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婚約破棄を防ぎたい!婚約破棄したい!男女それぞれの“破談”理由と対策まとめ

婚約はゴールじゃない――実は、結婚目前で「やっぱり無理かも…」と気持ちが揺らぐ瞬間は、男女ともに珍しくありません。いったん「結婚しよう」と決めたはずが、さまざまな事情から婚約破棄の道を選ばざるを得なくなるケースも。
そんな「破談」という現実を防ぐためには、なぜ気持ちが変わってしまうのか、男女それぞれの視点を知ることが大切です。本記事では、婚約破棄につながりがちな要因を整理し、具体的な対処法を解説。トラブルなく幸せな結婚にたどり着くには何が必要なのか、あらためて考えてみましょう。
「婚約破棄を考えるほど不安を抱えている」「パートナーの様子が怪しいかも…」そんな方々に向けて、事前にできる対策や心構えもまとめています。最悪の事態を避け、このような悲しい思いをしないために是非この記事を読んでチェックしてみてください。

編集部 婚活担当:Reiju (著者リスト)
婚活アプリと結婚相談所を併用して婚活を経験。現在は仕事と育児、どちらも全力で頑張る2児の母。
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真っ直ぐな性格で友達はできるけど恋人づくりは得意ではなかった過去を持つ。出会いに困っている人に役立ちたい思いから「婚活パラダイス編集部」に加入。
自身の婚活経験を活かして、結婚相手の出会い方や婚活のお悩みなど、婚活中の方の視点で執筆しています。
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どんなことが婚約破棄につながる?

婚約は結婚への第一歩ですが、時にはその約束が破棄されてしまうこともあります。では、どのような要因が婚約破棄につながるのでしょうか。
ここでは、男性と女性それぞれの視点から結婚の約束を見直す理由に焦点を当て、その背景にある13の主な理由について詳しく解説していきます。
婚約破棄とは?法的な定義と注意点
「婚約破棄」という言葉は耳にする機会があっても、実際にはどう定義されるのか、あいまいに感じている方も少なくありません。そもそも婚約とは法律上「正式な契約関係の一種」とされる場合があり、ただの恋人同士の「お別れ」とは異なる性質を持っています。
たとえば、結婚式の準備が具体的に進んでいたり、両家の顔合わせや結納が済んでいた場合、片方の都合だけで婚約を解消すると慰謝料や賠償責任が発生する可能性があります。
一度婚約を公にしているほど、相手だけでなく、周囲や親族にも影響を及ぼしやすい点が、一般的な別れと大きく違うところです。
さらに、婚約破棄は当人同士だけの問題では済まないケースもあります。
結婚式場や旅行のキャンセル料、両家からのプレッシャー、共通の友人への説明など、さまざまなトラブルにつながることも。もし具体的な損害賠償や慰謝料などの話が出た場合は、弁護士などの専門家に相談して、法的にどのような責任が生じるのか確認するのが安心です。
ポイント
- 「普通の恋愛の別れ」とは違い、結婚の約束そのものを解消する行為
- 状況によっては慰謝料の支払いが発生する場合も
- 最終的な法的判断は弁護士などの専門家に相談するのが望ましい
このように、「婚約破棄」には法的な側面があるということを理解しておくと、問題が大きくなる前に適切な対応を考えられます。万が一、相手とのトラブルがこじれそうな場合には、早めに専門家を頼ることを検討してみましょう。
男性が結婚の約束を見直す理由
男性が結婚の約束を再考する背景には、主に以下の4つの理由が考えられます。
これらの理由について、詳しく解説していきましょう。
- パートナーの人となりに不信感
- 将来の生活への不安
- 家族関係の影響
- 仕事上の問題や心理的な要因
1. パートナーの人となりに不信感
婚約した相手の人柄や日常の生活習慣が、結婚後の生活を見据えた際に不安材料となることがあります。
