結婚に向いている理想的な男性とは？特徴を紹介

「恋愛と結婚は別物」という言葉をよく聞きますよね。「結婚を考えているけど、価値観の違いが気になる」など、悩む女性は多いようです。結婚は人生の大きな決断なので、慎重になるのも当然です。

付き合い始めは良好でも、時間が経つにつれて相手のいろいろな面が見えてくるものです。特に結婚を意識し始める年齢の女性は、「結婚を考えられないなら、別れた方がいいのかな」と思い悩むこともあるでしょう。

そこで今回は、結婚に向いている男性と向いていない男性の特徴をご紹介します。どんな男性が結婚相手として適しているのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚に向いていない男性の9つの特徴

人それぞれ個性があり、一概に「この人は結婚に向いていない」と決めつけるのは難しいものです。しかし、長期的な関係を築く上で、注意が必要な特徴もあります。これから紹介する特徴は、必ずしもその人との結婚を否定するものではありませんが、将来を考える上で参考になるポイントです。

まずは、結婚生活で課題となりやすい特徴を見ていきましょう。これらの特徴は、交際中から気づける場合もあれば、結婚後に顕在化することもあります。自分や相手の行動パターンを冷静に観察し、お互いの理解を深めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

① 大人になり切れていない

世の中が自分中心に回っていると勘違いしている男性が、典型的な「大人になり切れていない男性」です。何かをしてもらうのが当たり前だと思い、自分でできることも人任せにしがちです。

例えば、女性が「体調が悪い」と言えば「僕も…」と自分の方が大変だとアピールしてきたり、「仕事が忙しくて悩んでいる」と話せば「僕の方が…」と競争するような態度を取ります。

また、家事や育児を「女性の仕事」と決めつけるなど、古い考え方にこだわる傾向があります。

② 金銭感覚が普通ではない

ここで言う「普通」とは、給料を考慮しながら毎月の支出を適切に管理できるかどうかを指します。結婚を考えるカップルにとって、これは重要な問題です。

欲しいものを制限なく買ったり、趣味やゲームに多額のお金を使ったり、友人との付き合いに全て顔を出したり、彼女の望みを全て叶えようとしたりする結果、預金残高がほとんどなくなってしまうこともあります。

③ 「友達」の幅が広すぎる

同世代や様々な年代の友人がいることは素晴らしいことです。先輩から可愛がられ、後輩から慕われる男性は、人間的に魅力があると言えるでしょう。

ただし、誰とでも親しくなりすぎて、いいように利用されているのであれば要注意です。女性の友達と親しすぎると、誤解を招くこともあります。

④ 自己管理ができない

休日はゲームばかり、約束の時間を守れない、部屋が散らかっている、支払いが遅れがち、食生活が乱れているなど、自己管理ができていない兆候は様々です。

本人は気づいていなくても、一緒にいる女性がその生活習慣や態度にストレスを感じるようであれば、自己管理ができていないと言えるでしょう。

例えば、「先週片付けたのに、またこんなに散らかっている…」と思わせるような部屋の状態は、改善が難しい場合があります。

⑤ 関心が薄い・感動する心がない

一緒に出かけても周囲の風景に無関心だったり、相手の話に興味を示さなかったり、子どもを冷ややかに見たりする人がいます。

植物や動物に関心がなく、時事問題にも無関心で、将来の話をしようとしてもスルーしてしまう…。

交際中は「多少、無頓着なところがあるのよね」と許せても、結婚後もその態度が変わることは少ないでしょう。長期的な関係を考える上で、このような特徴は注意が必要かもしれません。

⑥ 仕事が続かない

転職は珍しいことではありません。相性の良い職場を見つけるために挑戦することは大切です。また、精神的・肉体的に厳しい職場にしがみつく必要もありません。

しかし、「合わない」という理由だけで仕事を転々とする人もいます。こういった人は、入社前の調査が不十分だったり、転職を繰り返す癖がついていたり、あるいは予想外のブラック企業だったりする可能性があります。

