【婚活体験談】将来の結婚のために、マッチングアプリを始めました。

今年25歳になって、結婚を考える機会が増えました。周りの友人達はどんどん結婚して幸せそうな日々を送っていくなか、私は田舎で一人、恋愛にはまったく縁がない日々を送っていました。

このままではまずい。と思い友達に勧められたマッチングアプリを利用することを決意しました。そんな私のマッチングアプリを利用してから数ヶ月間の体験談を公開します。

マッチングアプリを始めようと思ったきっかけ

私がマッチングアプリを始めようと思ったのは、友人のある一言がきっかけです。その友人はOmiaiというアプリという婚活アプリで出会った人と交際し、半年という期間で結婚をしました。

当時マッチングアプリをやったことがなかった私にとってはかなり衝撃的でした。マッチングアプリは遊びや友達作りのイメージが強かったので、本当に恋人ができて結婚までしてしまうなんて信じられませんでした。

「お前もアプリをやればいい人に出会えるよ」と友人に言われ、私はマッチングアプリを始めることを決意しました。

Omiai オミアイについて

Omiai(オミアイ)は、会員数が多い大手マッチングアプリです。
「結婚まで考えられる相手と出会いたい」「真剣な恋人づくりがしたい」という人たちにとても人気があります。

初めは新規登録の際にFacebookと連携が必要なアプリでした。それゆえに安全安心なアプリとして認識されたといえます。

2024年1月末現在、Facebookの連携登録は停止していますが、SNS認証での登録が可能です。

彼女を作るためにマッチングアプリで実践したこと

彼女を作るためにマッチングアプリを始めるにはいろんな準備が必要です。私自身実践したことや、そこで体験したことをそれぞれ詳しく紹介します。

自分にあったマッチングアプリを探す

まずは自分にあったアプリを探すとこから始めました。私はアプリ初心者だったので、まずは会員数の多いtapple（タップル）、Pairs（ペアーズ）、with（ウィズ）の中から選ぶことにしました。

その中でも一番異性と会うのにハードルが低いと言われている、tapple（タップル）を始めてみました。

最短24時間以内に会える「おでかけ機能」があったり、「本日のピックアップ」という機能で、AIが選んだおすすめの人を毎日30人無料でいいねできたりするので、比較的マッチしやすかったです。

tapple（タップル）について

タップルは、気軽な出会いを探している人におすすめのマッチングアプリです。
真剣な婚活や本気の恋活を求める人よりも、気軽な恋人探しや友達探しを目的とする人に適しています。

利用者の年齢層は20～30代が中心で、男女ともに20代の割合が50～60%を占めているのが特徴です。
直感的で使いやすいインターフェースに加え、趣味や行きたい場所などを基準にマッチングできる多彩な機能が備わっています。

驚くべきことに、利用者の約70%がマッチングしてから2週間以内に初デートを経験しているというデータもあります。
以上のことから、タップルは20～30代の若者が気軽にデートの相手を見つけられるアプリだと言えます。

プロフィールを充実させる

アプリをインストールしたあとは、プロフィールを充実させました。マッチする前に自分をよく知ってもらうためにも、プロフィールを充実させる必要があります。

まずはプロフィール画像選びです。女性からの印象がいいのは他撮り写真だということを知ったので、ちょっと前に友達に撮ってもらったカフェに居る時の写真を使いました。そのおかげで女性から「カフェ好きなんですね」などと声をかけてもらうことも多く、そこからカフェデートに発展したこともあったので、結果よかったです。

次に自己紹介文を作りました。年齢や身長、職業や血液型などの基本情報を入力した後に、自己紹介文を書くところがあります。

私は文章能力に自信がなかったので、友達に相談してみました。そしたら、「自分の性格や、休日何してるかを書いておけば大丈夫」と言われたので、とりあえず性格は優しめ、休日はドライブや映画を観たりしています。という感じで書いてみました。

自分のことを書くのはなんだか恥ずかしい気分でしたが、これも一つの試練だと思いなんとか書き終えました。

マッチする→メッセージのやり取りをする→会うの繰り返し

いよいよ体制が整ったので、いいねを送ってみることにしました。タップルでは異性を探す際に条件を絞れるので、年齢を自分の年齢から近い20〜28歳、居住地は私自身も行きやすい札幌に絞って検索しました。

