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婚活をやめたい…その疲れ、あなただけじゃない。心が軽くなる「次の一歩」の見つけ方

婚活を始めた当初の期待とは裏腹に、「もう婚活をやめたい」と感じていませんか? ゴールの見えない活動、度重なるお断り、膨らむ費用…心が折れそうになる瞬間は、婚活を経験した多くの方に共通する悩みです。
私たち婚活パラダイス編集部は、これまで多くの婚活サービスや専門家、そして活動する方々と向き合ってきました。その経験から、婚活疲れの原因と、それを乗り越えるための「自分らしい」対処法があることを知っています。
この記事では、なぜ「やめたい」と感じるのか、その原因を深く掘り下げるとともに、活動を「やめる」以外の選択肢、そして「上手に休む」方法を具体的にお伝えします。この記事を読み終える頃には、心が少し軽くなり、次の一歩を考えるヒントが得られるはずです。

執筆:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

編集:婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
なぜ「婚活をやめたい」と感じるのか? 多くの方が直面する5つの共通点
「婚活に疲れた」「もうやめたい」。そう感じるのは、あなたが特別だからではありません。これは、婚活を真剣に取り組む多くの方が、活動の過程で一度は覚える自然な感情です。
婚活は、ときに「就職活動」に例えられます。自分をアピールし、相手を評価し、そして自分も評価される。この連続は、想像以上に心身を消耗させます。その主な原因は、多くの場合、次の5つに分類されます。
1. ゴールの見えない活動への焦り
婚活は、「いつまでに終わる」という明確な期限がありません。「この活動がいつまで続くんだろう」「本当に自分に合う人に出会えるんだろうか」という不安が常につきまといます。
特に、年齢を意識するようになると、「1年以内に」「30代のうちに」といった時間的なリミットがプレッシャーとなり、焦りが生まれます。例えば、「週末の予定が婚活で埋まっていくのを見るたび、自分の時間が失われていくようで辛かった」と感じる方も少なくありません。この「先の見えなさ」が、精神的な疲労に直結します。
2. お断り・お断りされることによる精神的消耗
婚活は、良くも悪くも「選ぶ・選ばれる」の連続です。マッチングアプリでの「いいね」が返ってこない、お見合い後に「お断り」の連絡が来る。こうした経験は、たとえ理由が「価値観の違い」や「タイミング」であったとしても、まるで自分自身の人間性や魅力を否定されたかのように感じてしまうことがあります。
「10人連続でお断りされて、自分が価値のない人間のように思えた」と感じるほど、切実な悩みを抱えてしまうこともあります。逆に、自分が相手を「お断り」する側になることへの罪悪感やストレスも存在します。「良い人だとは思うけれど…」と断りを入れるたび、心をすり減らしてしまうのです。
3. 期待と現実のギャップ
「婚活を始めれば、すぐに素敵な人に出会えるはず」「結婚相談所に入会すれば、理想の相手を紹介してもらえるはず」。こうした期待が大きいほど、現実に直面したときのギャップに苦しみます。
- プロフィール写真と実際の印象がかなり違った
- 話は弾んだはずなのに、次につながらなかった
- 「普通の人でいい」と思っていたのに、その「普通の人」にさえ出会えない
こうした「期待外れ」の経験が積み重なると、「自分は何をしているんだろう」と活動そのものへの意欲が失われていきます。
4. 時間的・金銭的な負担の重さ
婚活には、目に見えるコストがかかります。
時間的コスト
プロフィール検索、メッセージのやり取り、週末のお見合いやデート、婚活パーティーへの参加。貴重な休日や仕事終わりの時間が、婚活に割かれていきます。
金銭的コスト
結婚相談所の入会金・月会費・お見合い料、マッチングアプリの月額料金、婚活パーティーの参加費、デートの飲食代、新しい服や美容にかかる費用。
「月5万円以上の出費が続き、貯金が減っていくのが怖くなった」「疲れているのに、週末もデートの予定を入れなければと焦っていた」など、現実的な時間とお金の負担が「やめたい」という気持ちを後押しします。
5. 「あるべき姿」へのプレッシャー
「結婚するのが当たり前」「いい年齢なんだから」といった、周囲からの無言の(あるいは直接的な)プレッシャーも大きな疲労の原因です。
