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結婚相談所にサクラはいる?騙されないための見分け方と安全な相談所の選び方

結婚相談所にサクラはいる?

このページは広告を含みますが、選定は編集部が公平に行っています。詳しくはポリシーをご覧ください。

「真剣に結婚相手を探したいけど、結婚相談所にサクラはいないのかな…」

「高いお金を払って入会するのに、もし騙されたらどうしよう…」

結婚相談所の利用を検討しているとき、このような不安が頭をよぎる方は少なくないでしょう。特に、マッチングアプリなどで「サクラ」や「業者」の存在が問題になっているのを聞くと、心配になりますよね。

大切な人生のパートナーを探す場所だからこそ、絶対に失敗したくない。そのお気持ち、私たち婚活パラダイス編集部も痛いほどよくわかります。

先に結論からお伝えすると、厳しい審査基準を設けている多くの結婚相談所には、サクラはほぼ存在しません。

この記事では、なぜ結婚相談所にサクラがいないと言えるのか、その明確な理由から、サクラよりも注意すべき要注意人物の特徴、そして万が一の事態に備えた対処法まで、専門家の視点から徹底的に解説していきます。

私たち編集部では、これまで結婚相談所の事業者52社、そして100名以上の利用者に直接インタビューを行ってきました。その知見を基に、あなたが安心して婚活をスタートできるよう、具体的で実践的な情報だけを厳選してお届けします。

この記事を最後まで読めば、サクラに対する漠然とした不安は解消され、自信を持って自分に合った安全な結婚相談所を選べるようになるはずです。

この記事の執筆・編集

執筆:佐藤祐介

婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家インタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

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編集:婚活パラダイス編集部

婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る

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目次

結論!大手連盟加盟の結婚相談所にサクラはまずいないと言える4つの理由

「本当にサクラはいないの?」とまだ信じられない方もいるかもしれません。しかし、特に大手の結婚相談所連盟に加盟している相談所において、サクラが存在する可能性は限りなく低いと言えます。その背景には、結婚相談所ならではの強固な仕組みがあります。

理由1:公的書類による「身元の証明」が必須だから

結婚相談所とマッチングアプリの最も大きな違いは、入会時の審査の厳しさです。

多くの結婚相談所では、入会時に以下のような公的書類の提出が義務付けられています。

  • 本人確認書類:運転免許証、パスポートなど
  • 独身証明書:本籍地のある役所で発行される、現在独身であることを証明する公的な書類
  • 収入証明書:源泉徴収票、確定申告書など
  • 学歴証明書:卒業証明書など(短大卒以上の場合)
  • 資格証明書:医師や弁護士などの国家資格を証明する書類

これらの書類、特に「独身証明書」の提出が必須であるため、既婚者が紛れ込むことはできません。サクラとして活動する人物が、これほど多くの個人情報を提出するとは考えにくく、これがサ-クラの活動を物理的に困難にしている最大の理由です。

理由2:サクラを雇う費用対効果が全く見合わないから

結婚相談所の料金体系は、初期費用で数十万円、月会費で1〜2万円程度かかるのが一般的です。相談所側から見れば、会員一人ひとりが高額な費用を支払ってくれる大切なお客様です。

もしサクラを雇うとなると、そのサクラの活動費用(お見合い料、交通費など)を相談所が負担しなければなりません。さらに、成婚に至らないサクラを雇い続けることは、相談所にとって何の利益にもなりません。むしろ、正規の会員から得られるはずの収益機会を失うことになり、ビジネスとして完全に成り立たないのです。

理由3:結婚相談所連盟の厳しいルールと監視体制があるから

日本の結婚相談所の多くは、「IBJ(日本結婚相談所連盟)」や「TMS(全国結婚相談事業者連盟)」といった連盟に加盟しています。これらの連盟は、加盟相談所に対して厳格なルールを定めており、不正行為がないか常に監視しています。

もし、ある相談所がサクラを使っているという噂が広まれば、すぐに連盟による調査が入ります。そして、不正が発覚した場合は、連盟からの強制退会という最も重い処分が下される可能性があります。連盟に加盟できなくなると、紹介できる会員数が激減し、相談所としての信頼も失墜するため、事業の継続がほぼ不可能になります。

