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恋愛下手でも幸せになれる!お見合い塾 塾長・山田由美子が教える“くっつけ力”の極意

結婚相談所の仲人として28年以上、2,700組もの成婚を実現してきた“お見合い塾”塾長・山田由美子さん。圧倒的な“おせっかい”スタイルで「恋愛下手でも結婚できる」具体的なアドバイスを提供し、多くのカップルを誕生させています。
今回、婚活パラダイス編集部は山田さんに、婚活を成功に導く“くっつけ力”の秘密から「自分から動く」結婚観まで、たっぷりお話を伺いました。
お見合い塾 塾長・山田由美子さん ✕ 婚活パラダイス編集部インタビュー
今回、インタビューに応えてくれたのは、この方!

名称 | お見合い塾 |
住所 | 〒530-0014 大阪市北区鶴野町4 コープ野村611 |
公式 | https://www.omiai-jyuku.com/index.html |
「お見合い塾」をはじめたきっかけ・業界に入るまで
— 今日はよろしくお願いします。 山田さんが、この結婚相談業界に入られた最初のきっかけを教えていただけますか?昔ながらの“仲人さん”のイメージがある中で、ご自身のポジションを見つけて現在に至るまでの経緯を、読者の方にわかりやすくお伝えしたいです。

はい、よろしくお願いします。 私はもともと20歳で一度結婚して28歳で離婚し、29歳からいわゆる「婚活」を始め、32歳で再婚しました。
そのとき、年間80人以上もの男性と出会ったんです。当時はちょっとした“婚活の先駆け”みたいな感じで、いろんな方とお見合いをしていました。それがすごく面白かったんですね。
それで「自分が出会いを作る側になった方がもっと面白いのでは?」と思い、大手の結婚情報サービス会社に行ってみたんです。
でも最初は「雇えない」と断られて、「紹介できたら歩合を払うよ」と言われただけでした。
当時は入会金が40万円前後もして、なかなか友達にも勧めづらい料金でしたね。
次に、今度は直接「結婚相談所」に雇ってくださいとお願いして、そこではなんとか雇ってもらったのですが……まだパソコンもない時代で、紙の会員ファイルをめくりながら会員さん同士を引き合わせるスタイルでした。
入会金が20万円、さらにお見合い1回ごとに1万円の“お見合い料”がかかる時代で、なかなかうまくいかないケースも多かったんです。
— 黎明期はかなり費用がかかったんですね。



そこからいろいろあって、「これなら自分でやったほうが自分のやりたいスタイルでできる」と思い、38歳のときに“仲人養成講座”みたいなものに通いました。でも当時は仲人さんといえば50代、60代の“おばちゃん”が主流で、私みたいな30代後半は珍しがられたんですね。
最初はお客さんも全然来なくて、一年ぐらい誰も入らなかった。もう辞めようかと思ったころに、“やめるつもりで本音全開”で話したところ、それがかえってウケた。
「あんた28歳はもう遅いわ」とハッキリ言ったら、お母さんが「そこまでハッキリ言ってくれる人の方が信頼できるかもしれない」と会員になってくれて、そこから火がついたんです。
口が悪くても、お客さんと同じ目線でズバッとアドバイスしたほうが「若いけどこの人なら」と思われるようになって、一気に紹介も増えていきました。
— なるほど。“丁寧に当たり障りなく”ではなく、“本音でズバッと”というのが、逆に支持を得たわけですね。



はい、最初は「お母様、それは……」みたいに丁寧な言葉でうまくこなそうと頑張っていたのが、かえってぎこちなく見えたんでしょうね。
開き直って自然体で「遅いわ」と言ったほうがむしろ頼られる、そこから一気に流れが変わりました。


年間280組を成婚に導く“お世話”スタイル
— そこから一気に軌道に乗られ、ある時期は月に何十人もの会員さんを抱えて本当に忙しかったそうですね。資料によると、1日に17組ものお見合いを同じ会場で回すなんてこともあったとか。



