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みんなの婚活条件を徹底調査!理想と現実のギャップから学ぶ成婚への道筋【男女別・年代別データ付き】

「婚活を始めたいけど、相手に求める条件ってどう決めたらいいの?」
「自分の希望条件、もしかして高望みかも…」
「条件を見直したいけど、どうすればいいか分からない…」
婚活を進める上で、誰もが必ず向き合うことになる**「相手に求める条件」**という大きな壁。条件を決めなければ理想の相手に出会えない気がするし、かといって条件を固めすぎると出会いの機会を失ってしまうかもしれません。
この記事では、そんなあなたのあらゆる悩みを解決するために、婚活における条件設定のすべてを、他のどのサイトよりも詳しく、深く、徹底的に解説します。
この記事を監修する私たちは、婚活情報メディア「婚活パラダイス」を運営し、これまで100名以上の婚活経験者や52社の結婚相談所、12社のマッチングアプリ事業者へ直接インタビューを行ってきました。
この記事は、単なる一般論ではありません。豊富な取材経験と専門家から得た知識、そして多くの成婚者・婚活に悩んだ方々のリアルな声に基づき、あなたにぴったりの「後悔しない条件設定」の方法を、具体的なワークや事例を交えてお伝えします。
この記事を最後まで読めば、あなたは自分だけの「幸せの羅針盤」を手に入れ、迷いや不安なく、自信を持って婚活の航海へと乗り出せるようになるでしょう。

執筆:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

編集:婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
なぜ条件設定が重要?婚活の成功は「自分を知る」ことから始まる
婚活において、相手に求める条件を明確にすることは、幸せな結婚へのコンパスを手に入れるようなものです。なぜなら、条件設定には「効率化」「ミスマッチ防止」そして「自己理解」という3つの、婚活の成否を分けるほど大きなメリットがあるからです。
効率化
無数にいる異性の中から、自分に合う可能性の高い相手を効率的に探せます。闇雲に探し続けるのは、ゴールのないマラソンを走るようなもの。条件という名の地図があれば、最短距離で目的地にたどり着けます。
ミスマッチ防止
結婚生活で重視する価値観が近い相手と出会いやすくなり、将来的なすれ違いを防ぎます。「好き」という気持ちだけで結婚し、生活を始めてから金銭感覚や休日の過ごし方が全く合わずに後悔する…といった悲劇を避けられます。
自己理解
「自分はどんな結婚生活を送りたいのか」「何を大切にしたいのか」という自分の価値観を深く知るきっかけになります。これは婚活における最大の収穫かもしれません。相手に求める条件を考えることは、鏡で自分自身を深く見つめ直す作業でもあるのです。
私たち編集部が多くの成婚者へインタビューする中で気づいたのは、条件設定が上手な人ほど、婚活がスムーズに進み、結婚後も幸せな生活を送っているという事実です。
逆に、条件設定が曖昧だったり、世間体ばかりを気にしたりすると、婚活が長期化したり、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔したりするケースも少なくありません。
条件設定とは、相手を値踏みするためのものではなく、「自分が本当に望む幸せな結婚生活」を具体的に描き、その実現のために必要な要素を考える作業なのです。
【男女別データ】みんなが本当に重視している婚活の条件とは?