例えば、思いがけないマナー違反の場面に出くわしたり、金銭感覚の違いに戸惑ったりすると、今後の生活設計に暗雲が立ち込めてきます。
また、付き合っていくうちに見え隠れする生活環境の乱れや清潔感のなさに、共に暮らすことへの不安を覚えてしまうのです。
さらに、性格の不一致も大きな問題となり得ます。初めこそ魅力的に映った言動や価値観も、時間の経過とともに受け入れがたいものと感じられるようになれば、結局は溝が深まる一方でしょう。このなると、結婚へのモチベーションが下がり、約束を見直さざるを得なくなる可能性があるのです。
2. 将来の生活への不安
些細な口げんかの時の過剰な反応や、新しい異性への心の揺らぎなども、安定した結婚生活が送れるかどうかの不安につながります。
喧嘩になれば、かつての過ちを次々と持ち出され責め立てられたり、感情的になりすぎてヒステリックな反応を見せられたりすれば、このままでは上手くいかないのではないかと強く危惧してしまうでしょう。
また、夫婦となれば家庭を守る重大な責任が生まれます。しかし、これまで自由気ままだった男性が、突然家長の役割を背負うことになれば、喜びと共に強いプレッシャーを感じるものです。
特に、結婚相手の料理が期待はずれだと、生活の質に大きな影響が出るのではないかと危惧します。将来の生活設計への漠然とした不安から、婚約関係を続けられなくなることもあり得るのです。
3. 家族関係の影響
結婚とは、新しい家族を持つということでもあるため、実家の家族からの影響は決して避けられません。両親、特に母親の意見が強く働き、価値観の違いに不安を抱かされてしまう場合もあるでしょう。
母親が専業主婦で旧態依然とした考え方の場合、共働きは避けるべきだと息子に強く主張し、結婚を望まない相手とは別れるよう説得するかもしれません。
また、両家の家庭環境や経済状況の開きが大きすぎると、そのギャップにより男性側が大きなプレッシャーを感じてしまう恐れもあります。さらに、親族同士の人間関係が上手くいかない様子を目の当たりにすれば、穏やかな家族生活を送れるのか不安を感じ、婚約関係が覆ることさえあり得るのです。
4. 仕事上の問題や心理的な要因
男性にとって仕事は生活の糧であり、安定した地位と収入が結婚の大前提となります。
ところが、仕事が思うようにいかず、多難な局面が続けば、精神的な余裕がなくなり、大きな人生の決断である結婚に自信が持てなくなる場合があります。一時的にでも婚約関係を見直さざるを得なくなり、ストレスのはけ口を見つける必要に迫られるのです。
また、結婚自体への心の在り方が問題となることも考えられます。もし外的な理由で結婚を選択し、内面的な意欲に乏しければ、いざ具体的な話になると本当の覚悟が持てず、婚約自体を見直さざるを得なくなるリスクがあります。

職場での逆境や内面の揺らぎが、男性に強い不安を与え、婚約を覆す一因となりかねないのです。
女性が結婚の約束を見直す理由
結婚は人生の大きな節目であり、その約束を交わすまでには様々な過程を経ます。しかし、婚約後に思わぬ事態に直面し、約束を見直さざるを得なくなることもあります。女性が婚約関係を再考する背景には、以下のような理由が存在します。
- パートナーへの不安と信頼の喪失
- 価値観や生活習慣のギャップ
- 結婚準備へのストレスと不安
- 家族関係からくる圧力と葛藤
- 経済的な不安定
- 親族関係の対立
1. パートナーへの不安と信頼の喪失
結婚前から浮気や借金、風俗通いなどパートナーの不誠実な行為が発覚した場合、女性は大きな失望と不安を抱えることになります。
男性にとっては軽い気持ちからの行動かもしれませんが、女性が全身全霊を捧げて婚約に臨んでいただけに、その裏切りの痛手は計り知れません。約束を軽んじるその態度自体が、これから先の夫婦生活への不安材料となってしまうのです。
また、言葉の暴力やDVなど、彼の思いがけない暴力的な一面が見られた場合も同様に、女性は安心して一緒に生活できるのか大きな不安を抱えます。
