マッチングアプリで返信率が大幅にアップする初回メッセージの書き方を伝授！

マッチングアプリはメッセージのやり取りを重ねることで、お互いの人間性が見えてきて良い関係を築くことができます。ただ、このメッセージが苦手、なかなか盛り上がらなくて、会ううことにたどり着かないこともあります。

とくに初回メッセージは難しく、挨拶だけのメッセージでは無視されてしまう可能性があります。

かといって、まだ相手のことをよく知らないうちに自分のことを語りすぎると、「この人とは気が合わない」と思われることも。

実際、初回メッセージの返事をもらえない男性は多いようです。そこでこの記事では、マッチングアプリ歴10年以上の私の経験をもとに、初回メッセージの書き方を伝授します。

きっちり実践することで、女性からの返信率が大幅にアップしますよ。

マッチングアプリでは初回メッセージが大事

通常、マッチングアプリでマッチングしたら、男性の方から初回メッセージを送ります。
あくまでも初回なので、丁寧に挨拶するのがマナー。

しかし、挨拶のみのメッセージを送ると、返事をもらえない可能性が大。
返事をもらえた場合でも、相手も挨拶しか書いていません。

なので、2通目のメッセージには話のネタが必要。

どうせ話のネタが必要になるのなら、初回メッセージに盛り込んだ方が賢明です。

無論、どのような話題にするかが重要。
女性の興味を引く話題じゃなければ、「返信するのが面倒」と思われるだけです。

このように、初回メッセージはその後もやり取りできるかどうかに大きく影響。
良い出会いの確率を少しでも上げたいなら、内容は慎重に考えるべきです。

初回メッセージは無視されがち！その理由とは？

前述したように、マッチングアプリにおいて初回メッセージはとても重要です。
それゆえ、私はかなり工夫して書いていますが、それでも約2割は無視されます。
マッチングアプリ初心者の頃などは、4割近くの女性に無視されていました。

その理由は、大きく分けて二つです。

1. 女性側に本命の男性がいるから

女性は一度に複数の男性とマッチングし、やり取りをしています。
当然、その中には「一番のお気に入り」がいます。

この状況で起こりがちなのが、「保険のつもりでマッチングしてみただけ」というもの。
お気に入りの男性からフラれた時を想定し、念のために女性は他の男性ともマッチングするわけです。
いわば「キープ」なのですが、キープになれるのはお気に入りランキング2～4位くらいまで。
それより下になると、「取りあえずマッチングしてみたけど、やっぱりやり取りするのが面倒」ということになり、無視されてしまいます。

これが、どんなに初回メッセージを工夫しても無視されるパターン。
相手の好みに当てはまっていなかったと考えて、諦めるしかありません。

2. 初回メッセージの内容がつまらないから

初回メッセージが無視されるもう一つの理由は、その内容がつまらないから。
一番ダメなのは、挨拶のみの初回メッセージです。
これを貰った女性は、「は？挨拶だけ？」と感じるはず。

その典型的な例が下の画像です。

これはマッチングアプリのOmiaiで2022年3月5日にマッチングした時のもの。
容姿があまり好みではなかったため、ほぼ挨拶文のみのいい加減な内容で初回メッセージを送ってしまいました。

ほぼ挨拶文のみということで、相手は私があまり興味を持っていないことを見抜いたのでしょう。

また、「今日は雨ですね」「寒いですね」などの天候の話題もNG。
女性からすれば「だから何？」です。

このように、内容がつまらない初回メッセージでは、返信をもらえる確率が大幅にダウン。

逆に、女性の興味を引くような初回メッセージを送れば、評価は高まります。
初回メッセージで考えるべきは、この「興味を引く」ということ。

挨拶だけで終わるのではなく、女性に「この人となら楽しくやり取りできそう」と思わせる話題が必要なのです。

初回メッセージに書くべき内容

ここでは、初回メッセージに書くべき内容について詳しくご紹介します。

初回メッセージの理想的な構成は下の通りです。

1. 挨拶

まずは挨拶。

「○○さん、はじめまして。△△といいます」

○○の部分には相手のニックネームを、△△の部分には自分の本名(下の名前)をかきます。

職業や大まかな居住地は自己紹介文に書いているはずなので、挨拶の部分はこれだけでOKです。

2. マッチングしてくれたことへのお礼と喜び

「マッチングできて嬉しい」と言われて嫌な気持ちになる女性はいません。

むしろ、どれだけ喜んでみせるかで真剣度を表現できます。

なので私は、次のように書いています。

「マッチング、ありがとうございました。とても嬉しいです。今年一番嬉しいかも！」

「今年一番」というのは少々オーバーな表現ですが、相手に気持ちを伝えるにはこれくらいが必要。
とくに押しに弱い女性には効果的で、「今年一番と思ってくれるなんて…」と、いきなり好印象です。

