私は30代男性です。3年前、20代後半のいわゆるアラサーだったときマッチングアプリ「Tinder」で今のパートナーと出会い、ゴールインしました。
Tinder ティンダーを使った婚活は、理想の相手を効率的に探せる反面、思うようにいかないこともしばしば。
婚活疲れから焦って失敗した経験も含め、私が実際に経験した成功と失敗の体験をもとに、マッチングアプリで理想の相手を見つける7つのコツを紹介していきます。
Tinderを始めた経緯
私がTinder ティンダーを始めたのは、アラサーを目前に控えた頃。
周囲が次々と結婚し、焦る気持ちが募る中、恋愛よりも結婚を意識するようになりました。
しかし、社会人になり仕事が忙しくなると出会いはかなり少なくなりますし、合コンやパーティーでもなかなか良縁に恵まれないことも多いものです。
そんな時にTinderの存在を知り、新たな出会いの場に飛び込んでみることに。
プロフィール作成からメッセージ交換、デートに至るまで試行錯誤の日々。
とはいえ、Tinderを始めた当初はやり取りも続かなければ、デートのドタキャンなど数え切れないほどありました。
私も変に妥協したくなかったので、「この子で本当に良いのだろうか」「もっと良い人がいるのでは」と、不安と焦りに駆られることもしばしば。
そんな自分が辿り着いた、Tinder ティンダーで理想の相手を見つけるコツを、ぜひ参考にしてみてください。
Tinder(ティンダー)について
利用目的 | 恋活・友達探し |
会員数 | 約1,070万人 (2022年5月時点) |
年齢層 | 20代~30代 |
男女比 | 男性8:女性2 |
料金 | 男性:0円〜 女性:0円〜 |
特徴 | ・スワイプするだけのシンプルな操作 ・地域を指定して相手を探せる ・カジュアルな出会い目的が多い |
運営会社 | MG Japan Services 合同会社 |
公式 | 公式アプリダウンロード▷ |
Tinder(ティンダー)は、恋人探しだけでなく話し相手や趣味友達を探すこともできるアメリカ発のマッチングアプリです。18歳以上なら誰でも利用可能で、自由度が高いのが特徴ですが、希望していない相手とマッチングするデメリットもあります。
Tinderは無料でメッセージやビデオ通話ができるのが魅力です。マッチング後、実際に会う前に相手の声を聞けるので、オンラインデートを楽しみたい方にもおすすめです。
大多数のマッチングアプリでは、男性がメッセージを送る際に月額課金が必要ですが、Tinder ティンダーは無料で出会いを探せるのも大きな特徴です。
1. 自分のプロフィールに嘘偽りはNG
大前提にマッチングアプリで大切なのは、ありのままの自分を正直に伝えること。
当初は自分を大きく見せようと、少し盛ったプロフィールを作成していました。
例えば、「週末は料理教室に」と書いたものの、実際に通い始めたのは最近のこと。
「海外旅行が好き」と書きながら、渡航歴はわずか数カ国程度、、、など
とにかくプロフィールも盛りまくっていました。
ですが、嘘をつくことで一時的にマッチング率が上がっても、いざ交際が始まれば、相手との信頼関係が崩れて、必ずどこかでボロが出ます。
素直に自分のことを書いたプロフィールに変更したところ、自然と「いいね」が増えていきました。
ありのままの自分を受け入れてもらえる相手とつながることができると実感しました。
2. 相手のプロフィールは「行間を読む」
マッチング後は、相手の人となりを知るために、プロフィールの「行間を読む」ことが重要。
かつては、「年収000万円以上」「身長000cm以上」のステータスやスタイルなどの条件重視でアプローチしていた時期もありました。
そういった軽率なアプローチで実際に会ったほとんどは、スタイルも良く、顔も可愛いけど、自分の話ばかりする人やタダ飯やノリでやってる人が多かったのも事実です。
こうした経験から、プロフィールに書かれた言葉の背景にある価値観や生活スタイルを想像することの大切さを学びました。
「週末は家でのんびり過ごすのが好き」という一文からは、家族を大事にする穏やかな人柄が垣間見える。
「毎年海外旅行に行ってる」という子は、グローバルな視野があり、アクティブに活動する好奇心旺盛な人だと推察できますよね?