暴力は重大な人権侵害であり、たとえ直接的な身体への加害がなくとも、大声を出したり物を投げつけたりするのも心の傷を残す暴力行為です。温厚な人柄が売りの男性からそうした姿を見られれば、なおさら女性の精神的ショックは大きくなります。
パートナーの不誠実さや暴力が見え隠れすると、結婚後に幸せな生活が送れるのか深く不安を抱き、婚約関係を見直さざるを得なくなるのです。
2. 価値観や生活習慣のギャップ
婚約当初は気にならなかった些細な違いも、実際に共に暮らすことを想像すると大きな障壁に思えてくることがあります。
例えば食事のマナーが悪かったり、生活が著しく乱雑だったりと、相手の生活習慣に失望を覚える場合もあるでしょう。
また、金銭感覚や重要視する価値観の違いが顕在化すれば、今後のライフスタイルを共有するのが難しいのではないかと危惧するようになります。
些細な約束すら守れないようでは、本当に一生添い遂げられるのか、もしかすると結婚生活は踏み外してしまうのではないかと、不安が大きくなってしまいます。そうした不安は増幅する一方で、最終的には乗り越えられない溝と化し、結婚へのモチベーションを失わせてしまう可能性があります。
二人で決めたルールでさえ守ることができないのであれば、互いに折り合いをつけながら新しい生活を築いていくことはできず、女性からすれば婚約を解消するのがベストな選択となってしまうかもしれません。
3. 結婚準備へのストレスと不安
結婚式の準備は肉体的にも精神的にもかなりの負担となります。
しかし、パートナーが協力的でない場合、すべての荷がひとりで背負うことになり、本来なら喜びを感じられるはずの準備期間が、つらい重労働となってしまいます。衣装の選択から式場の下見、招待客のリスト作成に至るまで、細かい作業は女性の手に余ってしまうことが多いのです。
更に、この時期は「マリッジブルー」と呼ばれる、結婚自体への漠然とした不安に襲われる女性も多くいます。新しい生活への期待と同時に、今の生活や家族とは縁を切らなければならないというプレッシャーから、一時的に落ち込んだりストレスを感じたりする現象です。
マリッジブルーの中で、準備の重労働を一手に担わなければならず、肉体的にも精神的にも大きな疲弊を強いられてしまいます。パートナーが無関心な姿勢をとり続ければ、女性はついに婚約自体を疑うようになり、それを解消したくなるかもしれません。
4. 家族関係からくる圧力と葛藤
結婚とは新しい家族を持つことでもあり、実家の家族との絆から離れなければなりません。
しかし、生まれ育った実家は心の拠り所であり、そこからの分離に不安を募らせることは珍しくありません。実家や友人、地元の生活スタイルとの決別は、新しい環境への不安と相まって、女性の結婚への気持ちを揺らがせる可能性があります。
また、パートナーの家族からの影響も無視できません。
例えば、同居を求められた場合、そのプレッシャーは計り知れません。伝統的な価値観の中で育った男性は、親の言うことを素直に聞きがちですが、そうした生活スタイルを女性に無理強いされれば、理不尽な要求に思えてしまうでしょう。
また、宗教の違いから受ける影響も軽んじられません。お互いが異なる宗教を信仰している場合、結婚後の日常生活で様々な軋轢が起こる可能性が高まります。祭事やお参りの仕方一つをとっても、大きな溝となりかねません。
家族の存在があまりにも大きくのしかかれば、女性は結婚への迷いを深めてしまうかもしれません。
5. 経済的な不安定
夫婦で築く生活には経済的な基盤が不可欠です。
しかし、婚約後にパートナーの収入が大幅に減少するような事態に見舞われれば、これまで描いていた生活設計を見直さざるを得なくなります。生活水準の低下は直接的な影響として現れますが、それ以上に将来への不安がつのります。経済的な貧困は、子育てや教育費、老後の蓄えなど、人生設計全般に暗い影を落とすことになります。
経済の不安定さは、夫婦生活はもちろん、家族全体に多大なストレスをもたらします。楽観的に捉えられる話ではありません。
