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結婚相談所の掛け持ちはアリ?メリット・デメリットを徹底解説!【費用や組み合わせも紹介】

結婚相談所の掛け持ちはアリ? メリット・デメリットを徹底解説!

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「今の結婚相談所だけだと、本当に出会えるのかな…」

「もっと多くの人に会ってみたいけど、掛け持ちってどうなんだろう?」

婚活を進める中で、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。複数の結婚相談所を掛け持ちすることは、出会いの可能性を広げる有効な手段の一つです。

しかし、何も考えずに始めてしまうと、「費用がかさむだけで成果が出ない」といった事態に陥りかねません。

長年、婚活・恋愛の現場で多くの男女を見てきた視点から申し上げると、結婚相談所の掛け持ちは「目的を明確にし、戦略的に行うのであれば、成婚への近道になり得る」と言えます。

この記事では、結婚相談所の掛け持ちに関するあらゆる疑問にお答えします。

  • 掛け持ちのメリット・デメリット
  • 具体的な費用感
  • あなたに掛け持ちは向いているのか?
  • 失敗しない相談所の組み合わせ方
  • 掛け持ちを成功させるための秘訣

最後までお読みいただければ、あなたが掛け持ちという選択をすべきか、そしてどうすればその効果を最大化できるのかが明確になるはずです。

この記事の執筆・編集

執筆:佐藤祐介

婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家インタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

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編集:婚活パラダイス編集部

婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る

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目次

そもそもルール違反じゃない?結婚相談所の掛け持ちは「可能」

まず大前提として、ほとんどの結婚相談所では、他の相談所との掛け持ちを禁止していません。 規約で明確に禁じているケースは稀ですので、その点はご安心ください。

ただし、注意点が一つあります。それは「真剣交際」中の掛け持ちです。

真剣交際とは、お互いを結婚相手の候補として一人に絞り、成婚に向けて真剣にお付き合いをする期間のこと。この期間中に他の相談所で新しい相手を探すことは、マナー違反であり、トラブルの原因となります。

掛け持ちを検討するのは、あくまで特定のお相手がいない場合に限ると心得ましょう。

【データで見る】今、結婚相談所の掛け持ちを考えるべき理由

なぜ今、掛け持ちを検討する価値があるのでしょうか。それは、婚活市場の現状と深く関係しています。

株式会社IBJが発表したデータによると、成婚した会員は、入会から成婚までの期間に平均でお見合いを20回以上行っているというデータがあります。

また、リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2024」を見ても、婚活サービス利用によって恋人ができた割合は47.8%となっており、増加傾向にあります。さらに、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は15.3%過去最高の値になっています。婚活サービスを通じて結婚した人は、複数のサービスを検討・利用している傾向が見られます。

これらのデータが示すのは、「出会いの数(母数)を増やすことが、成婚の可能性を高める上で非常に重要である」という事実です。

一つの相談所での出会いが頭打ちになっていると感じるなら、活動の場を広げる=掛け持ちを視野に入れるのは、極めて合理的な戦略と言えるでしょう。

出会いが2倍以上に?結婚相談所を掛け持ちする5つのメリット

では、具体的に掛け持ちにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは5つのポイントに絞って解説します。

1. 出会えるお相手の数が圧倒的に増える

これが最大のメリットです。所属する連盟や会員層が異なる相談所を掛け持ちすれば、これまで出会えなかったタイプのお相手と出会える可能性が飛躍的に高まります。

▼結婚相談所の連盟別会員数

主要な連盟会員数(概算)特徴
IBJ(日本結婚相談所連盟)約9万人業界最大規模、30-40代中心
BIU(日本ブライダル連盟)約6.6万人50年以上の歴史、40代以上が多い
コネクトシップ約5.5万人複数事業者の連携
JBA(日本結婚相談協会)約5万人関西圏に強い
※2024年時点の公表データを参考

