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70代の婚活は遅くない!人生のパートナーと出会うための全知識と具体的な方法

「70代から婚活なんて、もう遅いのでは…」
「今さら新しいパートナーを探すなんて、周りの目が気になる…」
もしあなたがこのように感じているなら、それはとても自然なことです。しかし、少しだけ周りを見渡してみてください。今、70代で新たなパートナーを見つけ、これからの人生を共に笑い、支え合いながら、より豊かな毎日を歩み始めている方が確実に増えているのです。
人生100年時代と言われる現代において、70代はまだまだ人生の活動期です。子供たちが独立し、ご自身の時間が増えた今だからこそ、心から信頼できるパートナーの存在が、日々の生活に彩りと安心感をもたらしてくれます。
私たち婚活パラダイス編集部は、これまで数多くの婚活専門家やサービス事業者、そして実際に婚活を経験された方々へインタビュー取材を重ねてきました。その中で見えてきたのは、70代の婚活には、若い世代とは違う、確かな成功の秘訣があるということです。
この記事では、70代の婚活がなぜ今注目されているのか、そしてあなたに合った最適な婚活方法を見つけるための具体的なステップを、私たちの取材経験から得た知見を交えながら、一つひとつ丁寧に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、70代からの婚活に対する不安が期待に変わり、次の一歩を踏み出すための具体的な道筋が見えているはずです。さあ、一緒に新しい扉を開いてみましょう。
なぜ今70代の婚活が注目されるのか?知っておきたい3つの背景
健康寿命の延伸と価値観の多様化が、70代の新たな出会いを力強く後押ししています。決して特別なことではありません。
「70代で婚活」と聞くと、少し前までは珍しいことと捉えられていたかもしれません。しかし、社会の変化とともに、今やシニア世代の婚活はごく自然な選択肢の一つとなりつつあります。その背景には、大きく3つの理由があります。
1. 「人生100年時代」の到来と健康寿命の延伸
最も大きな理由は、日本人の平均寿命、特に健康的に日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が延びていることです。
厚生労働省の発表によると、2019年のデータで日本の健康寿命は男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。
これはあくまで平均値であり、70代でも心身ともに健康で、アクティブに活動されている方が非常に多いのが現代です。退職後の人生は20年、30年と続きます。この長い時間を「一人で過ごす」のではなく、「誰かと共に過ごしたい」と考えるのは、人間としてごく自然な感情と言えるでしょう。
私たち編集部がインタビューした70代の男性も、「退職して5年経ち、最初は趣味のゴルフや釣りに没頭していたが、ふとした瞬間に言いようのない寂しさを感じた。感動や喜びを分かち合える相手が隣にいてくれたら、これからの人生はもっと楽しいだろうなと思った」と、婚活を始めたきっかけを語ってくれました。
2. ライフステージの変化による「心の空白」
70代という年代は、多くの方が大きなライフステージの変化を経験します。
- 子供の独立: 長年、子育てに追われてきた方にとって、子供の独立は喜ばしい反面、ぽっかりと心に穴が空いたような「空の巣症候群」を感じることも少なくありません。
- 配偶者との死別・離別: 長年連れ添ったパートナーを亡くされたり、様々な理由で離別されたりすることも、この年代には起こり得ます。深い悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出したいと考える方が婚活を始められるケースは非常に多いです。
- 仕事からの引退: 社会との繋がりが大きな生きがいだった方にとって、定年退職は大きな喪失感を伴うことがあります。新しいコミュニティや人との繋がりを求めて、婚活の場に足を運ぶ方もいらっしゃいます。
こうした変化の中で生まれる「誰かと話したい」「支え合いたい」という気持ちが、新たなパートナーシップを求める原動力となっているのです。
3. 多様なパートナーシップへの価値観の変化
かつては「結婚=入籍」という形が一般的でしたが、現代ではシニア世代においてもパートナーシップの形は多様化しています。
- 事実婚(パートナーシップ): 籍は入れずに、お互いを尊重し合うパートナーとして共に生活する形。
- 週末婚: 普段はそれぞれの住まいで生活し、週末だけ一緒に過ごす形。
- 通い婚: お互いの家を行き来しながら、恋人としての関係を続ける形。
こうした柔軟な関係性が社会的に認知されるようになったことで、「相続の問題が気になる」「今さら同居は少し…」といった不安を抱える70代の方々も、心理的なハードルが下がり、パートナー探しを始めやすくなっています。
結婚という形にこだわらず、「良き理解者」「人生の友」として繋がれる相手を見つけることも、立派な婚活の一つなのです。
70代の婚活で本当にうまくいく?成功の秘訣は「目的の明確化」
成功の鍵は、あなたがどのようなパートナーシップを望んでいるかを具体的にすること。「なんとなく寂しいから」から一歩踏み込んで考えてみましょう。
「よし、婚活を始めてみよう」と思っても、やみくもに活動を始めるのは得策ではありません。特に70代の婚活では、「自分はなぜパートナーが欲しいのか」「相手とどんな関係を築きたいのか」という目的を明確にすることが、成功への何よりの近道となります。
なぜなら、目的がはっきりすれば、自ずと選ぶべき婚活方法やアプローチすべき相手が見えてくるからです。
あなたが求めるパートナーシップはどのタイプ?
