成果報酬の営業代行・商談単価の決め方|成果地点と否認条件を先に決める

コラム / 成果報酬の営業代行・リード獲得

成果報酬の営業代行・
商談単価の決め方|
成果地点と否認条件を先に決める

ANSWER / 先に結論

成果報酬の営業代行で「商談1件いくら」を決めるときは、単価より先に、どこで1件と数えるか(成果地点)と、何を数えないか(否認条件)を決めます。この2つが違うと、同じ「1件◯万円」でも中身は別物です。

上限の単価は「1商談の価値」から逆算し、判定の期限と支払いの時期まで紙1枚にしてから始めると、あとでもめません。当社が2026年10〜11月に受けた相談4件で、実際にすり合わせた条件をもとにまとめました。

この記事は、当社が2026年10月9日〜11月5日に受けた成果報酬型の商談獲得の相談4件(法人向けサービスの商談3件、住宅設備の訪問商談1件)で、条件をすり合わせた記録をもとに書いています。相手先の社名と個別の単価は伏せています。

執筆:佐藤祐介(株式会社LIFRELL代表。業界歴15年、担当500社・300商材以上) 最終更新:2026年11月7日※提携ASP・代理店を含む実績

4件

実際の相談(10/9〜11/5)

5段階

成果地点の選び方

7問

最初に聞く質問

14項目

条件シート(例)

相談4件の内訳:法人向けサービスの商談3件、住宅設備の訪問商談1件。社名・個別の単価は非公開です。

こんな方向け

  • 成果報酬の営業代行に、商談づくりを頼もうとしている方
  • 見積りの「1件◯円」が高いのか安いのか、判断できない方
  • 営業代行やリード獲得を、成果報酬で請ける側の方

この記事でわかること

  • 成果報酬型の営業代行とは何か。固定報酬型との違い
  • 商談単価の他社の公開例と、そのまま比べられない理由
  • 成果地点の5段階と選び方
  • 上限の単価を「1商談の価値」から逆算する方法
  • 否認条件・判定期限・上限件数・支払いの決め方
  • 条件シート14項目と、最初に聞く7つの質問(例)
01 / What
目次

成果報酬型の営業代行とは?固定報酬型との違い

成果報酬型の営業代行とは、アポや商談など、あらかじめ決めた成果が出た件数に応じて費用を払う営業の外注のことです。成果が出なければ費用はかかりませんが、「何を成果と数えるか」を決めておかないと、払う側と受ける側の思う1件がずれます。

たとえば「商談1件◯万円」と聞くと、分かりやすく見えます。ところが、相手が日程を約束しただけで1件なのか、実際にオンラインで会えたら1件なのか、決める立場の人が出てきて初めて1件なのかで、払う金額の意味は大きく変わります。

料金の形払うもの向いている場面気をつけること
固定報酬型月額など、動いた量(送信数・架電数・稼働時間)まず量を出して、反応を学びたい成果が出なくても費用がかかる
成果報酬型決めた成果の件数×単価成果の定義をはっきり決められる定義と否認条件があいまいだと、もめる
複合型固定費+成果の件数準備に手間がかかる商材両方の条件を決める必要がある

当社が受けた相談の共通点

2026年10〜11月に受けた4件のうち3件は、初期費用・月額費用なしの成果報酬で、最初は件数の上限を決めた小さなテストから始める形でした。どれも、単価の話より先に「何を1件と数えるか」をすり合わせています。

02 / Price

商談1件いくら?他社の公開例と、そのまま比べられない理由

成果報酬の営業代行の単価は、公開されている例でも、成果の定義によって1件7,000円から55,000円まで幅があります(比較メディアの調査記事、2026年5月1日更新)。単価だけを並べて比べず、何を1件と数えるかをそろえてから比べます。

比較メディアのBOXILが営業代行の主要34サービスを調べた調査記事では、成果報酬を公開している4社の単価は、7,000円(リード獲得)から55,000円(役員クラスへのアポ獲得)まで幅がある、と書かれています。同じ記事では、成果報酬の中心は商談1件あたり1.5万〜2万円とされる一方、同じサービスでも成果の定義ごとに価格が分かれることがある、とも書かれています。

