結婚は勢いが大事！タイミングを逃さないために知っておきたい8つのきっかけ

結婚を決意するためには、勢いが重要だとよく言われます。

この意見に頷く人も多いでしょう。また、遠距離恋愛を経て結婚に至るカップルも少なくありません。

例えば、お見合いをきっかけに交際を始めた二人がいます。二人は飛行機を使わないと会えない距離に住んでいましたが、たった2ヶ月の交際で結婚に至ったのです。

結婚相談所では、このような出会いも頻繁に見られます。「数回しか会ったことがないのに、どうして結婚に踏み切れたのか？」と疑問に思うかもしれません。しかし、実際に短期間で結婚を決める人たちもいるのです。

では、なぜ彼らは勢いよく結婚を決意できたのでしょうか？この記事では、実際に結婚を実現した人々が実践した勢いのある婚活方法について詳しく解説します。

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恋愛と結婚は別物

大前提として、恋愛と結婚は別のものです。たとえ恋愛が順調であっても、結婚生活がうまくいかずに離婚に至るカップルも少なくありません。

例えば、「5年間も交際したのに、結婚生活は1年も続かなかった」という話を耳にすることがあります。このようなケースを目の当たりにすると、やはり恋愛と結婚は別物だと実感できるでしょう。

つまり、交際期間が長いからといって、それが結婚を保証するわけではないのです。

勢いで結婚した人の割合は4割

マイナビウーマンが既婚男女約400人に行った調査によると、約4割超の人が勢いで結婚したという結果になりました。

さらに、「勢いで結婚したことに後悔していますか？」のアンケートに対して6割以上の男女が「後悔していない」と回答しています。

勢いで結婚する男女は半数弱もおり、6割の人が後悔していない事実から、勢いに任せて成婚しても幸せな結婚生活ができることがわかります。

勢いに任せて結婚しても上手くいく説

結婚を望む人にとって、どれだけ長く交際していても結婚生活が長続きしなければ意味がありません。交際期間が長いからといって結婚生活がうまくいくとは限りません。

そこで、芸能人がスピード婚を発表して世間を驚かせることがあるように、勢いに任せて結婚しても上手くいくのではないかという考え方が浮かびます。

では、結婚する際のポイントはどのようなきっかけがあったのでしょうか？

結婚を意識する8つのきっかけ

結婚を意識する際によくある8つのきっかけについて説明します。

1. 恋人との結婚生活が描けるようになった

男性にとって、人生のパートナーを選ぶ上で重要なポイントの一つが、困難な時に支えてくれる存在かどうかです。風邪で寝込んだ時や仕事で挫折を味わった時など、心身ともに弱っている男性を、恋人が優しく献身的にサポートしてくれた経験は、結婚を意識するきっかけになるでしょう。

例えば、高熱で苦しんでいる彼のために、恋人が手作りの料理を持ってお見舞いに来てくれたとします。「あなたの為なら、どんなことでもするわ」と言葉をかけられ、彼女の愛情を感じた彼は、「この人となら、一生を共にしたい」と結婚を意識し始めるかもしれません。

また、仕事で大きなミスをしてしまい、落ち込んでいる彼を、恋人が温かく励ましてくれた経験も、結婚への第一歩になり得ます。「あなたは必ず乗り越えられる。私はいつもあなたの味方よ」と寄り添ってくれる彼女の存在は、彼にとって心強い支えになるでしょう。

結婚生活は、幸せな時ばかりではありません。予期せぬ困難や、乗り越えなければならない試練に直面することもあります。そんな時に、一緒に問題を解決し、支え合えるパートナーがいることの心強さを、恋人との経験を通して実感した男性は、結婚に対する意識が高まっていくのです。

「この人となら、どんな困難も乗り越えていける」と感じた時、男性の結婚願望が芽生え、恋人を人生のパートナーとして迎えたいと思うようになるのでしょう。恋人との絆が深まる中で、結婚後の生活を具体的にイメージできるようになることが、男性が結婚を決意する大きなきっかけになると言えます。

2. 仕事に慣れて経済的余裕が生まれた

男性にとって、結婚を決意する上で重要な要因の一つが、仕事の安定と経済的な余裕です。たとえ結婚したいと思う相手がいたとしても、自分の仕事が軌道に乗っておらず、経済的に不安定な状況では、具体的な結婚プランを立てることをためらう男性が多いのです。