ありました。新阪急ホテルのロビーで「全員、13時に待ち合わせ!」と17組同時に集合して、私がひとりでファイル片手にご紹介していく。
男女それぞれが「自分の相手はどの人かな?」と待っているわけです。ホテル側にはさすがに「多すぎます」と怒られましたけど(笑)。
当時はお見合い1回につき1万円の“お見合い料”をいただいていたので、鞄を開ければその日に17万円入っているわけで、「こりゃやめられないなあ」と思ったりもしました。
一番多い年は、1年で280組の結婚が決まったこともあるんです。当時は会員数も多くて私も若かったから、朝から晩までフル稼働で動きまわる。1年で200~300組ほどの成婚が出ていました。
— すごいですね。相手をただマッチングさせるだけでなく、成婚という結果が出るのは“おせっかい”なぐらい踏み込んだサポートがあるからこそなのかなと。



そうですね。やっぱり当時から「仲人=ただの紹介屋」じゃなく、徹底的に口を出すスタイルでした。
すごく細かいアドバイスまでします。たとえば女性なら、「ウエットティッシュを持参して、男性にサッと渡してあげなさい」みたいな気遣いの仕方から、服装・デート先・交際時の会話プランなど、全部具体的に。
それまで「男女交際が苦手で……」という方が多いので、“自主性に任せます”だけだと進まないんですよ。
時には背中を押し、時には喝を入れ、そういうおせっかいで年200~300組という数字がついてきました。
成婚率と「仲人型」の強み
— ホームページに「成婚2,700組」とありますが、よく世の中では「成婚率60%」とか「70%」とか書いている相談所もありますよね。あれについてはどうお考えでしょうか?



「成婚率○%」って本当は曖昧な数字なんですよ。結婚情報サービス会社などは「在籍期間中にどこかのルートで結婚すれば成婚」とカウントするところもある。
仲人型の結婚相談所の場合は「何組成婚したか」というほうがわかりやすい。2人で1組だから、「何人が結婚したか」より実態が伝わります。
「成婚率を教えてください」と聞かれることもよくありますが、それはその人が「どんな人にOKを出して、どれだけ積極的に動けるか」でまったく変わります。
なので当社では「これまでに何組を成婚させました」とお伝えしているんです。
女性には「自分からどんどん動く」婚活を勧める
— 山田さんのところでは女性指導がお得意とのこと。具体的にどんな指導をされるのですか?



今の時代、特に女性の方に「もっと自分から動いてリードしなさい」と言っています。昔は25歳くらいで結婚する女性が多く、男性も年上でリードしてくれる人が多かった。
でも今は35~40歳の同年代の男性と結婚したい女性が増えていますよね。そうすると男性もリード下手だったり遠慮がちだったりする場合が多い。
だったら女性がある程度リードしていったほうがスムーズに結婚できるんです。「デートの行き先を提案する」「向こうがしゃべり下手なら自分から積極的に話を振る」などですね。
“相手が楽しませてくれるのを待つ”では、なかなか進みません。
— たしかに今の男性って昔よりやや受け身な人も増えていますし、「女性に嫌われたら怖い」と萎縮しがちな面があるかもしれません。



そうなんです。特に30代後半や40代にもなると、それなりに自分の生活スタイルを確立しちゃっている方も多い。性別問わず、なかなか“他人に合わせられない”というケースがありますからね。
なので女性会員には「どんな人か1時間で合う合わないなんてわからないんだから、とにかく3回は会いなさい」とか、具体的に言います。
1回会ってすぐ「違った」と切り捨てず、自分から工夫すれば良いところが見えてくる場合も多いんです。
男性の婚活・年齢と年収
— 一方、男性側ではどういった傾向があるのでしょうか?



