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ブライダルオフィス SAKURAに取材!少人数制で見える、温かな成婚サポートの裏側

今回は、千葉県を拠点に地域密着型のサポートを提供する「ブライダルオフィス SAKURA」代表の遠山紀代美さんに、婚活パラダイス編集部がインタビュー。
17年間の専業主婦経験を経て相談所を立ち上げた経緯から、少人数制ならではの手厚いサポート、そして成婚へと導くための秘訣まで、詳しくお話を伺いました。
遠山さんの言葉からは、会員一人ひとりに真摯に向き合い、幸せな結婚を心から願う温かい想いが伝わってきました。
まず、ブライダルオフィス SAKURAとは

名称 | ブライダルオフィス SAKURA |
住所 | 〒270-0013 千葉県松戸市小金きよしヶ丘3-12-15 |
料金 | 入会金 44,000円 登録料 22,000円 月会費 11,000円 お見合い料 1回5,500円 成婚料 275,000円 詳細は公式サイトでご確認ください |
ブライダルオフィス SAKURA 遠山紀代美さん ✕ 編集部 インタビュー対談
今回インタビューに応えてくれたのは、この方!

ブライダルオフィス SAKURA
代表・遠山紀代美さん

ブライダルオフィス SAKURAについて
— 遠山様、本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、ホームページでもご経歴を拝見しましたが、結婚相談所を立ち上げようと思われたきっかけからお伺いできますでしょうか?

はい、よろしくお願いします。
立ち上げのきっかけは、私自身が17年間専業主婦をしていたことにあります。
子どもたちが大きくなり、定年なく生き生きと働ける環境を作りたいと思ったこと、そして、これまで家族のために頑張ってきた経験を、他の誰かの役にも立てたいと考えたのが始まりです。
背景としては、夫の父が48歳という若さで病気で亡くなっているんですね。夫がその年齢に近づいた頃、「自分もいつ死ぬかわからないから、もし一人になっても生きていけるように」と、何かを始めることを後押ししてくれたという側面もあります。
夫婦経営から個人経営へ:サポートへの想いの違い
— 最初はご夫婦で始められたのでしょうか?



そうなんです。
最初は夫婦二人三脚で、という形だったのですが、実質1年くらいでしたね。
もともと私にバトンタッチする予定ではあったのですが、経営者的な視点を持つ夫と、とにかく会員さんに寄り添いたい私の気持ちとでは、やはり目指す方向性に違いが出てきてしまって。
— サポートの仕方で意見が分かれることは、よくあるお話かもしれませんね。



ええ。例えば、ビジネスとして効率を考えると、多くの会員さんを抱えることも選択肢に入るかもしれませんが、私は一人ひとりにしっかり向き合いたい。
そう考えると、どうしても限界があります。
それで、私が一人で全てを担当する方が良いと判断し、ホームページなどからも夫にはフェードアウトしてもらいました。
それ以来、ずっと私一人で運営しています。


「一人ひとりに寄り添う」少人数制サポートのこだわり
— 一人で担当できる人数には限界がある、というのは同感です。大手相談所さんだと、お一人で100名近く担当されるケースもあると聞きますが…。



100名は…私には絶対に無理ですね。
おそらく50名でも難しいと思います。
一人ひとりに本当に寄り添おうと思ったら、多くても30名が限界だと感じています。
それ以上になると、どうしてもサポートが手薄になってしまい、結果的に成婚にも繋がりにくくなってしまうんです。
— IBJ(日本結婚相談所連盟)のアワードなどでも、成婚率や顧客満足度が評価基準になっていますが、高いレベルを維持するには、やはり手厚いサポートが不可欠ですよね。30名でも大変だ、とおっしゃる仲人さんは多いです。



そうですね。
放置するなら何人でも受け入れられますが、それでは意味がないと思っています。
特に交際中のサポートは、本当に時間と手間がかかります。
丁寧にフォローして成婚まで導くとなると、やはり人数には限界があると感じています。
恋愛経験が少ない会員への手厚いサポートとは?
— 会員さんの中には、恋愛経験が少なく、どう活動していいか、何を相談していいかすら分からない、という方もいらっしゃると思います。そういった方へは、どのようなサポートをされているのでしょうか?