多くの男性は、キャリアの初期段階では結婚よりも仕事に集中する傾向があります。目の前の仕事をこなし、経験を積み、徐々に自分の実力を高めていく過程で、仕事への自信を深めていくのです。

例えば、ある男性は、憧れの大手企業に就職したものの、最初の数年間は激務に追われる毎日でした。恋人との時間も十分に取れず、結婚どころではありませんでした。しかし、徐々に仕事に慣れ、上司からの信頼も得られるようになると、仕事のペースをコントロールできるようになりました。

安定した収入を得られるようになり、将来の見通しが立つと、彼は結婚を意識し始めます。「そろそろ家庭を持つ時期かもしれない」と感じ、恋人との結婚を真剣に考えるようになるのです。

経済的な余裕が生まれることで、結婚生活に必要な資金の目途が立ち、新居の購入や結婚式の費用なども現実的に考えられるようになります。仕事で一定の地位を確立し、経済的な安定を手に入れたことが、男性が結婚を決断する大きなきっかけとなるのです。

男性にとって、仕事の安定と経済的な基盤の確立は、結婚を考える上で欠かせない要素です。自分の力で家族を守り、大切な妻を幸せにしたいと願う男性は、仕事に慣れ、経済的な余裕が生まれるまで結婚を待つことが多いのです。

3. 子どもを育てる余裕ができた・子どもを授かった

男性が結婚を意識するきっかけの一つに、子どもを育てる環境が整ったことが挙げられます。子育ては、時間的・精神的・経済的な余裕が必要不可欠です。

仕事で昇進し、収入が安定してくると、家族を養う経済的基盤が整います。また、長年携わってきたプロジェクトが一段落すれば、結婚や子育てに向き合う心の余裕が生まれるでしょう。

一方で、結婚を考えていた恋人との間に、予期せずして子どもを授かることがきっかけとなる場合もあります。我が子の存在に触れ、父親になる喜びを感じることで、結婚への決意が固まっていくのです。

「子どもが欲しい」という願望が強い男性にとって、結婚は切っても切れない関係にあります。自分の子どもを持ち、愛情を注ぎ、成長を見守りたいという気持ちが、結婚を意識するきっかけとなります。

男性にとって、子どもを育てる環境が整うこと、また、恋人との間に子どもを授かることは、結婚を考える大きな転機となるのです。子育ての喜びを恋人と分かち合い、温かい家庭を築いていきたいと願うことが、男性を結婚へと導くのでしょう。

4. 仲の良い同僚・友人が結婚した

結婚に対して強い意識を持っておらず、「いつかできたらいいな」と漠然と考えている男性の中には、仲の良い同僚や友人の結婚をきっかけに、自身の結婚願望が急激に高まるケースが多く見られます。

例えば、仕事終わりに毎晩のように一緒に飲みに行っていた同期や同僚が次々と結婚していく様子を目の当たりにすると、「自分だけ取り残されているのでは？」という焦りが生まれてくるのです。さらに、幼い頃からの付き合いである地元の親友が結婚ラッシュに沸く中、自分だけが独身でいることに違和感を覚え、結婚に対する意識が高まっていくこともあります。

特に30代以降の男性は、周囲の既婚者の割合が大きく増加する傾向にあります。会社の上司や先輩、同僚の多くが家庭を持ち、結婚生活の喜びや充実感を語る姿を見て、自分も結婚すべき時期に来ているのではないかと感じ始めるのです。

独身の男性同士で交流していた頃とは違い、既婚者が多くなると話題も自然と結婚や家庭に関することが中心になります。そのような環境の中で、結婚に対する前向きな姿勢を持つ男性が増えていくのは自然な流れと言えるでしょう。

仲の良い同僚や友人の結婚は、独身男性にとって大きな刺激となります。幸せそうな姿を見て、自分も結婚生活を送りたいと思うようになったり、独身でいることに焦りを感じたりと、結婚に対する意識が大きく変化するきっかけになるのです。

5. 恋人と遠距離になる可能性ができた

全国・海外転勤のある仕事に従事している場合、転勤により恋人と気軽に会えなくなることが結婚の後押しになります。

このパターンは、既に交際中の彼女と結婚を見据えて交際していることが多く、結婚を意識していなかったのに急に結婚を思い立つ訳ではないようです。

自身ではもっと後の「いずれ結婚するつもり」の場合でも、タイミングのひとつとして結婚に踏み切ります。

6. 恋人とこの先も一緒にいると確信した

男性が結婚を意識するようになる大きなきっかけの一つが、交際中の恋人との関係性の深まりです。付き合い始めの頃は結婚を意識していなくても、恋人と過ごす時間が長くなるにつれ、徐々に結婚を現実的に考えるようになります。

