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お見合いの会話で失敗しない!初対面でも弾む話し方の完全ガイド【事例つき】

「今度のお見合い、何を話せばいいんだろう…」
そんな不安を抱えながら、お見合いの席に向かう人は多いものです。実際、お見合い後に「会話が弾まなかった」「何を話していいか分からなかった」という声をよく耳にします。
でも安心してください。お見合いの会話にはコツがあります。正しいポイントを押さえれば、初対面でも自然で楽しい時間を過ごせるようになります。この記事では、実際のお見合い体験談や結婚相談所でのインタビュー内容をもとに、具体的な会話術をお伝えします。

執筆:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

編集:婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
お見合いで会話が重要な理由
第一印象は最初の数分で決まる
人の第一印象は出会って最初の数分で決まってしまいます。お見合いという初対面の場では、相手があなたの人柄を判断する材料は「話している内容」と「話し方」がほとんどです。
どんなに素敵な人でも、会話がぎこちなければ「この人とはなんだか合わないかも」と思われてしまうかもしれません。反対に、自然で心地よい会話ができれば「もう一度お会いしたい」と感じてもらえる可能性がグッと高まります。
限られた時間だからこそ、会話で印象を残す
お見合いは通常1時間程度。短い時間の中で、お互いの人となりを知り、相性を確認し合う必要があります。だからこそ、無駄な沈黙や気まずい空気は避けたいもの。スムーズで楽しい会話ができるかどうかが、その後の展開を大きく左右します。
お見合いの目的を正しく理解する
多くの人が間違えている「お見合いの目的」
「お見合いでは自分のことを知ってもらわなければ」 「相手に自分の魅力を伝えないと」
こう考える人は多いのですが、実はこれがうまくいかない原因の一つです。
お見合いの本当の目的は、「この人ともう少し話してみたいな」と思ってもらうこと。つまり、次につながる関係を築く入口にすぎません。
結婚相談所経由のお見合いでは、終了後にお互いが「交際を希望するかどうか」を決めます。双方が「Yes」と答えて初めて、連絡先の交換ができるシステムになっています。ここで「No」と言われてしまえば、それでおしまい。だからこそ「また会ってみたい」と思われることが何より大切なのです。
心構えを変えると会話も変わる
自分の魅力を必死にアピールしようとすると、どうしても一方的な話し方になりがちです。でも「相手に興味を持ってもらう」ことを目標にすると、自然と相手の話を聞く姿勢になります。結果として、相手にとって心地よい時間を過ごしてもらえるようになります。
事前準備が成功の80%を決める【超重要】
プロフィール分析の極意
お見合いで大切なのは事前準備です。「プロフィールを読んでいない」というお断り理由は非常に多く、内容をしっかり頭に入れておくだけで結果が大きく違ってきます。
プロフィール分析チェックリスト
- [ ] 基本情報(年齢、職業、出身地、趣味)
- [ ] 休日の過ごし方
- [ ] 価値観に関する記述
- [ ] 自分との共通点を3つ以上見つける
- [ ] 質問したいポイントを5つ以上用意する
話題の事前準備テクニック
時間に余裕があれば、プロフィールを読んだ上で事前準備をしましょう。相手が好きな漫画があれば少し読んでみる、好きな音楽を聞いてみる、それだけで「あなたに興味を持っています」というメッセージが伝わります。
準備すべき話題カテゴリー▼
- アイスブレイク用の軽い話題(3つ)
- 共通点を基にした質問(5つ)