理由4:不正が発覚した際の信用失墜リスクが大きすぎるから

結婚相談所というビジネスは、会員からの「信頼」で成り立っています。

「あの相談所にはサクラがいる」

このような評判が一度でも立ってしまえば、SNSや口コミサイトであっという間に拡散されます。そうなれば、新規の入会者は見込めなくなり、既存の会員も次々と退会していくでしょう。失った信頼を取り戻すことは非常に困難であり、サクラを雇うという行為は、自らの首を絞めるだけのハイリスク・ノーリターンな行為なのです。

【編集部より】法律による規制も厳しくなっています

結婚相手紹介サービス、いわゆる結婚相談所は「特定商取引法」の規制対象となる場合があります。不実のことを告げる行為(サクラがいるのにいないと偽るなど)は禁止されており、違反した事業者には業務改善の指示や業務停止命令などの行政処分が下される可能性があります。

(参考:特定商取引法ガイド|消費者庁)

「この人、サクラかも?」と疑われやすい会員の特徴と誤解の真相

「理由はわかったけど、実際に怪しい人に出会ったことがある」という声も聞きます。しかし、それはサクラではなく、別の理由があるケースがほとんどです。ここでは、ユーザーが「サクラでは?」と疑ってしまいがちな会員の特徴と、その背景にある真相を解説します。

サクラと疑われる特徴真相・背景
プロフィール写真が美男美女すぎるプロのカメラマンが撮影した「奇跡の一枚」である可能性が高い。多くの相談所では、提携スタジオでの写真撮影を推奨しており、ヘアメイクや服装、ポージングまで専門家がサポートするため、普段の姿より魅力的に見えるのは当然のことです。
信じられないほどのハイスペック(高年収・高学歴)結婚相談所は、真剣に結婚を考えている人が集まる場所。そのため、社会的地位が安定しているハイスペックな男女が登録していることは珍しくありません。収入証明書や学歴証明書も提出されているため、経歴詐称の心配は少ないです。
お見合いの申し込みが殺到している人気会員プロフィールや条件が良い会員に申し込みが集中するのは自然なことです。人気会員は多くのお見合いをこなしているため、一人ひとりに割ける時間が限られ、結果として対応が素っ気なく感じられたり、交際に発展しにくかったりすることがあります。
お見合いでの会話が弾まず、すぐに切り上げようとする単純に相性が合わなかった、相手が極度に緊張していた、という可能性が考えられます。また、お見合いは1時間程度と時間が決まっているため、時間管理を気にしていただけかもしれません。サクラだから会話が弾まない、というわけではありません。
仮交際に進んでも、すぐに連絡が途絶えたり、交際終了されたりする結婚相談所では、複数の相手と同時に仮交際を進めることがルール上認められています。他の相手との関係が深まった、価値観の違いを感じたなど、様々な理由で交際終了となることは日常茶飯事です。あなたに問題があるわけでも、相手がサクラだからというわけでもありません。

このように、あなたが「怪しい」と感じた行動のほとんどは、結婚相談所特有のシステムやルール、あるいは単なる相性の問題で説明がつきます。すぐに「サクラだ!」と決めつけず、冷静に状況を判断することが大切です。

サクラより怖い!本当に警戒すべき「要注意人物」の目的と手口

結婚相談所にサクラはほぼいませんが、残念ながら、別の目的を持って入会してくる悪質な会員がゼロとは言い切れません。彼らは公的な証明書を提出して審査をクリアしているため、見分けるのが難しい場合もあります。サクラよりも警戒すべき、これらの要注意人物の目的と手口を知っておきましょう。

1. 結婚詐欺師

目的▶金銭を騙し取ること

手口▶結婚を匂わせながら信頼関係を築き、「親の入院費が必要」「事業に失敗して借金が…」など、同情を誘う嘘の理由で金銭を要求してきます。一度お金を渡してしまうと、次々と要求され、最終的には連絡が取れなくなるケースが典型的です。プロフィールの職業や年収を偽っていることもあります。

2. ネットワークビジネス・宗教勧誘(業者)

目的▶自身のビジネスや宗教団体への勧誘

手口▶最初はとても感じが良く、熱心にアプローチしてきます。しかし、デートを重ねるうちに「すごい儲かる話があるんだけど」「人生観が変わるセミナーに行ってみない?」といった勧誘トークが始まります。婚活が目的ではないため、結婚に関する具体的な話は避け、自分のビジネスや活動の素晴らしさばかりを語る傾向があります。