2. 異なるタイプのサービスを比較検討できる

結婚相談所には、手厚いサポートが魅力の「仲人型」と、自分で相手を探す「データマッチング型(オンラインもこのタイプ)」、その両方を兼ね備えた「ハイブリッド型」があります。複数のタイプを併用することで、自分に合った婚活スタイルを見極めることができます。

3. 活動の幅が広がりミスマッチが減る

A相談所では「高年収」の会員が多く、B相談所では「同年代」の会員が多いなど、相談所によって強みは様々です。複数の相談所に登録することで、より自分の希望条件に合致したお相手を見つけやすくなります。

4. 複数のカウンセラーから客観的なアドバイスをもらえる

一人のカウンセラーの意見だけでは、時に視野が狭くなってしまうことも。複数のプロからアドバイスをもらうことで、自分の魅力や課題を客観的に把握でき、婚活の進め方を改善しやすくなります。

5. 婚活への意識が高まり、短期集中で活動できる

費用や時間を投資している分、「絶対に成功させる」という意識が高まります。スケジュールが埋まることで婚活の優先順位が上がり、結果として短期間での成婚につながるケースも少なくありません。

知らないと後悔する!掛け持ちの4つのデメリットと対策

もちろん、掛け持ちには良い面ばかりではありません。事前に知っておくべきデメリットと、その対策を解説します。

1. 費用が2倍以上になる

当然ですが、2つの相談所を利用すれば、初期費用も月会費もそれぞれかかります。安易に始めると、経済的な負担が大きくなり、婚活自体が続けられなくなる可能性もあります。

▼結婚相談所の費用内訳(1社あたり)

費用項目料金相場概要
初期費用10万円~20万円入会金、登録料など、入会時にかかる費用
月会費1万円~2万円会員として活動するために毎月支払う費用
お見合い料0円~1万円/回お見合いが成立した際に発生する費用
成婚料5万円~30万円結婚が決まり、退会する際に支払う成功報酬

※上記はあくまで相場です。詳細は各相談所にご確認ください。

【対策】

  • 予算の上限を決める: 「婚活に使えるお金は月々最大〇円まで」と明確な予算を設定しましょう。
  • 期間を区切る: 「まずは3ヶ月間だけ掛け持ちしてみる」など、期間を決めて試すのがおすすめです。

2. 時間と労力の負担が増える

お相手探し、カウンセラーとの面談、お見合いの日程調整など、単純に活動量が2倍になります。仕事が忙しい方や、プライベートの時間を大切にしたい方にとっては、大きな負担になる可能性があります。

【対策】

  • 自分のキャパシティを把握する: 無理のないスケジュールで活動できるか、事前にシミュレーションしてみましょう。
  • サポート体制の手厚い相談所を選ぶ: 日程調整などを代行してくれる相談所を選ぶと、負担を軽減できます。

3. スケジュール管理が複雑になる

A相談所で紹介されたAさんと、B相談所で紹介されたBさんのお見合いが同日に…といった事態も起こりえます。誰とどの相談所で出会ったのか、交際の進捗はどうなっているのか、正確に管理する必要があります。

【対策】

  • 婚活用スケジュール帳やアプリを活用する: 情報を一元管理し、ダブルブッキングや連絡漏れを防ぎましょう。

4. 情報過多で混乱し、「婚活疲れ」に陥りやすい

多くの人からアプローチをもらえたり、たくさんのプロフィールを見たりすることで、情報過多に陥り、「誰を選べばいいか分からなくなった」という状態になることがあります。これが「婚活疲れ」の大きな原因です。

【対策】

  • 活動の軸をブラさない: 「これだけは譲れない」という条件を明確にしておきましょう。
  • 定期的に休息をとる: 意識的に婚活から離れる日を作り、心身をリフレッシュさせましょう。

「結婚相談所 掛け持ち やばい?」ネガティブな噂の真相

ネットで検索すると、「掛け持ちはやばい」「意味ない」といったネガティブな意見も見られます。しかし、その多くは、先ほど挙げたデメリットへの対策を怠った結果、失敗してしまったケースです。

