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50歳以上に特化、医師が作ったマッチングサービス「ハハロル」とは

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50歳以上だからこそ、いま新しい出会いが必要かもしれません。

一人暮らしや死別・離婚が原因で、気づけば“話す相手がいない”という方は意外に多いもの。しかも、その「孤立状態」は健康リスクまで高めると言われています。そこで注目を集めているのが、医師監修のシニア向けマッチングサービス「ハハロル」。

年齢を言い訳にせず、むしろ“これからの人生をもっと楽しみたい”と願う方にこそ知ってほしい、心も体も元気になる新しい出会いの場とは。サービスの立ち上げ背景や特徴を探りながら、シニア世代が恋に踏み出すヒントをお届けします。

50代・60代におすすめマッチングアプリランキング

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目次

最初にハハロルってどんなマッチングサービス?

名称ハハロル
https://hhll.app/
会社名超楽長寿株式会社
料金毎月払い:4,500円/月
3ヶ月毎払い:10,000円 (3,333円/月)
5ヶ月毎払い:15,000円 (3,000円/月)

ハハロルは、50歳以上を対象とした恋活・婚活のマッチングサービスです。プロフィールや趣味をしっかり入力すれば、マッチ率は90%以上(自社調べ)という高水準を実現。

精神科医・物部 真一郎氏の監修により、「恋愛が心身にもたらすプラス効果は世代を問わない」という視点を大切にした設計が特徴です。

使い方は簡単なステップ制で、初めての方でもスムーズにスタート。50歳からの「新たな人生のパートナー探し」を、安心・安全にサポートしてくれる注目のサービスです。

50歳以上限定マッチングサービス「ハハロル」代表・物部 真一郎さん ✕ 編集部インタビュー

今回、インタビューに応えてくれたのは、この方!

50歳以上限定マッチングサービス「ハハロル

超楽長寿株式会社代表・精神科医

物部 真一郎さん

プロフィール

50歳以上に特化したマッチングサービス「ハハロル」代表。精神科医の資格を持ち、過去にはオンライン診療サービスを立ち上げ売却後、新たにシニアの“孤立”を解消するためのマッチングアプリに注力している。

実際のインタビュー中の様子

ハハロルを始めたきっかけ

— 本日はよろしくお願いいたします。まずは「ハハロル」を始められたきっかけを教えてください。プレスリリースなどを拝見すると、社会的課題を解決したいという強い思いが感じられました。

物部 真一郎さん

よろしくお願いします。きっかけは、私の父が母を亡くして独り暮らしになったことなんです。私は精神科医なのですが、一人暮らしを続けると元気を失いやすいという臨床的な実感がありました。

実際に父が日に日に弱っていく姿を見て調べてみると、「社会的孤立」という問題に突き当たったんです。

孤立や孤独状態だと「1.3倍死にやすくなる」という研究データがあります。また、婚姻関係の有無によって死亡率も変わるという有名な論文があって、既婚を1とすると、未婚が1.8倍、離婚が1.5倍、死別が1.3倍死亡率が上がるんです。

まさに父は1.3倍死にやすい状態にいる、と。それが非常に重大な医療問題だと感じ、「パートナーができたら健康寿命にもつながるのでは」と考えました。そこがサービスのスタート地点ですね。

ハハロル様ご提供、孤立や孤独状態だと「1.3倍死にやすくなる」根拠

「孤独」「孤立」が与える影響

— 実際に高齢者や離婚・死別を経験した方など、孤立状態になると幸福度が下がり、認知症やうつのリスクも高まると耳にします。医師としては、どのようにお考えですか。

物部 真一郎さん

おっしゃる通り、認知症やうつ、果ては死亡リスクにも大きく影響します。東大の社会医学研究所でも「高齢者が恋愛をしないと決めつけるのはエイジズム(年齢差別)だ」という言葉が出ていまして。

