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結婚相談所の離婚率は本当に低い?驚きのデータと幸せな結婚が続く理由を徹底解説

「結婚相談所での婚活に興味はあるけど、本当に幸せになれるの?」「せっかく結婚するなら、絶対に離婚したくない」
婚活を始めるにあたり、多くの方がこのような期待と不安を抱えています。巷では「結婚相談所の離婚率は低い」と囁かれていますが、その真相は一体どうなのでしょうか。
こんにちは。「婚活パラダイス」編集部です。私たちはこれまで、大学教授や恋愛の専門家、数多くの結婚相談所の事業者様や利用者の方々へインタビューを重ねてきました。
この記事では、公的なデータをもとに日本全体の離婚率と、結婚相談所の離婚率の実態を比較・解明します。さらに、豊富な取材経験から見えてきた「なぜ結婚相談所で出会った夫婦は長続きしやすいのか」その理由を、具体的な事例を交えながら深掘りしていきます。
この記事を最後まで読めば、結婚相談所での婚活に対する漠然とした不安が解消され、あなたにとって最良のパートナーシップを築くための具体的なヒントが得られるはずです。

執筆:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

編集:婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
【衝撃の事実】結婚相談所の離婚率は一般的な離婚率より低い傾向に
まず結論からお伝えすると、結婚相談所で出会って結婚した夫婦の離婚率は、一般的な離婚率と比較して低い傾向にあると言われています。
もちろん、出会い方と離婚率に関する公的な統計データが存在するわけではありません。しかし、各結婚相談所連盟の調査や、私たちが取材してきた現場の声からも、その傾向は明らかです。
一体、どれくらいの差があるのでしょうか。まずは日本の離婚の現状を、公的なデータから見ていきましょう。
日本の離婚率の現状:最新データから見る実態
厚生労働省が発表している「人口動態統計」によると、令和5年(2023年)の離婚件数は18万3,808組でした。これを人口千人当たりの離婚率で換算すると1.52となります。
年 | 離婚件数 | 離婚率(人口千対) |
令和5年(2023年) | 183,808組 | 1.52 |
令和4年(2022年) | 179,099組 | 1.47 |
令和3年(2021年) | 184,384組 | 1.50 |
「離婚率1.52」と言われても、あまりピンとこないかもしれません。これは「人口1,000人あたり1.52組が離婚している」という意味です。
よく「3組に1組が離婚する」という話を聞いたことがあるかと思いますが、これはある年の婚姻件数と離婚件数を単純に比較した俗説で、正確な統計ではありません。しかし、決して少なくない夫婦が離婚という選択をしているのが現状です。
結婚相談所の離婚率は約10%?その根拠とは
一方で、結婚相談所の離婚率はどうでしょうか。
残念ながら、国が調査した公式なデータはありません。しかし、多くの結婚相談所連盟や個別の相談所が、成婚したカップルのその後の追跡調査などから、離婚率をおよそ10%前後と公表しているケースが多く見られます。
一般的な離婚率の計算方法とは異なるため単純比較はできませんが、この数字が事実であれば、恋愛結婚など他の出会い方と比べて低い水準にあると言えるでしょう。
なぜ、これほどまでに差が生まれるのでしょうか。次章からは、私たちが多くの専門家や成婚者へのインタビューを通して見つけ出した、その理由を詳しく解説していきます。
なぜ?結婚相談所で出会った夫婦が離婚しにくい5つの理由
結婚相談所での出会いが、なぜ長期的に良好な関係につながりやすいのでしょうか。それは、出会いの「質」と「プロセス」に秘密が隠されています。恋愛のドキドキ感からスタートする一般的な出会いとは異なり、結婚相談所には、幸せな結婚生活を築くための合理的な仕組みが備わっているのです。
理由1:価値観や結婚観が合う相手と出会えるから