3. 相手にいいね！を送った理由

マッチングアプリの女性会員は、男性会員の言うことを疑ってかかる傾向があります。
「どうせ他の女にもいいね！送ってるんでしょ？」
マッチングしたとはいえ、頭の中は上記のような疑念でいっぱい。

なので、女性のどこをどれくらい気に入っていいね！したのかをストレートに書いてください。

「プロフィールに『明るくて家庭的』と書いてあったので気になりました。そういう女性が僕の理想なので」

気に入った部分には相手の内面を書くのがコツ。

一方、容姿を褒めるのはNG。
女性のプロフィール写真は大幅に加工されているからです。
容姿を褒めるのは、実際に会ってからにしましょう。

4. 「まずは楽しくやり取りから」

マッチングアプリにおいて、すぐに会おうとする男性は嫌われます。
じっくりやり取りしてから会いたいというのが、ほとんどの女性の気持ち。

そこで、次のような一文をいれてください。

「まずは気軽に楽しくやり取りして、お互いを知ることからはじめたいと思っています」

コツは「気軽に楽しく」という表現をいれること。

マッチングアプリではつまらない話をする男性がほとんどなので、「楽しく」というワードはとても効果的なのです。

5. 相手の興味を引く質問

初回メッセージの最後は、質問文でしめます。

「プロフィールに××と書いてありますが、実は僕もなんです。よく××するのですか？」

この質問が二通目以降の話題になりますから、女性の興味を引くような内容にする必要があります。
当然、相手のプロフィールをみて質問を考えるのですが、その際、共通点を見つけるのが最優先。
これで気が合うことを証明できます。

その他、「自己紹介のなかで分厚く語られていること」や「風変わりな趣味」「ペット」などについて質問するのも効果的。

これらであれば女性側も語りたいはずなので、返信率が大幅にアップします。

初回メッセージの例文

ここまでご紹介した内容をまとめた例文が下のものです。

相手が自分と同じペットを飼っていたら大チャンス。

飼い主であれば自分のペットについて存分にノロケたいからです。

どうしても良い質問が思い浮かばない時は…

どんなに探しても良い質問が見つからないときは、「このアプリではもう誰かと会ってみましたか？」と聞くのも有効です。
まだマッチングアプリを続けているのは、彼氏ができていない証拠ですから、想定される返信は次の二種類です。

「会いましたけど…それっきり連絡が途絶えました」
「なかなかやり取りが続かなくて、まだ会ってません」

いずれにせよ、女性は「このアプリにはまともな男性が少ない」と感じている可能性が非常に高いです。

よって、これまでに遭遇した変な男性会員の話題にすれば、女性側から愚痴がどんどん出てきます。

それらをすべて聞いた上で、「僕ならそんなことはしませんよ」と送ればOK。

この場合、十中八九、「そうですね。△△さんはとても話しやすいです」と返ってきます。

初回メッセージからよい流れになった例

ここまでご紹介した初回メッセージの内容は、私が実践し、良い流れを作ってきた経験に基づいています。

この女性はプロフィールがほとんど空欄で、自己紹介文は「よろしくお願いします」の一言だけ。
彼女の興味を引けそうな話題が見つからなかったため、あえて質問でしめることはしませんでした。

それをそのまま気に入った理由として書いたところ、「親しみやすさ大切にされてるんですね」と返事が。

短い自己紹介文から塩対応の女性かと心配していましたが、実際には最初から良い雰囲気で、6日ほどでデートのアポがとれました。

次にご紹介する事例は、最後の質問文が効いたパターンです。

こちらの女性もプロフィールは空欄だらけ。

そんななか、自己紹介文にあった「東京から地元に戻ってきました」という一文をヒントに、「東京はどちらにいらしたんですか？」と質問。

私も以前東京に住んでいたという共通点がみつかり、その後はお互いの好きな街やお気に入りのお店を話題にしてやり取りが盛り上がりました。

まとめ　マッチングアプリ攻略は初回メッセージ次第

この記事では、マッチングアプリにおける初回メッセージについてご紹介しました。

初回メッセージの構成は下の通り。

とくに大事なのは、3のいいね！を送った理由と、5の相手の興味を引く質問。

この二つが欠けているようだと、苦労してマッチングしても、メッセージを無視されてしまいます。

そうならないように、相手のプロフィールを熟読し、「この女性が返信したくなるのはどんな内容なのか」という視点で初回メッセージを作りましょう。