生活には安定した収入が必要です。計画的な転職は良いですが、突然の退職を繰り返す人は、社会人としての常識が不足していると思われかねません。

⑦ 言い訳をする・嘘をつく

人間には自己防衛本能があるため、時に言い訳や嘘をつくことがあります。場の雰囲気を和らげる効果もあるでしょう。

しかし、彼女に頻繁に嘘をつく男性がいると、女性はそれを直感的に見抜く力を身につけていきます。

明らかに自分が悪いのに上司や友人のせいにしたり、断れなかったと言い訳したりする場合、いくら巧妙に作り上げても、必ずどこかでほころびが出てしまいます。

特に、女友達と一緒にいたことを隠そうとしても、相手は気づいていることが多いものです。

⑧ 優しさがない

「俺についてこい」のような態度を取る男性は、女性から見ると好みが分かれるところでしょう。自分の好みに合わせるよう強要する傾向があります。

女性が生理痛で苦しんでいても、「男には分からない」と言って理解しようとしない人もいます。重い荷物を持っている女性を見ても気にかけず、人前で彼女を貶したり命令したりすることもあるかもしれません。関係が進むと、怒鳴ったり暴力をふるったりする可能性もあります。

⑨ 親から独立しきれていない

次のような特徴がある男性は、親から独立しきれていない可能性があります。

こうした傾向は、結婚後も簡単には変わりません。

結婚後は、家事や育児を夫婦で分担するのが一般的です。仮に妻が専業主婦として家事全般を担当するとしても、妻が病気や出産で家事ができないとき、夫が何もできないのでは困ります。

そのたびに夫の両親が手伝いに来るようでは、夫婦関係にも影響が出るでしょう。妻は夫の両親に対して、素直に感謝の気持ちを持てなくなるかもしれません。

結婚に向いている男性の15の特徴

人それぞれ個性があり、完璧な人などいません。しかし、長期的なパートナーシップを築く上で、特に大切な資質というものがあります。これから紹介する15の特徴は、決して全てを満たさなければならないというものではありません。

むしろ、これらの特徴は、お互いが幸せな結婚生活を送るために重要なポイントとして参考にしてください。自分自身や相手の良いところを見つけ、さらに伸ばしていくきっかけになるかもしれません。

また、これらの特徴は一朝一夕には身につかないものもあります。お互いに成長し合える関係こそ、理想的な結婚生活の基盤となるでしょう。それでは、結婚に向いている男性の特徴を見ていきましょう。

① 行動力がある人

有言実行タイプの男性は結婚に向いています。大きな夢や希望を語るだけでなく、それを実現するための具体的な計画を持っている人です。

「君を幸せにする」と言うだけでなく、そのために必要な勉強、資金、人脈作りなどの具体的なビジョンがある男性は信頼できます。結婚を考えているなら、そのためのタイムスケジュールも大切です。

旅行などの計画も、具体的な日程や内容まで話し合おうとする姿勢が重要です。このような男性は、結婚後も夫婦で目標に向かって進んでいけるでしょう。ただし、強引すぎる人には注意が必要です。

② 仕事もプライベートも大切にしている人

仕事を理由に全てを正当化する人もいますが、それは望ましくありません。「仕事だから仕方ない」と私生活を犠牲にする姿勢は、長期的には本人や周囲の人々に悪影響を及ぼす可能性があります。

仕事は重要です。しかし、仕事とプライベートのバランスが取れている人は、オフの時間も大切にしつつ、効率的に仕事をこなします。このようなバランス感覚のある男性は、仕事も趣味も充実させることができ、時間管理が上手です。

結果的に、職場でも家庭でも信頼される存在になりやすく、ストレス管理も上手くいきます。仕事と家庭の両立に積極的な姿勢は、結婚後も良きパートナーとなる可能性を高めるでしょう。

③ 話し上手の聞き上手

話し上手とは、単におしゃべりが得意なだけではありません。相手が楽しめる話題や、興味のある話を提供できる人のことを指します。また、適切なタイミングで相手の反応を見ながら会話を進められる能力も重要です。このスキルは、人間関係を円滑にする上で非常に大切です。