恋人との相性の良さは、結婚への大きな後押しとなります。価値観や趣味、ライフスタイルが合い、一緒にいて心地よいと感じられる相手であれば、「この人と一生を共にしたい」と自然と思うようになるでしょう。また、結婚に求める条件を恋人が満たしていると気づくことで、結婚への意欲がさらに高まります。

恋人との居心地の良さも、結婚を意識する大きな要因です。一緒にいると安らぎを感じ、何でも打ち明けられる存在であれば、「この先もずっと一緒にいたい」と自然と思うようになります。恋人との時間を重ねる中で、結婚後の生活をイメージできるようになることが、男性の結婚への一歩を後押しするのです。

恋人と過ごす日々の中で、男性は結婚への意識を徐々に高めていきます。相手との相性の良さ、結婚に求める条件との合致、居心地の良さを実感することで、「この人となら結婚してもいい」と前向きに考えるようになるのです。

7. 親・親戚から結婚を促された

実家に帰省した際やお正月に親戚が集まる際に、「結婚しないの？」「いいお相手はいないの？」と聞かれることが妙齢になると増えプレッシャーを感じます。

身近な人から言われる頻度が増える毎に、「自分ももう周りからみたらそんな年頃か」と結婚を意識しはじめます。

30歳前後などの節目に多い傾向で、筆者も婚活をしていた際に出会った男性がきっかけのひとつに挙げることが多々ありました。

8. 年齢的にしておかないと後悔すると思った

男性にとっても、30歳や35歳という節目の年齢は、人生設計を見直すきっかけとなります。特に計画性のある男性は、将来を見据えた上で、結婚のタイミングを意識し始めるようです。

近年、不妊の原因が男性側にもあるというエビデンスが浸透してきたことで、年齢を考慮した婚活の重要性を認識する男性が増えています。仕事も安定し、経済的な基盤も整ってくる30代に、結婚に向けて一歩踏み出すことは、将来への大きな投資になります。

また、女性と同様に、男性も「あの時結婚しておけばよかった」という後悔を抱きたくないと考えています。年齢を重ねるほど、結婚相手に求める条件も変化していきます。自分に合ったパートナーを見つけるためにも、適切な時期に結婚を考えることが大切だと気づくのです。

多くの男性が、節目の年齢を迎えたことをきっかけに、結婚への意識を高めているのです。

【成婚体験談】半ば勢いでの結婚でも後悔していない理由

筆者は現在の夫と交際から1年未満で結婚し、半ば勢いでの結婚に周りからは見られがちでした。

しかし、夫との結婚に全く後悔していませんし、衝突することはあれど結婚して幸せです。
理由は、交際時一緒に過ごす中で価値観や将来へのすり合わせができていたことだと感じます。

運命的な出会い

私と夫の出会いは、友人の紹介でした。初対面の時から、何かが通じ合うような感覚があり、すぐに意気投合しました。
「あなたと話していると、自然と笑顔になるの」と夫に言われた時、私の心は既に彼に向いていました。

価値観のすり合わせ

交際が始まってから、私たちは多くの時間を一緒に過ごしました。デートを重ねる中で、将来の夢や人生観について語り合う機会が増えていきました。
「子育ては二人で協力し合いたい」「仕事と家庭の両立が理想」など、大切にしたい価値観が同じだと気づいた時、結婚への想いが強くなりました。

自然な成り行きでのプロポーズ

交際から10ヶ月が過ぎた頃、夫から「結婚しよう」と突然プロポーズされました。周りからは「まだ早いのでは？」と言われましたが、私の中では「この人となら幸せな家庭を築ける」という確信がありました。
プロポーズを受けた瞬間、「私もずっと一緒にいたいと思っていた」と涙を流して答えました。

周囲の反応と結婚式

交際から1年未満での結婚に、両親は最初戸惑っていました。しかし、私たちの決意を伝えると、「幸せになってほしい」と温かく見守ってくれました。
挙式当日、両家の家族や友人に祝福されながら、誓いの言葉を交わしました。あの日の感動は、今でも私の心に強く残っています。

