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結婚相談所の「真剣交際」とは?仮交際との違いや進め方を詳しく解説

結婚相談所の真剣交際とは?

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「結婚相談所の真剣交際って、普通の交際と何が違うの?」 「真剣交際に進んだけど、本当にこの人でいいのか不安になってきた…」 「もし、お断りしたくなったらどうすればいいんだろう?」

結婚相談所での活動において、「真剣交際」は成婚に向けた最も重要なステージです。しかし、特有のルールやプレッシャーから、多くの方が期待とともに大きな不安を抱えています。

真剣交際には多くの人が知らない重要なポイントがあります。この記事では、結婚相談所の「真剣交際」について、基本的な定義から具体的な進め方、そして多くの人が抱える悩みやその解決策まで詳しく解説します。

この記事のポイント :真剣交際は「結婚を前提にお互いを唯一の相手として見極める特別な交際期間」で、平均3ヶ月という短期間で結婚への意思決定が求められます

この記事の執筆・編集

執筆:佐藤祐介

婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家インタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

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編集:婚活パラダイス編集部

婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る

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目次

結婚相談所の「真剣交際」の基本定義

真剣交際とは何か

結婚相談所における真剣交際とは、「結婚を前提にお互いを唯一の相手として見極める、特別な交際期間」のことです。

一般的な恋人関係と似ていますが、以下の点で明確な違いがあります。

  • 目的:恋愛を楽しむことではなく、結婚の意思を固めることが目的
  • 関係:他の人とのお見合いや交際は一切できなくなり、お互いが1対1で向き合う
  • サポート:担当カウンセラーが成婚まで伴走し、サポートを続ける

筆者が取材したカウンセラーは「真剣交際は、結婚というゴールに向けた最終調整期間です。ご本人たちの気持ちとカウンセラーのサポートが噛み合ったとき、スムーズに成婚へと進んでいきます」と説明しています。

仮交際と真剣交際の決定的な違い

結婚相談所の交際には、「仮交際」と「真剣交際」の2つのステップがあります。この違いを理解することが、婚活を効率的に進める鍵です。

交際の流れ

お見合い → 仮交際(友達期間/複数交際OK) → 真剣交際(恋人期間/交際は1人) → プロポーズ → 成婚退会

詳細な比較表

比較項目仮交際
(お友達期間)
真剣交際
(結婚前提の恋人)
交際人数複数人OK1人のみ
新規お見合い可能不可
関係性相手を見極めるお試し期間結婚を考えるパートナー
スキンシップ基本的に手をつなぐまでキスまで可能(相談所による)
話し合う内容趣味や仕事など表面的なこと結婚後の生活など深い価値観
期間の目安1〜3ヶ月1〜3ヶ月
心理的プレッシャー軽い重い(結婚への決断)

なぜ2段階に分かれているのか

このシステムには、成婚率を高めるための明確なメリットがあります。

  1. リスク分散:いきなり1人に絞らず、複数人と比較検討することでミスマッチを防ぐ
  2. 効率性:多くの出会いの中から、短期間で相性の良い相手を見極められる
  3. 関係構築:段階を踏むことで、お互いの気持ちをじっくりと育て、確実な結婚へと繋げられる

真剣交際へ進むタイミングと見極め方

「この人だ!」と感じる5つのサイン

仮交際から真剣交際に進むのは、お互いの気持ちが「この人と結婚を考えたい」と高まったときです。

筆者の取材では、以下のようなサインが現れたときに真剣交際を考える人が多いことが分かりました。

  1. 継続的な関係:週に1回以上、継続的に会えている
  2. 居心地の良さ:一緒にいて心地よく、自然体でいられる
  3. 受容性:相手の欠点が見えてきても、それを受け入れられると感じる
  4. 将来性:結婚後の生活を具体的にイメージできる
  5. 相互性:相手からも好意や真剣さを感じる

完璧な相手を探すのではなく、『この人となら一緒に問題を乗り越えていけそう』と感じられるかどうかが重要です。

カウンセラーへの相談プロセス

気持ちが固まったら、まずは自分の担当カウンセラーに相談しましょう。

真剣交際申し込みの流れ

  1. 自分の気持ちを整理してカウンセラーに相談
  2. カウンセラーが相手の相談所と連携し、相手の気持ちを確認
  3. 双方の合意が取れれば、真剣交際スタート
  4. 他の仮交際中の相手には交際終了の連絡

真剣交際中にやるべきこと【期間別完全ガイド】

真剣交際の平均期間は約3ヶ月。この短い期間で結婚の意思決定をするため、計画的に関係を深めることが大切です。

1ヶ月目:価値観のすり合わせ

お互いの結婚観を深く知るための最も重要な時期です。これまで聞きにくかったことも、勇気を出して話し合いましょう。

話し合うべき重要なテーマ

  • 子どもについて:欲しいか、何人希望か、教育方針は?
  • 仕事について:結婚後も続けるか、共働き希望か、転勤の可能性は?
  • 住まいについて:どこに住みたいか、賃貸か購入か、親との距離は?
  • お金について:家計の管理方法、お小遣い制?、貯蓄や奨学金の有無
  • 家族について:親との関係性、同居の可能性、将来の介護問題

