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セカンドパートナーとは?不倫との違いを徹底解説!既婚者が知るべき関係性の本質とリスク

「最近、なんだか夫(妻)と話が合わない…」
「結婚生活に不満はないけれど、昔のようなときめきが欲しい…」
そんな風に感じたとき、「セカンドパートナー」という言葉が頭をよぎったことはありませんか?
最近、メディアやSNSで頻繁に目にするようになったこの言葉。どこか魅力的に聞こえる一方で、「それって結局、不倫と同じじゃないの?」という疑問や不安を感じる方も少なくないでしょう。
この記事では、婚活・恋活の専門家である私たち「LIFRELL 婚活パラダイス編集部」が、セカンドパートナーとは何か、不倫とは具体的に何が違うのかを徹底的に解説します。
さらに、なぜ人々がセカンドパートナーを求めてしまうのか、その心理的背景から、そこに潜む大きなリスク、そして関係を築く前に一度立ち止まって考えてほしいことまで、深く掘り下げていきます。
この記事を読めば、セカンドパートナーという関係性の本質を正しく理解し、ご自身の今後の人生にとって何が大切なのかを見つめ直すきっかけになるはずです。

執筆:LIFRELL 婚活パラダイス編集部
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LIFRELL代表:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。
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【結論】セカンドパートナーは「心の拠り所」、しかし不倫との境界線は極めて曖昧
セカンドパートナーとは、一般的に「配偶者以外で、肉体関係を持たずに深い精神的な結びつきを持つ相手」と定義されます。恋人のようなときめきや、親友のような安らぎを共有し、日々の生活に潤いを与えてくれる「2番目のパートナー」という位置づけです。
多くの人がセカンドパートナーに求めるのは、肉体的なつながりではなく、以下のような精神的な満足感です。
- 共感と理解 自分の趣味や仕事の話を、配偶者以上に深く理解してくれる
- ときめきと癒し 日常のマンネリから解放され、新鮮な気持ちにさせてくれる
- 自己肯定感の回復 「一人の人間」として認められ、魅力的だと思ってもらえることで自信が持てる
あくまでプラトニックな関係であることが前提であり、当事者たちは「不倫とは違う、純粋な関係だ」と主張することがほとんどです。
しかし、私たち編集部としては「セカンドパートナーと不倫の境界線は非常に曖昧で、極めて危険な関係性である」と考えています。最初は純粋な気持ちであったとしても、男女が二人きりで親密な時間を重ねるうちに、その関係性が変質していく可能性は決して低くありません。
この章では、まずセカンドパートナーの定義と、多くの人がこの関係に惹かれる理由について、さらに詳しく見ていきましょう。
セカンドパートナーに求められる役割
多くの人が家庭や配偶者に満足しているにもかかわらず、なぜセカンドパートナーを求めてしまうのでしょうか。それは、配偶者だけでは満たせない「心の隙間」が存在するからです。
趣味や価値観の共有
相手として結婚生活が長くなると、お互いの関心が少しずつずれていくことがあります。「本当は好きな映画の話で盛り上がりたい」「この趣味の楽しさを分かち合いたい」と思っても、配偶者が興味を示してくれない。そんな時、同じ価値観を共有できるセカンドパートナーは、かけがえのない存在に感じられます。
異性としての魅力を再確認させてくれる
相手として「夫」「妻」「父」「母」という役割に追われる毎日の中で、一人の「男」「女」として見られる機会は減っていきます。セカンドパートナーは、異性としての魅力を褒めてくれたり、ドキドキするような会話をしてくれたりすることで、失いかけていた自信やときめきを取り戻させてくれるのです。
愚痴や悩みを打ち明けられる相談相手として
家庭や子育て、仕事の悩みを配偶者に相談しても、真剣に取り合ってもらえなかったり、意見が対立してしまったりすることがあります。利害関係のないセカンドパートナーだからこそ、何の気兼ねもなく本音を打ち明けられ、客観的なアドバイスをもらえることもあります。
このように、セカンドパートナーは結婚生活で欠けがちな部分を補い、精神的な安定をもたらす存在として求められる傾向にあります。しかし、その「心の補完」が、やがて家庭を壊す引き金になり得ることを忘れてはなりません。