  • 「費用がかさむだけで出会えない」 → 自分の希望と相談所の強みがマッチしていない、プロフィールに問題があるなど、掛け持ち以前に原因がある可能性が高いです。
  • 「結局、結婚できない」 → 出会いの数は増えても、一人ひとりと向き合う姿勢がなければ成婚には至りません。量をこなすだけでなく、質を高める努力が必要です。

掛け持ちが「やばい」のではなく、戦略なき掛け持ちが「やばい」のです。効果を上げる鍵は、自分に合った方法で、計画的に活動することに尽きます。

あなたはどっち?掛け持ちが向いている人・いない人の特徴

ここで一度、あなたが掛け持ちに向いているタイプかどうか、セルフチェックしてみましょう。

掛け持ちが向いている人

  • 婚活に割ける時間と金銭的な余裕がある
  • 地方在住で、現在の相談所では出会える人数が限られている
  • 複数のことを同時に進めるマルチタスクが得意
  • 1年以内など、具体的な期間を決めて短期集中で婚活したい
  • 今の相談所のサポートや会員層に明確な不満がある

掛け持ちを慎重に検討すべき人】

  • 仕事などが忙しく、婚活に十分な時間を割けない
  • 経済的な負担が大きいと感じる
  • 複数のことを同時に進めるのが苦手
  • 優柔不断で、選択肢が多いと逆に選べなくなってしまう
  • まずは今の相談所でやれることをやりきっていない

ご自身がどちらのタイプに近いか、客観的に考えてみることが、後悔しない選択につながります。

【タイプ別】失敗しない!おすすめの結婚相談所の組み合わせ方

もし掛け持ちをすると決めたなら、次は「どの相談所を組み合わせるか」が重要になります。ここでは、効果が出やすいおすすめの組み合わせを3パターンご紹介します。

1. 「仲人型」×「データマッチング型」

手厚いサポートで二人三脚で活動する「仲人型」と、自分のペースで多くの人にアプローチできる「データマッチング型」。それぞれの長所を活かし、短所を補い合える王道の組み合わせです。

2. 「大手相談所」×「地域密着型相談所」

会員数が多い「大手」で出会いの母数を確保しつつ、地元の情報に詳しい「地域密着型」で、より身近なお相手を探す組み合わせです。特にUターン・Iターン婚活を考えている方におすすめです。

3. 異なる「連盟」に加盟している相談所同士

結婚相談所の多くは、「IBJ(日本結婚相談所連盟)」や「TMS(全国結婚相談事業者連盟)」といった連盟に加盟し、会員データを共有しています。同じ連盟の相談所を掛け持ちしても、出会えるお相手はほとんど変わりません。必ず、異なる連盟に加盟している相談所を組み合わせましょう。

掛け持ちを効果的に進める5つのポイント

掛け持ちの効果を最大化し、理想の相手と出会うための「5つのポイント」をお伝えします。これは、多くの成婚者たちに共通する実践法則でもあります。

1. 目的を明確にする

「なぜ掛け持ちするのか?」を自問自答しましょう。「出会いの数を増やしたい」「違うタイプのカウンセラーの意見が聞きたい」など、目的が明確であれば、迷った時の道しるべになります。

2. 予算と期間を決める

「費用は月〇万円まで」「期間は半年間」と、具体的なリミットを設定します。これにより、だらだらと活動を続けることを防ぎ、集中力を維持できます。

3. 掛け持ちの事実は正直に伝える

カウンセラーには、掛け持ちしていることを正直に伝えましょう。隠すメリットは何もありません。むしろ、伝えることで「他の相談所に負けないように」と、より手厚いサポートをしてくれる可能性が高まります。

4. 活動の軸となる相談所を一つ決める

2つの相談所を完全に同じ熱量で活動するのは困難です。メインで活動する相談所を一つ決め、もう一つはサブとして活用する、というように強弱をつけると、スケジュール管理や精神的な負担が楽になります。