まずは、ご自身の気持ちを整理してみましょう。あなたが求めているのは、どのような関係性でしょうか?
関係性のタイプ | 主な目的 | こんな方におすすめ |
法律婚(再婚) | 法的な結びつき、家族としての安定 | 相続なども含め、正式な配偶者として人生を共に歩みたい方 |
事実婚・同居 | 日常生活の共有、精神的・物理的な支え合い | 籍にはこだわらないが、毎日顔を合わせて生活したい方 |
恋人・パートナー | 精神的な支え、デートや旅行などの楽しみの共有 | お互いの生活ペースを尊重しつつ、良き理解者として過ごしたい方 |
友人・話し相手 | 孤独感の解消、共通の趣味や会話を楽しむ | まずは気軽に話せる異性の友人を見つけたい方 |
いかがでしょうか。
「まずは気軽に話せる友人ができれば嬉しい」という方もいれば、「残りの人生を法的な家族として支え合いたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。どちらが良い・悪いということは一切ありません。大切なのは、ご自身の心に正直になることです。
目的を明確にするためのセルフチェック
もし、まだ気持ちが漠然としている場合は、以下の質問に答えてみてください。
- Q1. パートナーができたら、一番何をしたいですか?
- (例: 一緒に夕食を食べたい、旅行に行きたい、ただ話を聞いてほしい)
- Q2. どのような頻度で会いたいですか?
- (例: 毎日、週末だけ、月に数回)
- Q3. 生活スタイル(住居)はどうしたいですか?
- (例: 一緒に住みたい、お互いの家を行き来したい、今のままが良い)
- Q4. お金や資産について、どう考えていますか?
- (例: お互い独立していたい、ある程度は支え合いたい)
- Q5. 子供や親戚との関係はどうしたいですか?
- (例: 家族として付き合いたい、お互いの家族とは距離を保ちたい)
これらの質問に答えることで、あなたの理想のパートナーシップ像が少しずつ具体的になってくるはずです。
私たち編集部が成功者の方々へインタビューして強く感じるのは、目的が明確な方ほど、婚活の軸がブレず、結果的に満足のいく出会いを手に入れているという事実です。目的が定まれば、次のステップである「婚活方法の選択」で迷うことが格段に少なくなります。
【徹底比較】70代におすすめの婚活方法5選!メリット・デメリットと費用を解説
あなたの目的や性格に合った方法を選ぶことが、素敵な出会いへの近道です。それぞれの特徴を知り、自分に最適な場所を見つけましょう。
婚活の目的が明確になったら、次はいよいよ具体的な活動方法を選んでいきましょう。70代の方が利用できる婚活サービスや出会いの場は、想像以上にたくさんあります。
ここでは、代表的な5つの方法をピックアップし、それぞれのメリット・デメリット、費用の目安を表で比較しながら詳しく解説します。
70代向け婚活方法 比較一覧表
婚活方法 | 主な特徴 | メリット | デメリット | 費用の目安(年間) | こんな人におすすめ |
① 結婚相談所 | 専任カウンセラーがサポート。身元が確実な相手と出会える。 | ・身元の信頼性が高い ・サポートが手厚い ・結婚への真剣度が高い人が多い | ・費用が高額になりがち ・手続きやルールがある | 20万円~50万円 | ・真剣に再婚相手を探したい ・自分一人で進めるのが不安 ・安全性を最も重視したい |
② マッチングアプリ | スマホで手軽に始められる。多くの人と接点が持てる。 | ・費用が安い ・自分のペースで活動できる ・地方でも出会いのチャンスがある | ・安全面の自己管理が必要 ・相手の真剣度が見えにくい ・スマホ操作に慣れが必要 | 0円~5万円 | ・費用を抑えたい ・まずは気軽に始めたい ・スマホの操作に抵抗がない |
③ 婚活パーティー | 一度に複数の異性と直接会って話せる。シニア向けも多数開催。 | ・効率的に多くの人に会える ・直接会うので雰囲気がわかる ・参加費のみで手軽 | ・コミュニケーション能力が必要 ・短時間で自分をアピールする必要がある ・体力的な負担がある場合も | 1回3,000円~8,000円 | ・直接会って話すのが好き ・見た目や雰囲気も重視したい ・イベント感覚で楽しみたい |