不倫との決定的な違いは一つだけ!関係性の境界線を比較表でチェック
「肉体関係がなければ不倫ではない」というのが、セカンドパートナーを持つ人々の主な主張です。しかし、法律や社会通念上、その境界は本当に明確なのでしょうか。
ここでは、セカンドパートナーと不倫の違いを、様々な角度から比較検討してみましょう。以下の比較表をご覧ください。
比較項目 | セカンドパートナー | 不倫(不貞行為) |
肉体関係の有無 | 原則として無い (プラトニック) | 有る |
精神的なつながり | 非常に深い (関係の主軸) | 深い場合もあれば、体だけの関係もある |
目的 | 心の癒し、ときめき、自己肯定感 | 性的欲求、恋愛感情の充足 |
配偶者の認識 | 隠していることがほとんど | 隠している (発覚すれば問題化) |
会う頻度や場所 | ランチやカフェなど日中が多い傾向 | 夜や宿泊を伴うことが多い傾向 |
金銭のやり取り | 基本的に割り勘 | 一方が多く負担する場合がある |
法律上のリスク | グレーゾーン(慰謝料請求の可能性あり) | 明確な違法行為(慰謝料請求の対象) |
この表を見てわかる通り、両者の最大の違いは「肉体関係の有無」に尽きます。
しかし、それ以外の項目、特に「精神的なつながり」「配偶者に隠している」という点においては、驚くほど共通しています。これこそが、セカ.ンドパートナーが危険視される最大の理由です。
「肉体関係がなければ大丈夫」という考えの落とし穴
法律の世界では、離婚や慰謝料請求の原因となる不法行為を「不貞行為」と呼びます。これは一般的に「配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」と定義されています。
つまり、肉体関係がなければ、厳密な意味での「不貞行為」には当たらない可能性が高いと言えます。
しかし、裁判では「婚姻関係を破綻させるに至った行為」が広く問題とされます。たとえ肉体関係がなくても、二人きりで頻繁にデートを重ねたり、恋愛感情をうかがわせるメッセージをやり取りしたりする行為は、夫婦の信頼関係を著しく損なうものと判断される可能性があります。
実際に、肉体関係の明確な証拠がなくても、親密すぎる関係性を理由に慰謝料の支払いが命じられた判例も存在します。
「体の関係はないから、私たちは大丈夫」という考えは、法的な観点からも、倫理的な観点からも、非常に危うい言い訳に過ぎないのです。
出典情報
司法統計によると、離婚の申し立ての動機として、夫側・妻側ともに「異性関係」は常に上位に挙げられています。これは肉体関係を伴う不倫だけでなく、配偶者以外の異性と親密な関係になること自体が、離婚の大きな原因となり得ることを示唆しています。
参照: 裁判所|司法統計『令和4年 司法統計年報(家事編)』
- https://www.courts.go.jp/app/sihotokei_jp/search
- ※こちらのページで「年次」を「令和4年」、「事項」で「家事」を選択すると、該当の統計報告書(PDFファイル)をご確認いただけます。
なぜ人はセカンドパートナーを求めてしまうのか?3つの心理的背景
そもそも、なぜ配偶者がいながら、他の誰かに心の安らぎやときめきを求めてしまうのでしょうか。それは決して特別な人だけの話ではなく、誰の心にも潜む普遍的な感情が関係しています。
ここでは、人がセカンドパートナーを求めてしまう主な3つの心理的背景を掘り下げていきます。
1. 承認欲求と自己肯定感の低下
結婚生活が長くなると、相手の存在が当たり前になり、感謝や賞賛の言葉が少なくなりがちです。特に、家事や育児に専念している主婦(主夫)や、仕事で大きなプレッシャーを抱えている人は、社会から孤立したように感じたり、自分の価値を見失いかけたりすることがあります。
そんな時、自分のことを一人の人間として見て、「すごいね」「いつも頑張ってるね」「魅力的だよ」と認めてくれる存在が現れたら、心が一気に満たされるのを感じるでしょう。
セカンドパートナーは、低下した自己肯定感を回復させ、承認欲求を満たしてくれる、いわば「心の栄養剤」のような役割を果たすのです。しかし、その栄養は一時的なものであり、根本的な解決にはなりません。
2. コミュニケーション不足による孤独感
夫婦といえども、元は他人です。価値観や考え方が違って当然ですが、日々の忙しさの中で、お互いの気持ちをじっくりと話し合う時間が取れなくなると、心に溝が生まれてしまいます。
- 「話しても、どうせ聞いてもらえない」
- 「反対されるのが分かっているから、言えない」
- 「そもそも、会話が成り立たない」