- 相手の趣味・興味に関する深掘り質問(3つ)
- 自分のエピソード(簡潔に話せるもの2つ)
お見合い当日の会話フロー【時系列解説】
【開始〜10分】アイスブレイクで緊張をほぐす
最初の10分間は、お互いの緊張をほぐすことが最優先です。重要な話題は避け、誰でも答えやすい軽い話題から始めましょう。
効果的なアイスブレイク例▼
・「ここまでは迷いませんでしたか?」
・「今日は暑いですね。電車の中も混雑していました」
・「素敵なお店ですね。よく利用されるんですか?」
・「お忙しい中、時間を作っていただいてありがとうございます」
これらの言葉は相手への気遣いを示し、会話の糸口を作る効果があります。
【10分〜40分】メインの会話で相互理解を深める
緊張がほぐれたら、本格的な会話に入ります。この時間帯が最も重要で、相手との相性を確認し合うフェーズです。
【40分〜50分】今後への布石を打つ
お見合いの終盤では、相手への関心を示しつつ、さりげなく再会への意欲を伝えることが重要です。「今日はとても楽しい時間でした」「また機会があれば、お話しさせていただきたいです」といった言葉で締めくくりましょう。
盛り上がりやすい話題&質問集
お見合いでよく聞かれる「何を話せばいいの?」という疑問。ここでは、実際に会話が弾みやすい話題をご紹介します。
話しやすい話題あれこれ
趣味・休日の過ごし方
これは間違いなく定番。相手がどんな人なのか見えてくるし、共通点も見つけやすい。「お休みの日は何をして過ごすことが多いですか?」から始めてみて。
出身地・地元の話
誰でも話しやすいのがいいところ。「ご出身はどちらなんですか?」と聞けば、そこから地元の名物や観光地の話に広がっていく。
好きな食べ物・グルメ
盛り上がりやすいし、「今度そのお店に行ってみたいです」なんて、次のデートにもつなげられる。
最近のちょっとした出来事
「最近何か楽しいことありましたか?」みたいな軽い感じで。相手の価値観が見えてくることも。
仕事のやりがい
ただし愚痴にならないよう注意。「お仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?」という聞き方がおすすめ。
その他、旅行の話、映画やドラマ、季節の話題なんかも使える。ペットや動物の話は好きな人にはめちゃくちゃ刺さるけど、苦手な人もいるから相手を見てから。
話題を広げるコツ
「趣味・休日の過ごし方」で盛り上がった例
男性「お休みの日は何をして過ごすことが多いですか?」
女性「読書が好きで、よく本屋さんを回ってます」
男性「本屋巡り!いいですね。どんなジャンルがお好きなんですか?」
女性「ミステリー小説にはまってるんです」
男性「おお、僕も東野圭吾さんの本を最近読み始めたところです。犯人を予想しながら読むタイプですか?」
女性「そうなんです!推理しながら読むのが楽しくて」
男性「分かります!外れた時の悔しさったら(笑)最近読んだ中で、最後まで犯人が分からなかった作品ってありますか?」
うまくいかなかった例
男性「趣味は?」
女性「読書です」
男性「そうですか。僕は映画が好きなんです。最近○○っていう映画を見て…」
相手の話を深く聞かずに、すぐ自分の話に移ってしまうパターン。これだと相手は「この人、私に興味ないのかな」と感じてしまう。
「出身地・地元の話」で盛り上がった例
男性「ご出身はどちらなんですか?」
女性「広島なんです」
男性「広島!お好み焼きの本場ですね。やっぱり関西風とは全然違うんですか?」
女性「全然違います!広島風は麺が入ってて、作り方も重ねて焼くんです」
男性「へえ〜!食べてみたいな。おすすめのお店とかありますか?」
女性「実は東京にも美味しい広島風のお店があるんですよ。今度機会があれば…」
自然に次のデートの話に発展してる!