④ 趣味のサークル | 共通の趣味を通じて自然に出会える。 | ・自然な形で仲良くなれる ・恋愛目的でない人もいるため気楽 ・会話のきっかけが作りやすい | ・出会えるまでに時間がかかる ・必ずしも出会いがあるとは限らない ・恋愛に発展しない可能性も | 活動内容による | ・婚活と気負わずに出会いたい ・共通の趣味を楽しめる相手がいい ・時間をかけて関係を築きたい |
⑤ 知人からの紹介 | 友人や知人を介するため、安心感がある。 | ・相手の人柄がある程度わかる ・安心感、信頼性が高い ・費用がかからない | ・断りにくいことがある ・紹介者の顔を立てる必要がある ・出会いの数が限られる | ほぼ0円 | ・信頼できる人からの紹介がいい ・周りに協力してくれる人がいる ・狭く深く関係を築きたい |
各婚活方法の詳細解説
① 結婚相談所(シニア向けプラン)
70代の婚活において、最も着実で安心感のある方法の一つが結婚相談所です。特に「シニア向けプラン」を用意している相談所は、70代の婚活ならではの悩みや不安を深く理解しており、きめ細やかなサポートが期待できます。
メリットの詳細
- 徹底した身元確認: 独身証明書や収入証明書などの提出が義務付けられているため、経歴を偽る人と出会う心配がありません。これは、特に金銭目的などのトラブルを避けたいシニア世代にとって最大のメリットです。
- プロによる客観的なアドバイス: 経験豊富なカウンセラーが、プロフィールの作成からお見合いのセッティング、服装のアドバイス、お断りの代行まで、活動の全てをサポートしてくれます。「恋愛から遠ざかっていて自信がない」という方でも、安心して活動を進められます。
デメリットの詳細
- 費用の負担: 入会金や月会費、成婚料など、他の方法に比べて費用は高額になります。しかし、これは「安心とサポートへの投資」と考えることもできます。
多くの結婚相談所に取材する中で、近年シニア会員のサポートに非常に力を入れていると感じます。単に男女を引き合わせるだけでなく、相続やご家族との関係といったデリケートな問題についても相談に乗ってくれる相談所が増えています。
「最後のパートナー探しだからこそ、絶対に失敗したくない」という強い意志のある方には、最もおすすめできる方法です。
② シニア向けマッチングアプリ
スマートフォンを使って手軽に相手探しができるマッチングアプリは、シニア層にも急速に普及しています。70代の利用者も年々増加しており、新しい出会いの形として定着しつつあります。
メリットの詳細
- 圧倒的な手軽さと費用: 自宅にいながら、好きな時間に相手を探すことができます。女性は無料、男性も月額4,000円程度で利用できるものが多く、費用を抑えたい方には最適です。
- 幅広い出会いの可能性: 会員数が多いため、結婚相談所では出会えないような、様々な経歴や趣味を持つ人と出会える可能性があります。普段の生活では接点のない相手と繋がれるのは、アプリならではの魅力です。
デメリットの詳細
- 安全性の自己管理: 身元確認はあっても、結婚相談所ほど厳格ではありません。残念ながら、ロマンス詐欺や営業目的の利用者も紛れ込んでいる可能性があるため、自己防衛の意識が不可欠です。(安全な使い方は後の章で詳しく解説します)
「いきなり結婚相談所はハードルが高い」と感じる方にとって、マッチングアプリは婚活の入り口として非常に有効です。まずは異性の友だち探しから始めたい、という気軽な気持ちで試してみるのが良いでしょう。ただし、必ずシニア層の利用者が多く、安全対策がしっかりしている実績のあるアプリを選ぶことが重要です。
③ 婚活パーティー・イベント
ホテルやレストランなどで開催され、一度に多くの異性と直接会話ができるのが婚活パーティーです。近年は「50代・60代・70代限定」といったシニア向けの企画が数多く開催されています。
メリットの詳細
- フィーリングを直接確認できる: プロフィールだけでは分からない、相手の話し方や表情、雰囲気といった「相性」を直接感じることができます。会話が弾むかどうかをすぐに確かめられるのは大きな利点です。
