決める
素材・サンプル提供フォルダと個数手順6。サンプルが届いた日が記事制作の開始日になる
支払サイト月末締め翌月末払いなど資金計画と合わせる。成果報酬は翌月末払い、回収は2回目以降から
備考「運用中に指摘が入った際の修正必須」の一文指摘を受けたときの線引きの更新と即日展開を、最初から約束しておく

このほか、クレーム率、今の獲得の媒体比率、他のASPが入っているかどうか、来月以降の件数見込み、月ごとの継続率は、シートを渡した後に必ず聞かれます。答えを用意しておくと、打診から稼働までが数週間縮みます。

この15項目の下書きを、無料診断の中で作ります。

単価・上限・承認条件・レギュレーションの叩き台まで、30分で。

04 / Step 4

手順4:レギュレーションと審査体制を作る

言える表現・言えない表現を「OK/注釈つきOK/NG」の3段階で表にしたものがレギュレーションです。薬機法・景表法・特商法の線引きに加えて、実務上のNGを最初から入れておきます。法令遵守を徹底しないと、指摘で配信が止まり、メディアは作った記事の分だけ損をします。

3段階の例(医薬部外品の育毛剤の場合)

区分例扱い
OK承認された効能効果の範囲の表現、使用感、継続のしやすさそのまま使える
注釈つきOK個人の感想、使用前後の印象、販売実績「個人の感想です」「○年○月時点」などの注釈を必ず添える
NG承認範囲を超える効果、医師監修の無断使用、根拠のない「残りわずか」差し戻し。繰り返す場合は配信停止

実務上、最初から入れておくNG

  • 販売店・小売チェーンの名称を許可なく出す(販売店側から取り下げ要請が来ます)
  • TV番組風・実在人物に似せた表現、生成AIの声
  • カウントダウンタイマー、根拠のない「残りわずか」
  • 権威づけ(医師監修など)は、使用範囲と期限を契約で確定したものだけ
  • 他社素材・他社記事の流用

改定のルール

改定するときは適用日を事前に告知し、1週間の猶予を置きます。告知なしで基準を変えると、旧ルールで作った記事と動画が全部やり直しになり、メディアは次から動きません。発売日を前倒しするときも同じで、メディアに伝えた日程を動かすと、作った記事の分だけ信用を失います。

審査体制も、レギュレーションと一緒に作る

返却は翌営業日

1週間返事がないと、メディアの制作チームが止まります。「何時までの提出を当日返すか」の締切時刻と、返却の約束を最初に決めて守る。

担当は2名以上

億単位の出稿を受ける案件では、数百本のクリエイティブ審査が数週間に集中します。担当が1人だと発売週に詰まる。担当者間で判断がぶれないよう、線引き表を共有する。

初回OK率を数字で見る

記事・動画の初回OK率を管理します。半分を切るなら、レギュレーションの書き方かメディアへの説明が足りていない。

表示規制の指摘を受けたときに、線引きをどう更新して配信を続けたかは 月2万件の育毛剤D2Cで起きた5つの事故と対処 に書いています。

05 / Step 5

手順5:計測・カート・BOTを整える

メディアが稼働前に見るのは、タグが正しく発火するか、LP・カートの表示速度、成果反映が即日かの3点です。ここが遅いと、メディアは他案件に配信を回します。

計測タグは広告主側で設計する

注文番号と照合できる形にし、注文番号のない成果をはじく設定をASPに依頼します。タグ管理の二重構造や重複タグで発火しない、注文のない成果が計上される、といった事故は、照合の仕組みがないと気づけません。メディアが増えるほどタグも増えるので、管理の設計が要ります。

設置状況は自分で確認する

メディアへのタグ設置依頼をASPに出したまま、設置されていない状態で配信が始まりかけた例があります。成果計測の初期設定は「誰かに任せたつもりで止まっている」典型です。本番前にテスト注文で発火を確認します。

日次で突合する

本番開始後、日別×コード別にASPの成果とカートの注文数を突合します。当社の案件では、BOTのタグ設定ミスや受注番号なしの成果が後から見つかり、補填交渉になった例があります。深夜や早朝に急伸したら計測異常を疑います。

BOTは起動速度が成果を決める

チャットBOT型はCVRが最も高い導線(当社の案件で16〜22%)ですが、起動から決済完了までの秒数で成果が動きます。当社の案件では60秒から4秒に短縮して、最大メディアが10日で稼働しました。他社のBOTは購入から完了まで10〜15秒が目安です。シナリオ設計から決済連携・改修までは チャットボットコンサル で請け負っています。