お金が全てではありませんが、それでも一定の経済基盤なくしては安心した生活は望めません。特に結婚生活を見据える女性にとって、この経済的安定は重要な要素なのです。状況が一変してそれが脅かされれば、将来に対する漠然とした不安から、婚約関係そのものを見直す選択をせざるを得なくなるでしょう。
6. 親族関係の対立
結婚とは、当事者同士だけの問題ではありません。両家の価値観や伝統、文化の違いから、親同士の対立が生じるリスクもあります。地域性や宗教観の違いから、結婚式の形式をめぐってもめ事になることもあり得ます。
また、子育ての価値観や、家族関係のあり方についても、親同士で思う所があるかもしれません。
このように、当事者を取り巻く家族環境の違いが、時に大きな障壁となることがあります。
特に、どちらかの家族が強い意向を持っている場合、その圧力から逃れられずにいるうちに、当事者同士の気持ちまで疎遠になってしまう恐れがあります。
結婚は自分たちだけの問題なのに、親族の意向ですっかり動揺を余儀なくされてしまえば、結局は婚約自体を解消するのが最善の選択になってしまうかもしれません。



結婚は二人の問題だけでなく、様々な外的要因が複雑に絡み合う過程なのです。互いの理解を深め、前向きにコミュニケーションを取りながら、最善の道を見つけていくことが何より大切になります。
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婚約破棄を考える際に必要なこと


結婚への第一歩である婚約は、互いの人生を寄り添う大切な約束です。
しかし時に、様々な事情から約束を解消せざるを得なくなることもあります。婚約破棄は重大な決断であり、適切な配慮と手続きが求められます。
- 冷静な判断力
- 丁寧なコミュニケーション
- 法的な手続きへの確認
- 一時的な迷いと向き合う
- 将来の生活設計
1. 冷静な判断力
急に婚約破棄を一方的に通告するのではなく、まずは相手とじっくり話し合う必要があります。
自分の気持ちや考えを正直に伝え、相手の意見や感情も尊重しながら、お互いの立場を理解し合うプロセスが欠かせません。
第三者の意見を求めることで、客観的な視点から自分の判断を見直すこともできます。
2. 丁寧なコミュニケーション
急に婚約破棄を一方的に通告するのではなく、まずは相手とじっくり話し合う必要があります。自分の気持ちや考えを正直に伝え、相手の意見や感情も尊重しながら、お互いの立場を理解し合うプロセスが欠かせません。
第三者の意見を求めることで、客観的な視点から自分の判断を見直すこともできます。
3. 法的な手続きへの確認
婚約は法的な契約を伴うケースが多いため、破棄に際しては適切な手続きが求められます。もし結納や婚約партーなどを行っていれば、それらのキャンセルや返還の問題が生じる可能性もあります。
事前にそうした法的な手続きを確認し、トラブルを未然に防ぐ備えが重要です。
4. 一時的な迷いと向き合う
マリッジブルーと呼ばれるように、結婚直前には不安や迷いから婚約自体を疑ってしまうことも少なくありません。
しかし、それが一過性のものなのかどうか、時間をかけて冷静に見極める必要があります。精神的なサポートを受けたり、カウンセリングを検討したりすることで、克服できる可能性もあります。
5. 将来の生活設計
婚約破棄が避けられない場合、その後の生活や将来の人生設計をしっかりとイメージしておくことが求められます。
婚約解消後の生活スタイルや、相手との関係性の構築、さらには再び新しいパートナーを見つける可能性なども考慮に入れる必要があります。そうした具体的な将来像を描くことで、賢明な判断を下せるはずです。
婚約の解消は非常に重い決断であり、その影響は計り知れません。だからこそ、あらゆる選択肢を精査し、十分な時間をかけて最善の道を見つける必要があります。状況によっては一時的な迷いかもしれませんし、最終的には別れを選ぶこともあり得ます。
いずれの場合でも、事態を冷静に受け止め、前を向いて道を切り開いていくことが何より大切なのです。
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家族・友人の反応が心配なときに考えたいポイント