デメリットの詳細
- 短時間でのアピールが必要: 一人の相手と話せる時間は5分~10分程度と短いため、その間に自分の魅力を伝え、相手の印象を記憶するのは簡単ではありません。人見知りする方には少しハードルが高いかもしれません。
婚活パーティーは、おしゃべりが好きで、初対面の人と話すことに抵抗がない方に向いています。いきなり一対一で会うのは緊張するという方も、大勢の中の一人として参加できるため、気軽に参加しやすいでしょう。まずは友人と一緒に参加してみるのもおすすめです。
④ 趣味のサークルや習い事
カラオケ、卓球、囲碁、俳句、登山、社交ダンスなど、地域の公民館やカルチャーセンターなどで開催されているサークル活動は、自然な出会いの宝庫です。
メリットの詳細
- 共通の話題で盛り上がれる: 同じ趣味を持つ人同士なので、自然と会話が弾み、打ち解けやすいのが最大の魅力です。「何を話せばいいか分からない」という心配がありません。
デメリットの詳細
- 恋愛への発展は不確実: あくまで趣味を楽しむ場なので、参加者全員がパートナーを探しているわけではありません。焦らず、まずは人間関係を築くことから始める必要があります。
「婚活」と構えずに、まずは日々の生活を充実させることを目的として始めるのが成功のコツです。結果的に素敵な出会いに繋がればラッキー、くらいの気持ちでいる方が、かえって魅力的に映るものです。
楽しみながら、出会いの可能性を広げられる素晴らしい方法です。
⑤ 友人・知人からの紹介
昔ながらの方法ですが、信頼性は抜群です。あなたのことをよく知る友人が「この人なら合うかも」と紹介してくれる相手であれば、人柄に大きく外れることは少ないでしょう。
メリットの詳細
- 最高の安心感: 紹介者が間に入ることで、何かあった時も相談しやすく、トラブルに発展しにくいという安心感があります。
デメリットの詳細
- 断りづらさ: もし相手のことが気に入らなかった場合、紹介者の手前、断りづらいという精神的な負担があります。
もしあなたの周りに、交友関係が広く、親身になってくれる友人がいるなら、ぜひ「良い人がいたら紹介してほしい」と声をかけてみましょう。その際は、「どんな関係を望んでいるのか」を具体的に伝えておくと、ミスマッチを防ぐことができます。
失敗しない!70代向け結婚相談所の選び方「3つのチェックポイント」
「シニアへの理解度」「料金体系の明確さ」「担当者との相性」が相談所選びの要です。焦らず、複数の相談所を比較検討しましょう。
数ある婚活方法の中でも、特に結婚相談所は「本気でパートナーを探したい」と考える70代の方にとって、心強い味方となります。しかし、相談所によってサービス内容や料金は様々。どこを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
ここでは、70代の方が結婚相談所を選ぶ際に、必ずチェックしてほしい3つのポイントを解説します。
チェックポイント1: シニア会員の活動実績とサポート体制
まず最も重要なのが、**「70代の会員をしっかりとサポートし、成婚させた実績があるか」**という点です。
確認すべきこと
シニア会員の在籍数と成婚数: 具体的な数字を公表しているか確認しましょう。公表していなくても、無料相談の際に「70代の方は、毎月何名くらい活動されていますか?」などと質問してみるのが有効です。
シニア専門のカウンセラーやコースの有無: シニア世代の婚活に特化した知識と経験を持つカウンセラーがいる相談所は、より的確なアドバイスが期待できます。
具体的なサポート内容: 70代の方がつまずきやすいポイント(例: パソコンやスマホでの相手探し、お見合い時の服装や会話)に対して、どのようなサポートをしてくれるのかを具体的に確認しましょう。お見合いの練習(ロールプレイング)や、買い物同行サービスなどを提供している相談所もあります。
若い世代が中心の相談所に入会してしまうと、価値観や活動ペースが合わず、カウンセラーからの理解も得にくい場合があります。シニア世代への理解と実績がある相談所を選ぶことが、ストレスなく活動するための第一歩です。
