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なぜ?婚活で出会う人は「良い人」なのに好きになれない。専門家が解説する心理と解決策

良い人なのに好きになれない

このページは広告を含みますが、選定は編集部が公平に行っています。詳しくはポリシーをご覧ください。

「婚活を頑張っているのに、どうしても相手を好きになれない…」

「会う人はみんないい人。でも、恋愛感情が湧かなくて辛い」

「このまま誰のことも好きになれなかったら、一生一人かもしれない」

婚活パラダイスには、このような切実な悩みが数多く寄せられます。真剣に結婚を考えているからこそ、相手を好きになれない自分に焦りや罪悪感を覚えてしまう方は、決して少なくありません。

この記事では、大学教授や専門家、そして100名以上の婚活者へ直接インタビューを行ってきた婚活パラダイスの編集部が、婚活で相手を好きになれない根本的な原因を深掘りし、今日から実践できる具体的な対処法を多角的に解説します。

この記事を最後まで読めば、「好きになれない」という漠然とした不安の正体がわかり、心が少し軽くなるはずです。そして、あなたらしい幸せな結婚に繋がる、次の一歩がきっと見つかります。

この記事の執筆・編集

執筆:佐藤祐介

婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家インタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。

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編集:婚活パラダイス編集部

婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る

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目次

好きになれないのはあなただけじゃない!データで見る婚活の実情

まず知っていただきたいのは、「婚活で相手を好きになれない」と悩んでいるのは、あなた一人ではないということです。むしろ、多くの人が同じ壁に直面しています。

内閣府の調査によると、恋人がいない理由として「恋愛が面倒」と感じる人の割合も一定数存在します。これは、婚活という目的が明確な場においても「好きになる」というプロセス自体に、多くの人が何らかのハードルを感じていることを示唆しています。

年齢層「恋愛が面倒」と回答した割合(男性)「恋愛が面倒」と回答した割合(女性)
20代27.5%23.3%
30代32.7%23.7%
出典: 令和4年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版) – 内閣府

私たち編集部がインタビューした100名以上の婚活経験者の中でも、多くの方が「最初は相手を好きになれるか不安だった」「何人会っても気持ちが動かなかった」と語っています。

婚活という、普段の生活とは違う出会いの場で、すぐに恋愛感情が芽生えないのは、ある意味で自然なことです。まずは「自分だけがおかしいのかも」という孤独な不安を手放すことから始めましょう。

なぜ?婚活で相手を好きになれない7つの根本原因

心が動かない背景には、いくつかの共通した原因が考えられます。ご自身の状況と照らし合わせながら、根本的な原因を探ってみましょう。

原因1:減点方式で相手を評価してしまっている

初対面の相手に対して、「話し方が少し気になる」「服装のセンスが…」「お店選びがイマイチ」と、無意識にマイナスポイントを探してしまっていませんか?

結婚に失敗したくないという防衛本能が働くと、相手の欠点にばかり目が行きがちになります。しかし、誰にでも長所と短所はあります。減点方式で人を見ている限り、どんな素敵な人が現れても魅力を感じるのは難しいでしょう。

原因2:理想の条件に固執しすぎている

「年収〇〇万円以上」「身長〇〇cm以上」「〇〇大学卒」といった条件は、あくまで人物像を測るための一つの指標にすぎません。しかし、この条件に固執しすぎると、無意識に相手を「スペック」で判断してしまい、人間的な魅力を見過ごしてしまいます。

また、「親の期待に応えたい」「友人の結婚相手より良い条件の人を」といった、他人軸での理想も、あなたの本当の気持ちに蓋をしてしまう原因になります。

原因3:過去の恋愛と比較してしまっている

過去に心から愛した人や、忘れられない恋愛の思い出は、強力なフィルターとなって新しい出会いを曇らせます。

「あの人ほどときめかない」「元カレの方がもっと楽しませてくれた」と感じてしまうのは、過去の思い出が時間と共に美化されている「思い出補正」が働いているからかもしれません。新しいキャンバスに絵を描くように、目の前の相手とまっさらな気持ちで向き合う必要があります。

原因4:「好きにならなきゃ」というプレッシャーが強すぎる

「早く結婚しないと」「この人を逃したら次はないかも」といった焦りや義務感は、自然な感情の芽生えを妨げます。

特に、婚活に時間や費用をかければかけるほど、「これだけ投資したのだから、早く結果を出さないと」というサンクコスト効果に縛られ、デートを楽しむ余裕がなくなってしまいます。恋愛は「するもの」ではなく「落ちるもの」。義務感で婚活を進めているうちは、心は動きにくいものです。