では、実際に婚活をしている人たちは、どのような条件を重視しているのでしょうか。ここでは、国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」のデータを基に、男女が結婚相手に考慮・重視する条件を深掘りしていきましょう。
女性が男性に求める条件「人柄」「協力姿勢」「経済力」の三本柱
女性が結婚相手の男性に求める条件で特に重視されているのは、「人柄」と「家事・育児への能力と姿勢」、そして「経済力」です。
順位 | 項目 | 重視する割合 |
1位 | 人柄 | 95.3% |
2位 | 家事・育児の能力、協力的な姿勢 | 91.3% |
3位 | 仕事への理解と協力 | 86.8% |
4位 | 経済力 | 86.5% |
5位 | 自分の健康 | 81.3% |
1位:人柄(95.3%)
ほぼ全ての女性が重視する項目です。しかし「人柄」は非常に曖昧な言葉。インタビューでは「誠実さ(嘘をつかない)」「穏やかさ(感情の起伏が激しくない)」「思いやり(自分のことだけでなく、相手を気遣える)」といった要素が具体的に挙げられました。長い人生を共にする上で、尊敬でき、信頼できる人物であるかが最も重要視されています。
2位:家事・育児の能力、協力的な姿勢(91.3%)
共働きが主流となった現代を象徴する結果です。「能力」そのものよりも「協力的な姿勢」が重要と考える女性が多く、「『手伝う』のではなく『一緒にやる』という当事者意識を持ってくれる人がいい」という声が多数聞かれました。
4位:経済力(86.5%)
これは単なる贅沢願望ではなく、安定した生活への願いの表れです。特に将来子どもを望む女性にとっては、出産・育児期間中の収入減をカバーできるか、子どもに十分な教育を受けさせられるか、といった現実的な視点から経済力を重視する傾向があります。
私たちがインタビューした30代の女性は、「年収が高いことよりも、収入が安定していて、もしもの時のために貯蓄をしっかりしている人がいい。安心感が違います」と語っていました。
男性が女性に求める条件「人柄」を土台に「癒し」と「理解」を求める
一方、男性が結婚相手の女性に求める条件も、トップは「人柄」です。その上で、家庭に安らぎや癒しを求める傾向が強く見られます。
順位 | 項目 | 重視する割合 |
1位 | 人柄 | 93.3% |
2位 | 家事の能力、協力的な姿勢 | 86.4% |
3位 | 自分の健康 | 82.5% |
4位 | 仕事への理解と協力 | 77.8% |
5位 | 容姿 | 75.6% |
1位:人柄(93.3%)
男性が女性に求める「人柄」には、「優しさ」「明るさ」「素直さ」といった要素が多く含まれます。社会という戦場で戦う男性にとって、家庭は心安らぐ場所であってほしいという願いがここに集約されています。
2位:家事の能力、協力的な姿勢(86.4%)
完璧な家事を求めるというよりは、共に快適な家庭を築いていくパートナーとしての資質を見ています。「美味しい手料理」や「整理整頓された部屋」は、男性にとって愛情の象徴であり、癒しに繋がる要素として重視されています。
4位:仕事への理解と協力(77.8%)
多くの男性は、自分の仕事をリスペクトし、応援してくれるパートナーを求めています。インタビューでお話を伺ったある30代男性は、「仕事で疲れて帰った時に、笑顔で『おかえり』と言ってくれるだけで救われる。僕が話す愚痴や悩みを、ただ『大変だったね』と聞いてくれるだけでいい。大変さを分かち合える人がいい」と語っていました。
【婚活市場のリアル】その条件、高望み?理想と現実のギャップを知る
希望の条件を掲げることは大切ですが、その条件が婚活市場の実態と大きくかけ離れていると、出会いの機会を逃してしまう可能性があります。ここでは、厳しい現実を直視し、戦略的に婚活を進めるためのデータをご紹介します。
現実1「年収600万円以上」の未婚男性は、想像以上に希少
女性が男性に求める条件としてよく挙げられる「年収」。しかし、その現実を知る人は多くありません。
年齢階層 | 平均給与(男性) |
25~29歳 | 420万円 |
30~34歳 | 485万円 |
35~39歳 | 549万円 |
このデータは既婚者も含む全体の平均です。一般的に未婚男性は既婚男性より平均年収が低い傾向にあるため、30代の未婚男性で年収600万円を超える層は、婚活市場において上位10%に入るかどうか、というレベルの希少な存在です。
この層を狙うには、自分自身もそれに見合う魅力や市場価値が求められることを理解しておく必要があります。
現実2 年齢の壁は男女ともに存在する