結婚生活の中での学び

結婚してからも、お互いの性格の違いから衝突することはあります。でも、そのたびに話し合いを重ね、理解を深め合うことができています。
「愛情があれば乗り越えられる」と、夫がよく言います。困難な時も、彼の言葉に支えられています。

今の幸せ

結婚して3年が経ちました。今では、夫婦二人三脚で夢に向かって歩んでいます。仕事で悩んだ時は、夫が親身になって相談に乗ってくれます。
休日は一緒に美味しいご飯を食べに行ったり、のんびりと過ごしたり。何気ない日常の中に、幸せを感じています。

半ば勢いでの結婚でしたが、私は夫と結婚して本当に良かったと思っています。交際中に築いた信頼関係と、結婚への強い意志があったからこそ、スピード婚でも後悔していません。

結婚のタイミングは人それぞれです。大切なのは、お互いを深く理解し、協力し合える相手かどうかを見極めること。勢いも大事ですが、それだけで決めるのはリスクがあります。

でも、「この人となら一生を共にしたい」と心から思えたなら、そのタイミングを逃さず、幸せをつかみに行くことをおすすめします。結婚は新しい人生の始まりです。勇気を持って一歩を踏み出せば、きっと素敵な未来が待っているはずです。

勢いで結婚しても後悔しないための3つのポイント

勢いで結婚しても後悔しないためには以下3つのポイントを意識することが大切です。

焦りからくる勢いは後悔する原因になりますし、感情だけで決めても恋愛感情がパートナーにずっと持ち続けられるわけではないため冷静な判断が必要です。

勢いで結婚をきめようとしている段階で、一旦冷静になり自分を客観視してこの先パートナーと協力して生活していけるか省みることが失敗しない秘訣になるでしょう。

結婚はゴールではなくスタート

結婚相手を選ぶ際に大切なのは、結婚はゴールではなくスタートだと認識することです。婚活中の人にとって、結婚が一つのゴールのように感じられるかもしれませんが、実際には結婚生活が始まるのです。

結婚後、夫婦としての生活を楽しめるかどうかがポイントとなります。

「夫婦を楽しむ」とは具体的に何を意味するのでしょうか？それは、夫婦としての在り方であり、結婚生活を共にしてみなければ分からないことも多いです。

一つ屋根の下で共に生活する中で様々な出来事が起こります。それらを二人で柔軟に乗り越えることが、家族円満の秘訣なのです。

夫婦関係が上手くいく人、いかない人

「結婚してみなければ何が起こるか分からない」ということは、やはり恋人関係だけでは想像できない現実が待ち受けているということです。恋愛は短距離走のようなものであり、結婚は長距離走に似ています。

ここで重要なのは、日常の行いです。

多少、日常の行いが悪くても、恋愛中ならば許されることが多いでしょう。しかし、結婚生活が始まると、日常の行いが悪ければすぐに問題となり、相手から見限られてしまうこともあります。

例えば、浮気と不倫が違うように、恋人関係では多少許される行為でも、結婚してからでは一発退場となることがあるのです。

夫婦の絆を強固にし、コツコツと信頼を積み重ねていける人が、結婚に向いていると言えます。結婚生活は深く、長い道のりです。

その長い道のりを、楽しみながら柔軟に対応できる人が、結婚に向いているのです。

結婚してみなければわからない？だったら勢いに任せるのもあり

このように、恋愛と結婚は別物であり、結婚してみなければわからないことがたくさんあります。つまり、勢いに任せて結婚しても、仲良く幸せに暮らしている夫婦は少なくありません。

今、この瞬間、結婚したいという気持ちが芽生えたなら、その勢いに任せても良いのです。

結婚相談所は、結婚を真剣に考える人々の集まりです。交際が始まれば、少なからず結婚を意識します。そこでダラダラと交際を続けてしまうと、勢いのあるライバルに意中の人を奪われることになりかねません。

結婚相談所では、交際から成婚に至るまでの期間は平均で3.2ヶ月です。さらに早い人は、会って2回目で結婚を決めることもあるのです。

まとめ

「結婚は勢いでするもの！結婚した人が実践した勢いのある婚活方法」はいかがでしたか？

「たった3ヶ月では相手のことが何もわからないよ」と言う人は、結婚しても相手の心を理解するのは難しいかもしれません。

一緒にいる時間も大切ですが、結局は二人の距離感や関係の質が重要です。

恋愛と結婚は別物と考え、交際相手と結婚に向けて前向きな会話を心掛けましょう。