友人からの結婚報告、実家に帰省した際の親からの「まだ?」という一言、SNSで目にする幸せそうな家族の写真。それらが「自分も早く結婚しなければ」という強迫観念に近い義務感を生み出します。
本来は自分の幸せのために始めたはずの婚活が、いつの間にか「周囲の期待に応えるため」「世間体を保つため」の義務になってしまうと、活動は途端に苦しいものへと変わってしまいます。
危険信号!「婚活うつ」一歩手前のセルフチェック
「婚活疲れ」は、一時的な気分の落ち込みに留まりません。放置してしまうと、心のバランスを崩し、「婚活うつ」と呼ばれるような深刻な状態に陥る可能性もあります。
これは医学的な診断ではありませんが、ご自身の心の状態を知るための一つの目安として、以下の項目をチェックしてみてください。
婚活疲れセルフチェックリスト
| NO | チェック項目 |
|---|---|
| 1 | 婚活のことを考えると、理由もなく涙が出たり、憂鬱な気分になったりする |
| 2 | 以前は楽しかった趣味や、友人との交流が楽しめなくなった |
| 3 | 食欲が極端になくなった、または食べ過ぎてしまう日が続いている |
| 4 | 夜なかなか寝付けない、または朝早く目が覚めてしまう(あるいは寝すぎてしまう) |
| 5 | 異性や、幸せそうなカップル・既婚者に対して、強い嫌悪感や嫉妬心を感じる |
| 6 | 「自分には何の価値もない」「誰からも愛されない」と強く感じる |
| 7 | 新しい人に会うこと(婚活以外でも)が、極度に億劫になった |
| 8 | 少しのことでイライラしたり、落ち込んだり、感情の起伏が激しい |
このチェックリストは、医学的な診断に代わるものではありません。
もし「はい」の数が多く、日常生活に支障が出ている、または深刻な心の不調が2週間以上続いている場合は、婚活のやり方を見直すだけでなく、専門のカウンセラーや心療内科、精神科などの医療機関への相談を検討してください。ご自身の心を休ませることを最優先に考えましょう。
選択肢は「やめる」だけじゃない。3つの賢い「休み方」
「もう、やめたい」と強く感じたとき、多くの人は「続ける」か「完全にやめる(撤退する)」かの二択で考えがちです。しかし、その中間にある「賢い休み方」を実践したことで、状況が好転するケースも多くあります。
心が疲弊しきってしまう前に、活動の仕方を変えてみましょう。
1. 期間を決めた「婚活ホリデー」
最もシンプルかつ効果的な方法が、一時的な「お休み」を取ることです。
具体的な方法
「1ヶ月間」「次の連休まで」など、期間を明確に区切ります。
その間は、マッチングアプリを(退会せずとも)非表示にしたり、通知を切ったりします。結婚相談所に登録している場合は、カウンセラーに「活動を○ヶ月間休止したい」と正直に伝えましょう。
メリット
婚活というプレッシャーから物理的・心理的に解放され、心身をリフレッシュできます。
「休んでいる」という罪悪感ではなく、「次の活動に向けたチャージ期間」と前向きに捉えることができます。
休止期間中の過ごし方
婚活のために我慢していた趣味や旅行、友人との時間を思い切り楽しむ。
仕事に打ち込んだり、新しいスキルを学んだりして、自己肯定感を高める。
美容や運動など、自分自身のケアに時間を使う。
大切なのは、「婚活のことを一切考えない」と決めることです。このリフレッシュ期間が、凝り固まってっていた結婚観や理想をリセットする良い機会にもなります。
2. 活動の「強度」や「密度」を下げる
「完全に休むのは不安」「良い人がいたら逃したくない」という場合は、活動の「強度」を意図的に下げる方法が有効です。
具体的な方法
(例)アプリの場合
- 「毎日10人に『いいね』する」→「本当にプロフィールを読んで『会いたい』と思った人にだけ、週3人まで」
- 「週末は必ず2人と会う」→「会うのは月2人まで。あとは自分の時間」
- 「メッセージは即レスする」→「1日1回、夜にまとめて返信する」
(例)相談所の場合
- 「紹介された人全員とお見合いする」→「カウンセラーに『今月は疲れているので、紹介は厳選してほしい』と伝える」
- 「お見合いは週末に詰め込む」→「1日に1件までにする」
メリット
活動の「ゼロ・イチ」ではなく、「0.3」や「0.5」といった選択肢が持てます。
精神的な負担(ノルマ感)を減らしながらも、縁が繋がる可能性は残せるため、「何もしていない」という焦りを回避できます。
実際に、「自分のペースで『ながら婚活』に切り替えたら、一つ一つの出会いを大切にできるようになり、結果的に良い人と出会えた」というケースもあります。