5. 定期的に活動状況を見直す

1ヶ月に一度は、「掛け持ちの効果は出ているか」「このまま続けて問題ないか」を振り返る時間を設けましょう。状況に応じて、活動方針を柔軟に変更していくことが効果向上の鍵です。

【ちょっと待って!】掛け持ちの前に、今の相談所で見直すべきこと

ここまで掛け持ちのメリットや方法について解説してきましたが、勢いで行動する前に、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。

「今の相談所で、本当に全力を尽くせていますか?」

  • プロフィール写真は魅力的ですか?
  • 自己PR文は、あなたの人柄が伝わる内容になっていますか?
  • 担当カウンセラーに、自分の希望や悩みをきちんと伝えられていますか?
  • 紹介されたお相手に対し、先入観で「会わない」と判断していませんか?

もし、これらの点に少しでも改善の余地があるなら、まずは現在の環境でそれを試してみるべきです。それだけで、状況が劇的に好転する可能性も十分にあります。

まずは1社での改善を試す

「現在活動している結婚相談所は自分に合わない気がする」という場合は、掛け持ちをする前に、プランや担当アドバイザーの変更をしてみましょう。

以下を試してみることをおすすめします。

  1. 担当カウンセラーの変更
    • 相性が合わない場合は遠慮なく変更依頼
  2. プロフィールの見直し
    • 写真の変更
    • 自己紹介文のブラッシュアップ
  3. 希望条件の再検討
    • 年齢や年収などの条件を見直し
  4. 活動方針の変更
    • アプローチ方法の変更
    • お見合いの頻度調整

掛け持ちの本当の必要性を見極める

本当に掛け持ちするべきなのかを事前に考えてみるのが大切です。

以下の質問に答えてみてください。

  • 現在の相談所での紹介数は月何人ですか?
  • お見合いは月何回組めていますか?
  • 改善できる点は他にありませんか?
  • 費用負担は問題ありませんか?
  • 時間的余裕は十分ありますか?

掛け持ちは、あくまで最終手段の一つ。今の場所でできることをやりきった上で、それでも壁にぶつかった時に、初めて検討すべき選択肢なのです。

結婚相談所以外の併用選択肢

掛け持ちが負担に感じる場合は、以下の選択肢も検討してみてください:

1. マッチングアプリとの併用

結婚相談所とマッチングアプリでは会員層も異なるため、単純に出会いの数を増やしていろいろなタイプの人と出会いたいという場合は有効です。

メリット

  • 費用が格段に安い(月額3,000円程度)
  • 時間の自由度が高い
  • 幅広い年齢層と出会える

デメリット

  • 結婚意識の温度差
  • 身元確認が甘い場合がある

2. 婚活パーティーとの併用

  • 直接会って話せる
  • 費用が比較的安い
  • 多くの人と一度に出会える

3. 乗り換えを検討

もしも相談所を掛け持ちしたい理由がアドバイザーとの相性にあるのであれば、担当を変えてもらうこともできます。

現在の相談所に満足できない場合は、掛け持ちではなく乗り換えを検討するのも一つの方法です。

まとめ:戦略的な掛け持ちで、理想の結婚をその手に

結婚相談所の掛け持ちは、決して「やばい」選択ではありません。目的を明確にし、計画的に活用すれば、あなたの婚活を加速させる強力なエンジンとなり得ます。

【この記事のポイント】

  • 掛け持ちはルール上OK。ただし真剣交際中はNG。
  • メリットは「出会いの増加」と「活動の幅が広がること」。
  • デメリットは「費用」と「時間」の負担。対策が必須。
  • 自分が掛け持ちに向いているか、冷静に見極めることが重要。
  • 成功の鍵は「戦略的な組み合わせ」と「5つの黄金ルール」。

今の婚活に悩み、立ち止まってしまっているのなら、活動の場を広げるという選択肢を、ぜひ前向きに検討してみてください。

大切なのは、あなた自身が納得し、「これなら頑張れる」と思える方法で婚活を進めることです。この記事が、あなたの幸せな結婚への一歩を後押しできれば、これほど嬉しいことはありません。

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