成果の定義の公開例も見ておきます。同じ記事に載っているある会社は、30分以上の商談時間の確保、決裁権の確認、訪問の主旨を伝えていることを満たした商談を、成果報酬の対象にしています。また、法人向けの資料請求で課金する掲載プランでは、虚偽の情報、重複、フリーメールのドメイン、従業員1名、既存顧客、競合などを、課金の対象外(無効リード)とする例が紹介されています(第三者の解説記事、2026年10月30日更新)。

単価を比べる前に、そろえる4つ

そろえることなぜ必要か
成果地点「日程が決まったら1件」と「会えたら1件」では、当日のキャンセルをだれが負うかが変わる
否認条件決める人が出ない、既存のお客様だった、などを数えるかどうかで、実質の単価が変わる
判定の期限期限がないと、判定待ちのまま支払いが止まる
支払いの時期翌月払いか翌々月払いかで、受ける側が立て替える期間が変わる

他社の公開例の読み方

ここに挙げた数字は、他社が公開している料金と、第三者の記事による紹介です。税の扱い、最低件数、初期費用の有無は会社ごとに違います。当社が相談を受けた個別の単価は、相手先の条件にかかわるため載せていません。

03 / Point

成果地点とは?5段階から選ぶ決め方

成果地点とは、どこまで進んだら1件と数えるかの線のことです。法人向けの商談づくりでは、返信・資料請求、日程の確定(アポ)、商談の実施、基準を満たした有効な商談、受注の5段階があり、深い段階ほど単価は上がり、件数は減ります。

成果地点の5段階の図。1 返信・資料請求、2 日程の確定(アポ)、3 商談の実施、4 有効な商談、5 受注。左ほど件数が多く単価が低く、右ほど件数が少なく単価が高い。当社が受けた相談4件のうち3件が商談の実施、1件が日程の確定を成果にしていた。
図1 成果地点の5段階。深い段階ほど単価は上がり、件数は減ります。

図1のとおり、成果地点を深くするほど、払う側は「会えない」「決める人が出ない」といった空振りに払わずに済みます。その分、受ける側が空振りのリスクを負うので、単価は上がります。

段階1件と数えるとき払う側のリスク受ける側のリスク
1 返信・資料請求返信や資料請求が届いたとき話す気のない返信にも払う小さい(ただし単価は低い)
2 日程の確定(アポ)商談の日時が決まったとき当日来ない、決める人が出ない小さい
3 商談の実施実際にオンラインや訪問で会えたとき決める人が出ない、予算がない当日のキャンセル、延期
4 有効な商談予算・決裁者・課題・時期などの基準を満たしたとき小さい判定が遅い、基準があいまい
5 受注契約が決まったとき小さい判定まで長い。営業の腕にも左右される

BANT(バント)とは、予算(Budget)、決裁者(Authority)、課題(Need)、導入時期(Timeline)の頭文字で、商談に進めてよい相手かを見る4つの基準のことです。4の「有効な商談」は、このBANTのような基準で判定する形です。

当社が受けた相談4件では、3件が「商談の実施」、1件が「日程が確定したオンライン商談」を成果にしていました。商談の実施を成果にした3件のうち1件は、BANTの基準を満たした商談だけを数える形でした。住宅設備の相談では、理想は商談の実施、次点は訪問の日程確定、という希望でした。

迷ったら「商談の実施」+条件2〜4つで始める

最初は、商談の実施を成果にし、そこに条件を2〜4つ付ける形が、払う側にも受ける側にも分かりやすいです。当社の相談でも、課金の条件を4つに絞って書いたものが2件ありました。実際に使った条件を、一般化して並べます。

  • 日程が確定し、実際に実施した商談であること
  • 相手が経営者、または担当部門の責任者であること(決める方の同席)
  • 商材の説明を受けることに、事前に同意していること
  • 商談の時間(例:1時間)を了承していること
  • 連絡先と相談内容を、商談を担当する会社に共有することに同意していること
04 / Pricing