婚約破棄を検討し始めると、どうしても気になるのが両家の親や兄弟、友人への伝え方です。自分たちの問題とはいえ、結婚は家族や親せきまでを巻き込む一大イベント。突然の「破棄」という言葉に驚かれたり、トラブルに発展してしまうケースも考えられます。そこで、周囲との対応で覚えておきたいポイントをまとめました。
1. 親への報告は慎重に
相手の家族だけでなく、自分の両親や兄弟にもきちんと話すことが大切です。
- 伝え方でサポート体制が変わる
たとえ婚約破棄の方向に進む場合でも、正直に背景を説明し、今後どうしたいかを共有しましょう。親がどう受け止めるかで、その後のサポート体制が大きく変わることもあります。 - 感情的にならない工夫
自分の気持ちが不安定なうちは、一度メモにまとめて整理してから話し合うとスムーズです。
2. 結婚式や旅行のキャンセル料をどうする?
もし結婚式場やドレス、旅行の予約を進めていた場合、キャンセル料が発生するケースは多いです。
- 早めの連絡が鉄則
迷ったまま放置していると、キャンセル料が高額になる可能性もあります。まずは契約書を確認し、早めに式場や旅行会社へ連絡しましょう。 - 誰が費用を負担するか話し合う
すでに相手側の親や自分の親が一部を支払っている場合は、返金の有無などを丁寧に相談することが必要です。金銭面のトラブルは長引くとお互いの関係がこじれやすいので、冷静に事実を整理して話し合いましょう。
3. 共通の友人・親せきへの連絡マナー
婚約中はお互いの交友関係が重なるもの。破棄の決断を下すと、共通の友人や親せきへどう説明するか悩む方も多いです。
- 最低限の経緯だけシンプルに伝える
プライベートな事情を根掘り葉掘り話す必要はありません。必要なところだけ簡潔に伝え、「今後のことは時間をかけて考えている」と言うだけでも十分です。 - 周囲を巻き込みすぎない
友人たちは「どうして?」と聞きたくなるかもしれませんが、無理に細かい理由を話すと自分の心がさらに疲れてしまうことも。自分のペースを守るためにも、距離感は大切にしましょう。
このように、婚約破棄がちらつくときは、お互いだけの問題では済まないことが多いものです。とくに金銭面や両家の親の気持ちを無視してしまうと、後々のトラブルが大きくなる可能性があります。もし悩みが深いときは、一人で抱え込まずに信頼できる家族や第三者(弁護士やカウンセラー)にも相談してみてください。
マリッジブルーへの向き合い方
婚約者として歓びに満ちているはずの人でも、いざ結婚が目前に迫ると、思わぬ不安にかられることがあります。これを「マリッジブルー」と呼び、幸せな門出を阻害しかねない深刻な症状として知られています。
突然の憂鬱や結婚そのものへの疑念など、人それぞれ表れ方は異なるものの、軽くみてはいけません。せっかくの人生の大切な一歩を、後々の後悔なく歩めるよう、真剣に向き合う必要があるのです。
マリッジブルーと婚約破棄はまったく違う? まずは自分の心を整理しよう
マリッジブルーは、多くの方が一度は経験する「結婚への漠然とした不安」です。結婚生活への期待や責任、環境の変化に対する戸惑いなどが原因になることが多く、しばらく時間がたてば自然と落ち着くケースも少なくありません。
一方、婚約破棄は“結婚を白紙に戻す”という大きな決断をともなうもの。勢いで「やっぱりやめたい」と思っても、実際には相手や両家の親、場合によっては法律的な問題も絡んできます。
もし「本当に無理かもしれない」という気持ちが強いなら、ただのマリッジブルーではなく、根本的な価値観の相違や信頼関係の崩れといった深刻な理由が隠れている可能性もあります。
ポイント
「一瞬の迷いなのか、根本的な問題なのか」を見極めることが大切。焦って結論を出すより、家族や友人、カウンセラーなど第三者の意見を聞くと、冷静になれる場合もあります。
特に、相手とのコミュニケーションがうまくいかず、一人で不安を抱えこんでいるときは要注意。視野が狭くなっている状態では、軽いマリッジブルーも大きな悩みに感じやすいです。