3. 活動の「目的」を再設定する
婚活の目的が「結婚」という一点だけに向いていると、そこに至らないプロセスはすべて「無駄」や「失敗」に感じてしまいます。
具体的な方法
「結婚相手探し」という大きな目的の前に、小さな目的(サブゴール)を設定します。
- 「異性とのコミュニケーション能力を磨く」
- 「新しいお店(デートで行くカフェやレストラン)を開拓する」
- 「自分の知らなかった価値観に触れる」
- 「普段出会えない業界の人と話してみる」
メリット
たとえお見合いやデートがうまくいかなくても、「今日は美味しいランチが食べられた」「こういう考え方もあるんだと勉強になった」など、何かしらの「収穫」を得ることができます。
「成果(=結婚)」が出なくても、活動自体に意味を見出せるようになり、焦りや落ち込みが格段に減ります。
活動のハードルを下げ、「結婚」という重い荷物を少し脇に置いてみる。この意識改革が、婚活疲れに最も効果的な「処方箋」となることもあります。
それでも「やめたい」あなたへ。婚活を「卒業」する決断も尊重されるべき
様々な対処法を試しても、やはり「やめたい」という気持ちが消えない。あるいは、「自分はもう婚活というフィールドで戦うべきではない」と感じる。
その決断は、決して「負け」や「逃げ」ではありません。
婚活は「義務」ではない
私たちは、結婚相談所やマッチングアプリといった「婚活サービス」を紹介するメディアを運営しています。これらのサービスが、多くの方にとって素晴らしい出会いの機会を提供していることを、日々実感しています。
しかし、それと同時に強く感じているのは、「婚活はすべての人にとっての義務ではない」ということです。
自分の貴重な時間、お金、そして何より大切な心のエネルギーを、別の場所(例えば、仕事、趣味、自己研鑽、友人や家族との関係)に投資する。これは、婚活を「続ける」ことと同じくらい尊重されるべき、積極的かつ主体的な「人生の選択」です。
「結婚しない」生き方も当たり前の時代
現代の日本において、生き方の選択肢は非常に多様化しています。
内閣府が発表している「少子化社会対策白書」などの公的データを見ても、結婚に対する価値観が時代とともに変化しているのは明らかです。例えば、生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)は年々上昇傾向にあります。
これは、単に「結婚できない人」が増えたという側面だけでなく、「結婚を選ばない人」や「結婚という形にこだわらない人」が増えているという社会の変化を示しています。
編集部からのメッセージ
私たち婚活パラダイス編集部は、婚活サービスを紹介する立場ではありますが、それ以上に「すべての方が自分らしい人生を歩み、幸福を感じられること」を応援しています。
もしあなたが婚活を「卒業する」と決めたなら、それは新しい人生のステージに進むという一つの立派な決断です。これまで婚活に費やしてきたエネルギーを、これからは自分自身のために、あるいは自分の大切な人たちのために使ってください。
婚活を続けるも、やめるも、あなたの人生の主導権は、他の誰でもないあなた自身にあります。
再開も視野に。「やめたい」と思った今こそ見直すべき活動方法
「今はやめたい。でも、いつかまた再開するかもしれない」。そう思う方もいるでしょう。
一度しっかり休んでリフレッシュした後、もし「もう一度だけやってみようかな」という気持ちが湧いてきた時のために。あるいは、「やめる前に、最後の見直しをしたい」という方のために。
「やめたい」と思った原因は、もしかしたら「あなた」自身ではなく、「活動のやり方」が合っていなかっただけかもしれません。
1. 「場所」が合っていない可能性(サービスのミスマッチ)
婚活サービスには、それぞれ明確な特性があります。婚活サービスと一口に言っても、各社がターゲットとする層や、サービスの強みは全く異なります。
あなたが今使っているサービスが、あなたの目的や性格に合っていない可能性があります。
【簡易比較】主な婚活サービスの特徴と「疲れやすいポイント」
| サービス種別 | 主なメリット | デメリット(疲れやすい点) | こういう人に向いている |
| マッチングアプリ (恋活・婚活系) | ・手軽に始められる ・コストが安い ・出会いの数が多い | ・真剣度が低い人も混在 ・メッセージのやり取りが面倒 ・自分で全て判断・行動する必要がある | ・自分のペースで進めたい ・まず出会いの数を増やしたい ・費用を抑えたい |