一方で、聞き上手も同様に重要です。恋人の前では、きちんと相手の話に耳を傾け、話しやすい雰囲気を作ることができます。職場での悩みなども、広い心で受け止め、共感的な態度で聞いてくれるでしょう。これは相手に安心感を与え、信頼関係を築くベースとなります。

このような姿勢は、将来の夫婦関係でも非常に大切です。お互いの気持ちや考えを理解し合うことで、より深い絆を築くことができます。また、このような環境では、自然と女性も話し上手の聞き上手になれる可能性があります。良好なコミュニケーションは、お互いを高め合う関係性を作り出すのです。

④ 将来の準備ができる人

「転ばぬ先の杖」という言葉があるように、予期せぬ困難に備えることは大切です。結婚を考えている男性は、結婚までの準備だけでなく、その先の人生も見据えて計画を立てています。

仕事に関する資格取得、住宅購入のための貯金、健康維持のための運動習慣など、将来のために努力を惜しまない男性は、結婚後も頼りになるでしょう。

ただし、自分の努力を誇示し、相手にも同じことを強制する人もいます。そういう人と価値観が合うかどうかは、よく考えてみましょう。

⑤ 感情的にならずに、いつでも穏やかな雰囲気が溢れている人

感情的になって威張ることをかっこいいと思うのは、まだ大人になりきれていない証拠です。成熟した男性は、感情的になりません。

反対意見を言われても冷静に耳を傾け、相手が困っていたらさりげなく助けてくれます。渋滞や混雑でイライラするのではなく、一緒にいる人が不快にならないよう配慮します。

穏やかな男性は、将来、些細なことで妻を怒鳴ったりDVに及んだりする可能性は低いでしょう。

⑥ 自分が悪いと思ったら素直に謝ることができる人

絶対に非を認めない人は男女問わずいますが、中には「謝ったら負け」と考える人もいます。特定の職業では、このような考え方が強く根付いていることもあります。例えば、営業職や法律関係の仕事では、自分の弱みを見せないことが美徳とされる場合があります。

しかし、私生活は仕事の延長ではありません。どんなに立派な仕事をしていても、家庭や友人関係では別の基準が求められます。自分の間違いを認識したら、言い訳や他人への責任転嫁をせずに素直に謝罪できる人は、非常に信頼できます。

謝罪の仕方も大切です。単に「ごめん」と言うだけでなく、何が悪かったのかを理解し、どうすれば同じ過ちを繰り返さないかまで伝えられる人とは長く良好な関係を継続することができます。

⑦ 自分の苦手なことも認めている人

結婚前は完璧な姿を見せようとしがちですが、逆に「これだけは苦手」と正直に認められる男性は、見栄を張らない誠実さがあります。同じ人間として、そういう部分も含めて愛おしく感じられるでしょう。