もし「結婚後の生活を想像するだけで、強いストレスや恐怖を感じる」「いくら考えても不安が解消できない」という場合は、最終手段としての婚約破棄を検討する前に、信頼できるカウンセラーや専門家に相談してみるのが安心です。
5つのポイントからじっくり考え直そう
結婚への不安は、単なる一過性のものではありません。その先にある、お互いの人生が関わる重大な決断であることを自覚し、じっくりと考え直す時間が必要不可欠です。
- 幸せは二人でつくるもの
- 価値観の違いを許容できるか
- 小さな優しさを大切にする
- 「自由」より「家庭」を選べるか
- 慎重に検討を重ねる
1. 幸せは二人でつくるもの
幸せは、誰かから与えられる立場でいては、なかなか掴めません。お互いが幸せを生み出そうとする姿勢なくしては、上手くいきません。
2. 価値観の違いを許容できるか
生き方や行動パターンの違いは、避けられません。それでもお互いを思いやる気持ちがあれば、乗り越えられます。
3. 小さな優しさを大切にする
幸せな家庭は、さりげない気遣いの積み重ねから生まれます。相手の立場に立って考え、小さな優しさを忘れずにいることが重要です。
4. 「自由」より「家庭」を選べるか
家庭を持つと、今までの自由は制限されます。しかし、その代わりに得られる家族の絆や幸せを選べる人でなくてはなりません。
5. 慎重に検討を重ねる
結婚は将来に重大な影響を及ぼします。勢いだけで決めるべきではありません。お互いを理解し合える人生のパートナーなのか、じっくり吟味する必要があります。
結婚への不安は自然なものです。しかし、それらに向き合い、乗り越えていく過程で、二人の絆は一層深まります。マリッジブルーと呼ばれる状態もそうした準備の一環であり、大切にしていく姿勢が何より大切なのです。
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婚約破棄にともなう費用・慰謝料・金銭トラブルのリスク
「もしかしたら婚約破棄になるかも…」と考えるとき、気になるのは費用や慰謝料など金銭面のトラブルですよね。実際、結婚式のキャンセル料や相手家族との話し合いで、思わぬ負担が生じる場合があります。ここでは、考えておきたい代表的なリスクを簡単にまとめました。
1. 結婚式のキャンセル費用
式場やドレス、写真撮影、引き出物など、すでに予約や支払いを進めているケースでは、解約料が発生する可能性があります。契約書をよく確認し、相手との負担割合が偏らないように話し合いましょう。
2. 相手家族が費用を負担していた場合
挙式費用や結納金、結婚指輪の支払いを相手の家族が出していた場合、婚約破棄によって返金を求められることも。感情的になりやすいテーマなので、感謝の気持ちを示しつつも冷静に話し合うことが大切です。
3. 結納金や指輪の返却をどうするか
- 結納金
地域や家族の考え方によって対応はさまざま。返すのが一般的な場合でも、相手の意向をきちんとヒアリングするのがおすすめです。 - 結婚指輪
すでに購入している場合は、どちらが費用を負担したか、今後使い道があるかによって対応が変わります。相手の意見に耳を傾け、一方的にならないように話を進めましょう。
4. 慰謝料の可能性
基本的に「婚約破棄をした側」が慰謝料を請求される場合がありますが、法律上の問題は個々の事情によって異なります。トラブルが大きくなりそうなときは、具体的な金額については弁護士など専門家に相談するのが安心です。
5. 円満に話し合うためのポイント
- 早めに話し合う: 時間が経つほど相手の感情がこじれる場合もあります。
- 第三者の立ち会い: 両家の親や信頼できる友人、専門家を交えた話し合いがスムーズなことも。
- 連絡手段と記録: 電話やメール、LINEなどでやりとりする際は、証拠として残しておくと後々役立つ可能性があります。
婚約破棄をしたくない人におすすめの結婚相談所


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成婚退会のタイミングはいつがいい?