商談単価の考え方:上限は「1商談の価値」から逆算する

商談単価の上限は、商談から受注する割合と、受注1件の粗利をかけた「1商談の価値」から逆算します。下限は、受ける側が1件の成果を出すまでにかかる作業と費用で決まり、その間で単価を決めます。

商談単価の逆算の図。払う側は、商談から受注する割合と受注1件の粗利をかけて1商談の価値を出し、そのうち営業の獲得に使ってよい割合を上限の単価にする。受ける側は、1件の成果までに送る社数・作業・広告費から下限の単価を出す。上限と下限の間で決め、下限が上限を超えるなら成果地点か対象を見直す。
図2 上限は払う側の利益から、下限は受ける側の手間から決まります。

図2を式にすると、1商談の価値=商談から受注する割合×受注1件の粗利、です。粗利とは、売上から原価を引いた、会社に残る利益のことです。払う側は、この価値のうち営業の獲得に使ってよい割合を決め、それを上限にします。

当社が住宅設備の相談を受けたときは、先方から商談からの完工率と粗利の参考値をいただけたので、1商談の価値をその場で計算できました。そのうえで、提示された単価にはまだ上げる余地がある、とお返ししています。参考値がない相談では、まずこの2つの数字を伺います。

下限は「受ける側が動けるか」で決まる

受ける側から見ると、単価×件数が、送り先を調べる、文面を書く、送る、返信に対応する、といった作業に見合うかどうかです。フォーム営業なら、1件の成果のために何社へ送る必要があるかで、1社あたりにかけられる手間が決まります。当社がある企業向けに作ったテストの設計でも、1社あたりの作業(調べる→1文を書く→送る)を数分に収めないと割に合わない、という計算になりました。

広告やメディアを使って集める場合は、さらに厳しくなります。メディアは自分のお金で広告を出して見込み客を集めるので、単価が成果地点の深さと支払いの遅さに見合わなければ動きません。当社が扱った蓄電池の反響獲得では、成果地点がフォーム送信という浅い地点で、東京都の補助金という強い訴求があり、支払いのサイトも30日という条件でも、提示された単価ではメディアが動きませんでした。支払いのサイトとは、締めてから実際に支払うまでの期間のことです。

成果地点を深くするなら、単価も上げる

成果地点が深いほど、受ける側が負うリスク(当日来ない、決める人が出ない)が増えます。成果地点を深くしながら単価を据え置くと、受ける側が見合わなくなり、動いてもらえません。

05 / Rejection

否認条件とは?「送る前に断る」と「あとで外す」の決め方

否認条件とは、成果の地点まで進んでも、1件として数えない条件のことです。否認は、対象外の相手を最初から送らない「送る前に断る」と、商談のあとに理由をつけて外す「あとで外す」の2段で決め、判定の期限と理由の種類まで先に書いておきます。

否認の2段の図。送る前に断る:既存顧客・商談中・接触中の会社を除外リストで外す、対象の業種・規模・エリアで絞る、説明を受けることに事前に同意してもらう。あとで外す:無断キャンセル、決める方につながらない、予算・課題・時期が基準の外、重複や事実と違う情報。あわせて、判定の期限、理由は選択肢で、締めたら変えない、を決める。
図3 否認は2段で決め、期限と理由の選び方まで先に書きます。

図3の左側「送る前に断る」でできるだけ外しておくと、右側の「あとで外す」が減ります。あとで外す件数が多いほど、払う側と受ける側の両方に手間がかかり、もめごとの種になります。

否認の理由の例(法人向けの商談)