たとえば、高齢者施設でも恋愛が起きると、面倒になる可能性があるから「なるべくそういう場面を抑えよう」とする現場もあります。

でもそれって、人間としての本質的な欲求を押さえつけてしまう行為でもあるんですね。

私たちは、もっと年齢を気にせずパートナーを求められる環境が必要だと思っています。

しかも恋愛をすると、人は生きがいを感じやすい。結果的に医療費削減や健康寿命延伸にもつながる可能性があり、私自身は「これは医療の問題だ」とすら思っています。

実は「ハハロル」は健康寿命を伸ばす

— 「ハハロル」は、ただの“出会い”の場を提供するだけでなく、実は健康寿命を伸ばす意義もあるということですね。表向きにはあまり「健康になります」とは書かれていませんが、裏には医療的な狙いもあると。

物部 真一郎さん

そうなんです。若い世代向けのマッチングアプリだと、「スペック(年収や学歴など)」が重視されがちですよね。

でもシニアの場合は、定年退職されている方も多いですし、「過去にどんな人生を歩んできたのか」という人間性や物語のほうが大切になってきます。

若者向けマッチングほど、年収のような数値的スペックを前面に打ち出さなくても良いと考えているんです。

ですから、「ハハロル」ではプロフィール写真だけでなく、人生や趣味・価値観を語れる仕組みを重視しています。

これは“健康寿命を伸ばすツール”でもあるのですが、「使えば健康になるよ」と言ってもユーザーさんの心にはあまり響かないので、そこはあえて前面には出していません。

シニア×マッチングアプリがいよいよ可能になった理由

— 50歳以上の方々がスマホに慣れ始めたのは、やはりコロナ禍以降でしょうか。

物部 真一郎さん

はい、コロナを機に60代以上のスマホ普及率が急激に上がって、今や90%近いとも言われています。実際、メルカリさんとかも最初は若者中心でしたが、今ではシニアの方もたくさん利用しています。

基本的に、高齢者は“レイトアダプター”なだけで、「10年遅れでやってくる」んですよね。

若者向けアプリがここ10年で一般化してきて、やっと今がシニアの方々がスマホで気軽に出会いを求められるタイミングだと考えています。

「ハハロル」プロフィールの工夫

— シニア世代だと写真撮影や自己PRの文章を書いたりするのが苦手な方も多そうですが、どんな工夫をされているのでしょうか。

物部 真一郎さん

まず、写真は若者向けのように大きく前面に出すより「人生がわかる情報」を重視しています。ただ一応、写真も掲載は必須なので、加工サポートや背景をスタンプで隠せる機能などを提供しています。

さらにユニークなのは、若い頃の写真もOKにしている点ですね。実際に「若いころの自分」を象徴する写真が、その人のパーソナリティを表したりもしますし、昔の写真を一緒に眺めて話が弾むケースもあります。

文章面では、自由入力だけではハードルが高いので、こちらから質問を投げかける仕組みを入れています。

たとえば、「人生でいちばん達成感を得た瞬間は?」のような問いを答えていくことで、自然に自己紹介を豊かにしてもらえるようにしているんですよ。

— メッセージのやりとりも苦手な方が多そうです。どのようにサポートされているんでしょう。

物部 真一郎さん

シニアの方は「会ってナンボ」な方も多いので、長引くメッセージは苦手という傾向があります。

最初のひとことを生成する機能や、話題を提示してくれる機能を入れ始めていますが、将来的にはもっと積極的なサポートを導入していく予定です。

施設で言えばスタッフが話題を提供すると盛り上がるように、アプリ内でも第三者的に話題を投げかける役割を強化したいですね。

「ハハロル」既存の「若者向けマッチングアプリ」との違い

— 若者向けの多くのアプリでは、年収や職業などいわゆる「スペック」で比較され、見た目も若いほど有利という感じが否めないですが、「ハハロル」はそこがまったく違うんですね。