結婚相談所に入会し、お付き合いのパートナーと婚約に至ったなら、次は成婚退会のタイミングが重要になってきます。このタイミングは、単に手続き上の問題ではありません。結婚へのお二人の覚悟の度合いを表すひとつの大きな節目なのです。
一般的に、男性からプロポーズを受けた時点で成婚退会を済ませる例が多いようです。しかし中には「万が一のことがあれば離婚しやすいよう、入籍するまでは退会を保留しておこう」と考える人もいます。
しかしこのような考え方は、かえって不安を生み出す原因になりかねません。プロポーズした側からすれば、「相手は私と結婚する覚悟がまだ持てていないのか」と不信感を抱いてしまうでしょう。お互いに重大な一歩を踏み出そうとしている以上、成婚退会は同じタイミングで行うべきなのです。
結婚生活においては、必ずや何らかの問題や衝突が生じるものです。大切なのは、そうした難題に向き合い、二人三脚で乗り越えていく決意なのです。一方的に不安を払拭しようとしたり、予防線を張ろうとしたりすれば、お互いの絆に亀裂が入ってしまいます。
成婚退会は、単なる手続きを越えた大きな意味を持っています。お互いの覚悟と決意を確かめ合う、重要な通過点なのです。そのタイミングを合わせることで、これからの人生における最大の運命共同体としての第一歩を、確かなものにすることができるはずです。
結婚相談所を成婚退会したあとに破局することも


結婚相談所を通して素敵なパートナーと出会え、幸せな門出を決めたはずが、突然、破綻してしまうこともあります。これは誰もが経験したくない最悪のシナリオでしょう。そうならないように、早めに対処しておくことが重要です。
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例えば、パートナーの言動に対する違和感があれば、それを心の中にしまっておくのではなく、素直に話し合うことが大切です。プロのカウンセラーにも相談し、専門的なアドバイスを仰ぐのもよいでしょう。お互いが未経験のことなので、一人で抱え込むよりはアドバイスを求めた方が安心できます。
一方で、相手の基本的な人格や精神性そのものに問題を感じるようであれば、それは深刻なサインと受け止める必要があります。どれだけ自分が我慢を重ねても、相手の本質的な部分は変わりません。一時の思い込みではなく、本当に気になることがあれば、迷わずカウンセリングを受けましょう。
よく「良い人ほど、問題を抱えた相手を選んでしまう」と言われます。それは、相手に引っかかる部分がありながらも許容し続ける人が多いためです。しかし、付き合いを続けるだけでは問題は解決せず、かえって大きな亀裂を生んでしまう恐れがあります。



小さな気づきに素早く気づき、専門家に助言を仰ぐことが、夢の破綻を防ぐ賢明な対処法なのです。
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成婚退会後に婚約破棄を経験した場合の立ち直り方
結婚への一歩を踏み出し、幸せな未来を思い描いていたのに、突然婚約破棄という辛い現実に直面してしまったら、深い絶望感に包まれてしまうでしょう。
そのショックや悲しみは言葉では表せないほど大きいかもしれませんが、今は前を向いて歩み続けるしかありません。
婚活は時間との勝負でもあるため、真剣に結婚を望むなら、最短距離を目指して進むのが賢明な選択です。婚約破棄のショックは計り知れないかもしれませんが、この機会に自分自身を見つめ直し、改善すべき点を探ってみてください。



たとえお相手に問題があったとしても、そのお相手を選んだのは自分自身です。
次はどのような点に注意してパートナー選びをすればいいのか、何を見抜けなかったのかを真摯に反省し、その上で新たな活動に臨むようにしましょう。
婚約破棄を経験した後に結婚相談所を変更すべき?