例えば、カラオケの操作が苦手なら素直に任せる、高所恐怖症なら「観覧車は苦手」と言える、そんな素直さは好感が持てます。

ただし、苦手なことが多すぎて、相手に頼りきりになったり我慢を強いたりするのは問題です。

⑧ 思いやりがある人

真の思いやりとは、ただ優しいだけでなく、時に厳しさも併せ持つものです。相手の立場に立って考え、行動で示すことが大切です。

これは恋人に対してだけでなく、職場の同僚や友人に対しても同じです。「このようなことをしたら相手が嫌がるかも」と考えられる人は思いやりがあると言えるでしょう。

また、親しい人や後輩が間違いを犯したとき、周囲への配慮を忘れずにそっと注意できる人こそ、真の思いやりを持っています。

⑨ むやみに誰かを批判したり攻撃したりしない人

自分の意に沿わないからといって、誰彼構わず攻撃する人は、家庭を持つのに向いていません。また、批判や悪口のような発言が多い人と一緒にいると疲れてしまいます。

批判や攻撃が能力の高さの証だと勘違いしている人もいますが、そういう人の矛先がいつか恋人に向く可能性もあります。

成熟した人は、冷静さを保ちつつ相手の本質を理解し、余裕を持って接することができます。これは他者に無関心なのとは全く違います。

⑩ 金銭感覚がしっかりとしている人

結婚を意識している男性は、将来を見据えて無駄遣いを避けます。衝動買いやギャンブルに走ることもないでしょう。

普段は質素な生活をしていても、記念日には女性が喜ぶような食事やプレゼントを用意するなど、メリハリのある金銭感覚を持っています。このようなバランス感覚は、将来の家計管理にも役立つはずです。

⑪ 社会のルールやマナーを守る人

私たちは社会の中で生きているため、守るべきルールやマナーがあります。交通ルール、運転マナー、職場の就業規則、そして法律など、快適な生活のために必要不可欠なものです。

結婚後は夫婦での約束事も増えるでしょう。子どもが生まれれば、家族としての規律も必要になります。

日頃からこういった約束事をきちんと守れる男性は、飲酒運転や不倫、痴漢など、家庭生活を脅かすような行為に走る可能性も低いと言えるでしょう。

⑫ 精神的にも金銭的にも自立している人

精神的に安定している男性は、感情の浮き沈みが少なく、穏やかで理性的な態度を保つ傾向があります。その時々の気分で態度を大きく変えることも少なく、周囲の人々に安心感を与えます。また、他人の意見や価値観に簡単に流されることなく、自分の考えをしっかりと持っています。

このような男性は、様々な問題に直面しても、柔軟に対応しながら解決策を見出す力を持っています。ストレスフルな状況下でも冷静さを保ち、建設的な行動をとることができるでしょう。これは、長期的な人間関係や仕事面でも大きな強みとなります。

一方、金銭的に自立している男性は、親に頼ったり他人から借金したりすることなく、自分の収入の範囲で生活します。無理な支出を避け、計画的に家計を管理する能力を持っています。他者に依存せず、かといって見栄を張ったりもせず、身の丈にあった生活基盤を築いています。

⑬ 見返りを求めない人

「これだけ頑張ったんだから評価されるはず」「今回は親切にしたから、次は自分が得をして当然」といった考えを持つ人は、周りから良く思われません。

本当に素晴らしい人は、「相手が喜んでくれるだけで十分」と考えます。家庭生活でも、「自分の方が稼いでいるのに」「家事をやってあげている」「育児を手伝っている」などと言い立てることはありません。

⑭ 愛情や感謝をきちんと伝えてくれる人

相手を尊重する人は、感謝の気持ちを言葉で伝えます。大人になると「男のプライド」などと言って感謝の言葉を避ける人もいますが、成熟した人は素直に感謝を表現できます。

恋人に対しては、感謝と同様に愛情も言葉で伝えます。「言わなくてもわかるだろう」では、相手は不安になってしまいます。

交際中から大切な場面で気持ちを伝えられる人は信頼できます。

⑮ 誰にでも平等な対応ができる人

気の合う人や上司には愛想よく、年下や店員には横柄な態度を取る人は信頼されません。

素敵な人は、後輩に適切なアドバイスができ、会議では自分の意見をしっかり言えます。そういう人は職場でも家庭でも信頼されるでしょう。

友人関係でも、相手の立場によって態度を変えるような人は要注意です。妻に対しても同じような態度を取る可能性があります。常に相手を尊重し、平等に接することができる人が理想的です。

まとめ

人それぞれ個性があり、好みも様々です。たくさんの夫婦の形があるということですね。みんな何かの縁で出会い、夫婦になっています。結婚する・しないは、個人の自由な選択です。

いつも恋人関係で終わってしまう人は、自分から積極的に選択する姿勢を持ってみてはどうでしょうか。選ばれるのを待つのではなく、自分の意思で相手を選ぶことが大切です。

ただし、そのためには自分自身のことをよく知ることも欠かせません。自分の価値観や望む生活スタイルをしっかり把握しておきましょう。