理由中身扱いの例
無断キャンセル当日、連絡なく来なかった課金しない
日程の変更相手の都合で日程が変わった再設定して実施したら1件
決める方につながらない決裁者も、決裁者につながる人も出てこない否認(基準に入れた場合)
予算・課題・時期が基準の外BANTなどの基準を満たさない否認(基準に入れた場合)
すでに接点がある既存のお客様、商談中、ほかのルートで接触中だった送る前に除外リストで外す。漏れたら否認
重複・事実と違う情報同じ会社の2回目、事実と違う会社情報否認
説明への同意がない商材の説明を受けることを知らずに来た否認(事前の同意を条件にした場合)

否認をもめごとにしない4つの決めごと

  • 判定の期限を決める:当社の相談では「商談の実施日の翌営業日までに判定。期限までに連絡がなければ承認」とした例と、「商談後3営業日以内に、有効/否認と理由を入力」とした例があります。
  • 理由は選択肢にする:決めた理由から選んでもらい、自由記述だけにしません。理由がそろうと、次の送り先と文面の選び方に戻せます。
  • 締めたら変えない:当社が使っている成果報酬型広告の仲介会社(ASP)からも、月をまたいで承認済みの成果を否認に変える対応はできない、という案内を月末に受けています。判定は締めまでに終えます。
  • 判別のしかたを説明できるようにする:当社が関わった成果報酬の広告で、「使い捨てのメールアドレス」を理由にした否認について、「どう判別しているのか」と質問が出たことがあります。このときは、不正を検知する仕組みで使い捨てメールのドメインとして検知した、という根拠が示されました。否認には根拠を添えます。
06 / Volume

件数・上限・支払いの決め方:件数の保証より「動く量」を約束する

成果報酬では、件数そのものは相手の予定次第なので保証できません。代わりに、リストづくりの日数・送る頻度・報告の回数など「動く量」を約束し、予算は上限件数で止め、課金は日程確定などの時点で数え、支払いの時期まで決めておきます。

件数は保証せず、動く量を約束する

当社の返信の例では「リストと文面は契約後3営業日以内」「対象のリストに毎日送る」「週2回、送った数・返信の数・日程調整中の数を報告」と、量を数字で約束しました。

ちょうど◯件では止められない

送った先からの返信は時間差で届くため、送る量を絞って件数をぴったり合わせることはできません。予算に上限があるなら「上限件数に達したら新しい送信を止める」とし、そのあとに届いた返信からの商談の扱いも決めておきます。

課金の時点を決める

「返信があった時点」ではなく「日程が確定した時点」など、数える時点を書きます。返信があっても日程が決まらなかったものは課金しない、という形です。

支払いの時期を決める

当社の相談では「月末締め・翌月末払い」とした例があります。一方で、実施月の締めから翌々月の支払い、という条件の相談もありました。受ける側は、その間の費用を約2か月半立て替えることになるため、テスト期間だけでも支払いを短くできないかを相談しました。

テストの規模は、手段に合わせる

3〜5件のテストは、払う側にとって試しやすい規模です。ただ、メディアが自分のお金で広告を出して集める形だと、3〜5件ではメディアが動く規模に届かないことがあります。フォーム営業のように、送る数を自分で決められる手段のほうが、小さなテストに向いています。

送る数を決められるフォーム営業の進め方は、フォーム営業のやり方|送る前に絞る5手順にまとめています。

07 / Name

名義・名乗り方・二次請けで決めること

営業代行では、だれの名前で連絡するか(名義)と、返信をどこで受けるかを最初に決めます。営業支援会社からの二次請けでは、元の依頼主に外注を伝えているかを確かめ、契約書に「依頼元の指示に基づく代行」であることを書きます。

二次請けとは、営業支援会社などが受けた仕事を、さらに別の会社が受けることです。間に会社が入るほど、だれが何を約束したのかが見えにくくなります。

  • 名義:依頼主の名義で送るか、代行会社の名義で送るか。当社は依頼主の名義をすすめ、返信は双方が見られる共有のアドレスで受ける形を提案しています。
  • 名乗り方:例「【依頼主】 商談窓口(窓口運営:【代行会社】)」のように、だれが運営しているかが分かる形にします。
  • 二次請けの場合:元の依頼主に外注を伝えていないなら、名乗り方を必ず指示してもらいます。契約書には、依頼元の指示に基づく代行であることと、依頼主に直接連絡する範囲を書きます。
  • 除外先:既存のお客様、商談中、ほかのルートで接触中、営業の連絡をお断りされた会社の一覧を、始める前にもらいます。
  • 費用を表に出さない:三者で共有する記録のシートには、費用を書きません。
08 / Mistakes