おっしゃる通りで、恋愛経験豊富な方は、ある程度のサポートでご自身で関係性を築き、成婚へと進んでいかれます。
でも、恋愛経験がない、あるいは苦手意識がある方の場合、「何かあったら相談してくださいね」というスタンスだと、何も相談できずに終わってしまうことが多いんです。
— 相談の仕方自体が分からない、という方もいらっしゃいますよね。



そうなんです。
だから、こちらから積極的に「そういえば、〇〇さんとの交際はどう?」と投げかけたり、日々の様子を気にかけるようにしています。
「女性といつ手を繋いだらいいんだろう…」なんて、本人からは恥ずかしくて聞きにくいことでも、こちらからタイミングを見てアドバイスしたり。
だから、「面談は1週間前に予約してください」なんていうスタイルでは、とても対応しきれません。
— デート中に「今、トイレから電話してるんですけど…」というような、リアルタイムでの相談もあると伺いました。



あったんですよ(笑)。
「さっさと手をつなぎなさい」って言われたけれど、本当にいいのか確認したくて、トイレに駆け込んできた、みたいな。
3回目のデートだったかな。
「もう手をつないでいいんですか?」って。
それくらい、どうしたらいいか分からない方もいらっしゃるんですよね。
特にシャイな方だと、大手の画一的なサポートでは、埋もれてしまって、結局活動をやめてしまうケースもあるのではないでしょうか。
— モチベーションの維持も重要ですよね。お見合いが組めない時、仮交際に進めない時、そして一番ダメージが大きいのが真剣交際での破局…。それぞれの段階で、サポートの内容も変わってきそうですね。



そうですね。
お見合いが組めない時はプロフィール改善を一緒に考えますし、仮交際に進めないなら会話内容をヒアリングしてアドバイスします。
真剣交際での破局は、ご本人のダメージが本当に大きい。
「あと一歩だったのに、何が悪かったんだろう…」と深く落ち込んでしまいます。
真剣交際破局の乗り越え方:テクニックではない「人としての関わり」
— 真剣交際が破局した場合、どのように寄り添っていらっしゃるのでしょうか?「縁がなかったね」という一言では片付けられない、深い心のケアが必要になりそうです。



本当にそう思います。
「縁がなかった」という言葉で終わらせたくない、という気持ちが強くあります。
どうすれば気持ちをリセットして、もう一度前を向けるか。
そこはテクニックではなく、人としてどう寄り添えるかが問われる場面だと感じています。
一度「退会したい」と言われた会員さんを、「どうしてもこの方を結婚させてあげたい」という思いから、ご飯に誘って話を聞いたこともありました。
結果的に、その方は戻ってきてくれて、無事に成婚されました。
— それは素晴らしいですね。真剣交際まで進むと、お互いかなりの時間とエネルギーを費やしていますし、結婚を目前にしてのお断りは、する方もされる方も辛いですよね。



ええ。
特に「もうこの人とは先に進めない」と自分からお断りする場合でも、やはり深く落ち込まれます。
3ヶ月、場合によっては半年近く交際して、「1年で結婚を決めるつもりだったのに…」と、時間的な焦りも加わって、精神的にかなりきつい状況になります。
— そういった状況では、テクニック的なアドバイスよりも、人として話を聞き、気持ちを受け止めることが大切になってくるのですね。



そう思います。
長年結婚生活を送ってきた経験も踏まえ、「最終的に結婚への覚悟ができていなかったのかな」と感じることもあります。
真剣交際の破局を繰り返してしまうと、ご本人も「自分は誰とも結婚できないんじゃないか」とトラウマになってしまうこともあります。
そんな時、「そんなことないよ」と伝えるのですが、私の気持ちがうまく伝わらず、一緒に落ち込んでしまうこともありますね。
— 破局の原因としては、どのようなことが多いのでしょうか?



