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結婚相談所で「出会えない」は嘘?厳しい現実と原因、成婚する人の特徴を徹底解説

「結婚相談所に入会すれば、理想の相手と出会えるはず」
そんな期待を胸に入会したのに、思うようにお見合いが組めなかったり、良いと思える人に出会えなかったりすると、「本当に出会えるの?」と不安になりますよね。
実は、結婚相談所で「出会えない」と感じるのには、いくつかの明確な理由があります。しかし、その原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで、成婚への道は着実に開けていきます。
この記事では、結婚相談所で出会えないと感じる根本的な原因から、出会いを引き寄せるための具体的な行動、そして成婚を勝ち取る人の特徴まで、徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたが今抱えている悩みの原因が明確になり、明日からの婚活を前向きに進めるためのヒントがきっと見つかるはずです。

執筆:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

編集:婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
【結論】結婚相談所で出会えない7つの原因と対策
結婚相談所で出会えないのには、必ず理由があります。多くの人が陥りがちな7つの原因と、今すぐできる対策を表にまとめました。まずはご自身がどれに当てはまるか、チェックしてみてください。
| 出会えない原因 | 具体的な状況 | 対策 |
| 1. 理想が高すぎる | 年収1,000万円以上、身長180cm以上など、条件で絞り込みすぎている。 | 希望条件に優先順位をつけ、「絶対に譲れない条件」を3つまでに絞る。 |
| 2. プロフィールに魅力がない | 写真が暗い・無表情。自己PRが短い・ネガティブな内容になっている。 | プロのカメラマンに写真を撮り直してもらう。自己PRは第三者に添削してもらう。 |
| 3. 申し込み数が少ない | 「断られたら怖い」という気持ちから、申し込みを躊躇している。月に数人しか申し込んでいない。 | 理想の相手から選ばれるのを待つのではなく、自分から積極的に月20人以上を目安に申し込む。 |
| 4. 受け身の姿勢になっている | 相手からの申し込みを待つばかりで、自分から行動を起こしていない。 | 自分からお見合いを申し込み、会話の主導権を握るなど、主体的に活動する。 |
| 5. お見合いでの会話が弾まない | 相手の話を聞かず、自分の話ばかりしてしまう。質問が尋問のようになっている。 | 相手のプロフィールを読み込み、共通の話題や質問を事前に準備しておく。「聞く7割、話す3割」を意識する。 |
| 6. 減点方式で相手を見ている | 相手の小さな欠点ばかりが気になり、「この人はナシ」とすぐに判断してしまう。 | 相手の良いところを探す「加点方式」を意識する。一度会っただけで判断せず、複数回会う機会を作る。 |