お金の話の切り出し方

お金の話題はデリケートですが、避けては通れません。筆者が取材したベテランカウンセラーのおすすめは、「『少し真面目な話もしたいんだけど、将来のために、お金のこととかどう考えてる?』と切り出し、まずは自分の収入や考え方をオープンに話すこと」という方法です。誠実な態度は、相手に安心感を与えます。

2ヶ月目:具体的な将来設計

お互いの価値観が合致したら、より具体的なステップに進みます。

この時期にやること

  • 両親への挨拶:タイミングや方法を相談し、準備を進める
  • 具体的な住居探し:エリアや間取りなど、希望条件を話し合う
  • 結婚式のイメージ共有:時期や規模、スタイルなど、お互いの希望を伝える
  • 新婚旅行の相談:行き先や時期、予算について話し合う

おうちデートでチェックすべきポイント

お互いの家への訪問は、生活スタイルを知る絶好の機会です。部屋の清潔さや整理整頓のレベルは、自分と合うか確認しましょう。また、リラックスした空間で将来の話をすることで、より二人の距離が縮まります。

3ヶ月目:プロポーズと最終確認

いよいよ最終段階です。お互いの結婚への意思を最終確認し、プロポーズの準備に入ります。

この時期の重要な活動

  • 結婚意思の最終確認:「○○さんと、これからもずっと一緒にいたいです」とはっきりと伝える
  • プロポーズの計画:いつ、どこで、どんな言葉で伝えるか、カウンセラーも交えて計画
  • 婚約指輪の相談:一緒に見に行くか、サプライズにするか、相手の希望を確認

真剣交際中のルールとスキンシップ

絶対に守るべき禁止事項

IBJ(日本結婚相談所連盟)では、以下が厳格に禁止されています。

禁止事項

  • 婚前交渉(性的関係)
  • 宿泊を伴う旅行
  • 同棲・半同棲

これらのルールを破った場合、成婚とみなされ成婚料が発生したり、最悪の場合は強制退会となる可能性があります。これは、トラブルから会員を守るための重要なルールです。

許可されているスキンシップ

一般的には、以下のようなスキンシップは多くの相談所で認められています。

許可されること

  • 手をつなぐ
  • 腕を組む
  • ハグ
  • キス(結婚相談所によって異なる)
  • お互いの家への訪問

ただし、相談所によって方針が異なる場合があるため、必ず事前にカウンセラーに確認しましょう。

真剣交際のよくある悩みと解決法

真剣交際は幸せなだけではありません。結婚が現実味を帯びるからこそ生まれる悩みがあります。

悩み1:本当にこの人でいいの?(マリッジブルー)

原因

  • 相手の小さな欠点が気になり始める
  • もっといい人がいるかもしれないという幻想
  • 結婚へのプレッシャー

解決法

不安になるのは、あなたが真剣に相手と向き合っている証拠です。

  • 原点回帰:なぜこの人を選んだのか、相手の好きなところを書き出してみる
  • 完璧を求めない:100%完璧な人はいません。自分にとって「譲れない条件」と「許容できる欠点」を整理する
  • カウンセラーに相談:第三者の客観的な意見を聞くことで、冷静になれる

悩み2:相手との温度差を感じる

原因

  • 結婚へのスピード感の違い
  • 連絡頻度や愛情表現の差

解決法

一人で抱え込まず、コミュニケーションで解決を図りましょう。

  • 「I(アイ)メッセージ」で伝える:「連絡がなくて寂しい」など、自分を主語にして気持ちを伝える
  • カウンセラー経由で確認:直接言いにくい場合は、カウンセラーから相手の気持ちを確認してもらう

悩み3:深刻な価値観のズレが発覚

原因

  • 金銭感覚、宗教、家族関係など、話し合いで初めて分かった根本的な違い

解決法

  • 歩み寄れるか模索:その価値観の違いが、お互いの努力で乗り越えられるものか冷静に話し合う
  • 無理はしない:どうしても譲れない部分であれば、無理に関係を続ける必要はありません

真剣交際を解消したい場合の対処法

万が一、真剣交際を解消したいと思った場合も、冷静に行動することが大切です。

円満に別れるための手順

  1. まずカウンセラーに相談:自分の気持ちを正直に伝え、どう進めるべきかアドバイスをもらう
  2. お断りはカウンセラー経由で:直接伝えると感情的になりやすいため、基本的にはカウンセラーから相手の相談所へ伝えてもらう
  3. 絶対にNGな行動:理由も告げずに音信不通になる(フェードアウト)のは最も失礼な行為