うまくいかなかった例
男性「出身は?」
女性「広島です」
男性「あ、そう。僕は東京です」
一問一答で終了。これじゃあ会話が続かない。
「好きな食べ物・グルメ」で盛り上がった例
女性「普段はどんなお料理を作られるんですか?」
男性「パスタが得意です。といっても、簡単なものばかりですけど」
女性「パスタ作れるなんてすごい!どんなパスタがお得意なんですか?」
男性「ペペロンチーノとかカルボナーラとか…○○さんはどんなお料理がお好きですか?」
女性「イタリアン大好きです。今度美味しいパスタのお店、教えてもらえませんか?」
男性「ぜひ!僕も○○さんのおすすめがあれば知りたいです」
次のデートの約束につながりそうな流れができてる。
うまくいかなかった例
男性「お料理はしますか?」
女性「たまに。簡単なものですけど」
男性「僕は全然できないんです。外食ばかりで。体にも良くないし、お金もかかるし…」
ネガティブな話になっちゃってる。
避けたいNG話題【失敗事例付き】
お見合いで話してはいけない話題を、実際の失敗事例とともに詳しく解説します。
【危険度:★★★】プライバシー系NG話題
❌ 過去の恋愛・婚活歴
NG会話例
男性:「これまでお付き合いされた方は何人くらいいらっしゃるんですか?」
女性:「え...(困惑した表情)」
男性:「僕は3人です。最後の彼女とは2年前に別れて...」
女性:「そう...ですか」(明らかに引いている)
実際の失敗事例
32歳男性のケース:「前の彼氏とはなぜ別れたんですか?」と聞いたところ、女性から「なぜそんなことを聞くんですか?」と逆質問され、その後気まずい雰囲気に。結果的にお断りされました。
❌ 個人情報の詮索
NG会話例
男性:「年収はおいくらぐらいですか?」
女性:「...」(無言)
男性:「僕は○○万円なので、結婚後の家計のことも考えて聞いているんです」
女性:「そうですか...」(完全に引かれている)
【危険度:★★★】ネガティブ系NG話題
❌ 仕事・職場の愚痴
NG会話例
男性:「仕事はどうですか?」
女性:「IT系の会社で働いています」
男性:「大変でしょうね。僕の会社もブラックで、残業ばかりで。上司も最悪で、部下のことを全然考えてくれないんです。先月も理不尽な要求をされて...」
女性:「...そうですか」(どんどん表情が暗くなる)
実際の失敗事例
38歳男性のケース:会社への不満を30分間話し続けた結果、「お疲れ様でした」と早めに切り上げられ、翌日お断りの連絡が来ました。理由は「一緒にいて疲れてしまう」でした。
❌ 自分の不幸自慢
NG会話例
女性:「ご家族構成は?」
男性:「両親と兄弟がいるんですが、実は家族関係が複雑で...父親とは仲が悪くて、兄とも借金問題でもめていて...」
女性:「そう...ですか」(困惑)
【危険度:★★★】デリカシー不足系NG話題
❌ 容姿に関するコメント
NG会話例
男性:「写真より実物の方がお綺麗ですね」
女性:「...ありがとうございます」(内心:写真は悪く見えたってこと?)
男性:「もう少し痩せたら完璧ですね」
女性:「...」(完全にアウト)
❌ 年齢に関する発言
NG会話例
男性:「35歳には見えませんね。30歳くらいに見えます」
女性:「...そうですか」(35歳が老けて見えるという意味?と不快に)
男性:「もう35歳だと、子供は急いだ方がいいですよね」
女性:「...」(完全にドン引き)
【危険度:★★】センシティブ系NG話題
❌ 他の婚活者との比較
NG会話例
男性:「先週お見合いした方は、料理が得意だとおっしゃっていました。○○さんはいかがですか?」
女性:「...普通だと思います」(他の人と比較されて不快)
女性:「今何人くらいの方とお見合いされているんですか?」
男性:「今月は5人ですね。○○さんで6人目です」
女性:「...」(数の一人として扱われている感覚)
❌ お金の話を露骨にする
NG会話例
男性:「結婚後は共働き希望ですか?専業主婦希望ですか?」
女性:「状況によりますが...」
男性:「僕の年収だと専業主婦は厳しいので、働いてもらわないと。家のローンもあるし、子供の教育費も考えると...」
女性:「そうですね...」(お金の計算ばかりで嫌気)
リカバリー不可能なNG発言集
実際にあった、一発でお見合い終了になってしまった発言をご紹介します。
容姿関係▼