チェックポイント2: 分かりやすく納得できる料金体系
結婚相談所の料金は、決して安いものではありません。だからこそ、料金体系が明確で、ご自身が納得できるかどうかを厳しくチェックする必要があります。
料金の内訳を理解しよう
- 初期費用: 入会金や登録料など、入会時にかかる費用です。
- 月会費: 毎月かかる費用。システムの利用料やカウンセラーのサポート料が含まれます。
- お見合い料: お見合いを1回セッティングするごとに発生する費用。月会費に含まれているプランや、無料の相談所もあります。
- 成婚料: パートナーが見つかり、退会する際に支払う成功報酬です。
注意点:
「成婚」の定義は相談所によって異なります。「婚約=成婚」の場合もあれば、「真剣交際=成婚」とみなす場合もあります。どの段階で成婚料が発生するのか、契約前に必ず確認しましょう。
「シニア割引プラン」や、他の相談所からの乗り換えで入会金が割引になる制度などを設けている相談所もあります。複数の相談所から資料を取り寄せたり、無料相談に行ったりして、総額でいくらかかるのかを比較検討することが大切です。
チェックポイント3: カウンセラーとの「相性」
最後の、そして見過ごされがちですが非常に重要なポイントが、担当してくれるカウンセラーとの相性です。
婚活は、時にうまくいかずに落ち込んだり、判断に迷ったりすることもあります。そんな時、親身になって話を聞き、的確なアドバイスをくれるカウンセラーの存在は、何よりも大きな支えとなります。
相性を見極めるポイント
- 話しやすいか: あなたの気持ちや考えを、気兼ねなく話せる相手でしょうか。
- 親身になってくれるか: あなたの幸せを本気で願ってくれている、という姿勢が感じられますか。
- 価値観を尊重してくれるか: あなたの意見を否定せず、まずは受け止めてくれますか。
- 連絡はスムーズか: 質問や相談をした際のレスポンスは早いでしょうか。
ほとんどの結婚相談所では、入会前に無料カウンセリングを実施しています。ここは、サービス内容を確認するだけでなく、カウンセラーの人柄や相性を確かめる絶好の機会です。
私たち編集部としては、少なくとも2〜3社の無料カウンセリングを受けてみることを強くお勧めします。実際に話してみることで、「この人になら安心して任せられる」と思える相談所がきっと見つかるはずです。
安全第一!70代がマッチングアプリを安心して使うための注意点
安全対策がしっかりした信頼できるアプリを選び、個人情報の管理を徹底することが、トラブルを防ぐ最大の鍵です。
手軽さが魅力のマッチングアプリですが、その反面、安全面での注意が不可欠です。特にシニア世代は、悪意のある利用者のターゲットにされやすいという側面もあります。しかし、正しい知識を持って注意点を守れば、安全に素敵な出会いを見つけることは十分に可能です。
ここでは、70代の方がマッチングアプリを安心して利用するための、具体的なポイントを解説します。
安全なアプリ選び「3つの必須条件」
まず、利用するアプリ選びが最も重要です。以下の3つの条件を満たしているアプリを選びましょう。
- 公的な本人確認が必須であること運転免許証や健康保険証など、公的証明書による年齢確認や本人確認を必須としているアプリを選びましょう。これにより、年齢詐称やなりすましを防ぐことができます。
- 24時間365日の監視・パトロール体制があること不適切なやり取りや悪質なユーザーがいないか、運営会社が常に監視している体制が整っていることが重要です。不審なユーザーをすぐに通報できる機能があるかも確認しましょう。
- シニア層の利用実績が豊富であること若い世代向けのアプリよりも、同世代の利用者が多く、シニアの利用実績が豊富なアプリの方が、安心して利用できます。口コミや評判も参考にしましょう。
トラブルを避けるための「5つの約束」
安全なアプリを選んだら、次はご自身の使い方です。以下の5つの約束を必ず守ってください。
- 約束1: すぐに個人情報を教えないマッチングしてすぐにLINEのIDや電話番号、住所などを聞かれても、絶対に教えてはいけません。アプリ内のメッセージ機能で十分にやり取りを重ね、相手を信頼できると判断できるまでは、個人情報の交換は控えましょう。