離婚原因の第1位として常に挙げられるのが「性格の不一致」です。恋愛中は気にならなかった小さな価値観の違いが、結婚生活という日常の中で積み重なり、やがて大きな溝となってしまうケースは少なくありません。
結婚相談所では、活動を始める前に、ご自身のプロフィールはもちろん、趣味やライフスタイル、家族構成、そして「どんな結婚生活を送りたいか」という結婚観に至るまで、詳細な情報を登録します。
- お金の使い方:貯蓄を重視するのか、経験や趣味にお金を使いたいのか。資産形成への考え方。
- 休日の過ごし方:アウトドアでアクティブに過ごしたいか、家でゆっくりしたいか。友人を交えた交流はどのくらいの頻度でしたいか。
- 子どもに対する考え方:子どもは欲しいか、何人くらいが理想か。教育方針についての考え。
- 家族との付き合い方:お互いの両親とどのくらいの頻度で会いたいか。将来的な同居や介護の可能性についての考え。
- 仕事への考え方:結婚後も仕事を続けたいか、家庭に入りたいか。転勤の可能性はあるか。
これらの項目を事前にお互いが確認し、ある程度価値観が合うとわかった上で出会うため、結婚後の「こんなはずじゃなかった」というギャップが格段に少なくなります。
【編集部の視点】
私たちがインタビューした成婚者の方で、「プロフィールに書かれた『休日は美術館巡りが趣味』という一文が決め手になった」と話す方がいました。お二人とも静かな空間でアートを楽しむのが好きで、初デートからその話題で盛り上がり、結婚後も共通の趣味として生活を豊かにしているそうです。
ここで重要なのは、単に「同じ趣味」であること以上に、「お金と時間の使い方」という根源的な価値観が似ていたという点です。 恋愛では、ここまで深い価値観を付き合う前に確認するのは難しいかもしれません。結婚相談所は、まさに「未来のすり合わせ」から始められる場所なのです。
理由2:プロのカウンセラーによる客観的なサポートがあるから
恋愛の当事者になると、どうしても感情が先行してしまい、冷静な判断が難しくなることがあります。そんな時、第三者でありながら婚活のプロであるカウンセラーの存在は、非常に大きな支えとなります。
お見合い後のフィードバック
「今日の会話の、あの部分は少し言葉足らずだったかもしれませんね」「お相手は、あなたのそういう所に魅力を感じているようですよ」といった客観的なフィードバックは、次のステップに進むための大きなヒントになります。友人への相談では「きっと大丈夫だよ!」という励ましになりがちですが、カウンセラーは成婚という目標に向けて、時に厳しいけれど的確な指摘もしてくれます。
交際中の悩み相談
デートのプランやコミュニケーションの取り方、相手の気持ちがわからなくなった時など、一人で抱え込まずに相談できる相手がいる安心感は絶大です。特に、過去の恋愛で同じような失敗を繰り返してきた方にとっては、プロの視点から「今回はこうしてみましょう」と具体的な行動を提案してもらえることが、負のループを断ち切るきっかけにもなります。
言いにくいことの橋渡し
「真剣交際に進みたいけど、断られたらどうしよう…」「お金のことって、どのタイミングで聞けばいいんだろう?」といったデリケートな問題も、カウンセラーを通じて相手の意向を確認したり、切り出すタイミングを相談したりできます。
カウンセラーは、これまでに何組ものカップルを成婚に導いてきたプロです。二人の関係がより良い方向に進むよう、常に客観的な視点から的確なアドバイスをしてくれます。このサポートがあることで、すれ違いや誤解が減り、健全な関係性を築きやすくなるのです。
理由3:結婚への真剣度が高い人しかいないから
結婚相談所は、誰でも簡単に入れるわけではありません。入会には、以下の書類提出が義務付けられています。
- 独身証明書
- 住民票
- 卒業証明書
- 収入証明書(主に男性)
- 資格証明書(医師や弁護士など)
これらの書類を準備する手間や、決して安くはない活動費用を支払ってでも「結婚したい」という、真剣度の高い人だけが集まっているのが結婚相談所の最大の特徴です。
マッチングアプリのように「良い人がいれば…」くらいの軽い気持ちや、残念ながら遊び目的、既婚者が紛れ込んでいるといった心配がありません。出会う人すべてが「一年以内に結婚したい」といった明確な目標を持っているため、話の進展が非常にスピーディーであり、お互いに誠実な関係を築くことができます。