原因5:婚活疲れで心が動かなくなっている

仕事と両立しながら、週末ごとにお見合いやデートを繰り返す婚活は、想像以上に心身を消耗します。

期待と失望を繰り返し、時にはお断りされる痛みも経験する中で、心が疲弊し、感情のスイッチがオフになってしまうのは当然のことです。心が砂漠のように乾いている状態では、新しい出会いという一滴の水も、すぐに蒸発してしまうのです。

原因6:自己肯定感の低さがブレーキになっている

「どうせ私なんて好きになってもらえない」「こんな自分と結婚したい人なんていない」といった自己肯定感の低さは、無意識に相手との間に壁を作ります。

相手から好意を向けられても素直に受け取れなかったり、「何か裏があるのでは?」と疑ってしまったり…。自分を大切に思えないと、相手を心から信じて好きになることにもブレーキがかかってしまうのです。

原因7:そもそも恋愛感情が湧きにくい性質かもしれない

これは非常にデリケートな問題ですが、中には他者に対して恋愛感情を抱かない「アロマンティック」や、性的欲求を抱かない「アセクシャル」といったセクシュアリティの方もいます。

もし、これまでの人生で一度も恋愛感情らしいものを抱いたことがないのであれば、その可能性も視野に入れてみましょう。結婚の形は多様であり、恋愛感情を前提としないパートナーシップも存在します。

【行動別】「好きになれない」を乗り”越えるための具体的なステップ

原因がわかったら、次に行動を変えてみましょう。ここでは、すぐに実践できる具体的なステップを「自己分析」「活動」「考え方」の3つに分けて、詳しくご紹介します。

ステップ1:自己分析編 – まずは自分と向き合う

ワーク①:あなたの「幸せな結婚生活」を言語化する

一度、婚活のことは忘れて、あなたが送りたい「幸せな結婚生活」を具体的に想像してみてください。

  • どんな朝を迎えたいですか? (例: 「おはよう」と声を掛け合い、一緒に朝食を食べる)
  • 休日はどんな風に過ごしたいですか? (例: 二人で映画を観たり、時には別々の趣味を楽しんだり)
  • 落ち込んだ時、どうしてもらいたいですか? (例: そっと隣にいて、話を聞いてほしい)

このように、具体的なシーンを思い浮かべることで、あなたが結婚に求めているのは「条件」ではなく「感情」や「状態」であることに気づくはずです。

ワーク②:「必須条件」と「希望条件」を仕分ける

次に、相手に求める条件を全て書き出し、「これがないと結婚生活が破綻する」というレベルの必須条件と、「あれば嬉しいけど、なくても大丈夫」という希望条件に仕分けます。

【仕分けの例】

条件必須? 希望?なぜそう思う?
年収1000万円以上希望贅沢は望まない。自分が働けば世帯年収でカバーできるから。
安定した職業必須将来設計を立てる上で、経済的な安定は精神的な安定に繋がるから。
タバコを吸わない必須健康面が心配だし、匂いがどうしても苦手だから。
身長175cm以上希望並んだ時のバランスは気になるけど、人柄の方がずっと大切。

必須条件は3つ程度に絞るのがおすすめです。これにより、本当に譲れない軸が明確になります。

ステップ2:活動編 – 婚活のやり方を見直す

相手の良いところを探す「加点方式」を徹底する

デート中は、相手の良いところを見つけたら心の中でポイントを加算していく「加点方式」を意識しましょう。

「笑顔が素敵(+5点)」「私の話を熱心に聞いてくれる(+10点)」「店員さんへの態度が丁寧(+20点)」といった具合です。ゲーム感覚で楽しむことで、自然と相手の魅力にフォーカスできるようになります。

デートを楽しむことを最優先ミッションにする

「相手を見極めなきゃ」という肩の力を抜き、その時間を「自分自身が楽しむこと」を最優先のミッションに設定しましょう。

初回は1時間程度のお茶で切り上げる、2回目は自分が好きなカフェや展示会に誘ってみるなど、自分への負担が少なく、楽しめるプランを立てることが大切です。あなたが心から楽しんでいれば、そのポジティブな雰囲気は相手にも伝わり、良い循環が生まれます。