表面的な条件だけでなく、その言葉が示す人となりを汲み取ることが、理想の相手を見つける1つの近道だと思います。
3. ファーストメッセージは丁寧な自己開示から
初回メッセージでは、以下の3点を意識するようにしてみてください。
- 相手のプロフィールを踏まえた自己紹介
- 相手に興味があることを伝える
- 相手のことを知りたい気持ちを表す
僕なりのテンプレートは、相手の名前を呼びかけ、プロフィールの共通点を具体的に述べつつ、質問を投げかけるというもの。
例えば、「美術館巡りが好き」という女の子には、こんなメッセージ
○○ちゃん、はじめまして。プロフィールを拝見しました!美術館巡りが好きなんですね。
僕も古典美術を中心に、月に1、2回は美術館に足を運ぶのが趣味なんです!
○○ちゃんのおすすめの美術館や展覧会があれば、ぜひ教えてください!
メッセージを送る際は、相手のプロフィールに触れながら、自分との共通点を見出すのがポイント。
加えて、「おすすめを教えて欲しい」と一歩踏み込んで聞くことで、相手も答えやすくなります!
NGなのは「質問攻めや一方的なアプローチ」です。
常に相手の目線で考えて自分の気持ちを含めてメッセージのやり取りをしてみてください。
お互いの趣味嗜好を知るために、プロフィールを丁寧に読み解き、興味関心を示すことが、会話のきっかけづくりには欠かせません!
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4. 会話のネタは日常の「小ネタ」が◎
会話を盛り上げるには、何気ない日常のエピソードを共有し合うのが一番。
メッセージのやりとりの中で、私は「スイーツの話題」をよく振ります。
「今日、打ち合わせ近くの神南カフェでケーキを食べてきたよ〜!」
「そういえば、○○ちゃんはスイーツとかよく食べる?」
など当たり障りない会話で相手が興味を示したらスイーツ巡りのデートを誘ってみたりなど、オススメです!
女性で「スイーツが苦手」という方は少ないのでコミニュケーションの切り口にはもってこいなので、ぜひ試してみてください。
私の場合、妻と最初に盛り上がった会話は互いの飼い猫のことです。
私が飼ってるスコティッシュフォールドの「たま」は、毎朝目覚ましのアラームを聞くと、必ず鳴き声で起こしにくる、という何気ない日常を話すと、当時の妻も飼ってるメインクーンの「ろく」は、ドアを開けるのが上手で、お手洗いに入ってる時もドアを開けて入ってくるんだよね(笑)、といった自己開示をしてくれました。
お互いの愛猫トークでお互いの生活感や背景も知れたので一石二鳥でした。
ささいな日常の出来事も、相手と共有することで、意外な話の広がりを見せるもの。
相手の反応を見ながら、楽しく会話を弾ませていくことが大切です!
5. デートに誘うベストタイミングは「今」
会話を重ねて一定の信頼関係が築けたら、そのタイミングを逃さず即デートに誘うのが吉。
「この子に会ってみたい」と感じた瞬間が、ベストなタイミングだと私は考えています。
過去にTinderで「今度の土日、一緒に代官山のブルーボトルカフェ行かない?」と誘ったことがあります。
相手も「行こ行こ〜日程わかったら教えて〜」と返事がきましたが、私は仕事が忙しく疲れ果てており、3日ほど返答が遅れてしまい、相手からの返信が来たのは1週間後。
「ごめん、もう予定入ってた〜また行こ〜」ときました。
その後も会話もだらだらしてしまい、カフェデートの話も流れてしまい、その後は自然と会話も途絶えてしまいました。
デートに誘うタイミングは早ければ早いほどいいと、私は思います。
「鉄は熱いうちに打て」というやつですね。
それ以来、デートに誘う時は「今日」「明日」など、具体的な日程を提案するようにしてます。
「今週の金曜日に会いたいんだけど、○○ちゃんのスケジュールはどうかな?」
こんな感じで、自分の希望を伝えつつ、相手の都合を尋ねる姿勢が大事。
相手のペースを尊重しつつも、チャンスを逃さないことが、理想の相手との出会いにつながる大きなポイントです。
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6. デート場所選びは相手目線で
デートの場所選びは、相手が安心してリラックスできる環境づくりを心がけましょう。
初対面なら、人目につきやすい場所がおすすめ。
普段、友人や会社の同僚とは行くことのないレストランに指標を置いて選択してみることがポイントです!