理由4:「交際3ヶ月ルール」が結婚後のギャップを減らすから
多くの結婚相談所では、「仮交際の期間は3ヶ月」というルールが設けられています。これは、お見合いから3ヶ月を目処に、結婚を前提とした「真剣交際」に進むか、お別れするかを決めるというものです。
「たった3ヶ月で結婚相手を決めるなんて!」と驚かれるかもしれません。しかし、この短期間のルールこそが、結婚後のギャップを減らす重要な役割を果たしているのです。
期間が決まっているからこそ、お互いが結婚を前提とした濃密なコミュニケーションを取るようになります。
- 「将来はどこに住みたい?」
- 「共働きについてどう思う?」
- 「家事の分担はどうしていきたい?」
恋愛であれば数年かけて話すような内容を、わずか数ヶ月で話し合います。これは心理学的にも理にかなっており、期限が設定されることで集中力が高まり、物事の判断や決断が促進される「締め切り効果」が働くのです。 だらだらと長く付き合った結果、「価値観が合わなかった…」と破局するリスクを最小限に抑える、非常に合理的なシステムと言えるでしょう。
もちろん、3ヶ月で結論が出ない場合、双方の合意があれば交際期間の延長を相談できる相談所も多いです。しかし、この「3ヶ月」という基準があることで、お互いが真剣に関係と向き合うきっかけになることは間違いありません。
理由5:経済的な安定が見込める相手と出会いやすいから
悲しい現実ですが、離婚の原因として「経済的な問題」も大きな割合を占めます。結婚は愛情だけで成り立つものではなく、日々の生活を営む上でお金は不可欠な要素です。
結婚相談所では、特に男性は収入証明書の提出が必須となっており、プロフィールで相手の年収を事前に確認することができます。また、入会には一定の費用がかかるため、経済的に安定した職業に就いている方が多い傾向にあります。
これは決して「お金で相手を選ぶ」ということではありません。経済的な基盤が安定していることで、余計な心配やストレスなく、お互いの関係性を育むことに集中できるというメリットがあるのです。結婚生活を始める上での安心材料が一つ確保されていることは、精神的な安定に大きく寄与します。
注意!結婚相談所でも離婚に至る3つのケース
これまで結婚相談所の離婚率が低い理由を解説してきましたが、もちろん「結婚相談所で結婚すれば絶対に離婚しない」というわけではありません。残念ながら、離婚という結果に至ってしまう夫婦もいます。
私たちが取材を重ねる中で見えてきた、結婚相談所での成婚後に破局しやすいケースには、いくつかの共通点がありました。
ケース1:条件ばかりを優先し、人柄を見ていなかった
年収、学歴、身長、職業…。結婚相談所では、様々な条件で相手を検索できます。もちろん、希望の条件を持つことは大切ですが、それに固執しすぎるのは危険です。
【ありがちな失敗例】
「年収1,000万円以上」という条件を最優先に活動していたA子さん。希望通りの男性と出会い、トントン拍子で成婚しました。しかし、結婚後にわかったのは、彼が非常に多忙で家庭を顧みないこと、そしてお金の使い方が荒く、A子さんには生活費しか渡してくれないという事実でした。A子さんが求めていたのは「経済的な安定」と「心穏やかな家庭」でしたが、手に入ったのは前者だけ。「条件は満たしていても、幸せではなかった」と彼女は語ります。
スペックだけでは、その人の温かさや誠実さといった内面は見えません。結婚は、スペックとするものではなく、一人の人間と人生を共に歩むことです。 条件というフィルター越しに相手を見るのではなく、一人の人間として向き合い、対話を重ねる中で「この人となら、困難も乗り越えていけそう」と感じられるかどうかが、何よりも重要です。
ケース2:結婚を「ゴール」にしてしまっていた
婚活が長引くと、「とにかく早く結婚したい」という気持ちが先行し、結婚すること自体が目的になってしまうことがあります。しかし、結婚はゴールではなく、二人で新たな人生をスタートさせる出発点です。