- 「胸は何カップですか?」
- 「化粧を落とした顔が見てみたいです」
- 「スタイル維持のために何かしてますか?太りやすそうですけど」
プライベート関係▼
- 「今まで何人と寝ました?」
- 「借金はありませんか?」
結婚観関係▼
- 「子供は男の子じゃないとダメです」
- 「親との同居は必須です」
- 「僕の趣味に付き合ってもらいます」
これらの発言は、どんな文脈で出てきても一発アウトです。絶対に口にしないようにしましょう。
会話が途切れた時の緊急対処法【実践的シナリオ付き】
どんなに準備をしても、会話が途切れることはあります。そんな時の対処法をレベル別に、実際の会話例とともにご紹介します。
レベル1:軽い沈黙(10秒程度)
シナリオ:相手の返答が短く、会話が止まりそうな時
✅ 成功パターン:5W1H質問法
男性:「普段はどんな音楽を聞かれますか?」
女性:「J-POPですね」
男性:「...(3秒沈黙)」
男性:「J-POPの中でも、どんなアーティストがお好きですか?」
女性:「あいみょんとか、米津玄師とかですね」
男性:「あいみょんいいですね!どの曲が一番お気に入りですか?」
❌ 失敗パターン:話題を変えてしまう
男性:「普段はどんな音楽を聞かれますか?」
女性:「J-POPですね」
男性:「...(沈黙が怖くて)そうですか。ところで、映画はお好きですか?」
(相手の答えを深掘りせず、次々話題を変える)
レベル2:長めの沈黙(30秒以上)
シナリオ:お互いに何を話していいか分からない状況
✅ 成功パターン:環境や状況から話題を拾う
(30秒の沈黙...)
男性:「このお店、雰囲気がとても素敵ですね。○○さんはこういった落ち着いた場所はお好きですか?」
女性:「はい、騒がしいところよりは、こういう静かなところの方が好きです」
男性:「僕も同じです。普段もこういったカフェによく行かれるんですか?」
女性:「週末によく行きます。読書しながらコーヒーを飲むのが好きで」
男性:「素敵な過ごし方ですね!」
✅ 成功パターン:共通点発見法
(沈黙中に思い出す)
男性:「そういえば、○○さんも映画がお好きなんですね。プロフィールで拝見しました」
女性:「はい、最近は韓国映画にはまっています」
男性:「韓国映画!実は僕も『パラサイト』を見て韓国映画に興味を持ちました。他におすすめはありますか?」
レベル3:気まずい沈黙(気まずさが漂う時)
シナリオ:会話が完全に止まり、お互い困っている状況
✅ 成功パターン:素直戦略
(長い沈黙...)
男性:「すみません、お見合いは慣れていなくて、少し緊張してしまっています。○○さんはいかがですか?」
女性:「実は私も緊張しています(笑)。こういう場は慣れないですよね」
男性:「よかった、僕だけじゃなくて(笑)。緊張しているせいか、うまくお話しできているか心配で」
女性:「大丈夫ですよ。私の方こそ、つまらない話ばかりで」
男性:「そんなことありません!○○さんの読書のお話、とても興味深かったです」
✅ 成功パターン:リセット戦略
男性:「少し話題を変えて、○○さんの最近の楽しかった出来事を教えてもらえませんか?どんな小さなことでも構いません」
女性:「楽しかったこと...そうですね、先週友人とカフェ巡りをしたんです」
男性:「カフェ巡り!どんなカフェに行かれたんですか?」
沈黙回避の予防策
事前に準備しておくべき「緊急用話題」をご紹介します。
季節・天気ネタ
- 「今日は良いお天気ですね」
- 「桜の季節ですが、お花見はされましたか?」
当日のエピソード
- 「こちらまでは迷わずに来れましたか?」
- 「このお店、初めてですが素敵ですね」
軽い自己開示
- 「実は朝、コーヒーをこぼしてしまって」
- 「今日はどんな一日でしたか?」
やってはいけない沈黙対処法
❌ 焦って一方的に話し続ける
(沈黙になると焦って)
男性:「あ、そうそう、僕の会社の話なんですけど、最近新しいプロジェクトが始まって、それがすごく忙しくて、毎日残業で、でも面白い仕事で...」
(一方的に自分の話を続けてしまう)
❌ スマホをいじる 「何か話さなきゃ」と思ってスマホで話題を探すのは絶対NG
❌ 時計を見る 相手に「退屈している」「早く帰りたがっている」と思われてしまいます
会話の心理学を活用した上級テクニック
「7:3の法則」で聞き上手になる