| 婚活パーティー (イベント型) | ・一度に多くの人に会える ・対面の雰囲気(非言語情報)が分かる | ・マッチングしないと徒労感が強い ・短時間でのアピール合戦に疲れる ・プロフィールが簡素 | ・見た目や雰囲気を重視したい ・メッセージより先に会いたい ・短時間で効率的に判断したい |
| 結婚相談所 (仲介型・データマッチング型) | ・結婚への真剣度が高い ・身元証明があり安心 ・専門家のサポートがある(仲介型) | ・費用が高額になりがち ・お見合いのルール等が窮屈に感じる ・紹介される人数が限られる | ・短期間で真剣な相手を探したい ・第三者のサポートや客観的意見が欲しい ・プロフィールの信頼性を重視したい |
例えば、「自分のペースでやりたい」と思っていた人が、ルールやサポートが手厚い「仲介型の結婚相談所」に入会すると、窮屈さで疲れてしまうかもしれません。
逆に、「一人で判断するのが不安」な人が、「マッチングアプリ」で全て自己責任で活動すると、不安や疲労が蓄積しやすくなります。
「やめたい」と思った今こそ、一度立ち止まり、「自分はどのサービスが合っているのか」を冷静に分析し直す良い機会です。
2. 「方法」が合っていない可能性(自己PR・条件の見直し)
サービスが合っていても、その「使い方」が間違っていると、なかなか結果につながりません。
自己PRの見直し
あなたのプロフィール文は、相手に「この人と会ってみたい」と思わせる内容になっているでしょうか。
「真面目です」「料理が得意です」といった「できること」のアピールだけでなく、「休日は○○(趣味)を楽しんでいます」「友人と○○に行くのが好きです」といった、「この人と一緒にいたら楽しそう」と想像させるような、具体的な人柄が伝わる内容になっていますか?
(※成婚した人の多くが、プロやカウンセラーにPR文を客観的に添削してもらっている、という事実は見逃せません)
「条件」の見直し
「年収○○円以上」「身長○○cm以上」「○○在住」…。条件で絞り込むことは効率的ですが、絞り込みすぎていませんか?
多くの婚活の専門家(大学教授やベテランカウンセラー)は、「条件の絞りすぎが、良い縁を遠ざけているケースが非常に多い」と指摘しています。
「絶対に譲れない条件」は、本当に1つか2つかもしれません。それ以外の条件は「必須」から「できれば」に格下げし、「まずは会ってみて判断する」という柔軟性を持つことが、疲れを減らし、出会いの幅を広げるコツです。
3. 「人」に頼れていない可能性(サポートの活用)
婚活疲れの大きな原因の一つは、「孤独」です。一人で悩み、一人で判断し、一人で落ち込む。このサイクルが続けば、どんなに強い人でも疲弊してしまいます。
結婚相談所の場合
カウンセラーや仲人を「評価してくる人」ではなく、「一番の味方」として活用できていますか? 「こんなこと言ったら評価が下がるかも」と本音を隠していては、サポートの受けようがありません。「疲れた」「あの人は合わなかった」というネガティブな感情も含めて、正直に相談することが重要です。
アプリやパーティーの場合
サポート役がいない分、孤独になりがちです。しかし、信頼できる友人や家族に、「アドバイスが欲しい」と前置きした上で、客観的な意見をもらうことも有効です。(※ただし、愚痴ばかりになると相手も疲れてしまうので注意。「婚活疲れ」を経験したことのある友人など、共感を持って聞いてくれる人を選びましょう)
成婚に至った方々の多くが、「カウンセラーさんに弱音を吐けたから続けられた」「友人が『あなたなら大丈夫』と励ましてくれた」という「人のサポート」の重要性を語っています。
サポートを上手に使うことは「甘え」ではなく、ゴール(=自分に合うパートナーを見つける)にたどり着くための高度な「戦略」です。
婚活疲れを乗り越えた人の「その後」。編集部インタビューから
「やめたい」というどん底を経験しながらも、そこから状況を好転させ、自分らしい幸せを見つけた人たちもいます。「やめたい」という気持ちを乗り越え、自分らしい幸せを見つけた方のエピソードは、きっとあなたのヒントになるはずです。ここで、印象的な3つのケースをご紹介します。
ケース1:Aさん (30代女性・結婚相談所)
「やめたい」と伝えたら、本当のサポートが始まった
疲れの原因
大手相談所に入会したものの、紹介されるのは希望とズレた人ばかり。担当カウンセラーにも遠慮して本音が言えず、「自分はここではうまくいかない」と疲弊していました。
転換点