焦りから、交際中に感じた小さな違和感に蓋をしてしまったり、将来のすり合わせを十分にしないまま成婚退会してしまったりすると、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。
【ありがちな失敗例】
周りの友人が次々と結婚し、焦りを感じていたB男さん。お見合いで出会った物静かな女性と交際を始めました。デート中、あまり会話が弾まないことに一抹の不安を感じつつも、「穏やかな人だから」「自分がリードすればいい」と思い込み、カウンセラーの後押しもあってプロポーズ。
しかし、結婚生活が始まると、価値観の根本的な違いが次々と露呈。二人で何かを決める際も全く意見が合わず、家庭内は常に気まずい空気に。「早く結婚したい」という焦りが、相手を深く知るという最も重要なプロセスを省略させてしまったのです。
大切なのは、「誰と結婚するか」と同時に**「その人とどんな結婚生活を送りたいか」**を具体的にイメージすることです。結婚後の生活をリアルに想像し、そのビジョンを共有できる相手かどうかを、交際期間中にしっかりと見極める必要があります。
ケース3:「素の自分」を見せずに関係を進めてしまった
「相手に嫌われたくない」という気持ちから、自分の意見を我慢したり、本来の自分とは違う「良い人」を演じ続けてしまったりするケースです。
特に、お相手が自分よりもハイスペックな場合などに起こりがちですが、自分を偽って手に入れた幸せは長続きしません。結婚生活は、良い時も悪い時も共に過ごす長い道のりです。いつまでも仮面をかぶり続けることはできませんし、いずれ窮屈になってしまいます。
もちろん、相手への配慮や思いやりは大切です。しかし、自分の弱さや苦手なことも含めて受け入れてくれる相手でなければ、本当の意味で心安らぐパートナーシップを築くことは難しいでしょう。 恐れずに少しずつ素の自分を見せていく勇気が、幸せな結婚生活には不可欠です。
恋愛結婚との決定的な違い「関係性の築き方」
結婚相談所での出会いと恋愛結婚の最も大きな違いは、関係性を築いていくプロセスにあると言えます。
一般的な恋愛結婚は、多くの場合「好き」という感情からスタートします。ドキドキしたり、ロマンチックなムードに浸ったり、相手の素敵な部分に惹かれて関係が深まっていきます。そして、交際期間を重ねる中で、少しずつお互いの内面や現実的な側面(価値観、金銭感覚、家族のことなど)を知っていくことになります。
これを「感情先行・理解後追い型」と呼ぶことができます。このタイプの長所は、恋愛の盛り上がりを経験できることですが、一方で、いざ結婚を考えた時に初めて深刻な価値観の違いに気づき、破局に至るリスクもはらんでいます。
一方、結婚相談所での出会いは、まずプロフィールという客観的な情報からスタートします。年齢、職業、年収、家族構成、結婚観といった、生活の基盤となる部分を先に理解します。その上で、お見合いやデートを重ね、相手の人柄や相性を確認しながら、徐々に愛情を育んでいきます。
これを「理解先行・感情後追い型」と呼ぶことができます。最初に燃え上がるような情熱はないかもしれませんが、安心感という土台の上に関係を築いていくため、非常に安定的で崩れにくいという特徴があります。
結婚は、何十年も続く日々の生活です。一時的な感情の盛り上がりよりも、尊敬できるか、信頼できるか、一緒にいて心から安らげるかといった、穏やかで深い絆の方が、長期的な幸福度にとっては重要なのかもしれません。
離婚で後悔しないために!結婚相談所の賢い選び方と活動のコツ
結婚相談所での婚活を成功させ、幸せな結婚生活へと繋げるためには、最初の「相談所選び」と活動中の「心構え」が非常に重要になります。ここでは、数多くの相談所や利用者を見てきた私たちが考える、後悔しないためのポイントをお伝えします。
結婚相談所の賢い選び方3つのポイント
ポイント1:カウンセラーとの相性を見極める
結婚相談所での婚活は、担当カウンセラーとの二人三脚です。どんなに会員数が多く、システムが優れていても、カウンセラーとの相性が悪ければ、活動はうまくいきません。
無料相談などを利用して、実際にカウンセラーと話してみることを強くお勧めします。
- あなたの話を親身になって聞いてくれるか?