物部 真一郎さん

そう思います。若者向けですと「いいね」する基準がどうしても写真やスペックになりやすい。

でもシニアで退職している方などは、職業や年収よりも「どんな人生を歩んできたか」「どんな趣味や価値観を持っているか」のほうが重要です。


— なるほど。シニア向けの結婚相談所だと資産を重視する傾向にあるようですが、正直あまり品がいいとは言えない面もあります。

「ハハロル」はそういう表面的なデータではなく、「一緒に過ごしていて楽しめるか」「自分を理解してもらえるか」といった中身を重視する設計にされていて素敵です。

「ハハロル」運営チームについて

— もともとオンライン診療サービスを立ち上げられていたメンバーが、いきなりシニア向けマッチングに挑戦というのは驚きでした。チームはどのように作られたのですか?

物部 真一郎さん

オンライン診療サービスを2014年から運営して、ある程度成長させたところで売却しました。

私自身は精神科医なのですが、当時のメンバーと10年単位で一緒にやっていまして、「今度は本当に自分たちが人生をかけてやりたい事業を作ろう」と考えて再集結したんです。

シニアの孤立は大きな社会問題であり、医療の観点からも見逃せない。この領域に一気に集中している、という経緯ですね。

「ハハロル」今後の展望

— 「ハハロル」のこれからの展開について、どんな構想をお持ちでしょうか?

物部 真一郎さん

大きく二つあります。ひとつは、日本国内のシニア向けマッチングを当たり前にすること。実は日本では高齢者の“孤立率”がOECDの先進国の中でも最も高いというデータがあって、およそ3人に1人が孤立状態とも言われています。

こうした方々の出会いの場を作って、社会的孤立を減らしたいんです。
もうひとつは、ゆくゆくは海外進出したいと思っています。

日本は世界最先端の超高齢化社会ですから、ここで確立した仕組みは他国にも展開できるはずだと。特にアジア圏など、これから日本と同じように高齢化する国は多いですから。

あとはサービス内部に「健康管理機能」を導入して、健康なほど“モテる”仕組みを作りたいと思っています。無理やり健康を押しつけるのではなく、楽しんでいたら健康も手に入る、といった世界観を目指します。

ユーザーへのメッセージ

— 最後に、サービスの利用を検討されている方や、シニアでの再婚・再パートナー探しに一歩踏み出せない方へメッセージをお願いします。

物部 真一郎さん

「歳をとったから恋愛してはいけない」「今さら恥ずかしい」などと思ってしまう気持ちは分かりますが、それ自体が年齢差別(エイジズム)なんです。独り暮らしで孤立してしまうと、健康面やメンタル面への悪影響が大きい。

ただ、“もう一度誰かと出会いたい”という願いは、ごく自然で人間らしいものです。どうか遠慮せずに飛び込んでみてください。

まとめ

「ハハロル」は、50歳以上のユーザーをメインターゲットにしたマッチングサービスでありながら、実は医療やヘルスケアの知見に裏打ちされた“孤立解消”のプラットフォームでもあります。単なる“出会いの場”というだけでなく、人生をもう一度楽しむためのきっかけづくりと、健康寿命を伸ばす切り口がセットになっているのが特徴です。

高齢者の孤独や孤立は、今後さらに深刻化していく社会課題です。ですが、物部さんが語るように、それを出会いによって解決し、むしろ人生の新しい喜びを見つけるチャンスに変えられるかもしれません。「ハハロル」の動向からますます目が離せなくなりそうです。

編集後記

物部さんは精神科医というバックグラウンドを持ちながら、とても気さくな方で、「シニアの孤立解消は医療問題でもある」という言葉には説得力がありました。オンライン診療のノウハウを活かしながら、今度はシニアの出会いをサポートする――この新しい試みがどのように進化していくのか、ぜひ注目していきたいと思います。

取材・構成:婚活パラダイス編集部

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