3. 体の関係が目的の会員

目的▶性的関係を持つこと

手口▶結婚相談所は、婚前交渉を禁止しているところがほとんどです。しかし、そのルールを無視し、早い段階で二人きりになる場所(自宅やホテルなど)に行きたがったり、過度なボディタッチをしてきたりする会員もいます。真剣に結婚を考えているフリをしつつ、下心を満たすことだけが目的です。

4. 既婚者(悪質なケース)

目的▶遊び相手探し

手口▶独身証明書などの公的書類を偽造して入会する、極めて悪質なケースです。発覚すれば強制退会はもちろん、法的な問題に発展する可能性もあります。平日の夜しか会えない、土日はいつも理由をつけて会えない、プライベートな話をしたがらない、といった特徴が見られる場合は注意が必要です。

これらの要注意人物は、あなたの「結婚したい」という真剣な気持ちにつけ込んできます。少しでも「おかしいな」と感じたら、一人で悩まず、すぐに行動することが重要です。

【自己防衛マニュアル】怪しい会員を99%見抜くための実践チェックリスト7選

悪質な会員から自分を守るためには、相手の言動を注意深く観察し、違和感を見逃さないことが大切です。ここでは、怪しい会員を見抜くための具体的なチェックリストを7つご紹介します。お見合いやデートの際に、ぜひ意識してみてください。

▼要注意人物・危険度チェックリスト

チェック項目危険度
危険度
危険度
1. 早い段階で個人情報を聞き出そうとする
(例:「LINE交換しよう」「携帯番号教えて」)
✔️
2. お金や投資、ビジネスの話を頻繁にする
(例:「副業で儲けてる」「良い投資先がある」)
✔️
3. 結婚後の生活など、将来の具体的な話を避ける✔️
4. 相談所のルールを破ろうと提案してくる
(例:「カウンセラーを通さずに直接会おう」)
✔️
5. すぐに同情を誘うような不幸話や自慢話をする✔️
6. プロフィール情報と話の内容に矛盾がある
(例:職業や趣味について聞いても答えが曖昧)
✔️
7. こちらの意見を尊重せず、自分の要求ばかり通そうとする✔️

チェック項目を詳しく解説していきます

早い段階で個人情報を聞き出そうとする

結婚相談所では、仮交際中は相談所のシステムを通じて連絡を取り、本交際(真剣交際)に進むタイミングで個人情報を交換するのが一般的です。このルールを無視して早い段階で直接の連絡先を聞き出そうとするのは、相談所の監視から逃れたい(=何かやましいことがある)可能性が高いです。

お金や投資、ビジネスの話を頻繁にする

婚活の場で、必要以上にお金の話をしてくる相手は要注意です。特に、具体的な商品名やサービス名を出して勧めてくる場合は、ビジネス勧誘の可能性が非常に高いでしょう。すぐに距離を置くべきです。

結婚後の生活など、将来の具体的な話を避ける

真剣に結婚を考えているなら、当然「どんな家庭を築きたいか」「子供は何人欲しいか」といった将来の話になります。こうした話題をはぐらかしたり、興味がなさそうな素振りを見せたりする場合は、結婚そのものが目的ではないのかもしれません。

相談所のルールを破ろうと提案してくる

「二人だけの秘密にしよう」などと言って、婚前交渉や外泊を伴う旅行を提案してくる場合は、体目的である可能性を疑いましょう。ルールを守れない相手と、この先の長い人生を共に歩むことはできません。

すぐに同情を誘うような不幸話や自慢話をする

過度な不幸話は、後にお金を要求するための伏線かもしれません。逆に、高級時計やブランド品、海外旅行などの自慢話ばかりする人は、あなたを経済的に利用しようと考えている可能性があります。

プロフィール情報と話の内容に矛盾がある

「プロフィールでは料理が趣味と書いてあったのに、聞いてみたら全くしなかった」「仕事内容について質問しても、曖昧な答えしか返ってこない」など、話の辻褄が合わない点が多い場合は、何かを偽っているサインかもしれません。

こちらの意見を尊重せず、自分の要求ばかり通そうとする

デートの場所や時間を一方的に決めてきたり、あなたの都合を全く考えてくれなかったりする相手は、自己中心的である可能性があります。これは直接的な詐欺などには繋がらないかもしれませんが、結婚相手としてふさわしいか、慎重に判断する必要があります。

後悔しないための第一歩!サクラがいない安全な結婚相談所の選び方5つのポイント

安心して婚活を進めるためには、最初の「相談所選び」が何よりも重要です。悪質な事業者に引っかからず、信頼できる相談所を見つけるための5つのポイントをご紹介します。無料カウンセリングに行く前に、ぜひチェックしてください。