- 高圧的な態度や、無理な入会を勧めてこないか?
- あなたの価値観を尊重し、的確なアドバイスをくれそうか?
人柄や話しやすさなど、直感的に「この人になら相談できそう」と思えるかどうかを大切にしてください。
ポイント2:「成婚」の定義を必ず確認する
一言で「成婚」といっても、その定義は結婚相談所によって異なります。これが後々のトラブルの原因になることもあるため、入会前に必ず確認しましょう。
- A:婚約(プロポーズの成功)をもって成婚とする
- B:結婚を前提とした真剣交際に入った時点で成婚とする
特に注意が必要なのはBのケースです。真剣交際に入った時点で成婚料が発生し、退会となる場合、その後のサポートは受けられません。万が一、真剣交際中に破局してしまった場合でも、支払った成婚料は戻ってこないことがほとんどです。
「どこまでのサポートを」「いつまで受けられるのか」を明確に把握しておきましょう。

ポイント3:料金体系が明確で、納得できるか
結婚相談所の料金は、決して安いものではありません。だからこそ、料金体系が明確であることは、信頼できる相談所を見極める上で重要なポイントです。
- 初期費用(入会金など)
- 月会費
- お見合い料(都度発生 or 月会費に含まれる)
- 成婚料
これらの費用について、一つひとつ丁寧に説明してくれる相談所を選びましょう。「なぜこの料金なのか」という理由に納得できるかどうかも大切です。

💡 幸せな結婚に繋がる活動のコツ4つ
コツ1:自分の希望条件に「優先順位」をつける
「年収は800万円以上で、身長は175cm以上、長男ではなくて、都内在住で…」と、理想を挙げればきりがありません。すべての条件を満たす相手を探すのは、非常に困難です。
婚活をスムーズに進めるためには、自分の希望条件に優先順位をつけることが不可欠です。
- 絶対に譲れない条件は何か? (例:子どもを望んでいること)
- できれば叶えたい条件は何か? (例:同じ趣味を持っていること)
- 妥協できる条件は何か? (例:住んでいる場所)
このように条件を整理することで、お相手探しの視野が広がり、本当に大切な価値観が合う人との出会いのチャンスを増やすことができます。

コツ2:小さな違和感を放置せず、カウンセラーに相談する
交際中に「あれ?」と思うような、ちょっとした言動や価値観の違いを感じることがあるかもしれません。そんな時、「気にしすぎかな」「まだ始まったばかりだし」と、その違和感を放置してしまうのは危険です。
その小さな違和感が、後々大きな問題に発展する可能性があります。何か気になることがあれば、一人で抱え込まず、すぐにカウンセラーに相談しましょう。
プロの視点から「それは多くのカップルが通る道ですよ」と安心させてくれるかもしれませんし、「その点は、今のうちにさりげなく確認しておきましょう」と具体的なアドバイスをくれるかもしれません。早期に相談することで、問題が大きくなる前に対処することができます。
コツ3:相手に求めるだけでなく、自分が何を与えられるかを考える
婚活中は、つい「どんな人が自分を幸せにしてくれるか」という視点になりがちです。しかし、幸せな結婚生活は、お互いが相手を思いやり、与え合うことで築かれるものです。
「自分はこの人と一緒に、どんな家庭を築いていきたいか」
「自分は相手のために、何をしてあげられるだろうか」
こうした視点を持つことで、あなたの魅力はさらに輝きを増し、お相手の心にも響くはずです。受け身の姿勢ではなく、自ら幸せな関係を築いていこうという能動的な気持ちが、良縁を引き寄せます。
コツ4:「断る勇気」と「断られる覚悟」を持つ
婚活は、残念ながら常にうまくいくとは限りません。お見合いをしてもピンとこなかったり、仮交際に進んでも「何か違う」と感じたりすることは当然あります。
そんな時、相手に申し訳ないという気持ちから、お断りの決断を先延ばしにしてしまうのは、お互いの時間を無駄にしてしまうだけです。合わないと感じた時に、誠実にお断りをする勇気は、良いご縁を引き寄せるために不可欠です。
同時に、自分がお断りされることもあります。人格を否定されたように感じ、落ち込んでしまうかもしれませんが、それは単に「ご縁がなかった」だけです。
あなたに魅力がないわけでは決してありません。断られることを過度に恐れず、「次へ行こう」と気持ちを切り替えるタフさも、婚活を乗り切る上では大切な心構えです。カウンセラーは、そんなあなたの心のケアもサポートしてくれます。
結婚相談所の離婚率に関するよくある質問
ここでは、結婚相談所の離婚率に関して、多くの方が疑問に思う点についてお答えします。
Q1. 結婚相談所の離婚率に関する公的な統計データはありますか?
