AIエージェントで何が変わったのか
漫画の記事LPは、よく読まれて、よく売れる広告ページです。ただ、作るのに時間がかかるのが悩みでした。当社でも1本に1〜2か月。今回、AIエージェントを使って作り方を組み直したところ、2日で作れました。何がそんなに時間を食っていたのか、何を変えたのかを、専門用語を使わずにまとめます。
1〜2か月
これまでの制作期間
2日
今回。指示から納品まで
1日
2本目(別の切り口)
41コマ
1本目の漫画のコマ数
オンライン教材のクライアントの案件です。クライアント名・代理店名は非公開。日付と数字は当社の制作記録によるものです。
記事LP・漫画記事の制作をご相談ください
お手本選びから、漫画、仕上げ、納品まで、この記事と同じ流れでお受けします。Chatworkにお困りごとを一言いただければ、代表の佐藤がすぐにヒアリングします。押し売りや営業のお電話はいたしません。
そもそも「記事LP」とは?
InstagramやTikTok、YouTubeを見ていると、悩みに刺さる広告が流れてきます。それを押すと、ニュース記事や漫画のような見た目のページが開くことがあります。これが「記事LP」です。
ふつうの商品ページは「この商品はすごい」と説明します。記事LPは、読み物として「こんな悩み、ありませんか?」から始まり、原因、解決のしかた、体験談と進んで、最後に商品を紹介します。広告っぽくないので最後まで読まれやすく、なかでも漫画の記事LPは、通販の広告で大きな成果を出しています。
なぜ1本に1〜2か月もかかっていたのか
原因は、作業が多いことよりも「待ち時間」と「やり直し」でした。これまでの作り方は、だいたいこんな順番です。
① 構成を考える
どんな悩みから入り、どの順で話を進めるか。ここで方向を決める。
② 漫画家さんに絵を頼む
ここがいちばん待つ。絵が上がるまで、数週間かかることも多い。
③ デザインとページづくり
絵や図を並べ、スマホで見られるページに組む。担当がまた別の人。
そして最後に、確認と直しの往復が来ます。「この場面のセリフを変えたい」となると、構成、絵、デザイン、ページの全部に手が入る。それぞれ別の人が担当しているので、1か所の直しでまた何日も待つことになります。
LIFRELL注
つまり、1本が遅いだけではありません。「当たった記事の切り口を変えて、もう1本試す」ころには、広告の旬が過ぎてしまう。ここが一番の問題でした。
何が変わったのか
いちばん大きいのは、「人から人への手渡し」がなくなったことです。構成、絵、ページづくり、チェックを、AIエージェントが1本の流れとして順番に進めます。
| これまで | 今回 | |
|---|---|---|
| 絵が上がるまで | 数週間待つ | 翌朝には41コマそろう |
| 直しの往復 | 1回直すたびに数日 | その日のうちに直る |
| チェック | 人の目で全部を見る | 機械が先に見て、人は判断だけ |
| 2本目を作る | また1〜2か月 | 同じ流れで1日 |
実際の2日間
11月4日に作り始め、11月6日に納品しました。
1日目
お手本と台本
売れている記事LPから「型」を学び、台本と絵の指示書を作る
2日目の朝
絵が届く・チェック
漫画41コマが届く。文字が小さいコマを機械が見つけて直してもらう
2日目の夜
確認と直し
クライアントに見てもらい、指摘はその日のうちに反映
3日目
納品と2本目
仕上げて納品。同じ日に、別の切り口の2本目も完成
やったことを5つの手順で
お手本を決める
いま広告をたくさん出している記事LPを調べて、お手本にする1本を決めました。話の流れ(悩み→原因→解決→信頼できる証拠→申し込み)や、見出しの付け方、色の使い方を学びます。
ここがポイント:売れている記事には理由があります。ゼロから考えるより、まず「勝っている型」を知るほうが早くて確実です。言葉と絵は、すべて自分たちで作り直します。
うまくいかなかったこと:—
台本を1か所にまとめる
漫画のコマ、セリフ、図やバナーの順番を、1つの台本にまとめました。ページは、この台本から自動で組み上がるようにしてあります。
ここがポイント:直したいときは台本を1行直すだけ。ページ全体が自動で組み直るので、デザインやページづくりの人を待つ必要がありません。
うまくいかなかったこと:—
絵はAIに「指示書」で頼む
コマごとに、場面、表情、セリフ、文字の大きさ、使ってはいけない言葉を書いた指示書を作り、AIに絵を頼みました。登場人物の顔は見本の画像でそろえます。
ここがポイント:漫画家さんに頼むのと同じで、指示が具体的なほど良い絵になります。違うのは、翌朝には41コマそろっていることです。
うまくいかなかったこと:—
機械でチェックして、直してもらう
届いた絵を、スマホで読んだときに文字が小さすぎないか、改行の位置が合っているか、画面からはみ出していないかを、機械で全部調べました。
ここがポイント:人が全コマを目で見るのは大変で、見落としも出ます。機械が先に見つけるので、人は「直すかどうか」を決めるだけで済みます。
うまくいかなかったこと:最初は24か所の文字が小さく、読む順番が逆のコマもありました。直してもらい、2回目で全部合格。
本物の画面を入れて仕上げる
漫画の中でタブレットを使う場面に、実際の教材の画面をはめ込みました。最後に、スマホでそのまま開ける形にまとめて渡しました。
ここがポイント:作り物の画面だと嘘っぽく見えます。本物の画面が入ると、読む人の信頼が変わります。
うまくいかなかったこと:画像のフォルダを開かずにページだけ開くと、絵が表示されないことがありました。ファイル1つで全部見られる形にして解決。
AIに任せなかったこと
流れを機械に任せたぶん、人は「何を言うか」を考える時間に使えました。
- 言ってよいこと・いけないことの線引き。「病気が治る」と言わない、作った体験談を使わない、根拠のない数字を書かない。専門家として出てもらうのは、実在して許可をもらった方だけ。
- 心が動く一言を決めること。冒頭の一言や、親の気持ちが動く場面のセリフは、人が考えました。
- クライアントとの話し合い。どこまで強く言うか、どんな順で確認してもらうか。
まとめ:速くなった理由は「絵を描くのが速いから」ではない
AIで漫画を描くこと自体は、いまはどこでもできます。今回速くなったのは、お手本選び、台本、絵、チェック、仕上げを、人の手渡しなしに1本の流れでつないだからです。だから2本目は1日で作れました。
この記事を書いている時点では、まだ広告を出す前の段階です。成果の数字が出たら、このページに追記します。
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