会話の7割を相手に話してもらい、自分は3割程度に抑えることで、相手に「話を聞いてもらえた」という満足感を与えることができます。
実践方法
- 質問を投げかける
- 相手の回答を最後まで聞く
- 共感・驚き・感心の反応を示す
- 関連質問で話を深める
- 適度に自分の体験も交える
ミラーリング効果の活用
相手の話し方や身振りを自然に真似することで、親近感を高める心理効果です。
具体的な方法
- 相手が前のめりに話すときは、自分も興味深そうに身を乗り出す
- 相手の話すスピードに合わせる
- 相手が使った表現を会話の中で使う
共感フレーズで好感度アップ
相手の話に対して適切な共感フレーズを使うことで、理解されている感覚を与えられます。
効果的な共感フレーズ集
- 「それは素晴らしいですね」
- 「よく分かります」
- 「なるほど、そういう考え方もあるんですね」
- 「私も同じように感じたことがあります」
- 「とても興味深いお話ですね」
よくある会話の失敗パターンと改善法
実際のお見合いでよく見られる失敗パターンを、具体例とともに解説します。
失敗パターン1:面接官になってしまう
❌ NG例
男性:「お仕事は何をされていますか?」
女性:「営業をしています」
男性:「何年くらいされているんですか?」
女性:「3年です」
男性:「大変ですか?」
女性:「まあ、それなりに」
男性:「転職は考えていますか?」
女性:「...今のところは」
(質問ばかりで面接のような雰囲気)
✅ 改善例
男性:「お仕事は何をされていますか?」
女性:「営業をしています」
男性:「営業のお仕事!大変だと思いますが、やりがいを感じる瞬間はありますか?」
女性:「お客様に喜んでもらえた時ですね」
男性:「素晴らしいですね。実は僕も営業に近い仕事をしているので、その気持ちよく分かります。○○さんはどんなことを大切にして接客されているんですか?」
失敗パターン2:自分の話ばかりする
❌ NG例
女性:「趣味は何ですか?」
男性:「ゴルフです。毎週末行っていて、スコアは85くらいです。先週も友人と回って、14番ホールでバーディを取れて...(延々と続く)」
女性:「そうですか...」
男性:「○○さんも今度一緒にやりませんか?初心者でも大丈夫ですよ」
女性:「...」
✅ 改善例
女性:「趣味は何ですか?」
男性:「ゴルフをやっています。○○さんはスポーツはされますか?」
女性:「テニスを少し」
男性:「テニス!いいですね。僕は全然できないんです。どのくらい続けられているんですか?」
女性:「大学時代からなので、もう10年くらいですね」
男性:「すごい!僕なんて10年続けているものはないかもしれません(笑)。テニスの魅力って何ですか?」
失敗パターン3:相手の回答を受け止めない
❌ NG例
男性:「どんな映画がお好きですか?」
女性:「ホラー映画が好きなんです」
男性:「ホラー!僕は苦手なんです。恋愛映画の方がいいですね。最近『○○』を見て感動しました。涙が止まらなくて...」
(相手の好みを否定して自分の話に持って行く)
✅ 改善例
男性:「どんな映画がお好きですか?」
女性:「ホラー映画が好きなんです」
男性:「ホラー映画!意外です。僕は苦手なんですが、○○さんはどんなところに魅力を感じるんですか?」
女性:「ドキドキ感と、最後にスッキリする感じが好きなんです」
男性:「なるほど!確かにスリルを楽しむ感覚なんですね。おすすめの作品があれば、勇気を出して見てみようかな」
失敗パターン4:ネガティブな反応をしてしまう
❌ NG例
女性:「休日は家でゲームをしていることが多いです」
男性:「ゲームですか...僕はゲームはやらないんです。もっとアクティブなことの方がいいと思うんですが」
女性:「そうですね...」(批判されたと感じて黙ってしまう)
✅ 改善例
女性:「休日は家でゲームをしていることが多いです」
男性:「ゲームされるんですね!どんなゲームがお好きなんですか?僕は詳しくないので教えてください」
女性:「RPGが好きで、キャラクターを育てるのが楽しいんです」
男性:「キャラクター育成!確かに愛着が湧きそうですね。どのくらいの時間をかけてゲームされるんですか?」
失敗パターン5:会話を広げようとしない
❌ NG例
男性:「料理はされますか?」
女性:「はい、します」
男性:「そうですか」
(沈黙...)