このようなコミュニケーション不全は、家庭という最も安らげるはずの場所で、深刻な孤独感を生み出します。
そんな孤独を抱えている時に、自分の話を真剣に聞いて共感してくれるセカンドパートナーに出会うと、「やっと私のことを理解してくれる人が現れた」と感じ、急速にのめり込んでしまうのです。
3. 「失われた青春」を取り戻したいという願望
恋愛結婚が主流になった現代でも、「もっと色々な人と恋愛してみたかった」という思いを心のどこかに抱えている人は少なくありません。特に、20代で結婚し、子育てに追われてきた人は、ふと我に返った時に「私の人生、このままでいいのだろうか?」という焦りを感じることがあります。
セカンドパートナーとの関係は、そんな「失われた青春」や「選ばなかったもう一つの人生」を疑似体験させてくれるものです。
配偶者との安定した生活は維持しつつ、恋愛のドキドキ感やワクワク感だけを「いいとこ取り」できる。この甘い誘惑が、多くの既婚者を惹きつけるのです。しかし、その疑似恋愛が、現実の生活を破壊する力を持っていることを忘れてはなりません。
その関係、本当に安全?セカンドパートナーがもたらす5つの深刻なリスク
「私たちはプラトニックだから大丈夫」「お互い家庭を壊す気はない」――。当事者たちはそう信じているかもしれません。しかし、その関係には、想像以上に大きく、深刻なリスクが潜んでいます。
ここでは、セカンドパートナーという関係がもたらす5つの具体的なリスクを、厳しい現実として直視していただきたいと思います。
リスク1. 結局は不倫関係に発展する可能性が極めて高い
最も大きなリスクは、精神的なつながりが肉体的なつながりへと発展してしまうことです。
最初は食事や会話を楽しむだけだったとしても、会う回数を重ね、お互いを「特別な存在」だと認識するようになると、気持ちに歯止めが効かなくなる瞬間が訪れます。
「相手のことをもっと知りたい」「もっと触れたい」という感情は、人間としてごく自然なものです。特に、お酒が入った時や、どちらかが深く悩んでいる時など、心の距離が近づいたタイミングで、一線を越えてしまうケースは後を絶ちません。
一度肉体関係を持ってしまえば、それはもはやセカンドパートナーではなく、明確な「不倫」です。
リスク2. 配偶者にバレた時の代償が大きすぎる
もし、セカンドパートナーの存在が配偶者に知られたら、どうなるでしょうか。
たとえ肉体関係がなかったと主張しても、配偶者が受ける衝撃と裏切られたという思いは計り知れません。「やましいことがないなら、なぜ隠していたのか」と問い詰められ、信頼関係は完全に崩壊します。
その結果、待っているのは以下のような厳しい現実です。
- 離婚 配偶者から離婚を切り出され、家庭を失う。
- 慰謝料請求 肉体関係がなくても、婚姻関係を破綻させたとして、パートナー本人とあなたの両方が慰謝料を請求される可能性がある。
- 子どもの親権 離婚の原因を作った側として、親権争いで不利になることがある。
- 社会的信用の失墜 職場や友人に知られ、信用を失う。
「バレなければいい」という考えはあまりに無責任であり、一度失った信頼を取り戻すのは、ほぼ不可能です。
リスク3. 相手のパートナー(配偶者)を深く傷つける加害行為である
セカンドパートナーの関係は、自分と相手、二人の間だけで完結するものではありません。その背後には、何も知らずに信じてくれているお互いの配偶者がいます。
自分のパートナーが、自分以外の異性と親密な時間を過ごし、家庭では見せないような笑顔で語り合っているとしたら、あなたはどう感じますか?それは、胸が張り裂けるような痛みと、深い絶望感を伴う裏切り行為です。
セカンドパートナーという関係は、自分の配偶者だけでなく、相手の配偶者をも傷つける「二重の加害行為」であることを、決して忘れてはなりません。
リスク4. 常に嘘をつき続ける精神的ストレス
セカンドパートナーとの関係を続けるためには、配偶者に嘘をつき続けなければなりません。
- 「今日は会社の飲み会で遅くなる」
- 「休日は、友人と出かけてくる」
- 頻繁に来るメッセージを隠したり、スマートフォンの履歴を消したりする
このような嘘や隠し事は、常に「バレるのではないか」という不安と罪悪感を生み出し、心を蝕んでいきます。家庭で安らぐことができず、精神的に追い詰められていく人も少なくありません。心の癒しを求めて始めた関係が、結果的に自分自身を最も苦しめることになるのです。
リスク5. 関係の終わりが泥沼化しやすい
セカンドパートナーとの関係は、結婚という法的な裏付けがないため、非常に不安定です。どちらかの気持ちが冷めたり、家庭の事情が変わったりすれば、あっけなく終わりを迎えます。