年齢が上がるほど未婚者の割合が減るという現実は、出会いの機会が減ることを意味します。
年齢階級 | 男性 未婚率 | 女性 未婚率 |
30~34歳 | 46.5% | 34.6% |
35~39歳 | 35.0% | 23.9% |
40~44歳 | 30.0% | 19.3% |
特に、男性は年下女性を、女性は同年代~年上男性を好む傾向が強いため、35歳を過ぎたあたりから、女性は同年代の男性とのマッチングが難しくなり始めます。 逆に、40代の男性が20代の女性を希望しても、現実的には非常に厳しい戦いになることはデータが示しています。年齢という変えられない要素に対して、どう戦略を立てるかが重要になります。
【超実践的】後悔しない!幸せな結婚に繋がる婚活条件の決め方3ステップ
データを見て不安になった方もいるかもしれません。しかし、ご安心ください。ここからは、あなただけの「幸せの条件」を見つけ、納得のいく婚活を進めるための超実践的な3ステップをご紹介します。
STEP1【自己分析ワーク】欲望をすべて書き出し、「Must」と「Want」に仕分ける
まずは頭の中にある希望をすべて吐き出すことから始めます。A4の紙とペンを用意してください。そして、以下の項目について、思いつくままに理想の相手の条件を書き出していきましょう。
【カテゴリ別・理想の条件書き出しリスト】
- 外見: 身長、体重、体型、顔のタイプ、ファッション、髪型、清潔感など
- スペック: 年齢、年収、学歴、職業、勤務地、貯金額、資産など
- 性格・価値観: 優しい、誠実、面白い、価値観が合う、金銭感覚、人生の目標など
- ライフスタイル: 居住地、休日の過ごし方、趣味、食の好み、飲酒・喫煙の有無、家事の分担、子どもを望むかなど
- 家族関係: 親との同居の可能性、相手の家族との関係性、長男かどうかなど
次に、書き出した膨大なリストを「絶対に譲れない条件(Must)」と「できれば嬉しい条件(Want)」の2つに冷静に分類します。
ポイントは、「Must条件」を3つ、多くても5つまでに絞り込むことです。 これがあなたの婚活の「軸」になります。この軸が多すぎると、該当する相手は地球上に存在しない、ということになりかねません。
STEP2【深掘り質問】「なぜ?」を5回繰り返し、条件の本質を見抜く
STEP1で絞り込んだ「Must条件」。それは本当にあなたの幸せに不可欠なものでしょうか?このステップでは、「なぜ?」という問いを繰り返すことで、条件の裏に隠されたあなたの**本質的な欲求(インサイト)**を探ります。
例:「年収800万円以上がMust」な場合
- なぜ? → 裕福な生活がしたいから
- なぜ? → お金の心配をしたくないから
- なぜ? → 将来、子どもに不自由させたくないし、自分も仕事を辞めたいから
- なぜ? → 仕事のストレスから解放され、穏やかな気持ちで子育てに専念したいから
- なぜ? → 自分の時間と心の余裕を持つことが、自分にとって一番の幸せだから
- → 本質的な欲求: 「経済的な不安がなく、心に余裕のある生活」
ここまで深掘りすると、「年収800万円」は、その欲求を満たすための一つの手段でしかないことがわかります。もしかしたら、「世帯年収で800万円を目指す(共働き)」「年収は600万円でも、浪費癖がなく貯蓄体質な人」でも、あなたの本質的な欲求は満たせるかもしれません。
このように、選択肢を広げることが、このワークの最大の目的です。
STEP3【客観的検証】第三者の視点と市場データで「現実」とすり合わせる
自分一人で考えた条件は、独りよがりになっている可能性があります。最後に、あなたの条件を客観的に検証しましょう。
信頼できる友人に相談する
あなたのことをよく知る友人に、「この条件、どう思う?」と率直に聞いてみましょう。「あなたにはもっとこういう人が合うんじゃない?」といった、思わぬ視点が得られることがあります。
婚活のプロ(結婚相談所のカウンセラーなど)に相談する
多くの婚活者を見てきたプロは、あなたの条件が市場の現実とどれだけ乖離しているか、どうすれば成婚の可能性が上がるかを的確にアドバイスしてくれます。
再度データと見比べる
この記事で紹介したような公的なデータと、自分のMust条件を照らし合わせ、該当する相手がどのくらい存在するのかを冷静に把握します。
この3つのステップを経て作られた条件は、あなたの「本音」と「現実」が両立した、最強の羅針盤となるはずです。
【重要】婚活がうまくいかない時こそ!条件の見直し方とタイミング
婚活は常に順風満帆とは限りません。「お見合いが全く組めない」「仮交際に進んでも、すぐ終わってしまう」そんな壁にぶつかった時こそ、条件を見直す絶好の機会です。