「婚約破棄を経験した後、結婚相談所を変えた方がいいのだろうか?」と悩む人は多いと思いますが、必ずしも変える必要はありません。
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新しい結婚相談所でリスタートを切りたいという人は、それも全く問題ありません。自分が全力で活動できる環境を選ぶことが大切です。
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婚約破棄に関するよくある質問(Q&A)
婚約破棄にまつわる悩みや疑問は人それぞれですが、よく寄せられる質問をまとめました。気になるところがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。
婚約破棄の話し合いをするとき、直接会うべき? それとも電話やLINEでもいい?
できるだけ直接会って話すほうが誤解を生みにくいですが、状況によっては電話やLINEなどの手段をとらざるを得ない場合もあります。もし遠方に住んでいたり、感情的になりすぎる恐れがあるなら、まずはメールやLINEで落ち着いて気持ちを伝えてみるのも一つの方法です。ただし、最終的な結論を出すときは相手の話も直接聞けるよう、なるべく顔を合わせて話すことをおすすめします。
弁護士に相談するタイミングはいつがベスト?
「相手から高額な慰謝料を請求されそう」「トラブルが長期化しそう」など、金銭面や法的問題が絡みそうな気配があるなら、早めに専門家へ相談しましょう。少しでも「話がこじれそう」という兆候を感じた段階で、無料相談を行っている弁護士事務所もあるので検討してみてください。早めに状況を把握しておくことで、余計なトラブルを防ぐことができます。
婚約破棄すると次の結婚に不利になる?
一度の婚約破棄が原因で一生不利になるとは限りません。人によっては、婚約破棄を経て「本当に大切にしたいこと」に気づき、次の結婚へつなげていくケースも多いです。大切なのは、なぜ破棄に至ったかをしっかり振り返り、今後に生かすこと。結婚相談所でも再スタートをきる際に、過去の経緯を踏まえてサポートしてくれるところがあります。
成婚退会してから破局した場合、再入会はできる?
多くの結婚相談所は再入会を受け付けていますが、条件や手続きが異なることがあります。再入会を検討するときは、以前利用していた結婚相談所に問い合わせてみるのが早いです。結婚相談所によっては、割引や特別プランがある場合もあります。また、環境を変えたいなら、別の相談所を検討してみるのも一つの選択肢でしょう。
結納金や指輪はどうしたらいい?
婚約破棄の際、結納金や指輪などの扱いはトラブルが起こりやすい部分です。基本的には「婚約の証」として授受されたものなので、破棄する場合は相手に返却するのが一般的な流れ。結納金の場合は、相手側やご両親との話し合いが必要になることもあります。金銭問題が絡むと感情的になりやすいので、できるだけ冷静に話し合い、不安なときは弁護士や専門家の助言を受けましょう。
まとめ


婚約破棄の最大の要因は、結局は自分が相手を選んだことにあります。次に同じ過ちを繰り返さぬよう、十分な反省が欠かせません。何が問題点だったのか、どこに気をつければよかったのか、自問自答を重ねる必要があります。
しかし同時に、あまりにも完璧を求め過ぎて、柔軟性がなくなり、現実的でない期待を抱いてしまっては本末転倒です。賢明なパートナー選びが必要となります。結婚生活においては、必ずや問題や軋轢が生じるものです。そうした時に、お互いの思いを共有し、協力して解決への道を見出せるかどうかが肝心なのです。
最初から全ての不安を払拭しようとするのは無理があります。お互いに不安を抱えながらも、前を向いて歩を進める決意があれば、きっと乗り越えられるはずです。



再度スタートラインに立つ勇気を持ち続けることが何より大切なのです。