問題は、その終わり方です。
- 相手が関係の解消に同意しない 「別れるくらいなら、あなたの配偶者に全てを話す」と脅される(いわゆる「バラされる」リスク)。
- ストーカー化する 相手が関係に執着し、ストーカー行為に及ぶ。
- 金銭を要求される 手切れ金などを要求され、トラブルに発展する。
当初は「大人の関係」だったはずが、感情のもつれから泥沼の愛憎劇に発展し、最終的に全てを失ってしまうケースは、決して他人事ではないのです。
セカンドパートナーとの出会いの場は?既婚者マッチングアプリが人気?安易な利用は注意
ここまでセカンドパートナーという関係に伴う数々のリスクを解説してきました。しかし、それでもなお「心の隙間」を埋めるために、出会いを求めてしまう人がいるのが現実です。
では、一体どのような場所で、彼らは出会っているのでしょうか。
この章では、セカンドパートナーとの出会いの場としてよく挙げられるものを紹介します。ただし、これらは決して推奨するものではありません。むしろ、それぞれに特有の危険性が潜んでいることを理解するための、注意喚起としてお読みください。
1. 既婚者向けマッチングアプリ
近年、最も出会いの場として増えているのが、既婚者であることを公にした上で利用するマッチングアプリです。
お互いに家庭があることを理解しているため、「割り切った関係を築きやすい」と感じる人が多いようです。身元確認が必要なアプリも多く、一見すると安全に思えるかもしれません。
しかし、その手軽さの裏には大きな落とし穴があります。
そもそも家庭を持つ人が、配偶者以外のパートナーを探す目的で利用するこれらのアプリ。その利用自体が、倫理的に極めて高いリスクを伴う行為であることは言うまでもありません。
▼既婚者向けアプリの利用を検討する前に、まずはこちらの記事をお読みください。
「既婚者マッチングアプリはやばい?」その危険性を徹底解説した記事はこちら
2. 趣味のサークルや習い事
ゴルフ、テニス、料理教室、ワインスクールといった趣味のサークルや習い事も、出会いの温床となりやすい場所です。
共通の話題があるため自然に会話が弾み、一緒に楽しい時間を過ごす中で、友情が恋愛感情に発展していくケースは少なくありません。最初はグループで会っていても、次第に二人きりで会うようになる、というパターンが典型的です。
しかし、コミュニティが狭いがゆえに、二人の親密な関係は周囲に勘づかれやすいというリスクがあります。噂が広まれば、その場に居づらくなるだけでなく、共通の知人を介して配偶者の耳に入る可能性も十分に考えられます。
3. SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSも、出会いのきっかけになり得ます。
共通の趣味に関するハッシュタグで繋がったり、好きな著名人のファン同士で意気投合したり。匿名性の高い空間だからこそ、普段は言えないような本音や弱音を吐露しやすく、心の距離が急速に縮まることがあります。
しかし、相手の素性が不確かなネット上の出会いは、常に危険と隣り合わせです。プロフィールは嘘かもしれませんし、悪意を持った人物(詐欺、美人局など)である可能性も否定できません。何気ないやり取りがスクリーンショットされ、後々脅しの材料に使われるといったトラブルも実際に起きています。
4. 職場
一日の大半を過ごす職場は、古くから不倫関係が生まれやすい場所の代表格です。
仕事のパートナーとして困難を共に乗り越えたり、プロジェクトを成功させたりする中で、特別な連帯感や尊敬の念が恋愛感情へと変化することは珍しくありません。
ですが、職場での関係は最も代償が大きくなる可能性があります。
関係が周囲に知られれば、二人の社会的信用は失墜します。部署の異動や、最悪の場合はどちらか、あるいは両方が退職に追い込まれることもあります。公私混同は、キャリアそのものを破壊するリスクを孕んでいるのです。
セカンドパートナーを探す前に…夫婦関係を見つめ直す3つのステップ
もし、あなたが今、セカンドパートナーの存在に心を惹かれているのだとしたら、それは「今の夫婦関係に、何らかのサインが出ている」ということの裏返しです。
他の誰かに安らぎを求める前に、まずはご自身の家庭、そして配偶者との関係に、もう一度向き合ってみませんか。ここでは、そのための具体的な3つのステップをご紹介します。
ステップ1. なぜ自分が満たされないのか「本音」を自己分析する
まず、紙とペンを用意して、静かな一人の時間を作ってください。そして、「なぜ自分はセカンドパートナーが欲しいと感じるのか」を正直に書き出してみましょう。
- 夫(妻)に、本当は何をしてもらいたい?