最終的な詰め、話し合いがしっかりできていなかった、というケースが多いですね。
例えば、お金のこと。
結婚後の働き方について、最初は「パートでもいいよ」と言ってくれていたのに、後になって「やっぱり正社員で働いてほしい」と言われたり。
男性側も、最初は恋愛感情で舞い上がっていたけれど、冷静になって「自分一人で支えられるだろうか」と不安になってくるのかもしれません。
変化する結婚観:条件だけではないパートナー選び
— 昔の仲人さんから「誰と結婚しても一緒よ」と言われた、というお話がありましたが、その真意はどこにあると思われますか?



本当にそう思う部分があります。
例えば収入面だって、今は良くても明日どうなるかわからないですよね。
私自身も経験がありますが、収入がゼロになるようなジェットコースターのような状況も起こりえます。
それでも夫婦関係が続くのは、条件だけで結婚しているわけではないからだと思うんです。
「支え合う」というか、最悪の事態が起こった時に、二人でどう乗り越えていけるかなんです。
実際に私は結婚して1年目27歳の時に予想もしていなかった義母の介護がスタートし人生が激変しました。
親の介護なんて30年後位の気持ちでいましたから。
生きていれば何が起こるか分からない。
だからそういう覚悟みたいな部分が大切なんだと、会員さんには現実的な話も伝えるようにしています。
いいことばかりじゃないよ、と。
— なるほど。結婚相談所での活動は、仮交際までは恋愛的な要素が強いですが、真剣交際以降は、より現実的な生活設計や価値観のすり合わせが求められますね。



そうですね。
短い期間で判断しなければならないので、「本当にこの人でいいのだろうか」と、真剣交際に進む直前で気持ちが揺れる方は多いです。
でも、結局は「覚悟」なんですよね。
誰と結婚しても、何かしらの問題は起こりうる。
よっぽど理想的な条件の人を見つけられれば別ですが、それは稀なケースです。
そうでないなら、同じような問題で悩み続けることになりかねません。
— 今の時代、「専業主婦でもいいよ」「パートでもいいよ」と自信を持って言える男性は、以前より少なくなっている印象があります。



少ないですね。
でも、一定数はいらっしゃいます。
特に、ご自身の母親が専業主婦だったという方は、年収が高くなくても「自分の収入の範囲でやりくりしよう」と考えてくれる傾向があるように感じます。
育った環境は大きいですね。
逆に、共働き家庭で育った男性は、共働きが当たり前と考えている方が多いです。
— 婚活において、男性は写真や年齢など表面的な情報で判断しがちで、女性は収入や人柄、家族構成など、より細かくプロフィールを見ている、という話もよく聞きますが、実感としてはいかがですか?



まさにその通りですね。
男性は写真で「いいな」と思ったら、あまり深く考えずに申し込んで、後から「あ、シングルマザーの方だった」と気づく、なんてこともたまにあります。
女性は、もちろん好みのタイプはありますが、プロフィールをしっかり読み込んで、「この人で大丈夫かな」と人柄を重視する傾向が強いです。
ただ、最初の段階では、どうしても年収に目が行きがちなのも事実ですね。
— 女性が求める年収と、実際の男性の年収分布にはギャップがありますよね。例えば年収400万円以上の男性は全体の3割程度、さらに年齢やルックス、性格なども考慮すると、該当者は数パーセントしかいない、という現実があります。特に年齢を重ねると、その現実に直面することになります。



そうですね。
40代の女性が20代の男性を希望されたりすると、「普通に考えて、難しいですよね」と現実をお伝えします。
特に相談所という枠組みの中では、可能性はほぼゼロに近い。
また、年収1000万円以上を希望される方には、「その収入がなくなった時、どうしますか?」「あなたはその方のために何ができますか?」と問いかけます。
お金だけで選ぶことのリスクもお話ししますね。
— ちなみに、年収1000万円以上の男性は全体の数パーセントで、その多くは20代のうちに結婚しているというデータもありますね。



そうなんです。
年収が高く、仕事もできて魅力的な男性は、決断力もあるので、早くに結婚していることが多いんですよね。
だから、相談所に残っている高年収の方の中には、何か理由があるケースも考えられます。
逆に、男性側も、お金目当てで近づいてくる女性は敬遠します。
年収の高い男性ほど、お相手にも同等の経済力や自立を求める傾向が強くなっていますね。
— パワーカップルという言葉もありますが、お互いに経済的に自立し、協力し合って生活していく、というのが今の時代の流れなのかもしれませんね。



そう思います。
昔のような「玉の輿」的な考え方は、もう現実的ではありません。
女性も、自分と同じくらいか、少し上の年収の方を求める傾向がありますし、結局は似たような価値観や生活レベルの方と結ばれることが多いですね。
— スペック比較だけで相手を選んでいると、特に年齢を重ねると、対象者がどんどん少なくなり、活動が行き詰まってしまう可能性があります。条件を広げる必要が出てくると思いますが、「妥協しましょう」という言い方ではなく、どのようにアドバイスされていますか?