- 約束2: お金の話が出たら即ブロック!「事業に失敗して…」「家族が病気で…」など、どんな理由であれ、お金の話をしてくる相手は100%詐欺だと考えてください。少しでも金銭を要求されたり、投資の話をされたりしたら、すぐにやり取りをやめ、運営会社に通報・ブロックしましょう。これは**「ロマンス詐欺」**と呼ばれる典型的な手口です。
- 約束3: 実際に会う場所と時間に気をつける初めて会う際は、必ず日中の時間帯に、カフェやレストランなど、人目のある場所を選びましょう。ドライブや個室、相手の自宅に行くといった密室でのデートは絶対に避けてください。また、家族や友人に「誰とどこで会うか」を伝えておくと、さらに安心です。
- 約束4: プロフィールや写真が完璧すぎる相手は疑う海外在住のエリート、モデルのような容姿、甘い言葉ばかり並べた自己紹介文など、あまりに「できすぎた」プロフィールの相手には注意が必要です。他人の写真や情報を盗用している可能性があります。
- 約束5: 少しでも「おかしい」と感じたら、直感を信じる話が噛み合わない、こちらの質問に答えない、すぐに会いたがるなど、少しでも違和感を覚えたら、ご自身の直感を信じて距離を置きましょう。無理に関係を続ける必要は全くありません。
これらの注意点を守ることで、マッチングアプリは非常に有効な出会いのツールとなります。怖がりすぎる必要はありませんが、「自分は大丈夫」という過信は禁物です。常に慎重な姿勢で、安全に楽しく利用しましょう。
第一印象で好感度アップ!70代の婚活プロフィール作成術
「誠実さ」と「一緒にいて楽しそうな未来」を伝えることが、良いご縁を引き寄せる鍵。少しの工夫で、あなたの魅力は何倍にも輝きます。
結婚相談所でもマッチングアプリでも、最初の関門となるのが「プロフィール」です。ここであなたの魅力が伝わらなければ、お相手から「会ってみたい」と思ってもらうことはできません。
特に70代のプロフィールで大切なのは、若さやスペックをアピールすることではなく、「誠実な人柄」や「穏やかで楽しい時間」を相手に想像させることです。写真と自己紹介文、それぞれの作成のコツを見ていきましょう。
【写真編】「清潔感」と「自然な笑顔」が命
プロフィール写真は、あなたの第一印象を決める最も重要な要素です。
OKな写真のポイント
- 自然な笑顔: 歯が見えるくらいの笑顔が理想です。少し恥ずかしくても、口角を上げることを意識しましょう。
- 清潔感のある服装: 襟付きのシャツやジャケット、女性であれば明るい色のブラウスなどがおすすめです。普段着だとしても、ヨレヨレのTシャツや寝間着のような服装は避けましょう。
- 明るい場所で撮影: 屋外の自然光の下や、明るい室内で撮影すると、表情が生き生きと見えます。
- 他の人に撮ってもらう: 自撮りはどうしても不自然な角度になりがちです。ご家族や友人に撮ってもらうか、三脚などを使って自然な表情を撮影しましょう。
- 背景はシンプルに: 散らかった部屋や生活感が出すぎる背景は避け、公園の緑や壁などを背景にすると、あなたが引き立ちます。
NGな写真の例
- 証明写真のような真顔の写真
- 10年以上前の古い写真
- 暗くて表情がわからない写真
- サングラスや帽子で顔が隠れている写真
- 孫やペットと一緒に写っていて、本人が分かりにくい写真
少し費用はかかりますが、写真館やプロのカメラマンにプロフィール写真を撮ってもらうのは非常に効果的です。服装のアドバイスから自然な笑顔の引き出し方まで、プロの技術であなたの魅力を最大限に引き出してくれます。これは「最高の自分」への投資と考える価値があります。
【自己紹介文編】ネガティブは封印、ポジティブな未来を語ろう
自己紹介文は、あなたの内面を伝える大切なスペースです。飾らない、誠実な言葉で綴りましょう。
自己紹介文に盛り込みたい4つの要素
- 簡単な挨拶と登録した理由(例: 「はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。子供も独立し、これからの人生を共に楽しめるパートナーと出会えたらと思い、登録いたしました」)