表示速度とサーバー

既存LPは運用型広告向けに作られていることが多く、記事からの遷移率、確認画面のアップセル、後払いの導線を直す必要があります。月数千件を超えると共用サーバーの上限に当たるので、画像圧縮・スクリプトの遅延読み込み・専用サーバーへの移管を順にやります。メディアは「立ち上がりが遅い」の一言で配信を止めます。

06 / Step 6

手順6:素材・サンプル・権利を揃える

商品サンプル、撮影素材、著名人・監修者の使用範囲。素材が揃う速さが、そのまま配信開始日になります。

揃えるもの目安注意
商品サンプル大型メディア各社に数個、新規メディア用にストックサンプルが届いた日が記事制作の開始日。小出しにすると配信開始が遅れる
撮影素材(商品・使用シーン・パッケージ)フォルダで共有。縦型動画用の素材もメディアが動画を作れるかどうかで、TikTok・YouTubeの伸びが決まる。制作費はメディア持ちが基本だが、素材提供の速さは広告主次第
著名人・監修者・インフルエンサー素材使える範囲・期間・媒体を契約で確定事務所や監修者の確認は時間がかかり、基準も案件ごとに違う。素材が手元に届いてから配信まで1か月以上を見込む
販売実績・受賞・メディア掲載の根拠「○年○月時点」の注釈つきで許可のないもの、期限切れのものは最初からレギュレーションでNGに
既存顧客データ(LINE広告用)ハッシュ化した電話番号の提供可否案件シートの「可否」に書く。提供するとメディアのアカウント審査と配信を支援できる
07 / Step 7

手順7:打診して、初月の配分と開始日を決める

条件シート・レギュレーション・素材・計測が揃ったら、打診です。大型メディアは運用者と経営が1〜2週間かけて案件を判断します。打診の前に決めておくべきことが2つあります。

初月の件数配分を先に決める

複数メディアを動かすときは、初月の件数をどう割るかを打診の前に決めます。後から比率を変えると「既存の貢献」を持ち出されて揉めます。在庫や製造の事情で減らすときは、1〜2週間前に理由とセットで伝えないと通りません。

配信開始日を揃える

1〜2社が初日に配信を集中させ、他社の記事が審査待ちのうちに上限を取り切ろうとすることがあります。全社の初稿が揃ってから開始する、配信開始日を数日遅らせる、といった判断が有効です。

実録:大型メディアが10日で動いた例(当社の案件)

DAY 0
初回面談。翌々日に月5万件獲得の大型メディアから「規定が厳しすぎなければ可」。
DAY 5〜6
当社がレギュレーション草案を作成、訪問当夜に案件シート完成。成果単価・上限件数・承認条件・初回価格を1枚に。同日18時に大型メディア代表と打合せ。
DAY 10
大型メディア数社が確定。全社が広告消化額ランキング上位で、自社で月数億円を運用。サンプル手配、動画素材の制作を開始。
DAY 20〜
獲得開始。初稿の表現・素材をチェックして配信へ。初月5,000件、翌月1万件を目標に、メディアごとの数字を横断で集計しながら配信を寄せていく。

通常は1〜2か月かかる工程です。速かった理由は、案件シートとレギュレーションを広告主側が先に用意していたことに尽きます。この案件の全体は Web新規ゼロの育毛剤を90日で月25,000件にするまで に書いています。

08 / Step 8

手順8:最初の90日の回し方

立ち上げて終わりではありません。メディアの記事・動画は数週間から1か月で効果が落ち、獲得が伸びた瞬間に計測・在庫・審査の問題が順番に来ます。最初の90日で見るものを、時期ごとに分けます。

WEEK 1〜2

配信開始・初動確認

最初の約100件で年齢層・決済落ち率・後払い与信落ち率を確認。日別×コード別の突合を開始。審査の初回OK率を数字で見る

WEEK 3〜4

訴求の勝ち負け

訴求軸ごとの勝ち負けを週次で見て、勝った訴求を他のメディアにも展開。記事・BOTのCVRとアップセル率を見る。月の上限を超えそうなときは事前報告をルールに

MONTH 2

継続率の初報

発売4週後にF2率(2回目継続)の初報。ここで単価とオファーを見直す。媒体別・メディア別の利益(売上−成果報酬−手数料−原価−物流)を月1回出す

MONTH 3

第2陣と素材更新

新しい素材(撮影、監修者コメント、愛用者の声)を2〜3か月に1回は追加。素材が止まるとメディアの制作も止まる。第2陣メディアと2商材目の並走を始め、1社依存を避ける