実際にあった失敗と、もめかけたこと

当社の相談で起きかけた問題は、件数の約束を求められたこと、単価が成果地点に見合わずメディアが動かなかったこと、依頼主の事業と相談の中身が合わなかったこと、あとから否認の件数を交渉する場面があったこと、の4つです。

「◯件をコミットしてほしい」と言われた

月末までの件数の約束を求められました。商談の日程が決まるかは相手企業の都合次第なので、件数は約束できないと伝え、代わりに動く量・上限件数・課金の時点を提案し直しました。

提示された単価で、メディアが動かなかった

浅い成果地点・強い訴求・30日のサイトという条件でも動きませんでした。この実例を物差しにして、より深い成果地点で、強い訴求がなく、支払いも遅い相談には、単価の引き上げと支払いの短縮をお願いしました。

サイトの事業内容と、相談の中身が合わなかった

住宅設備の訪問商談の相談で、依頼主のサイトには、その事業の記載が見当たりませんでした。実際に訪問・施工する会社はどこか、集めた商談を他社に回すのかを確かめるまで、進めないことにしました。

あとから否認の件数を交渉する場面があった

ある成果報酬の案件で、何件を否認にするかが、理由ではなく件数の話になったことがあります。理由を先に決めておけば、件数は結果として出るだけになります。

09 / Sheet

そのまま使える:条件シート14項目と、最初に聞く7つの質問(例)

成果報酬の商談獲得は、成果地点・課金の条件・否認の理由・判定の期限・締めと支払い・上限件数など14項目を紙1枚に埋めてから始めます。項目は当社の相談から一般化した例です。

条件シート14項目の例。成果地点、課金の条件、否認の理由、判定の期限、キャンセル・日程変更、単価(税別・税込)、上限件数、テストの規模と期間、締めと支払い、対象(業種・規模・エリア)、除外先、名義と返信先、使ってよい表現・事例、報告の頻度。
図4 始める前に埋める条件シート14項目(例)

図4の14項目を、書き方の例と一緒に表にしました。【】や「例」の部分は、案件ごとに書き換えてください。

項目書くこと(例)
01 成果地点例:日程が確定し、実際に実施したオンライン商談
02 課金の条件例:決める方の同席、説明を受けることへの事前の同意 など2〜4つ
03 否認の理由例:無断キャンセル、決める方につながらない、既存の接点あり、重複
04 判定の期限例:実施日の翌営業日まで。連絡がなければ承認
05 キャンセル・日程変更例:無断キャンセルは課金しない。変更は再設定して実施したら1件
06 単価成果地点1件あたりの金額。税別か税込かを書く
07 上限件数例:テスト中は月【◯】件まで。達したら新しい送信を止める
08 テストの規模と期間例:送信【◯】社・上限【◯】件・約6週間
09 締めと支払い例:月末締め・翌月末払い
10 対象業種・エリア・会社の規模・相手の役職
11 除外先NGリスト、既存のお客様、商談中、ほかのルートで接触中
12 名義と返信先だれの名前で送り、どのアドレスで返信を受けるか
13 使ってよい表現・事例数字や事例は、依頼主が承認したものだけ
14 報告例:週1〜2回。送った数・返信・日程調整中・判定の結果

最初に聞く7つの質問(例)

相談を受けたら、単価の話の前に、次の7つを伺います。実際の相談で送った質問を、法人向けの商談に合わせて一般化したものです。

  1. 対象のエリアと、相手の会社の業種・規模
  2. 成果とする地点(返信/日程の確定/商談の実施/有効な商談)
  3. 希望の単価と、月に受けられる商談の数
  4. 対象外とする条件(既存のお客様、競合、規模の下限など)
  5. 文面で使ってよい表現と、事例の範囲
  6. 成果の確定(判定)と、支払いのタイミング
  7. Webサイトと、実際に商談・提案をする会社
10 / FAQ

よくある質問

Q.成果報酬の営業代行の相場はいくらですか?