- どんな言葉をかけてほしい?
- 二人でどんな時間を過ごしたい?
- 何が一番寂しいと感じる?
- 結婚生活の何に不満がある?
大切なのは、誰かを責めるのではなく、自分の「本当の気持ち」に気づくことです。承認欲求の不足なのか、孤独感なのか、それとも単なる刺激が欲しいだけなのか。原因を正しく理解することが、問題解決の第一歩となります。
ステップ2. 勇気を出して、配偶者と「対話」の時間を持つ
自分の気持ちが整理できたら、次は勇気を出して配偶者と話す時間を作りましょう。感情的に不満をぶつけるのではなく、「私たちの将来のために、少し話をしたい」と冷静に切り出すのがポイントです。
伝えるべきは、「I(アイ)メッセージ」、つまり「あなた(You)」を主語にするのではなく、「私(I)」を主語にして話すことです。
悪い例(Youメッセージ)
「あなたは、いつも私の話を聞いてくれない!」
良い例(Iメッセージ)
「私は、あなたにもっと話を聞いてもらえると、とても嬉しい」
このように伝えることで、相手は責められていると感じにくくなり、あなたの気持ちを冷静に受け止めやすくなります。すぐには理解してもらえないかもしれません。しかし、この対話を避けていては、関係が改善することはありません。
ステップ3. 夫婦カウンセリングなど第三者の力を借りる
当事者同士での話し合いが難しい場合や、関係の溝が深すぎると感じる場合は、専門家である第三者の力を借りるのも非常に有効な手段です。
夫婦カウンセリングでは、専門のカウンセラーが間に入ることで、お互いが感情的にならずに本音を話し合うことができます。自分たちだけでは気づかなかった問題点や、関係改善のための具体的な方法が見つかることも少なくありません。
自治体の相談窓口や、民間のカウンセリングサービスなど、様々な選択肢があります。外部の助けを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、真剣に関係を修復したいという強い意志の表れです。
まとめ:安易な癒しの先に待つのは、失ってから気づく「本当の幸せ」
この記事では、セカンドパートナーの定義から不倫との違い、そしてそこに潜む深刻なリスクについて詳しく解説してきました。
セカンドパートナーは、一見すると結婚生活のマンネリを解消し、心に潤いを与えてくれる魅力的な存在に思えるかもしれません。しかし、その本質は「配偶者への裏切り」と隣り合わせの、極めて危うい関係性です。
肉体関係がなくても、秘密の時間を共有し、特別な感情を育む行為は、長年かけて築き上げてきた夫婦の信頼関係を根底から覆します。その先に待っているのは、一時的な癒しではなく、家庭崩壊という取り返しのつかない結末である可能性が高いのです。
もし、あなたの心が少しでも揺らいでいるのなら、どうか一度立ち止まってください。
あなたが本当に求めているものは、家庭の外にあるスリリングな関係ではなく、今の家庭の中にあるはずの安らぎや、失いかけている配偶者との絆なのではないでしょうか。
失ってからでは遅すぎます。安易な癒しに逃げる前に、今ある幸せを守り、育み直すための努力を始めること。それこそが、未来のあなた自身を救う、唯一の道であると私たちは考えます。
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