破局後の活動再開について

真剣交際が終了しても、ペナルティはなく、また仮交際から活動を再開できます。破局の経験は辛いですが、「なぜ合わなかったのか」を振り返ることで、次の出会いに活かすことができます。

プロポーズ成功の秘訣

適切なタイミング

真剣交際開始から平均3ヶ月が目安。両親への挨拶が済み、お互いの結婚意思が固まった時がベストタイミングです。

結婚相談所ならではのプロポーズ

結婚相談所でのプロポーズには、以下の特徴があります。

  • サプライズは必須ではない:むしろ、お互いの気持ちを確認し合った上での「けじめ」としての意味合いが強い
  • カウンセラーのサポート:相手の理想のプロポーズ(場所、言葉など)をリサーチし、成功を後押ししてくれる
  • 明確な言葉:「結婚してください」という明確な言葉で気持ちを伝えることが大切

年代別の真剣交際攻略法

20代の真剣交際のポイント

特徴

  • 将来性を重視した関係構築が重要
  • 経済面での不安を抱えやすい
  • 一緒に成長していける関係を重視

注意すべき点

  • 経済面での不安を率直に話し合う
  • キャリアプランを共有する
  • 家族計画について早めに相談する

30代の真剣交際のポイント

特徴

  • 最も結婚に適した年代
  • 効率的な真剣交際が可能
  • 現実的な判断力を持っている

戦略

  • 社会経験を活かした冷静な判断
  • 子どもについて具体的に話し合う
  • 短期間での決断を心がける

40代の真剣交際のポイント

特徴

  • より現実的で効率的なアプローチが必要
  • 条件よりも相性や人柄を重視
  • 介護問題も視野に入れる必要がある

戦略

  • 完璧な相手よりも、一緒にいて安心できる相手を選ぶ
  • 経験を活かした大人の判断をする
  • 即決力を活かす

他の婚活方法との比較

マッチングアプリとの違い

項目結婚相談所の真剣交際マッチングアプリ
結婚への本気度全員が結婚前提人によってバラつき
サポート体制カウンセラーあり基本的になし
交際ルール厳格なルールあり特になし
成婚率約10%約1.2%
費用年間20〜60万円年間3〜5万円
身元確認厳格な書類審査基本的な本人確認のみ

婚活パーティーとの違い

婚活パーティーの特徴

  • 1回3,000〜8,000円程度の参加費
  • 一度に20〜50人程度と出会える
  • その場でのマッチングが中心
  • アフターフォローは基本的になし

結婚相談所の真剣交際では、専門家のサポートを受けながら確実に結婚に向けて進めることができます。

よくある質問と回答

Q1. 真剣交際中に他の人が気になったらどうする?

A. ルール上、他の人とお会いすることはできません。その迷いも含めて、まずはカウンセラーに正直に相談してください。無理に続けることは、お互いの時間を無駄にしてしまいます。

Q2. 真剣交際の期間に制限はある?

A. 多くの相談所では3ヶ月を目安としていますが、双方の合意があれば延長も可能です。ただし、IBJではルール上、最長でも6ヶ月(お見合い日から)が原則となっています。期間が長引くと気持ちが冷めてしまう傾向があるため、短期集中が推奨されます。

Q3. 一般的な恋愛結婚と比べて、期間が短すぎませんか?

A. 短いと感じるかもしれませんが、結婚相談所では出会いの段階から身元や結婚への意思が保証されています。そのため、一般的な恋愛のように相手の気持ちや背景を探る必要がなく、純粋に相性を見極めることに集中できるため、短期間での成婚が可能になります。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、恋愛結婚の平均交際期間が約4年であることからも、その効率性の高さが分かります。

まとめ:真剣交際で理想の結婚を実現しよう

結婚相談所の真剣交際は、結婚というゴールに向けた最終ストレートです。仮交際とは異なり、たった一人の相手と真剣に向き合う、濃密で特別な時間となります。

真剣交際を成功させるポイント

  • 正直なコミュニケーション:不安や懸念も隠さず、誠実に話し合う
  • カウンセラーとの連携:一人で悩まず、プロを最大限に活用する
  • 現実的な視点:完璧な相手を求めず、共に成長できるパートナーかを見極める
  • 計画性:3ヶ月という期間を意識し、計画的に関係を深める

真剣交際の道のりでは、不安や迷いが生じるのは当然のことです。それは、あなたが人生をかけて真剣にパートナーと向き合っている証拠でもあります。その不安を一つひとつ乗り越えた先に、理想の結婚生活が待っています。

平均3ヶ月という短い期間ですが、この時間を有効活用することで、一般的な恋愛結婚よりもはるかに短期間で理想の結婚を実現できるでしょう。完璧な相手を求めるのではなく、お互いに歩み寄り、成長していける関係を築くことが何より大切です。

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