思い切って「活動が辛いので、やめたいです」とカウンセラーに電話。すると、「やめるのはいつでもできます。その前に一度、事務所で今のお気持ちを全部聞かせてくれませんか」と引き止められました。面談で初めて「高望みだと思われたくなくて、本当の希望を言えなかった」「もう疲れた」と泣きながら本音を吐露しました。
その後
カウンセラーはAさんの本音(スペックではなく、穏やかで趣味を共有できる人がいい)を深く理解。PR文を「スペック」重視から「人柄」重視に大幅に修正しました。すると、これまで紹介されなかったタイプの、まさにAさんが望んでいた穏やかな男性からお申し込みがあり、トントン拍子で成婚に至りました。
教訓
サポート役(カウンセラー)を信頼し、本音を伝える勇気。一人で抱え込まないことが、解決への近道でした。
ケース2:Bさん (40代男性・マッチングアプリ)
半年間「卒業」し、「条件」を捨てたら出会いがあった
疲れの原因
アプリで「いいね」を送っても全くマッチングせず、たまにマッチングしてもメッセージが続かない。「自分は男性としての市場価値がないんだ」と自己肯定感が底をつき、アプリを全て退会しました。
転換点
「もう結婚はいいや」と開き直り、婚活から「卒業」。半年間、仕事と趣味の登山に没頭しました。休日は登山仲間と山に入り、SNSにも山の写真ばかりアップ。婚活のプレッシャーから解放され、非常に充実した日々を送っていました。
その後
登山仲間から「Bさんと同じくらい登山好きな女性がいる」と、あるコミュニティを紹介されました。そこで出会った女性と、共通の趣味(登山)を通じて自然に意気投合。「この人と一緒なら、山でも家でも楽しく過ごせそうだ」と感じ、結婚を前提とした交際に発展しました。
教訓
婚活の「場」から一度離れることで、視野が広がり、自分自身の魅力(この場合は趣味への情熱)が結果的に高まることもあります。「結婚」を目的にするのではなく、自分の人生を楽しむ姿勢が、良い縁を引き寄せました。
ケース3:Cさん (30代女性・アプリと相談所を併用)
「義務感」を捨て、「楽しむ」に切り替えた
疲れの原因
周囲の結婚ラッシュに焦り、「結婚しなきゃ」という強い義務感で活動。お見合いやデートが、相手を採点する「面接」のようになってしまい、自分も相手も楽しめず、お断りが続きました。
転換点
ある日、「どうせうまくいかないなら、せめて美味しいものでも食べよう」と開き直りました。次のデートで、「相手を値踏みする」のをやめ、「この人との1時間半を、純粋に楽しむ」「この人の良いところを一つ見つける」ことだけを目標にしました。
その後
「評価する」という緊張感が消え、自然な笑顔が増えたことで、相手からの印象が格段にアップ。「Cさんといると、こっちまで楽しくなる」と言われるようになり、交際につながるケースが増加。最終的に、リラックスして話せた男性とご縁がありました。
教訓
「義務感」や「焦り」は、必ず相手に伝わります。「相手を楽しませる」前に「まず自分が楽しむ」という姿勢への転換が、良い流れを生み出すきっかけとなりました。
まとめ。婚活をやめたくなったら、それは「自分と向き合う」サイン
「婚活をやめたい」という強い感情は、けっしてネガティブなだけのものではありません。それは、あなたがこれまで真剣に、自分の人生や将来と向き合ってきた何よりの「証拠」です。
心が疲れているのに、「頑張りが足りないからだ」と自分を責める必要は一切ありません。
今、あなたに必要なのは、立ち止まる勇気です。
- 思い切って「婚活ホリデー」を取り、心身を休ませる。
- 活動のペースを落とし、自分の時間を最優先にする。
- 使っているサービスや活動方法が、本当に自分に合っているか見直す。
- そして、今は「きっぱりとやめる」という選択をする。
どの選択肢を選んだとしても、それはあなたの人生にとって、間違いなく「前進」です。
私たち婚活パラダイス編集部は、婚活というテーマに様々な角度から向き合ってきました。その経験から確信を持って言えるのは、**「幸せの形は、人の数だけある」**ということです。
結婚という形を選ぶ幸せもあれば、選ばない幸せもあります。婚活を通じてパートナーを見つける幸せもあれば、婚活をやめた先で、仕事や趣味、あるいは全く別の場所で、かけがえのないものを見つける幸せもあります。
まずは、疲れたご自身の心を一番に大切にしてください。
あなたが立ち止まり、深く呼吸をし、そして再び歩き出す「次の一歩」が、どのような形であれ、私たちはそれを心から応援しています。
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