最初は自分の好みなどは気にせず、条件に当てはまる人は片っ端からいねしていき、マッチした人全員に「マッチありがとうございます」と挨拶メッセージを送るの繰り返しでした。

最初のうちは挨拶を送っても返ってこない、メッセージが返ってきても途中で途切れてしまうのがほとんどでしたが、メッセージをやりとりする中でタイミングよく、数人の女性と会うことができました。

初めて会った子は3歳年下のとても可愛らしい子でした。気さくでたくさん話しかけてきてくれましたが、私自身ドキドキして何を話していいか分からず、一緒にラーメンを食べてすぐに解散してしまいました。

それ以来二度と連絡がくる事もなく、「自分は恋愛に向いていないかも」と落ち込みましたが、失敗も成長の糧だと思いなんとか前を向きました。

4、5人目くらいでようやく慣れてきた頃に、1歳上の美人でタイプの人と会うチャンスが巡ってきました。この人と付き合いたいと思ったのでとても舞い上がっていました。

一緒に韓国料理を食べにいき、話もとても盛り上がり、雰囲気も最高潮になったところで事件が発生します。

2件目のバーでの出来事でした。私はほろ酔い状態でお酒を頼み、飲もうとしたところ手を滑らせて、相手の服にこぼしてしまったのです。私は必死で謝りましたが、とてもお気に入りの服だったらしく、その場の雰囲気は台無しになりました。

それ以来本当に落ち込んでしまい、次に会う人でダメだったらもう終わりにしようと思いました。

マッチングアプリで彼女ができ、そして振られた話

なかなかうまくいかない中マッチングアプリで待望の彼女ができ、そして4ヶ月で振られてしまったAさんとの体験談を紹介します。

彼女になった女性とマッチしてから実際に会うまで

あの事件から約1ヶ月後、後に彼女となるAさんに出会います。最初は当たり障りのない会話から始まりました。趣味や休みの日の過ごし方を聞いてるうちに、なんとなく自分はこの人と合いそうだなーと思っていました。

Aさんは漫画が好きで、たまたま私も同じ漫画を読んでいたので、その話で盛り上がったことを覚えています。そして会う前に電話をしようという流れになったので、電話をかけてみました。Aさんの丁寧な言葉遣いや話し方から、きっとこの人は性格がいい人なんだと思いました。

お互いに水族館が好きという共通点が見つかったので、後日日程を合わせて水族館にいくことになりました。

会ってから、告白するまで

実際に会った時の印象は、「イメージと違う」でした。アプリのプロフィール写真とは雰囲気が違い、少しふくよかな印象でした。二人で水族館にいき、その後一緒にご飯を食べました。

1回目会った時点では正直まだピンときていませんでしたが、一緒にいて居心地がいいなと思ったので、2回目のデートに誘ってみました。

2回目のデートは映画をみにいきました。とても面白い内容の映画だったので、自然とその後の会話も弾みました。アプリで2回会う人は初めてだったので、なんとなくAさんも自分に好意がある事が感じられました。

私もこの日から付き合うかどうかを意識するようになり、お互いに距離を詰め始めました。

そして3回目のデートは景色のいいおしゃれなBARにいきました。そこで初めてお互いの恋愛観や価値観などを親密に話しました。

Aさん曰く、前の彼氏に浮気されて別れたらしく、次に付き合うなら絶対浮気しない人がいい。そして遊びじゃなく、きちんと将来を考えられる人がいい。と言いました。

私はAさんの繊細で堅実な姿にいつしか私は「この人を幸せにしたい。」と思うようになりました。

今このタイミングで告白しなきゃチャンスは巡ってこないかもしれないと思い、私は意を決して「僕と付き合ってください」と伝えました。

交際期間4ヶ月で終了

返事が来たのは翌日のことでした。電話で「私でよかったらお願いします。」と言ってくれました。恋人ができたのは2〜3年ぶりだったので、とても嬉しかったです。

住んでる場所が遠かったので会えるのは月に2〜3回ほどでしたが、一緒に海までドライブに行ったり、お互い好きなアーティストのライブに行ったりと普通のカップルと変わらぬ充実した毎日を送っていました。こんな幸せな日々がいつまでも続くと思っていました。

