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アラサーの結婚は本当に厳しい?現実を知って理想の相手と出会う方法

アラサーの結婚は本当に難しい?

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「もう30歳近いけど結婚できるかな」「周りの結婚ラッシュで焦ってしまう」

婚活パラダイス編集長として数多くの結婚相談所を取材し、婚活中の方々のリアルな声を聞いてきた筆者は、こうした悩みを抱えるアラサーの方々に毎日のように出会います。

確かにアラサーの婚活には厳しい現実もありますが、正しい知識と戦略があれば必ず道は開けます。今回は最新のデータをもとに、アラサー世代の結婚事情の真実をお伝えします。

この記事の執筆・編集

執筆:佐藤祐介

婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家インタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

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編集:婚活パラダイス編集部

婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る

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目次

アラサーはまだまだ結婚適齢期!データが示す希望的事実

全国の大手結婚相談所での取材を通じて明らかになったのは「30歳前後の婚活者は実際に結婚しやすい」という事実です。実際のデータを見てみましょう。

平均初婚年齢から見る現実

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)によると、

年代男性平均初婚年齢女性平均初婚年齢
2021年31.2歳29.6歳
2015年31.1歳29.4歳
2010年30.5歳28.8歳

女性の平均初婚年齢は29.6歳で、まさにアラサー世代です。筆者は「アラサーは決して遅くない、むしろ最適なタイミング」だと確信しています。

さらに注目すべきは、厚生労働省の人口動態統計によると、初婚男性の成婚件数は27歳をピークとし、25歳から30歳で全体の46%を占めているという事実です。

結婚への意識は年齢とともに高まる

国立社会保障・人口問題研究所の同調査では、「いずれ結婚するつもり」と考える未婚者の割合、

年齢層男性女性
18-34歳全体81.4%84.3%
25-29歳61.0%74.3%
30-34歳74.9%84.7%

特に30代に入ると、女性の84.7%が結婚を希望しており、結婚への意識が高まることが明確に示されています。取材現場でも、30代に入ってから本格的に結婚を意識し始める方が圧倒的に多く、これは自然な流れといえるでしょう。

なぜ「アラサー婚活は厳しい」と言われるのか

現場取材で見えてきた5つの理由

結婚相談所での取材を通じて、アラサー婚活の厳しさの根本原因が見えてきました。

1. 競争相手の存在を意識しすぎている

20代後半と30代前半の女性が同じ男性を求めるため、競争が激化するのは事実です。しかし筆者は、「競争を意識するより、自分らしさを大切にすべき」だと考えています。

2. 男女の求める条件にギャップがある

女性は結婚相手の男性には同年代を求める傾向にあるが、男性は自分の年齢に関わらず、若い女性を好む傾向にあるという現実があります。ただし、これは一般論であり、例外も多いことが現場での実感です。

3. 独身男性の減少

25~34歳女性が独身に留まっている理由は「出会いの機会」の減少です。

4. 妊娠・出産への時間的プレッシャー

35歳以上の初産は高齢出産に分類され、35歳では300例に1例、40歳では100例に1例という割合でダウン症のリスクが上がることから、30代女性は時間的なプレッシャーを感じやすくなります。

5. 「普通の男性」への誤解

筆者が最も問題だと感じているのは、多くの女性が考える「普通の男性」が実は超レアな存在だということです。

アラサー女性が求める「普通」の条件と現実▼

条件希望現実の割合
年収500万円以上国税庁データでは30代で約35%
身長170cm以上文部科学省学校保健統計では約50%
学歴大卒以上文部科学省統計では約28%
職業正社員・安定職労働力調査では75%

これらすべてを満たす男性は、非常に少ないといえるでしょう。

高齢出産のリスクを知って現実的に考える

多くの取材を通じて明らかになったのは、アラサー女性が結婚を焦る背景に「出産のタイムリミット」への不安があることです。

年齢別妊娠・出産のリスク

医療機関の専門データによると、

年齢流産率ダウン症リスク
25歳未満10-15%2,000例に1例
30-34歳15%
35-39歳17-18%300例に1例
40歳以上25-30%100例に1例

このデータを見ると、確かに35歳を境にリスクが上がりますが、筆者は「30代前半であれば、まだ十分時間がある」と考えています。

妊娠適齢期の現実

18~34歳が妊娠の適齢期と言えます。34歳以降は徐々に、そして37歳以降は急激に、妊娠しづらくなりますという医学的事実はありますが、2020年には出生数の3割ほどで、母体年齢が35歳よりも高くなっていますというように、高齢出産も決して珍しくありません。