ポイント1:各種証明書の提出を「必須」としているか

まず大前提として、「独身証明書」をはじめとする公的証明書の提出を義務付けているかを必ず確認しましょう。公式サイトに明記されていることがほとんどです。もし、これらの提出が任意であったり、不要であったりする相談所は、会員の質を担保する意識が低いと言わざるを得ません。安全性を最優先するなら、審査が厳しい相談所を選ぶべきです。

ポイント2:大手の結婚相談所連盟に加盟しているか

記事の前半でも触れましたが、大手の連盟に加盟している相談所は、連盟の厳格なルールに則って運営されているため、信頼性が高いです。どの連盟に加盟しているかをチェックし、その連盟がどのような規模で、どのようなルールを設けているかを知っておくと、より安心です。

▼主要な結婚相談所連盟とその特徴

連盟名会員数(目安)特徴
IBJ(日本結婚相談所連盟)約87,000名業界最大手。会員数が圧倒的に多く、出会いのチャンスが豊富。独自のシステムやルールが整備されている。
TMS(全国結婚相談事業者連盟)約76,000名IBJに次ぐ規模。他の連盟との連携も積極的で、紹介対象となる会員数が多い。
JBA(日本結婚相談協会)約52,000名昔からの歴史と実績がある連盟。地域に密着した相談所が多く加盟している。
R-net(良縁ネット)約40,000名データマッチングと仲人紹介のハイブリッド型サービスを提供しているのが特徴。
※会員数は2024年〜2025年にかけての公表データを基にした目安です。

ポイント3:料金体系が明確で、追加料金の説明が丁寧か

公式サイトやパンフレットを見て、料金体系が明瞭に記載されているかを確認しましょう。「初期費用」「月会費」「お見合い料」「成婚料」など、何にいくらかかるのかが具体的に示されていることが重要です。

特に注意したいのが**「追加料金」の有無**です。カウンセリング時に、「この料金以外に追加でかかる費用はありますか?」と直接質問し、誠実に答えてくれるかどうかを見極めましょう。

ポイント4:無料カウンセリングで担当者の「質」を見極める

ほとんどの結婚相談所では、入会前に無料カウンセリングを実施しています。これは、相談所のサービス内容を知るだけでなく、あなたをサポートしてくれる担当カウンセラー(仲人)との相性を見る絶好の機会です。

以下の点をチェックしてみましょう。

  • あなたの話を親身になって聞いてくれるか
  • メリットだけでなく、デメリットやリスクについても正直に話してくれるか
  • 強引な勧誘をしてこないか
  • 質問に対して、的確で分かりやすい回答をくれるか
  • 清潔感があり、信頼できる人柄か

二人三脚で婚活を進めていくパートナーです。あなたが「この人になら何でも相談できそう」と思えるかどうかを大切にしてください。

ポイント5:複数の口コミサイトやSNSで評判を確認する

一つの情報源だけを鵜呑みにせず、複数の口コミサイトや、Googleマップのレビュー、X(旧Twitter)などのSNSで、相談所のリアルな評判を調べてみましょう。

良い口コミだけでなく、悪い口コミの内容にも目を通すことが大切です。どのような点に不満を感じる人がいるのかを知ることで、その相談所が自分に合っているかどうかを多角的に判断できます。ただし、口コミはあくまで個人の感想なので、参考程度に留めておくのが良いでしょう。

万が一、怪しい会員に遭遇してしまったら?今すぐできる冷静な対処法

どれだけ気をつけていても、悪質な会員に遭遇してしまう可能性はゼロではありません。もし「この人、怪しいかも…」と感じたら、絶対に一人で抱え込まず、パニックにならずに以下の手順で冷静に対処してください。

STEP1:すぐに担当カウンセラーに報告・相談する

これが最も重要です。あなたの担当カウンセラーは、婚活のプロであり、あなたの味方です。相手の言動で少しでも違和感を覚えたら、どんな些細なことでもすぐに報告・相談しましょう。

<報告する内容の例>

  • いつ、どこで、誰に、何を言われた(された)か
  • なぜ怪しいと感じたのか、具体的な理由
  • 相手とのメッセージのやり取り(スクリーンショットなど)

カウンセラーは過去の事例などから、その相手が本当に危険かどうかを判断し、適切なアドバイスをくれます。相談所によっては、相手のカウンセラーに事実確認を行い、悪質な行為が認められれば、厳重注意や強制退会といった措置を取ってくれます。