A.公開されている例では、成果の定義によって1件7,000円(リード獲得)から55,000円(役員クラスへのアポ獲得)まで幅があります(比較メディアの調査記事、2026年5月1日更新)。成果地点と否認条件をそろえないと、単価はそのまま比べられません。

Q.アポと商談は何が違いますか?

A.アポは商談の日時が決まったこと、商談は実際に会って話したことを指すのが一般的です。アポを成果にすると当日のキャンセルを払う側が負い、商談の実施を成果にすると受ける側が負います。

Q.成果報酬の営業代行で、件数を保証してもらえますか?

A.当社は件数の保証はしていません。商談の日程が決まるかは、相手企業の都合次第だからです。代わりに、リストづくりの日数や送る頻度、報告の回数など動く量をお約束し、予算は上限件数で管理します。

Q.否認はいつまでに伝えればいいですか?

A.判定の期限を契約で決めます。当社の相談では「商談の実施日の翌営業日まで、連絡がなければ承認」や「商談後3営業日以内」という形で決めました。期限がないと、判定待ちのまま支払いが止まります。

Q.二次請けで受けるときに気をつけることは何ですか?

A.元の依頼主に外注を伝えているかを確かめ、名乗り方の指示をもらい、契約書に依頼元の指示に基づく代行であることを書きます。除外先の一覧も、始める前にもらいます。

Q.電話をかけない営業代行でも、商談は取れますか?

A.当社は問い合わせフォームとメールで届け、予約の前の質問で相手の状況を確かめる設計にしています。電話と同じ件数が出る前提ではなく、基準に合わない商談を減らすことをねらった形です。結果の数字は、テストの実施後に追記します。

11 / Summary

まとめ:商談単価は、成果地点と否認条件のあとに決める

成果報酬の営業代行の単価は、最後に決めます。先に成果地点と否認条件をそろえ、上限は1商談の価値から、下限は受ける側の手間から考え、判定の期限・上限件数・支払いまで紙1枚にしてから始めます。

当社が受けた相談4件でも、もめかけたのは単価そのものより、何を1件と数えるか、いつ判定するか、件数を約束できるか、という条件の部分でした。条件がそろえば、単価は比べられる数字になります。

まず今日やること3つ

1

成果地点を1つ決める

頼みたい(請けたい)商談について、5段階のどこを1件とするかを決める

2

1商談の価値を出す

商談から受注する割合と、受注1件の粗利をかけて、上限の目安を出す

3

否認と期限を書く

否認の理由と判定の期限を、条件シート14項目に書き出す

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AUTHOR

佐藤祐介株式会社LIFRELL 代表取締役/アドアフィ専門・成果報酬型マーケター

オプト(全社MVP)、電通デジタルを経て、すららネットでマーケティング責任者としてBtoC事業を35倍に伸ばし上場に貢献。2018年にLIFRELLを設立。業界歴15年、担当500社以上・300商材以上。年間150億円規模のアドアフィ取扱に関わり、月15億円規模の広告費をマネジメント。医薬品・美容・健康食品・家電・デンタル・キッズのメーカー各社の事業側に外部CMOとして入り、数十商材の成果報酬型獲得を同時に運用。育毛剤D2Cでは0件から3か月で月30,000件、3年継続、大型メディア25社と取引。商材企画、オファー設計、LP・BOT、薬機法対応、メディアリクルーティング、計測・不正管理、在庫・与信・CRMまで、獲得の全工程を担当しています。本記事の内容は、相手先の社名と個別の単価を伏せた上で、実際の相談でのやり取りにもとづいて書いています。※提携ASP・代理店を含む実績

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