| 7. カウンセラーに相談していない | 一人で悩みを抱え込み、客観的なアドバイスを求めていない。 | 定期的にカウンセラーと面談し、活動状況の共有や悩みを相談する。プロの視点からアドバイスをもらう。 |
これらの原因は、一つだけでなく複数当てはまることも少なくありません。しかし、一つひとつ丁寧に見直していくことで、状況は必ず好転します。次の章からは、それぞれの原因と対策について、より深く掘り下げていきましょう。
厳しい?これが結婚相談所の現実!データで見る成婚のリアル
まず知っておきたいのは、結婚相談所における活動の現実です。ただ入会するだけでは、成婚に至るのは簡単ではありません。客観的なデータを見ていきましょう。
市場規模と活動の実態
経済産業省の調査によると、結婚相談業を含む市場は2020年度時点で約394億円と推計されており、多くの方がサービスを利用していることがわかります。一方で、成婚に至るには個人の活動が重要であることも事実です。
【出典】
重要なのは、成婚する人たちが、ただ待っているだけでなく、成婚するための行動をしているという事実です。
平均活動期間と申し込み数
大手結婚相談所のデータを見ると、成婚する人の平均活動期間は6ヶ月~1年ほどです。そして、その期間中に平均して20回~30回のお見合いをしています。
| 項目 | 平均値(成婚者) |
| 活動期間 | 約6ヶ月~1年 |
| お見合い申込数(月間) | 20人~30人 |
| お見合い成立数(月間) | 2人~3人 |
| 仮交際への発展率 | 約30%~40% |
| 真剣交際への発展率 | 約10%~15% |
このデータからわかるように、成婚する人は毎月コンスタントに申し込みを行い、複数人とお見合いを重ねています。出会いの数を増やすことが、成婚への第一歩であることがわかります。
なぜ?あなたが結婚相談所で出会えない根本原因を深掘り
データを見て、出会えない背景には個人の活動内容が大きく影響しているとわかりました。ここでは、先ほど挙げた7つの原因をさらに深掘りし、具体的な改善策を探っていきましょう。
原因1:理想が高すぎる「白馬の王子様」は現れない
結婚相談所には、確かに普段の生活では出会えないような経歴や収入の人が登録しています。しかし、だからといって全ての希望を叶える完璧な相手を求めすぎると、出会いの機会を自ら失ってしまいます。
- 年収▶国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均給与は458万円です。年収1,000万円以上の男性は、給与所得者全体の約5.4%しかいません。
- 年齢▶自分と同年代か、少し年上を希望する女性は多いですが、男性は年下の女性を希望する傾向が強いのが現実です。
- 容姿▶誰もが「美人」「イケメン」を求めていては、需給のバランスが崩れてしまいます。
【出典】
【対策】希望条件に「幅」と「優先順位」を
全ての条件を満たす相手は、ほぼ存在しません。「これだけは譲れない」という条件を3つ程度に絞り、その他の条件は「できれば」くらいに考えてみましょう。また、年齢なら「30歳~35歳」ではなく「28歳~38歳」のように、条件に幅を持たせることで、検索でヒットする人数が大きく変わります。