しかし、別れは突然訪れます。Aさんからある日突然「お別れしたいです」と言われました。私はあまりの出来事に動揺を隠せませんでしたが、とりあえず理由を尋ねてみると、「私のことを好きなのか分からない」と言われました。

私はその言葉の意味が全くわかりませんでした。好きだから告白して、今まで付き合ってるんじゃないか。と思いましたが、今までの自分の言動を振り返ってみると確かに「好きだよ」と言ったことは一度もありませんでした。

手を繋いだりハグをしたりしても、それはただの行為に過ぎないのです。好きという気持ちは、言葉にして初めて相手に伝わるんだということを理解しました。

マッチングアプリをやっていて思ったこと

マッチングアプリは良くも悪くも人生経験になると思います。私自身マッチングアプリをやっていて思ったことやいいと思ったことを3つ紹介します。

1. 行動力こそ命

やはり行動力が一番大事だと思います。競合率の高いアプリの中で、周りと差をつけるためにはやはり行動するしかありません。

最初は何も分からなかったので、どうやったらマッチできるか、デートはどこに行ったらいいかなどを友達に聞いたり、手当たり次第調べていました。

私自身、都心部から２時間ほど離れたところに住んでいましたが、週末は予定がない限り必ずデートの予定を入れるようにしていました。経験がなかったので行動量でカバーするしかありませんでした。

友達から教えてもらったおすすめイタリアン料理屋さんに行ったり、デートにおすすめの夜景スポットを調べて行ったりしました。おかげで今では、デートコースに困ることがなくなりました。

マッチした人には必ずメッセージを送る。会う前には必ず電話をして相手がどういう人なのかを調べておく。この2つを徹底してやることでデートの成功率はかなり上がります。会う前に電話をしておくだけで相手の警戒心を解くことができ、ドタキャンされる事もなくなりました。

マッチングアプリを始めて、以前より活発的になれたと自分で思います。これは恋愛だけではなく仕事などにも通じることだと思いますが、成果を出してる人は必ず行動力があるということを改めて実感することができました。

2. 人として成長できる

マッチングアプリをやっていると、人としても成長できるなと思いました。いろんな人に出会えるのでいろんな価値観に触れることができます。

ある日、会った保育士さんの仕事の話を聞いていると、「子供と触れ合うのは楽しいけど、保育士さん同士の人間関係が大変で嫌になった」と、その仕事の裏の事情まで詳しく聞けたりするので、話題が豊富になります。

他にも、コミュニケーション能力が高くなったり、身だしなみに気をつけるようになります。女性は男性に一番求めるのは清潔感という声が多かったので、脱毛に通ったり、歯のホワイトニングをして定期的に自分磨きをするようになりました。

そんな経験もあったおかげで、今では余裕を持って女性と接することができるようになりました。

3. 女性に対しての偏見がなくなる

いろんな女性と関わることで、女性に対しての偏見がなくなりました。今までは、女性はみんな奢られたいと思ってる。と思っていましたが、むしろ割り勘が良いという人が多かったです。「私、自分が食べた分は自分で払わないと気が済まないんです」という方もいました。

もう一つは、デートは男性から誘うのが当たり前だと思っていましたが、女性から誘ってくれる方もいました。「明日よかったらカフェに行きませんか？」や「今週末一緒に飲みに行きませんか？」と言ってくれる方もいて嬉しかったです。

女性も人の数だけ千差万別なんだなと思いました。女性に対して偏見がなくなったおかげで、今ではどんな相手にでも柔軟に対応できるようになりました。

まとめ

本記事では将来の結婚のためにマッチングアプリを初めて、その過程や実際に彼女ができた体験などを紹介しました。マッチングアプリをやって思ったことは以下の通りです。

私はあの時友達が勧めてくれなかったら、今でもきっと女性とは無縁の人生を送っていました。振り返ってみると初めは失敗ばかりでしたが、そのおかげで今の自分があるんだと思うと無駄なことなど一つもありませんでした。

全ての出会った人達に感謝しながら、いつか理想の相手と出会えることを信じて今後もマッチングアプリを続けていきます。