私の場合、妻との初デートは、彼女の好きな現代美術について話が弾んだことがきっかけで「今度、東京都美術館で東京都コレクション展が開催されるんだよね。良かったら一緒に行かない?」
と彼女の興味を汲んだデートプランを提案しました。
お互い美術館が好きで、妻は「現代美術」、私は「古典美術」とそれぞれの良さやお気に入りの作品を語りながら周った記憶があります。
東京都美術館には現代美術も古典美術もあるので、お互いの好きが詰まっているかもと判断して選びましたが正解でした。
どちらか一方的な趣味趣向のデートプランを提示する男性は意外と少なくないです。
必ず相手の趣味趣向もデートプランの視野に入れてあげることもポイントです!
展示を見終わった後は、美術館併設のカフェでまったり。
アートの話から、仕事や趣味の話まで、自然と会話が弾み、「やっぱり古典美術より現代美術のほうが面白いよね」と彼女が言うので、「どうしてそう思うの?」と深堀りしてみたら、彼女なりの美術観を語ってくれました。
お互いの感性の違いを知り、尊重し合えることも、その後の交際にもいい影響を与えるきっかけとなりました。
相手の興味関心を汲み取り、二人の距離が縮まるデートプランを考えること。
初対面の緊張をほぐし、お互いの素顔に近づくためにも、相手目線の場所選びが何より大切です!
7. 理想の相手か見極めるための「恋愛質問」
交際を考える段階になったら、客観的に相性や将来性を見極めることが重要ですよね!
特に30代目前になると男性もですが、女性の方がシビアに考えるように思います。
そんな時は以下の質問を投げかけて、相手の価値観を探ってみるのもアリだと思います。
- 将来やっていきたい夢とか目標はあるの?
- 結婚生活に求めるものは?
- 子育てについてどう考えてる?
- 仕事と家庭のバランスをどう取りたい?
- お金の使い方や貯蓄の考え方は?
もちろん、いきなりガチな雰囲気で話をするのは避けたほうがいいです!
自然な流れで、会話の節々に織り交ぜていくのがコツですね。
私も、妻との交際が進むにつれ、そろそろ結婚を意識し始めた頃がありました。
あるデートの帰り道、「将来、家庭を持つとしたらどんな家がいいと思う?」って何気なく聞きました。
彼女は、「子供も欲しいし、猫が走り回れる広いリビングがある家が理想かな(笑)、でも現実問題、都心だと難しいから、少し郊外に住むのもありかも〜」と、イメージを語ってくれました。
会話の中で見えてきた彼女の結婚観や人生観は、私の考えととてもよく似てました。
価値観が似ていて、共通の趣味もあり、将来もしっかり考えてることを確認できたことで、「この人いいかも…」と結婚への決心が少しずつ固くなりました。
今思えば、猫の話をきっかけに、将来のビジョンまで語り合えるようになったのは今振り返ると、少し感慨深いものです。
将来を見据えた「恋愛質問」は、理想の相手を見極めるためのひとつの指標。
大前提として、等身大の自分で聞いて話すことが大事です!
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マッチングアプリで理想の相手を見つけるために
マッチングアプリでの婚活や恋活は、「楽しむ」気持ちを忘れないことが何より大切だと私は考えています。
「早く結婚したい」と焦るあまり、自分を見失っては本末転倒です。
Tinder ティンダーはあくまで出会いのツールです。
たしかにマッチングアプリには大きな可能性があると思います。
そして理想の相手を見つけるために、まずは自分自身と向き合うことが大事です。
私もマッチングアプリで交際から結婚までいきましたが、Tinderでの出会いは試行錯誤の連続で失敗ばかりしてきました。
あれ?向いてないかも…など落ち込んだりすることもありますし、何度も「もう無理かも」って投げ出したくなった時期があります。
それでも、愚直に活動を続けてきたからこそ、今の妻がいるのだと思います。
妻とは、Tinderでの出会いから1年半の交際期間を経てゴールインしました。
プロポーズの日、私は妻を最初のデートで行った東京都美術館に誘いました。
私の中では思い入れのあるデートスポットだったので、そこでプロポーズをしようと決めていました。
妻も恥ずかしそうに快諾してくれて、今に至ります。
Tinder ティンダーでも他のマッチングアプリでも「自分のペースでじっくり活動を続けることが理想の相手への近道」になると思います!
1番は「いい出会いがあるかも」という期待を胸に、楽しむ気持ちを大切にしてみてください。
マッチングアプリは出会いのきっかけにすぎません。
お互いの人となりを知り、深め合うことができるかどうかは、自分次第です!
理想の相手を見つけるための第一歩を、勇気を出して踏み出してみてください!