例えば年収なら、IBJの区分は100万円単位なので、「890万円の人も810万円の人も同じ『800万円台』。
実はそんなに変わらないかもしれないから、100万円下げて探してみませんか?」とか。
年齢も1歳変えるだけで、対象者が数百人増えることもあります。
少しずつ条件を広げてみることを提案しますね。
あとは、「会ってみないと分からないことがたくさんあるよ」と伝えています。
プロフィール上は完璧に見えても、会ってみたら威圧的だったり、逆に、条件はそこそこでも、会ってみたらすごく話が合って素敵だったり。
まずは会ってみることをお勧めします。
出身地が同じ、といった共通点から話が弾むこともありますしね。
— そもそも、ご自身の結婚観や相手に求めるものが定まっていない方も多いかもしれませんね。



そうなんです。
特に恋愛経験が少ない方は、自分がどんな人を求めているのか、どんな人が合うのか、分かっていないことが多い。
そういう方には、「周りの既婚者の夫婦を見て、どんな結婚生活が理想か考えてみて」とアドバイスすることもあります。
身近な幸せそうな夫婦を観察することで、自分の理想が見えてくることもありますから。
最近は、周りの人にあまり興味がない方が増えているようにも感じますが…。
— 周囲の評価を気にしすぎて、スペックや見た目ばかりで選んでしまう傾向もあるかもしれませんね。



そうですね。
「周りから見て良いと思われる相手、自慢出来る相手」を選びがちですが、そこから脱却できた時に、ストンと成婚が決まったりします。
マッチングアプリなども、どうしても表面的な条件で選ばれがちで、それでうまくいかずに相談所に来られる方も多いですが、結局同じ比較の仕方をしてしまっているケースもあります。
受け身は卒業!成婚を引き寄せる「攻めの姿勢」
— 婚活では、男女ともに受け身になってしまいがち、という話も聞きます。



本当に多いですね。
「相手からの連絡を待つ」という姿勢では、何も進みません。
特に女性が積極的になると、交際の進展度合いが全く変わってきます。
だから、「傷つくことを恐れずに、攻めていこう!」と伝えています。
それでダメだったら仕方ない。
でも、自分で勝手に「きっとこう思われているんだろうな」と解釈して終わらせるのではなく、一度自分から動いて相手の気持ちを聞いたり自分の思いを伝えたりしてみてほしいんです。
— 以前、AIのマッチングシステム開発者の方から、女性から男性への申し込みは全体の2〜3割程度しかないけれど、その成婚率は非常に高い、という話を聞きました。女性が攻めに転じると、状況が大きく変わる可能性があるんですね。



本当にそう思います。
受け身で何もしないのが一番良くない。
活動量が少ない方は、どうしても結果が出にくいです。
女性が積極的に動くことで、成婚の可能性はぐっと高まります。
そこは、しっかりお尻を叩くようにしています。
ブライダルオフィス SAKURAのサポート体制
— 料金プランについてですが、スタンダードプランを選ばれる方が多いのでしょうか?



そうですね、スタンダードが一番多いです。
ただ、例えばご自身の条件に少し自信がない方や、とにかく多くの人に会って可能性を広げたいという方は、申し込み人数が多いプラチナコース(※)を選ばれることもあります。
逆に、一人ひとりとじっくり向き合いたいという方は、ベーシックプラン(※)を選ばれることもあります。
お見合い料がかかるプランだと、月に一度もお見合いをしない方もいらっしゃいますので、ご自身の活動スタイルに合わせて選んでいただいています。
※インタビュー時点。現在は異なる可能性あり
— ホームページに「相談所以外でのプライベートな出会いのご相談も可能です」とありますが、これはどういった内容でしょうか?