STEP2:相手との連絡を全て絶つ(相談所経由で断る)

カウンセラーに報告したら、その相手との連絡は一切やめましょう。相手から連絡が来ても返信してはいけません。交際を終了したい場合も、自分で直接伝える必要はありません。**必ずカウンセラーを通して「交際終了」の意思を伝えてもらってください。**これは結婚相談所の正規のルールであり、トラブルを避けるための重要な仕組みです。

STEP3:金銭の要求には絶対に応じない

「お金を貸してほしい」と言われても、1円たりとも渡してはいけません。どんなに巧妙な手口で同情を誘われても、きっぱりと断ってください。「相談所のルールで金銭の貸し借りは禁止されている」とはっきり伝えるのも有効です。もし、しつこく要求されるようであれば、詐欺の可能性が非常に高いです。

STEP4:身の危険を感じたら警察に相談する

万が一、相手からストーカー行為をされたり、脅迫的な言動をされたりして身の危険を感じた場合は、ためらわずに最寄りの警察署に相談してください。その際は、カウンセラーにも状況を伝え、相談所としてどう対応すべきか指示を仰ぎましょう。

トラブル相談窓口を知っておこう

消費者トラブルに関しては、国民生活センターや消費生活センターが相談に乗ってくれます。契約内容や料金に関するトラブルが起きた場合は、こうした専門機関に相談することも覚えておきましょう。

(参考:独立行政法人国民生活センター)

【Q&A】結婚相談所のサクラに関するよくある質問

最後に、結婚相談所のサクラに関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式でお答えします。

Q1. マッチングアプリにはサクラが多いと聞きますが、結婚相談所も同じですか?

全く異なります。

前述の通り、結婚相談所は入会時に独身証明書などの公的書類の提出が必須であり、厳しい審査があります。一方、多くのマッチングアプリは、メールアドレスやSNSアカウントがあれば手軽に登録できるため、サクラや業者が紛れ込みやすい構造になっています。サービスの仕組み自体が根本的に違うため、安全性においては結婚相談所の方が格段に高いと言えます。

Q2. 個人で運営しているような小規模な結婚相談所は、サクラがいる可能性が高いですか?

連盟に加盟していれば、可能性は低いです。

相談所の規模の大小と、サクラの有無に直接的な関係はありません。重要なのは、その個人経営の相談所が「IBJ」や「TMS」といった信頼できる結婚相談所連盟に加盟しているかどうかです。連盟に加盟していれば、大手と同様のルールとシステムの下で運営されているため、サクラがいる可能性は極めて低いと考えてよいでしょう。加盟の有無は、公式サイトなどで確認できます。

Q3. 担当カウンセラーが、サクラの会員を意図的に紹介してくることはありますか?

大手の相談所ではあり得ません。

担当カウンセラーの役割は、会員を成婚に導くことであり、その対価として成婚料という成功報酬を得ています。成婚する見込みのないサクラを紹介しても、カウンセラーには何のメリットもありません。むしろ、会員からの信頼を失い、自らの評価を下げるだけです。会員の幸せを第一に考える誠実なカウンセラーであれば、そのような行為は絶対にしません。

まとめ、正しい知識で、安心安全な婚活を始めよう

今回は、結婚相談所のサクラの存在について、その真相から要注意人物の見分け方、安全な相談所の選び方まで詳しく解説しました。

この記事の重要なポイント

  • 公的書類の提出が必須な結婚相談所に、サクラはほぼ存在しない。
  • サクラと疑われる行動は、結婚相談所特有のルールや単なる相性が原因であることが多い。
  • 本当に警戒すべきは、結婚詐欺やビジネス勧誘などを目的とした悪質な会員。
  • 安全な相談所を選ぶには「証明書必須」「連盟加盟」「料金の明確さ」などが鍵。
  • 少しでも怪しいと感じたら、すぐに担当カウンセラーに相談することが鉄則。

「サクラがいるかもしれない」という漠然とした不安は、婚活への一歩をためらわせる大きな壁になります。しかし、結婚相談所の仕組みを正しく理解し、自分の身を守るための知識を持てば、その不安は解消できるはずです。

私たち婚活パラダイス編集部は、あなたが安心して婚活に臨み、心から信頼できるパートナーと出会えることを願っています。ぜひ、この記事を参考にして、素敵な未来への扉を開いてください。

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