婚活が長引く女性の特徴とは？解決方法もご紹介します

婚活を始めたものの、なかなか良い出会いに恵まれず、気づけば1年以上経ってしまったという経験はありませんか？
婚活が長引いてしまう背景には、何かしら原因があるはずです。

ここでは、婚活女子が陥りがちな8つの特徴を紹介し、それぞれの解決方法をお伝えします。

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1. 理想が高すぎる「もっといい人がいるはず」症候群

婚活では多くの異性と出会う機会がありますが、良さそうな人が現れても、

などと考えてしまい、なかなか関係を進められない人は少なくありません。

これは、婚活女子に最も多い「もっといい人がいるはず」症候群の特徴です。

せっかくお金と時間をかけて婚活しているのだから、理想的な人と巡り会いたいという気持ちが強くなるあまり、出会った人たちを次々と断念してしまうのです。

「もっといい人がいるはず」症候群の克服法

この症候群の処方箋は、「適度な妥協」です。
現実的に考えて、100％理想通りの人というのは、そうそう見つかるものではありません。

もし症状を放置したままだと、いつまでたっても婚活が終わらない可能性があります。

すべてが完璧な相手を見つけるのは難しいですから、重要なポイントを7割程度満たしていれば、付き合ってみる価値はあるでしょう。

2. 婚活に没頭しすぎる「婚活やりすぎ」症候群

几帳面で努力家タイプの女性に多いのが、「婚活やりすぎ」症候群です。
真面目な性格ゆえに、いったん婚活モードに入ると、とにかく頑張りすぎてしまう傾向にあります。

合コン、婚活パーティー、婚活サイト、婚活アプリなど、ありとあらゆる出会いの場に顔を出し、毎週のように異性とデートする生活を送るのです。

しかし、当然ながらどこかで限界がきてしまいます。

「婚活やりすぎ」症候群の克服法

一度婚活疲れを起こしてしまうと、再び婚活を始めるまでに時間がかかってしまい、気づけば1年近くブランクができていた、なんてこともありえます。

この症候群の特効薬は、「休むことも婚活のうち」という考え方です。
リラックスして心身をリフレッシュできれば、婚活もうまくいきやすくなるはずです。

3. 警戒心が強すぎる「過剰警戒」症候群

婚活では、できるだけ多くの異性と出会うことが肝心です。

出会いの機会が増えれば、婚活に慣れることもでき、成功しやすくなります。
しかし、男性に対する警戒心が強すぎて、なかなか2人きりでデートしようとしないタイプの人は、「過剰警戒」症候群と言えるでしょう。

「直接会ったら何をされるか分からない」「怪しい人だったらどうしよう」など、異性に対して過剰に身構えてしまい、関係が進展しないのです。

「過剰警戒」症候群の克服法

この症候群の克服法は、「会わなければ何も始まらない」という意識を持つことです。
不安な気持ちも理解できますが、あまりに警戒しすぎては話が進みません。

結婚相談所や大手の婚活サイト、婚活パーティーなどでは、男性に身分証明書の提示が求められるので、怪しい人に出会う可能性は極めて低いです。

それでも2人きりで会うのは不安という人は、初対面の際に仲人がサポートしてくれたり、会場の専用ラウンジでお見合いできたりする結婚相談所の利用がおすすめです。

4. 恋愛感情を求めすぎる「トキメキ待ち」症候群

お見合いの席で男性を断る際、その理由がはっきりしない女性は意外と多いものです。

こうした理由を口にする女性の特徴は、「トキメキ」を重視しすぎている点です。

恋愛結婚を強く望んでいるあまり、トキメキを感じなければ、好意を抱くことができないのです。
条件が申し分なく、人格的にも素晴らしい男性でも、トキメキがないと判断すれば、2回目のデートにすら進まないことになります。

「トキメキ待ち」症候群の克服法

「トキメキ待ち」症候群は、婚活を長引かせる代表的な原因の1つです。
婚活の場でトキメキは不要とは言いませんが、運命的な出会いやときめきを感じることは稀です。
そのことを自覚している人は、「結婚と恋愛は違う」というフレーズを呪文のように唱えて、意識改革を図ってみてください。

5. ささいなことが気になる「些細なことこだわり」症候群

長年婚活を続けている女性の中には、数多くの男性とデートするうちに、目が肥えすぎて、ちょっとしたことが気になってしまう人もいます。

「結婚に失敗したくない」という思いが強いので、少しでも引っかかる部分があれば、即座に断ってしまいます。
一緒に暮らす上で、重大な支障になりそうなことなら仕方ありませんが、「それって本当に結婚後に大切？」というレベルのことも少なくないのです。

こうしたことですぐに「アウト」にしてしまうのは、もったいない話だと言えるでしょう。

「些細なことこだわり」症候群の克服法

些細なことが気になりすぎる人は、減点方式で婚活する傾向にあります。
克服法は、「加点方式に切り替える」ことです。
相手の悪い点ではなく、良い点を見出して加点していく意識を持つことが大切なのです。

また、一緒に過ごす中で改善できることも多いはず。
私服のセンスが微妙なら、あなたがアドバイスすればいいですし、食事のマナーだって、後から教えることができます。
ノリがチャラいと感じるのは、あくまで第一印象の話かもしれません。