条件を見直すべき3つのサイン
サイン1:申し込みが全く通らない(月20件以上申し込んでいる場合)
あなたが希望する条件の相手から、あなたが選ばれていないという厳しい現実です。相手が求める条件と、あなたのプロフィールにギャップがある可能性があります。
サイン2:仮交際が1〜2回で終わることが続く
スペック的には良くても、実際に会った時の価値観やフィーリングが合わないことが多い状態です。人柄や相性に関する条件設定が、自分に合っていない可能性があります。
サイン3:誰に会っても「ピンとこない」
理想が高すぎたり、減点方式で相手を見てしまったりしている可能性があります。「完璧な人」を求めすぎているのかもしれません。
具体的な条件の見直し手順
活動データを分析する
どんな条件の人に申し込んで、承諾率は何%だったか。どんな人から申し込まれて、自分はOKしたか。データを客観的に見ることで、自分の現在地と市場価値を把握します。
「Want条件」から緩める
まずは「できれば嬉しい」と思っていた条件を一つ外してみましょう。「年齢を±3歳から±5歳に広げる」「居住地を隣の県まで広げる」など、少し広げるだけで対象者数は大きく増えます。
「Must条件」の本質に立ち返る
STEP2の深掘りをもう一度行います。「経済的な安定」が本質なら、「年収」だけでなく「職業の安定性」や「貯蓄額」という別の指標で相手を探してみる、といった視点の転換を行います。
条件を見直すことは「妥協」ではありません。幸せな結婚というゴールにたどり着くための、賢明な「戦略変更」なのです。
あなたの希望条件に合う婚活方法は?サービス別の特徴と選び方
設定した条件によって、最適な婚活の「場所」は異なります。ここでは主要な婚活サービスの特徴を、条件軸で解説します。
サービスの種類 | 向いている条件・人 | メリット | デメリット |
結婚相談所 | 年収・学歴・職業など明確な条件で探したい人。真剣度の高い相手と効率的に出会いたい人。 | プロフィールの信頼性が高い。カウンセラーのサポートがある。 | 費用が高額。恋愛感情をじっくり育てたい人には不向きな場合も。 |
マッチングアプリ | 価値観・趣味など内面重視の人。多くの人と出会ってから相手を決めたい人。 | 費用が安い。会員数が圧倒的に多い。気軽に始められる。 | 真剣度が低いユーザーもいる。プロフィールの信憑性が低い場合も。 |
婚活パーティー | フィーリング・見た目を重視する人。コミュニケーション能力に自信がある人。 | 一度に多くの異性と直接会える。会話の相性がすぐ分かる。 | プロフィール情報が少ない。人気の人に集中しやすい。 |
もしあなたが「年収600万円以上、大卒以上」といったハイスペックな条件を軸にするなら、身元証明が必須で検索機能が充実した結婚相談所が最も効率的です。一方で、「同じ趣味を楽しみ、休日の価値観が合う人」といった内面を重視するなら、会員数が多くコミュニティ機能が豊富なマッチングアプリが最適でしょう。
複数のサービスを併用し、それぞれの良いとこ取りをするのも賢い戦略です。
まとめ 婚活の条件設定は、あなたの幸せな未来を描く設計図
この記事では、婚活における条件設定の方法について、データの紹介から具体的な決め方のステップ、そして見直し方まで、網羅的に解説してきました。
- 婚活の条件設定は、自分を知り、幸せな結婚への方向性を定める最も重要な作業。
- 理想と厳しい現実(データ)の両方を直視し、戦略を立てることが成功の鍵。
- 「Must」と「Want」に分け、「なぜ?」を繰り返し、自分の本質的な欲求を理解することが後悔しないための核心。
- 婚活がうまくいかない時は、条件を見直すチャンス。それは「妥協」ではなく「戦略変更」。
- 条件はあくまで会うためのきっかけ。最終的にはフィーリングや相性が重要。
婚活における条件設定とは、相手をふるいにかける作業ではなく、「自分がどんな人生を歩みたいのか」を真剣に考え、その未来を共に描けるパートナーを探すための設計図作りです。
完璧な人間がいないように、あなたの条件を100%満たす完璧な相手もおそらく存在しません。大切なのは、譲れない軸を持ちつつも、目の前の相手の良いところに目を向け、お互いを尊重し、歩み寄ろうとする姿勢です。
この記事が、あなたの婚活の羅針盤となり、迷いを晴らし、素敵なご縁に繋がる一助となれば、私たちにとってこれ以上嬉しいことはありません。あなたの婚活が実りあるものになるよう、心から応援しています。
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