筆者は「データは参考程度に留め、過度に焦らないことが大切」だと考えています。

効果的なアラサー婚活の8つの戦略

数多くの成功者を取材して確信している、効果的な婚活戦略をお伝えします。

1. 現実的な条件設定をする

多くの婚活者におすすめしているのが「条件の棚卸し」です。

優先度条件例編集部の見解
絶対譲れない価値観、人柄、誠実さここは妥協すべきではない
できれば欲しい年収400万円以上、大卒柔軟に考える余地あり
あったら嬉しい身長、趣味、外見重視しすぎは禁物

2. アラサーならではの魅力を活かす

年齢を武器にしている女性たちもいます。

  • 経済的安定感: 20代より収入が安定している
  • 人生経験の豊富さ: 深い会話ができる
  • 冷静な判断力: 感情に流されにくい
  • 大人の包容力: 相手を受け入れる余裕がある
  • 家事スキルの高さ: 実用的な生活力

「私は20代にはない落ち着きと安定感が魅力だと思っています」と自信を持って言える女性ほど、婚活がうまくいっている印象です。

3. 積極的なアプローチを心がける

30代になると20代の頃のように男性から声を掛けられる頻度は減る傾向にあるのは事実です。筆者は「待っているだけでは何も始まらない」と強く実感しています。

具体的な行動指針

  • 自分から申し込みやアプローチをする
  • デートプランを積極的に提案する
  • 複数の婚活手段を並行利用する
  • 月に最低5人以上の新しい人と出会う

4. 焦りを表に出さない

取材した多くの成功者に共通するのは、焦りを表に出さないことです。

結婚に対して焦りを見せない態度が非常に重要です。これは相手に対してだけでなく、自分に対しても必要な心構えだと専門家も指摘しています。

「結婚への焦りは相手に伝わりやすく、逆効果になることが多い」というのが現場での実感です。

5. 適切な婚活サービスを選択する

筆者がおすすめするのは、結婚意識の高い人が集まる場での活動です。

結婚相談所

アラサー世代の成婚率は決して低くありません。

メリット

  • 真剣度の高い会員が集まる
  • プロのサポート体制が充実
  • 効率的なマッチングシステム
  • 身元確認が徹底されている

デメリット

  • 費用が高い(年間20-50万円程度)
  • システマチックな出会い
  • 条件重視になりがち

マッチングアプリ選びのコツ

マッチングアプリを選択する場合は「婚活専門アプリを選ぶべき」だと考えています。

アプリタイプ特徴編集部評価向いている人
婚活特化型結婚意識が高い最もおすすめ短期間で結婚したい
恋活・婚活併用型幅広い出会い時間をかけられる人向けじっくり相手を見極めたい
大手総合型会員数が多い出会いの数を重視する人向け多くの選択肢から選びたい

おすすめアプリの特徴

  • ペアーズ:会員数最大、30代も多数活動
  • ゼクシィ縁結び:婚活特化、女性も有料で真剣度高
  • ユーブライド:結婚相談所運営、成婚実績豊富
  • ブライダルネット:IBJ運営、専任サポートあり

6. 婚活パーティー・街コンの活用

アラサー向けイベントの選び方

  • 年齢限定パーティーに参加(28-38歳限定など)
  • 少人数制を選ぶ(8対8以下)
  • 趣味特化型も効果的
  • 上場企業限定などハイスペック向けも検討

7. 自分磨きを継続する

成功者から聞く共通点は、継続的な自分磨きです。

外見磨き

  • プロフィール写真の定期更新
  • ファッションの見直し
  • 美容・健康管理の継続

内面磨き

  • コミュニケーション能力の向上
  • 料理・家事スキルの習得
  • 趣味・教養の充実
  • マナー・礼儀の見直し

8. メンタル面の管理を重視する

筆者は「婚活は心の健康管理が最も重要」だと考えています。

メンタル管理のポイント

  • 小さな失敗で落ち込みすぎない
  • 友人や家族との時間を大切にする
  • 婚活以外の楽しみを持つ
  • 定期的な休息を取る
  • カウンセラーへの相談も検討

出会いの方法を詳しく解説

結婚相談所の選び方

取材した結婚相談所の特徴をまとめます。

ハイブリッド型(データマッチングと仲人の両方選べる)