6. モテ状態に酔いしれる「モテ酔い」症候群

婚活をしていると、特に女性は一定の「モテ期」が訪れます。

婚活サイトに登録したばかりの時期は、毎月平均して50人ほどの男性からアプローチされることもあるでしょう。
とりわけ若い女性は婚活市場で引く手あまたで、プロフィール写真の印象が良ければ、100人、200人規模の男性から「いいね」やメッセージが届くことだってありえます。

こうした「モテ状態」に心地よさを覚えてしまうと、「モテ酔い」症候群に陥ってしまいます。
これは婚活男性でも起こり得る症状で、婚活中のモテ体験が癖になったり、モテのせいで冷静な判断力を失ったりしてしまうのです。

「モテ酔い」症候群の克服法

この症候群を発症した女性に言いたいのは、「モテるのは最初だけ」ということ。

結婚相談所や婚活サイトでは、登録してすぐの時期にアプローチが集中する傾向にあり、長期化するとアプローチ数は減少します。

そのため、「モテ酔い」の人は、モテ期が終わると次々に婚活サービスを乗り換えてしまうのです。
そんなスタンスでは、「もっといい人がいるはず」症候群や「些細なことこだわり」症候群につながりやすくなります。

7. 一途すぎて客観性に欠ける「一本釣り」症候群

一目惚れしやすかったり、一途な性格だったりする女性に多いのが、気になる異性が現れると、その人のことしか目に入らなくなってしまう「一本釣り」症候群です。

この状態になると、ほかにもっといい相手がいるかもしれないのに、その存在に気づかなくなってしまいます。
理想の相手が目の前に現れているのに、絶好のチャンスを逃しかねないのです。

狙った相手とうまくいけばよいのですが、失敗した時のダメージは大きく、立ち直るまでに時間がかかり、なかなか次の一歩が踏み出せなくなるでしょう。

「一本釣り」症候群の克服法

この症候群の克服法は、「婚活ではキープが当たり前」だと肝に銘じること。
恋愛の場では複数人を同時に口説くのはNGですが、婚活では複数の相手と同時進行で関係を深めていくのが一般的なのです。
結婚相談所でも、正式交際に至るまでの「仮交際」期間中は、ほかの異性と交流してもOKとされています。

つまり、あなたが狙う相手も、同時に複数の女性とデートしている可能性が高いということ。

8. 理想が高すぎる「条件こだわりすぎ」症候群

婚活では、結婚相手に求める条件を整理してから、お相手探しをスタートさせるのが普通です。

しかし、理想が高すぎたり、条件を絞りすぎたりした結果、なかなかいい出会いに恵まれず、婚活が長引いてしまうケースは少なくありません。
これが「条件こだわりすぎ」症候群です。

この症候群の怖いところは、本人に自覚がないことが多い点。
高望みしていたり、条件を狭くしすぎたりしている認識がないのです。

例えば、

こうした条件を提示して、「全然厳しくないじゃん！」と感じる人は、「条件こだわりすぎ」症候群の疑いがあります。
そもそも、30歳前後の男性で年収600万円以上の人は、そう多くないのです。

年代別の平均年収

• 20代：377万円
• 30代：494万円
• 40代：585万円

出典：DODA「平均年収ランキング（年齢・年代別）【最新版】」

「条件こだわりすぎ」症候群の克服法

この症候群の特効薬は、「条件の断捨離」です。

理想が高すぎないか、諦められない条件なのかを見極めるために、客観的な視点を取り入れることが肝心です。
自覚症状に乏しい症候群ですから、心当たりのある人は、以下の手順で条件整理を進めてみてください。

1. 結婚相手に求める条件をすべて書き出してみる

まずは、あなたが結婚相手に求めるすべての条件を洗い出します。

2. それぞれの条件について、一般的なデータと照らし合わせる

年収のように数値化できる条件は、客観的なデータと比較検討することで、現実味のある水準設定ができます。

条件にこだわりすぎる人は、無意識のうちに高望みしがちなので、統計情報を参考にすれば、現実的な判断が下しやすくなるはずです。

3. 条件に優先順位を付ける

「些細なことこだわり」症候群の項でも触れましたが、あなたの求める条件が本当に「結婚相手に不可欠なものなのか」を見極めることが重要です。

妥協できる部分と譲れない部分を仕分けしてみましょう。

4. 条件にマッチした婚活サービスを選ぶ

どうしても諦められない条件がある場合は、最初からその条件を満たせるサービスの利用を検討するのも1つの方法です。
例えば、経済力重視なら、入会時に男性の年収審査を行うハイクラス結婚相談所がおすすめです。

登録時点で年収のハードルをクリアしているので、その上で、相手の人間性を見極めていけば効率的です。

婚活タイプ別のおすすめサービス例

ルックス重視	・プロフィール写真の閲覧し放題の婚活サイト、アプリ ・写真を基にお相手を紹介するデータマッチング型結婚相談所 ・プロフィール写真を登録制のオンライン結婚相談所 など
年収重視	・男性に年収審査がある上位ランクの結婚相談所
趣味や価値観重視	・趣味や価値観で検索、マッチングできる婚活サイト、アプリ ・価値観診断を基にお相手紹介する結婚相談所
フィーリング重視	・最初から直接出会える婚活パーティー ・会員制パーティーを頻繁に開催する結婚相談所

まとめ

婚活の長期化を招く8つの症候群について解説しました。
心当たりのある人は、ぜひ紹介した克服法を実践してみてください。
現状を打破する良いきっかけになるはずです。