男性も同じく年齢が上がるほど理想が高くなる傾向はあります。「50歳でも子どもがほしいから35歳女性じゃないと」と言ったり。でもそうなると、当然ながら女性から「年収が高い男性」を求められることが多い。
ただし「自分はそんなに年収がない」と言う男性でも、見た目や気遣いをきちんとして、女性が求める“将来の安心感”を別の形で示せると成立するケースもあります。
要は「あなたと家庭を築きたい」と女性に思わせるような行動や言葉のかけ方が大事。たとえばエレベーターで女性を先に乗せてあげるとか、会話が苦手でも笑顔で相槌を打つとか、小さい気遣いが効果的ですね。
「お見合い塾」のサービス内容と特徴
— 山田さんの「お見合い塾」は、仲人型でかなり踏み込んだサポートをされる印象です。スタッフ体制はどのようになっているのでしょうか?



基本は私が“こってりサポートコース”担当で、もうひとりベテランの藤原が同じく仲人として活動しています。あとは在宅で待機しているスタッフが十数名いて、必要に応じて面談やアドバイスを担当します。
私は会員数を常時50名ほどに抑えて、ひとりひとりにしっかり口出しするスタイルです。
「お見合い塾」という名前どおり、“お見合いのやり方を教える”という感覚ですね。デートプランから次の交際ステップまで、全部具体的に指示を出す。
ただ、それをわずらわしく思う方はもう少しライトなコースを選ぶこともできます。月謝制なのでやめたいときは自由にやめられますし、金銭的なハードルもなるべく低くしています。
— 結婚式やその後のサポートもされるそうですね。



はい、提携先のドレスショップや式場などがあって、紹介すると値引きが効くようなこともあります。結婚が決まったら、衣装合わせに同行したり、引き出物の相談に乗ったり、やれることは何でも。
結婚式の後も、お子さんを連れて遊びに来る方も多いですよ。離婚の相談に至ったときも対応しているくらい(笑)。
相手が他社の相談所に所属していた場合でも、「あの後どうなったの?」となったら、うちで再入会できるようにしてあげたり、できる限り面倒を見るスタイルですね。
今後の目標や展望
— 今後は、全国展開も視野に入れていると伺いました。地方での少子化対策にも貢献したいと。



そうですね。私自身も大阪だけじゃなく東京や群馬など、それぞれ担当の仲人さんと一緒に広げています。大手連盟(IBJなど)に加盟しながら、昔ながらの“おせっかい仲人”をもっと地域に増やしたいんです。
といってもフランチャイズのように高額ではなく、私たちの指導を受けながら各地で独立できるような仕組みを作って、“全国に仲人ネットワークを作りたい”というのがひとつの目標。
そうすれば地域にも活気が出るし、少子化対策の一助にもなるかな、と考えています。
読者へのメッセージ
— 最後に「婚活パラダイス」の読者の方に何かメッセージをいただければと思います。



婚活って、若いうちに動けばそれだけチャンスは大きいですし、もし年齢が上がったとしても、自分から積極的に動けば必ず道は開けます。
人の出会いは「ご縁」で終わらせてしまいがちですが、実は“おせっかい”でちゃんと背中を押してあげる人がいるかどうかが鍵だったりします。
うちはまさにそんな「仲人型」の結婚相談所なので、誰に相談していいかわからない……と感じている方はぜひ一度ドアをたたいてみてほしいですね。
— 本日は長時間にわたり、貴重なお話をたくさんありがとうございました。



こちらこそありがとうございました。


取材後記
山田さんのお話から伝わってきたのは、“濃い”アドバイスと“おせっかい”こそが、たくさんのカップルを誕生させる原動力になっているという事実でした。単なるマッチングやデータ管理で終わらず、一人ひとりの性格や状況、希望に合わせて具体的・実践的にアドバイスをする。
さらに結婚式やその後の生活にまでも関わっていく面倒見の良さは、まさに「古き良き仲人さん」の現代版です。「自分から動く婚活」を勧める山田塾長の言葉はとても説得力があり、恋愛下手の方でも思わず背中を押されるのではないでしょうか。
婚活を成功させる鍵は、「まず相談してみること」「素直にアドバイスを聞いて行動すること」かもしれません。
(以上、婚活パラダイス編集部)