男性:「僕は全然できないんです」
女性:「そうなんですね」
(さらに沈黙...)
✅ 改善例
男性:「料理はされますか?」
女性:「はい、します」
男性:「どんな料理が得意なんですか?」
女性:「和食が多いですね」
男性:「和食!素晴らしいですね。最近作られた料理で、特に美味しくできたものはありますか?」
女性:「先週、煮物を作ったんですが、母に褒められました」
男性:「お母様に褒められるなんて、相当美味しかったんでしょうね!レシピはお母様から教わったんですか?」
男女別の会話戦略
男性向け:聞き役に徹する重要性
男性は自分の話をしがちですが、お見合いでは聞き役に回ることが成功の鍵です。特に以下の点を意識しましょう。
男性の会話ポイント
- 女性の話を最後まで聞く
- アドバイスよりも共感を優先する
- 自慢話は控えめに
- 相手の良いところを見つけて褒める
女性向け:適度な自己開示で親近感を高める
女性は控えめすぎると相手に興味がないと思われがちです。適度に自分の話もしましょう。
女性の会話ポイント
- 質問に対して+αの情報を加える
- 自分からも質問を投げかける
- 笑顔と相槌で相手を励ます
- 共通点を見つけたら積極的に話題にする
よくある質問と実例による回答
Q1: 相手から質問が返ってこない場合はどうすれば?
A: より具体的で答えやすい質問に切り替え、自分からも情報を開示しましょう。
❌ 抽象的な質問
男性:「趣味は何ですか?」
女性:「特にないです」
男性:「そうですか...」(会話終了)
✅ 具体的で答えやすい質問
男性:「休日の朝、目が覚めて最初にすることは何ですか?」
女性:「コーヒーを飲みながらテレビを見ます」
男性:「いいですね!僕も朝のコーヒーは欠かせません。どんな番組を見られるんですか?」
女性:「情報番組が多いですね」
男性:「僕も同じです!朝から元気な司会者を見ると、一日が始まる感じがしますよね」
Q2: 共通点が全く見つからない場合は?
A: 相違点への好奇心を表現し、「教えて」の姿勢で臨みましょう。
✅ 成功例
男性:「僕はインドア派なんですが、○○さんはアウトドアがお好きなんですね」
女性:「はい、山登りが好きで」
男性:「山登り!僕には全く未知の世界です。どんな魅力があるんですか?教えてください」
女性:「頂上からの景色や、達成感が何とも言えないんです」
男性:「達成感...確かに日常では味わえない感覚でしょうね。初心者でも始められるものなんですか?」
Q3: 会話が面接のようになってしまいます
A: 質問と自己開示をセットにして、キャッチボールを意識しましょう。
❌ 面接型会話
男性:「お仕事は?」
女性:「看護師です」
男性:「何年くらい?」
女性:「5年です」
男性:「大変ですか?」
女性:「まあ、はい」
✅ キャッチボール型会話
男性:「お仕事は何をされているんですか?」
女性:「看護師をしています」
男性:「看護師さん!すごく尊敬します。僕は血を見ると気分が悪くなってしまうので、とても尊敬します。○○さんはなぜ看護師になろうと思われたんですか?」
女性:「人の役に立ちたいと思ったのがきっかけです」
男性:「素晴らしい志ですね。僕も人の役に立つ仕事がしたいと思って今の仕事を選んだので、すごく共感します」
Q4: 相手の反応が悪いときは?