原因2:プロフィールの魅力不足「会ってみたい」と思われない
プロフィールは、あなたという商品をアピールするための「パッケージ」です。写真や自己PRが魅力的でなければ、お相手は「会ってみたい」という気持ちになりません。
- 写真▶スマホの自撮り写真や、暗くて表情がわからない写真はNGです。数年前に撮影した古い写真も避けましょう。
- 自己PR▶「よろしくお願いします」だけのような短い文章では、あなたの人柄が伝わりません。仕事のこと、趣味のこと、将来の希望などを具体的に書きましょう。ネガティブな内容や、相手への要求ばかりを書くのも禁物です。

【対策】プロの力を借りて「最高の自分」を演出
写真は、婚活専門のフォトスタジオでプロに撮影してもらうのが最も効果的です。服装やヘアメイクのアドバイスももらえ、あなたの魅力を最大限に引き出してくれます。
自己PRは、カウンセラーに添削してもらいましょう。客観的な視点で、より魅力的な文章になるようアドバイスをくれます。友人や家族に見てもらうのも良いでしょう。

原因3:圧倒的に足りない申し込み数「待ち」の姿勢では出会えない
「断られるのが怖い」「自分から申し込むのは恥ずかしい」という気持ちから、申し込みをためらっていませんか?結婚相談所では、待ちの姿勢は圧倒的に不利です。
IBJ(日本結婚相談所連盟)のデータでは、成婚する人は月に平均20件以上の申し込みをしています。申し込みが少なければ、当然お見合いが成立する確率も低くなります。
【対策】「申し込みはゲーム感覚で」数をこなす
「断られて当たり前」くらいの気持ちで、少しでも気になる人がいたら積極的に申し込みましょう。プロフィールをじっくり読み込みすぎず、まずは写真や年齢、居住地などの基本情報で判断し、数をこなすことが大切です。目標を「月20件」と決め、達成を目指して行動してみましょう。
原因4:受け身の姿勢「選ばれる」のを待っている
申し込みだけでなく、お見合いの席や仮交際中のデートでも、受け身の姿勢になっていませんか?
- 相手からの質問を待つばかりで、自分から話題を振らない。
- デートの場所やプランを相手任せにする。
- 感謝や好意の気持ちを言葉で伝えない。
このような態度は、相手に「自分に興味がないのかな?」と思わせてしまい、関係の進展を妨げます。
【対策】「自分が楽しむ」姿勢で主体的に行動する
お見合いでは、事前に相手のプロフィールを読み込み、質問をいくつか考えておきましょう。デートでは、「〇〇に行ってみたいです」「〇〇を食べてみたいです」と、自分の希望を積極的に伝えてみましょう。主体的に関わることで、相手も心を開きやすくなります。
原因5:会話が一方通行「お見合い」が「面接」になっている
お見合いは、お互いを知るためのコミュニケーションの場です。しかし、緊張のあまり、一方的に自分の話ばかりしてしまったり、逆に相手に質問ばかりして尋問のようになってしまったりするケースがよく見られます。
【会話のNG例】
- 仕事の愚痴や自慢話ばかりする。
- 「休日は何をしているんですか?」「趣味は?」「好きな食べ物は?」と矢継ぎ早に質問する。
- 相手の話を途中で遮ったり、否定したりする。
【対策】「聞く7割、話す3割」と共通点探しを意識
会話の基本は、相手の話に耳を傾けることです。相手が話した内容を「〇〇なんですね、素敵ですね」「もう少し詳しく教えてください」のように、肯定的に受け止め、さらに深掘りする質問をすると、会話が弾みます。
相手のプロフィールから、自分との共通点(出身地、趣味、好きなことなど)を見つけておき、それを話題にするのも効果的です。

原因6:減点方式で相手をジャッジ「完璧な人」はいない
お見合いやデートで、相手の些細な言動や見た目の欠点が気になり、「この人はないな」とすぐに結論付けていませんか?それは、相手を減点方式で評価してしまっている証拠です。
- 「食事の仕方が少し気になる」
- 「ファッションのセンスが合わない」
- 「会話が少し盛り上がらなかった」
このような小さなマイナスポイントを積み重ねていては、誰とも関係を深めることはできません。
【対策】加点方式で「良いところ」を探す意識を持つ
誰にでも長所と短所はあります。相手の欠点ではなく、良いところを探すように意識を変えてみましょう。
「笑顔が素敵」「話し方が優しい」「私の話を真剣に聞いてくれる」など、小さなことでも良い点を見つけ、それを相手に伝えることで、良い関係が築きやすくなります。一度会っただけで判断せず、最低3回は会ってみることをお勧めします。
原因7:カウンセラーを頼らない「婚活のプロ」を有効活用できていない
結婚相談所の最大のメリットは、婚活のプロであるカウンセラーのサポートが受けられることです。しかし、カウンセラーに相談せず、一人で悩みを抱え込んでいる人が少なくありません。
- 「こんなことを相談していいのかな?」
- 「カウンセラーに悪い印象を持たれたくない」
- 「自分のやり方で進めたい」
カウンセラーは、多くの会員を成婚に導いてきたプロです。客観的な視点からのアドバイスは、一人では気づけない問題点を明らかにしてくれます。
【対策】定期的な面談でPDCAを回す
活動に行き詰まりを感じたら、すぐにカウンセラーに相談しましょう。プロフィールの見直し、お見合いのシミュレーション、交際中の悩み相談など、あらゆる面でサポートしてくれます。
定期的にカウンセラーと面談の機会を持ち、活動状況を報告し、次のアクションプランを一緒に考える(PDCAサイクルを回す)ことで、成婚への道のりがより明確になります。