- 仕事や現在の生活について(例: 「長年勤めた会社を退職し、現在は週3日のアルバートと趣味の家庭菜園を楽しんでいます。穏やかな毎日です」)
- 趣味や休日の過ごし方(具体的に)(例: 「休日は近くの山へハイキングに出かけたり、家で好きなジャズを聴いたりして過ごすことが多いです。特に、自分で育てた野菜で料理をするのが楽しみの一つです」)
- パートナーとどんな関係を築きたいか(例: 「特別なことでなくても、日々の出来事を笑い合えるような、穏やかで温かい関係を築いていきたいです。美味しいものを一緒に食べたり、時には旅行に出かけたりできたら嬉しいです」)
自己紹介文のOK例とNG例
OKな表現 | NGな表現 | |
登録理由 | 「残りの人生、喜びを分かち合える方と出会いたくて始めました。」 | 「妻に先立たれて寂しくてたまりません。」 |
健康面 | (特に触れないか、触れるなら)「年齢相応に健康で、散歩が日課です。」 | 「持病がありますが、日常生活に支障はありません。」(※関係が深まってから伝えるべき内容) |
趣味 | 「最近、御朱印集めを始めました。おすすめの神社があれば教えてください。」 | 「多趣味です。」(具体性がない) |
相手への希望 | 「笑顔が素敵な方だと嬉しいです。まずはお茶でも飲みながらお話ししませんか?」 | 「身の回りの世話をしてくれる家庭的な方を希望します。」 |
お金の話 | (基本的には触れない) | 「年金暮らしですが、少しの蓄えはあります。」 |
NG例のポイントは、読んだ相手が「重い」「自分本位だ」と感じてしまう可能性がある点です。特に、過去の苦労話や健康面の不安、金銭的な話は、最初の段階では避けるのが賢明です。
まずは「この人と話したら楽しそうだな」「穏やかな人だな」と感じてもらうこと。誠実さと前向きな姿勢を大切に、あなたらしいプロフィールを作成してみてください。
70代の婚活でよくある悩みと、乗り越えるためのヒントQ&A
不安や悩みは、活動している誰もが抱えるもの。一人で抱え込まず、前向きな気持ちで自分のペースで進めることが何より大切です。
70代からの婚活には、若い世代とは異なる特有の悩みや不安がつきものです。ここでは、私たち編集部が取材の中でよく耳にするお悩みと、その解決のヒントをQ&A形式でご紹介します。
- 年齢を気にしてしまい、一歩が踏み出せません。
-
そのお気持ち、とてもよく分かります。しかし、婚活の場には、あなたと同じように70代で新たな一歩を踏み出している仲間がたくさんいます。
大切なのは、ご自身の年齢をネガティブに捉えないことです。70代には、それまでに積み重ねてきた人生経験という、若い世代にはない大きな魅力があります。落ち着き、包容力、知識の深さ。これらは全て、あなたの強みです。
婚活は「競争」ではありません。誰かと比べるのではなく、ご自身のペースで、ご自身に合う相手を見つける旅のようなものです。まずはシニア向けの婚活パーティーに一度だけ参加してみる、マッチングアプリを覗いてみるなど、本当に小さな一歩から始めてみてください。同じ世代の仲間が頑張っている姿を見るだけでも、勇気が湧いてくるはずです。
- 持病や健康面の不安があります。相手にいつ、どう伝えるべきですか?
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健康面の不安は、この年代の多くの方が抱える共通の悩みです。隠す必要は全くありませんが、伝えるタイミングと伝え方には少し配慮が必要です。
おすすめのタイミングは、何度かデートを重ね、お互いに好意を持ち始めた「真剣交際」を考える段階です。プロフィールの段階や初めて会った時にいきなり伝えてしまうと、相手は驚いてしまい、関係が進展しにくくなる可能性があります。
伝え方のポイントは、誠実に、そして前向きに伝えることです。「実はこういう持病があるのですが、普段の生活には支障なく、定期的に通院してうまく付き合っています」というように、現状と対策をセットで話すと、相手も冷静に受け止めやすくなります。お相手の健康状態についても尋ね、お互いを理解し、支え合える関係性を築くことが大切です。
- 子供や親族に反対されたらどうすればいいですか?