広告主側で直せる最大の変数

記事からの遷移率と、LP・入力フォームの完了率です。メディアの配信は広告主が触れませんが、受け皿の離脱は広告主が直せます。ここが1%動くと、メディアは身銭を切っているので本気で反応し、配信を寄せてきます。

ASPに任せるか、自社でシステムを持つか

計測タグとデータは広告主側で設計・保持します。ただし管理画面・支払い・メディア網まで自前で持つ必要はありません。自社システムに全部寄せると、メディア網をゼロから作ることになります。当社は提携ASPの機能を使いながら、タグ設計と注文データとの照合を広告主側で行う形を取っています。

90日の計画を、御社の商材・在庫・資金に合わせて引きます。

WEEK1の診断で、想定成果単価・上限件数・最初に直す3点を提示します。

09 / Pitfalls

やりがちな失敗と、最初から防ぐ書き方

当社が複数の案件で実際に経験したものです。どれも短期的には合理的に見える判断から起きます。防ぎ方は、案件シートとレギュレーションに最初から書いておくことに尽きます。

やりがちなこと起きること最初から防ぐ書き方
単価を媒体別・件数別のテーブルにするASP側で正しく伝わらず、メディアが「この件数で止まる案件」と誤解して動かない成果単価は1本。例外は個別合意に
レギュレーションを告知なしで改定する旧ルールで作った記事・動画が全部差し戻しになり、発売週の初回OK率が半分以下に適用日を1週間前に告知。発売週は審査人員を厚く。案件シートの備考に明記
初月の配分を決めずに複数メディアに打診する配分の決着に2週間かかり、配信開始が遅れる打診の前に配分を決める。減らすときは1〜2週間前に理由とセットで
強気の件数を伝えるメディアはその件数で人を雇う。獲得が想定を下回っても単価を下げる交渉ができず、CPAが高止まり「初月は少なめ、様子を見て増やす」と最初から書く
配信開始日を各社バラバラにする1〜2社が初日に配信を集中させ、他社の記事が審査待ちのうちに上限を取り切る全社の初稿が揃ってから開始。開始日を数日遅らせる判断も
タグ設置を依頼して確認しない設置されていない状態で配信が始まりかける設置状況は自分で確認。本番前にテスト注文
発売日を製造の余裕なしで置く品質管理で弾かれたら配信開始日に商品が無い。メディアに伝えた発売日を動かすと信用を失う発売日は「初回納品+品質チェック2〜3日+審査の余裕」で置く
販売店の名称を許可なく記事で使う販売店の本部から広告取り下げの要請販売実績の表記は許可のあるものだけ。レギュレーションに最初から
審査担当を1人にする休日・夜間に詰まり、メディアの制作チームが止まる担当2名以上、締切時刻と翌営業日返却を約束

メディアに好かれる広告主・嫌われる広告主の違いは 記事1の「メディアに好かれる広告主、嫌われる広告主」 に、獲得が伸びた後に起きる8つの問題は サービスページの「獲得が伸びると起きる問題と対処」 にまとめています。

FREE TEMPLATES

現場で使っている管理シートを、無料で配布しています

支援の現場で使っている表を、社名や実際の数字を消してテンプレートにしました。どれも「はじめに(使い方)」「記入例」「記入用」のシートが入っています。登録は不要です。社内で自由に書き換えてお使いください。

アドアフィ商材の立ち上げ前チェックリストの記入例

記入例/使い方の案内シートを見る

アドアフィ商材の立ち上げ前チェックリスト

成果報酬型の広告(アドアフィ)で定期商品を立ち上げる前に、決めておくこと・用意しておくことを段階別にまとめました。担当と期限を書き込む管理表つきです。

シート:チェックリスト・準備の管理表(ほかに「はじめに」と記入例)

Excelをダウンロード(無料)

アドアフィ案件の条件シートの記入例

記入例/使い方の案内シートを見る

アドアフィ案件の条件シート

広告主がASPやメディアに案件を出すときに伝える条件を、1枚にまとめるシートです。成果の数え方や否認の基準を先に文書にしておくと、あとからの食い違いがぐっと減ります。