例えば、相談所で活動中に、プライベートで良い出会いがあった場合などの相談にも乗っています。
実際に、在籍中にマッチングアプリで出会った方と結婚された方もいらっしゃいます。
その場合、うちでの成婚にはなりませんが、ご本人が幸せになってくれるなら、それが一番ですから。
そういった方々とも、今でも交流がありますよ。
— それはすごいですね!成婚料はいただけないけれど、会員さんの幸せを第一に考えていらっしゃるんですね。その他、お見合いの同行やショッピング同行などもされているとか。



はい、私が一人で全て担当しているので、トータルでサポートしています。
特にプロフィール写真は重要だと考えているので、洋服選びから撮影同行まで行っています。
緊張をほぐして、自然な笑顔を引き出すお手伝いをしていますね。
写真選びも一緒にやっています。
— 20代向けのプランや、パパママキッズ婚活プラン(※インタビュー時点。現在は異なる可能性あり)についてもお伺いできますか?



20代のプランは、早くから真剣に婚活を始める方を応援したいという気持ちと、若い方が多いと相談所全体の活性化にも繋がるため、利用しやすい料金設定にしています。
パパママキッズ婚活は、シングルマザー、シングルファザーを応援するプランになります。
料金全体としては、初期費用を抑えめに設定しています。結婚相談所の敷居を高く感じてほしくない、気軽に体験してほしいという思いからです。
その分、サポートには自信があるので、成婚料は標準的な価格か、少し高めに設定させていただいています。
「結果が出たらいただく」というスタンスですね。
— なるほど、成果報酬型に近い考え方ですね。結果が出れば、誰も文句は言わないと思います。



そうですね。
特に20代の方には、マッチングアプリで時間を浪費してしまう前に、早く相談所を活用してほしいという思いもあります。
最近は、20代でも早く結婚して家庭を持ちたいという方と、結婚に関心がない方との二極化が進んでいるように感じます。
— 結婚相談所も、昔のイメージとは変わってきて、より一般化してきていますよね。就職活動のように、結婚相手を探すための合理的な手段として捉える若い方も増えているのではないでしょうか。



そうですね。
また、特定の職業の方と出会いたい、家業を継ぐために条件に合う方を探したい、といった明確な目的がある方にとっても、相談所は有効な手段だと思います。
今後の展望:信頼関係を大切に、地道な努力を続ける
— 最後に、今後の展望についてお聞かせください。



この仕事を始めて10年以上経ちますが、現状維持は本当に難しいと感じています。
新しい相談所もたくさん出てきていますし、SNSでの派手な集客なども目にします。
それを真似しようとは思いませんが、常に新しい情報を取り入れ、やるべきことを続けていく必要があると感じています。
私がこの仕事を始めた時に目標としていたのは、長年やっていらっしゃる仲人さんのように、ご紹介だけで相談所が成り立つような、信頼関係に基づいた運営です。
現在、ホームページからの集客とご紹介が半々くらいなので、これからも地道に、会員さんとの信頼関係を大切にしながら、結果を出していきたいと思っています。
目立たなくても、陰でしっかり努力を続ける、というのが私の信念です。
— 派手さはないけれど、確実に結果を出す、というのは理想的な形ですね。本日は、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました。



こちらこそ、ありがとうございました。
編集後記
17年間の専業主婦経験を持つ遠山さん。
その経験は、決してブランクではなく、家族に寄り添い、生活を支えてきた確かな土台となっているのだろう。
インタビューを通して感じたのは、遠山さんの温かく、そして力強い「人」への眼差しです。
データや条件だけでは測れない、一人ひとりの個性や感情に丁寧に寄り添い、「結婚」という人生の大きな決断を、時には厳しく、しかし常に愛情を持ってサポートする姿勢に、胸を打たれました。
少人数制だからこそできる、きめ細やかで人間味あふれるサポート。
ブライダルオフィス SAKURAが多くの成婚カップルを生み出している理由は、まさにそこにあるのではないでしょうか。
婚活に悩む多くの人にとって、遠山さんのような存在は、心強い道標となるでしょう。