今すぐできる!出会いを引き寄せるための具体的なアクションプラン
原因がわかったら、次に行動です。明日から実践できる、出会いの質と量を高めるための具体的なアクションプランをご紹介します。
Step1:自己分析と目標設定の再確認
まずは原点に立ち返り、自分自身と向き合いましょう。
- なぜ結婚したいのか?▶目的を明確にすることで、活動のモチベーションが維持できます。
- どんな結婚生活を送りたいのか?▶理想の生活を具体的にイメージすることで、相手に求める条件が明確になります。
- 自分の長所と短所は?▶客観的に自分を分析し、アピールポイントと改善点を把握します。
- 活動の期限を決める▶「1年以内に成婚する」など、具体的な目標と期限を設定することで、活動にメリハリが生まれます。
Step2:「選ばれるプロフィール」への徹底的な改善
プロフィールは、いわばあなたの「履歴書」です。何度でも見直し、改善を重ねましょう。
写真
費用はかかりますが、プロによる撮影は必須の投資と考えましょう。自然な笑顔の写真を複数パターン用意し、季節ごとに撮り直すのも効果的です。
自己PR
以下の要素を盛り込み、具体的なエピソードを交えて書きましょう。
- 登録した理由(前向きな言葉で)
- 仕事内容とやりがい
- 趣味や休日の過ごし方
- 自分の性格(長所)
- 理想の家庭像
- 締めの挨拶
Step3:申し込みの「量」と「質」を高める戦略
やみくもに申し込むのではなく、戦略的に行動することが大切です。
- 申し込みの目標数を設定する▶まずは「月20件」を目標に、コンスタントに申し込みを続けましょう。
- 検索条件を広げてみる▶年齢や居住地の条件を少し広げるだけで、対象者が増えることがあります。
- 新規入会者を狙う▶新規入会者はモチベーションが高く、お見合いが成立しやすい傾向にあります。こまめにチェックしましょう。
- カウンセラーからの推薦を活用する▶自分では見つけられない、相性の良い相手を紹介してもらえる可能性があります。
それでも出会えない…そんな時に考えたい2つのこと
あらゆる対策を試しても、どうしても良い出会いがない…。そんな時は、少し視点を変えてみましょう。
1. そもそも今の相談所が合っていない可能性
結婚相談所には、それぞれ特色や得意な会員層があります。
- データマッチング型 vs 仲人型:サポートの手厚さが異なります。
- 会員層:年齢層、年収、職業などに特色があります。
- カウンセラーとの相性:何でも話せる、信頼できる相手かどうかも重要です。
もし、今の相談所に違和感があるなら、他の相談所の無料カウンセリングを受けてみるのも一つの手です。サービス内容やカウンセラーとの相性を比較検討し、自分に最適な場所で活動することが、成婚への近道です。
2. 婚活疲れかも?思い切って「休む」勇気
婚活は、精神的にも肉体的にもエネルギーを消耗します。うまくいかない時期が続くと、「自分は誰からも選ばれないのではないか」と自己肯定感が下がってしまうことも。
そんな時は、思い切って婚活を少しお休みすることも大切です。
- 趣味に没頭する
- 友人と旅行に行く
- 自分磨きに時間を使う
婚活から一度離れることで、心に余裕が生まれ、リフレッシュした気持ちで活動を再開できます。カウンセラーに相談し、休会制度を利用するのも良いでしょう。

まとめ、結婚相談所で出会えない状況は、正しい行動で必ず変えられる
今回は、結婚相談所で「出会えない」と感じる原因と、その対策について詳しく解説しました。
結婚相談所での出会いは、「運」や「縁」だけに左右されるものではありません。出会えない原因を正しく分析し、一つひとつ改善していくことで、状況は必ず好転します。
大切なのは、受け身の姿勢をやめ、主体的に行動すること。そして、一人で悩まず、カウンセラーというプロの力を最大限に活用することです。
この記事が、あなたの婚活を前に進めるための一助となれば幸いです。あなたの婚活が成功し、素敵なパートナーと出会えることを心から応援しています。
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