シート:条件の一覧・承認・否認の条件・変更の記録(ほかに「はじめに」と記入例)

Excelをダウンロード(無料)

成果報酬を回収できる定期価格の逆算シートの記入例

記入例/使い方の案内シートを見る

成果報酬を回収できる定期価格の逆算シート

成果単価・初回価格・継続率・目標の回収回数から、「2回目以降をいくらにすれば広告費を取り戻せるか」を逆算します。反対に、今の価格のままで払える成果単価の上限も出せます。

シート:必要な定期価格の逆算・払える成果単価の上限・逆算の流れ(ほかに「はじめに」と記入例)

Excelをダウンロード(無料)

商品区分別 広告表現のNG/OK対照表の記入例

記入例/使い方の案内シートを見る

商品区分別 広告表現のNG/OK対照表

医薬部外品・化粧品・健康食品(機能性表示食品を含む)ごとに、言い過ぎになりやすい表現と、その言い換えの例を並べた対照表です。自社の商品に合わせて行を足し、記事やLPの確認に使えます。

シート:NG・OK対照表・原稿の確認ポイント(ほかに「はじめに」と記入例)

Excelをダウンロード(無料)

※記入例の社名・数字は、書き方を示すための例です。広告表現・法令に関わる判断は、最終的に専門家や各社の規定に従ってください。

10 / FAQ

よくある質問

Q.開始までどれくらいかかりますか?

A.案件シート・レギュレーション・素材・計測が揃っていれば、当社では大型メディアが初回面談から10日で動いた例があります。揃っていない場合、揃えるのに2〜4週間かかるのが普通です。

Q.予算の上限は決められますか?

A.月の獲得上限件数で決めます。上限は在庫と資金から出し、一度伝えたら下げないのが原則です。初動を抑えたいなら、最初から「初月は少なめ」と書きます。

Q.記事LPや動画は自社で作る必要がありますか?

A.メディアが作ります。広告主が用意するのは、公式LP、サンプル、撮影素材、使ってよい素材の範囲、そして記事・動画を翌営業日で審査する体制です。

Q.すでに他のASPを使っています。併用できますか?

A.できます。既存の契約条件は尊重した上で、まだ動いていない大型メディアを開拓する形が一般的です。複数のASPをどう組むかも含めて設計します。

Q.Web広告をやったことがなくても始められますか?

A.はい。店頭・卸・モールで売れている実績があれば、むしろ有利です。広告運用はメディアが行い、LP・BOT・計測・規定は管理会社が整えます。広告主に必要なのは商品・在庫・出荷体制と、意思決定のスピードです。

Q.現状0件でも相談できますか?

A.できます。在庫に合わせて月数百件から始められます。ただし月1万件規模を目指すなら、在庫と資金(成果報酬の支払い)が追いつく計画が必要なので、そこも診断で一緒に見ます。

Summary

ASP登録ではなく、
「単価の上限・案件シート・レギュレーション・計測」の4つから始める。

この4つが揃った案件は、大型メディアが数日で判断できます。揃っていない案件は、登録しても放置されます。案件シートの下書きと成果単価の試算は、30分の無料診断でその場で行います。商品・LP・計測を見て、伸ばせる余地・想定成果単価・最初に直す3点を提示します。

Chatworkが一番早いです。コンタクト申請をいただければ、すぐに日程調整のご連絡をします。
アドアフィ支援(完全成果報酬)のサービス詳細はこちら

AUTHOR

佐藤祐介株式会社LIFRELL 代表取締役/アドアフィ専門・成果報酬型マーケター

オプト(全社MVP)、電通デジタルを経て、すららネットでマーケティング責任者としてBtoC事業を35倍に伸ばし上場に貢献。2018年にLIFRELLを設立。業界歴15年、担当500社以上・300商材以上。年間150億円規模のアドアフィ取扱に関わり、月15億円規模の広告費をマネジメント。医薬品・美容・健康食品・家電・デンタル・キッズのメーカー各社の事業側に外部CMOとして入り、数十商材の成果報酬型獲得を同時に運用。育毛剤D2Cでは0件から3か月で月30,000件、3年継続、大型メディア25社と取引。商材企画、オファー設計、LP・BOT、薬機法対応、メディアリクルーティング、計測・不正管理、在庫・与信・CRMまで、獲得の全工程を担当しています。本記事の内容は、クライアント名・メディア名・商品名を伏せた上で、実際に起きた出来事だけを書いています。

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