A: 話題を変える前に、別のアプローチを試してみましょう。
✅ アプローチ変更の例
(映画の話で反応が悪い場合)
男性:「映画以外でも、何かリラックスできる時間の過ごし方はありますか?」
女性:「音楽を聞くのが好きです」
男性:「音楽!どんなジャンルがお好きですか?」
(話題を完全に変えるのではなく、娯楽つながりで展開)
Q5: 時間配分はどうすれば?
A: 以下の時間配分を目安に、相手のペースも考慮しましょう。
時間配分の実例
【0-10分】アイスブレイク
・挨拶、軽い雑談
・緊張をほぐす
【10-40分】メイン会話
・趣味、仕事、価値観について
・深い話題で相互理解
【40-50分】クロージング
・今日の感想
・次回への布石(さりげなく)
【50-60分】お会計、お別れ
・感謝の気持ちを伝える
・今後への意欲を表現
Q6: 相手が無口で会話が続かない場合は?
A: YES/NOで答えられる質問から始めて、徐々に話しやすい環境を作りましょう。
✅ 段階的アプローチ
【第1段階】YES/NO質問
男性:「コーヒーはお好きですか?」
女性:「はい」
【第2段階】選択肢を提示
男性:「ブラック派ですか?それとも砂糖やミルクを入れる派ですか?」
女性:「ミルクを入れます」
【第3段階】経験を聞く
男性:「僕もミルク派です!美味しいカフェとか、行かれたりしますか?」
女性:「たまに行きます」
【第4段階】具体的な質問
男性:「どんなカフェがお気に入りですか?」
Q7: 自分ばかり話してしまう癖を直すには?
A: 「聞く・褒める・聞く」のサイクルを意識しましょう。
✅ 実践例
【聞く】
男性:「どんな音楽がお好きですか?」
女性:「ジャズが好きです」
【褒める・共感する】
男性:「ジャズ!素敵ですね。大人な趣味ですね」
【さらに聞く】
男性:「どんなところに魅力を感じるんですか?」
女性:「落ち着いた音色が心地よくて」
【最小限の自己開示+また聞く】
男性:「僕はまだジャズの良さがよく分からないんですが、初心者におすすめのアーティストはいますか?」
緊張対策とメンタル管理
緊張を味方につける方法
緊張は自然な反応です。完璧に消そうとせず、上手に付き合うことが大切です。
事前準備で緊張軽減
- 深呼吸とリラクゼーション
- ポジティブな想像(成功体験のイメージング)
- 会話のシミュレーション
- 「楽しむ」ことを第一目標にする
当日の緊張対処法
- 相手も緊張していることを思い出す
- 完璧を求めすぎない
- 失敗しても「次につながる経験」と考える
失敗したときのリカバリー方法
軽い失言の場合
素直に謝罪し、話題を変える 「すみません、変なことを言ってしまいました。ところで…」
会話が全く弾まない場合
相手の興味を引く新しい話題に転換する 「実は最近こんなことがあったんです…」
まとめ:お見合い会話成功への道筋
お見合いの会話成功には以下の要素が重要です。
成功の5つの柱
- 事前準備の徹底:プロフィール分析と話題準備
- 適切な目的設定:「また会いたい」と思わせること
- 聞き役スキル:7:3の法則で相手を主役にする
- 感情のコントロール:緊張を受け入れ、楽しむ姿勢
- 継続的な改善:経験を積み重ね、スキルを向上させる
実践アクションプラン
今すぐできること
- 次回お見合いのプロフィールを詳細分析
- アイスブレイク用の話題を3つ準備
- 共感フレーズを5つ暗記
- 深呼吸などのリラックス法を練習
継続すること
- 毎回のお見合い後に振り返りを行う
- 成功・失敗事例を記録する
- 新しい話題や質問を常にストックする
お見合いの会話は技術です。正しい方法を知り、練習を重ねることで誰でも上達できます。最初は思うようにいかなくても、諦めずに改善を続けることで、必ず成果が現れるでしょう。
一期一会の出会いを大切に、相手への敬意と関心を忘れずに臨めば、きっと素敵なご縁につながるはずです。あなたの婚活が成功することを心から願っています。
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