A1. いいえ、ありません。
現時点では、出会いのきっかけ(結婚相談所、マッチングアプリ、職場など)と離婚率の相関関係を示した、国が実施した公的な統計調査はありません。
記事中で紹介した「約10%」という数字は、各結婚相談所連盟などが独自に調査・公表しているものであり、あくまで参考値として捉えるのが良いでしょう。ただし、多くの事業者が同様の傾向を示していることから、一定の信頼性はあると考えられます。
Q2. 大手の結婚相談所と中小の相談所で、離婚率は変わりますか?
A2. 一概には言えません。重要なのはサポートの質です。
会社の規模によって離婚率に明確な差があるというデータはありません。大切なのは、会社の規模よりも、あなたに合った質の高いサポートを受けられるかどうかです。
大手には豊富な会員数やデータという強みがあり、中小の相談所にはカウンセラーが一人ひとりに寄り添った、きめ細やかなサポートを提供できるという強みがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の性格や婚活スタイルに合った相談所を選ぶことが重要です。
Q3. 結婚を前提としない「恋愛」は結婚相談所ではできませんか?
A3. 結婚を前提とした出会いの場ですが、恋愛感情も大切です。
結婚相談所は、その名の通り「結婚」を目的とした方々が集まる場所です。そのため、最初から結婚後の生活を見据えたお付き合いが基本となります。
しかし、だからといって恋愛感情が不要というわけでは決してありません。むしろ、条件や価値観が合うことを確認した上で、しっかりと相手を好きになり、恋愛感情を育んでいくことが、幸せな結婚には不可欠です。多くの成婚カップルは、3ヶ月の交際期間中にデートを重ね、お互いを深く知り、恋に落ちて結婚を決意しています。
まとめ:幸せな結婚は「出会い方」と「築き方」で決まる
この記事では、結婚相談所の離婚率が一般的な離婚率に比べて低い傾向にあること、そしてその背景にある理由を詳しく解説してきました。
【結婚相談所で出会った夫婦が離婚しにくい理由】
- 価値観や結婚観が合う相手と出会える
- プロのカウンセラーによる客観的なサポートがある
- 結婚への真剣度が高い人しかいない
- 「交際3ヶ月ルール」で結婚後のギャップが少ない
- 経済的な安定が見込める相手と出会いやすい
もちろん、結婚相談所での出会いが、離婚しないことを保証するものではありません。しかし、結婚生活でつまずきやすいポイントを事前にクリアし、専門家のサポートを受けながら関係を築ける結婚相談所が、長期的に続く幸せなパートナーシップへの近道の一つであることは、私たちの豊富な取材経験からも確信しています。
最終的に大切なのは、「どこで出会うか」ということ以上に、出会ったお相手と「どのように関係を築いていくか」です。
この記事が、あなたの婚活に対する不安を少しでも和らげ、未来の素晴らしいパートナーと出会うための一歩を踏み出すきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。
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