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ご自身の人生の選択であっても、お子さんたちの気持ちを考えると、打ち明けるのは勇気がいりますよね。反対される可能性もゼロではありません。
大切なのは、反対された時に感情的にならず、まずはご自身の気持ちを正直に、丁寧に伝えることです。「なぜパートナーが欲しいのか」「これからの人生をどう生きたいのか」というあなたの真剣な思いを伝えれば、お子さんたちもきっと時間をかけて理解しようとしてくれるはずです。
また、お子さんたちが心配しているのは、財産の問題や、見知らぬ相手に親が騙されないか、といった点であることが多いです。その場合は、「相続については、きちんと整理して迷惑はかけない」「身元が確かな結婚相談所で活動している」など、具体的な安心材料を伝えることも有効です。入籍にこだわらない事実婚という形を提案するのも一つの方法です。焦らず、対話を重ねていきましょう。
- 遺産相続やお金のことが心配で、踏み切れません。
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これはシニア世代の婚活における非常に重要な問題です。金銭的なトラブルは、パートナーシップを壊す最大の原因になりかねません。
対策としては、婚活を始める前や、特定の相手と真剣交際を始める段階で、お子さんたちと金銭面について話し合っておくことを強くお勧めします。
さらに、お互いの財産を守り、安心して関係を築くために**「婚前契約書(パートナーシップ契約書)」**を作成するカップルも増えています。これは、弁護士などの専門家に相談し、お互いの財産はそれぞれが管理することや、万が一の場合の生活費、相続権は放棄することなどを法的な書面で定めておくものです。お金に関するルールを最初に明確にしておくことで、お互いに余計な心配をせず、純粋な気持ちでパートナーシップを育むことができます。
- お見合いや初対面の人と話すのが苦手です。何を話せばいいですか?
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長い間、恋愛から遠ざかっていると、異性と一対一で話すことに緊張してしまいますよね。うまく話そうと気負う必要はありません。大切なのは**「聞き上手」になること**です。
- 笑顔で相槌を打つ: 「はい」「そうなんですね」と、相手の目を見て笑顔で相槌を打つだけで、相手は「自分の話に興味を持ってくれている」と感じ、安心して話してくれます。
- 相手のプロフィールから質問を考える: 事前にお相手のプロフィールをよく読み、「趣味の〇〇について、詳しく教えてください」「休日はよく出かけられるのですか?」など、質問を2〜3個用意しておくと、会話に詰まった時に役立ちます。
- 自分の話ばかりしない: 緊張するとつい自分のことばかり話してしまいがちですが、会話のキャッチボールを意識しましょう。
- 共通点を探す: 出身地や好きな食べ物、昔流行ったテレビ番組など、何か一つでも共通点が見つかると、一気に話が盛り上がります。
無理に自分を飾る必要はありません。あなたの誠実な人柄が伝われば、たとえ口下手でも、相手はきっと好印象を抱いてくれるはずです。
70代からの婚活は、人生をより豊かにする素晴らしい挑戦
勇気を出して踏み出したその一歩が、これからの人生を共に笑い合える、かけがえのないパートナーとの出会いに繋がります。
ここまで、70代の婚活を取り巻く状況から、具体的な方法、成功のための秘訣、そして多くの人が抱える悩みまで、詳しく解説してきました。
この記事を読んで、70代からの婚活が決して特別なことではなく、人生をより豊かに、彩り深くするための素晴らしい選択肢の一つであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
人生100年時代。70代は、まだまだこれから新しい物語を紡いでいける時間です。一人で過ごす静かな時間も素敵ですが、日常の些細な出来事を分かち合い、時には弱音を吐き、共に笑い合えるパートナーの存在は、何物にも代えがたい宝物となるはずです。
もちろん、新しい一歩を踏み出すことには、不安やためらいが伴うかもしれません。しかし、行動しなければ、出会いの可能性はゼロのままです。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、今の自分にできる小さな一歩を踏み出してみること。
それは、結婚相談所の資料を請求してみることかもしれません。
あるいは、シニア向けの婚活パーティーのサイトを覗いてみることかもしれません。
友人に「誰か良い人いないかな」と、そっと打ち明けてみることかもしれません。
どんな小さな一歩でも、それはあなたの未来をより良い方向へと動かす、確かな原動力となります。
私たち婚活パラダイス編集部は、この記事が、あなたの背中をそっと押すきっかけになることを心から願っています。あなたの新しい挑戦を、全力で応援しています。
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