代表例: オーネット、ツヴァイ

  • システムによる自動マッチング
  • 大手で会員数が多い
  • 料金は比較的安め(年間20-30万円)
  • サポートは最小限

仲人型

代表例: ムスベル、サンマリエ

  • 専任カウンセラーによる手厚いサポート
  • 個別アドバイスが充実
  • 料金は高め(年間40-60万円)
  • 成婚率が高い傾向

オンライン型

代表例: エン婚活エージェント、naco-do

  • オンライン完結で効率的
  • 料金が安い(年間15-20万円)
  • 自分のペースで活動可能
  • サポートは限定的

マッチングアプリの効果的な使い方

効果的な活用法をお伝えします。

プロフィール作成のコツ

写真

  • メイン写真は笑顔の明るい写真
  • サブ写真で趣味や日常を表現
  • プロによる撮影も検討
  • 年1回は更新する

自己紹介文

  • 結婚への真剣度を明記
  • 具体的な趣味や価値観を記載
  • ネガティブな表現は避ける
  • 400-600文字程度で簡潔に

メッセージのコツ

初回メッセージ

  • プロフィールの具体的な部分に触れる
  • 質問を1つ含める
  • 丁寧語で礼儀正しく
  • 100-150文字程度

継続的なやり取り

  • 相手のペースに合わせる
  • 共通点を見つけて話題にする
  • 早めに実際に会う提案をする

婚活パーティーの攻略法

取材で得た成功のコツをご紹介します。

参加前の準備

  • 自己紹介カードの事前記入
  • 清潔感のある服装選び
  • 話題を3つ以上準備
  • 連絡先交換の準備

当日の立ち回り

  • 積極的に話しかける
  • 相手の話をよく聞く
  • 笑顔を心がける
  • 複数人と連絡先交換する

よくある質問への回答

Q: アラサーでの婚活は本当に厳しいの?

回答:確かに競争は激しいですが、取材した結婚相談所では30歳前後の成婚者も多数います。戦略次第で十分成功可能です。統計的にも平均初婚年齢は女性29.6歳で、アラサーが適齢期であることは明らかです。

Q: 年収条件はどう設定すべき?

回答転職サイトdodaのデータでは30代男性の平均年収は494万円です。筆者は「400万円以上」を現実的な基準として推奨しています。500万円以上にこだわると選択肢が大幅に減ってしまいます。

Q: 20代後半と30代前半では違いはある?

回答:正直に言うと、婚活市場では1歳でも若い方が有利です。しかし、筆者は「30代には30代の魅力がある」と強く信じています。経済力、人生経験、落ち着きなど、20代にはない魅力を活かすことが重要です。

Q: 複数の婚活方法を併用すべき?

回答:筆者は「併用を強くおすすめします」。結婚相談所とマッチングアプリ、または複数のアプリを並行利用することで、出会いの機会を最大化できます。ただし、管理しきれない数になるのは避けましょう。

Q: どのくらいの期間で結果が出る?

回答:取材では、真剣に活動すれば6ヶ月から1年で結果が出る方が多いです。ただし、これは正しい戦略と継続的な努力があってこそです。3ヶ月で判断するのは早すぎます。

アラサー婚活者への最終メッセージ

数多くの婚活現場を取材してきて確信していることは、「アラサーの結婚は決して不可能ではない」ということです。

むしろ、人生経験を積み、自分らしさを理解できているアラサー世代だからこそ、より良いパートナーシップを築けるのではないでしょうか。

今日からできる具体的なアクション

Phase 1(今週中)

  1. 自分の条件を紙に書き出し、優先順位をつける
  2. 2つ以上の婚活サービスに登録する
  3. プロフィール写真を新しく撮影する

Phase 2(今月中)

  1. 月20人以上とマッチングする
  2. 週1回以上は新しい人と会う
  3. 婚活パーティーに最低2回参加する

Phase 3(3ヶ月以内)

  1. 活動の振り返りと戦略見直し
  2. 必要に応じてサービスの変更
  3. 本格的な交際に発展させる

迷っている時間があるなら、今すぐ行動を起こすべき」だと考えています。アラサーの今が、人生で最も若い瞬間です。

国立社会保障・人口問題研究所のデータでも示されているように、最近の結婚の13.6%がインターネットサービスを利用した出会いです。従来の方法にとらわれず、新しい出会い方も積極的に取り入れることをおすすめします。

最後に大切なこと

筆者が最も強調したいのは、「婚活は一人で悩まず、専門家のサポートを受けながら進めることが何より大切」ということです。

結婚相談所のカウンセラー、信頼できる友人、家族など、周囲のサポートを積極的に活用してください。一人で抱え込まず、客観的なアドバイスを求めることで、より効果的な婚活ができるはずです。

アラサーという年齢を不利だと考えるのではなく、「今だからこその魅力と可能性」を信じて、理想の結婚に向けて今日から一歩を踏み出しましょう。

筆者は皆さんの婚活を心から応援しています。

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