ステップ3:考え方編 – 心を軽くするマインドセット

「好き」のグラデーションを理解する

婚活で目指す「好き」は、100点満点の燃えるような恋愛感情だけではありません。

「人として尊敬できる」「一緒にいて疲れない」「価値観が合うな」「また会って話してみたい」

こうした30点、40点といった穏やかな好意も、立派な「好き」の始まりです。小さな「良いな」という感情の芽を、焦らずゆっくりと育てていく意識を持ちましょう。

「3回会ってみる」ルールを試す

人は一度会っただけでは、その魅力の1割も伝わらないと言われています。緊張や見栄など、お互いに鎧をまとっている状態です。

よほど生理的に受け付けない場合を除き、「まずは3回会ってみる」というルールを自分に課してみましょう。回数を重ねるうちに、相手の意外な一面や人間的な魅力が見えてくることは少なくありません。

【体験談】「好きになれない」を乗り越えた人のリアルな声

私たち編集部が取材した方の中にも、「好きになれない」という壁を乗り越えて幸せな結婚をされた方がたくさんいます。3つのケースをご紹介します。

ケース1:条件から人柄へ。減点方式をやめて幸せを掴んだAさん(32歳・女性)

「年収や学歴など、条件ばかりで相手を見ていました。少しでも気になる点があると『この人はないな』と減点してしまい、誰と会っても長続きしませんでした。カウンセラーさんのアドバイスで、相手の良いところを3つ見つけるようにしたら、今の夫の『いつも穏やかで絶対に人の悪口を言わない』という魅力に気づけたんです。ドキドキはなかったけど、この人となら穏やかな家庭を築けるという確信がありました。」

ケース2:婚活を半年間休み、自分と向き合ったBさん(35歳・男性)

「アプリで毎週のようにデートしていましたが、完全に婚活疲れでした。誰に会っても同じに思えて、心が動かない自分に嫌気がさし、思い切って半年間アプリを退会。その間、筋トレを始めたり、料理教室に通ったりして自分磨きに集中しました。自分に自信がついた状態で婚活を再開したら、心に余裕ができて、相手の素敵な部分を素直に認められるように。今の妻とは、その直後に出会いました。」

ケース3:「安心感」を決め手に。今は夫が一番の理解者 Cさん(38歳・女性)

「若い頃のような恋愛感情が湧かず、本当に結婚できるのか悩んでいました。夫は口数も少ないし、デートもスマートではなかった。でも、私が仕事で落ち込んでいる時に、何も言わずにただ話を聞いてくれたんです。その時、ドキドキよりも『この人といると安心できる』という気持ちが、私にとって一番大切なことなんだと気づきました。今では愛情も深まり、彼が一番の理解者です。」

好きになれない相手との婚活、どう見極める?断り方のマナー

とはいえ、いつまでも気持ちが動かない相手と会い続けるのは、お互いにとって時間の無駄になってしまう可能性もあります。

見極めのポイント

  • 3回会っても、生理的な嫌悪感が消えない
  • 人として尊敬できる部分が一つも見つからない
  • 一緒にいると、心地よさよりも気疲れが勝ってしまう
  • 相手の幸せを心から願えないと感じる

これらのいずれかに当てはまる場合は、勇気を持ってお断りすることも大切です。

その際は、「価値観の違いを感じた」「結婚に対する考え方が少し違うと感じた」など、相手の人格を否定しない形で、誠実にお断りの意思を伝えましょう。結婚相談所の場合は、カウンセラー経由で伝えてもらうのがスムーズです。

「婚活 好きになれない」に関するよくある質問(FAQ)

Q1: 何回会えば好きになれる可能性がありますか?

A1: 人によりますが、一つの目安として「3回〜5回」会うことを推奨する専門家が多いです。3回会うことでお互いの緊張がほぐれ、5回会う頃にはより深い話ができるようになり、人柄が見えてくると言われています。ただし、回数にこだわりすぎず、ご自身の気持ちを大切にしてください。

Q2: 生理的に無理だと感じたら、もう会わない方がいいですか?

A2: はい、その場合は無理に会う必要はありません。「生理的に無理」というのは、言葉では説明できない本能的な感覚です。この感覚を無視して関係を進めても、後々さらに辛くなる可能性が高いでしょう。

Q3: 好きじゃない人と結婚して、幸せになれるのでしょうか?

A3: 「好き」の定義によります。燃えるような恋愛感情がなくても、「人としての尊敬」「深い信頼」「穏やかな安心感」といった感情があれば、幸せな結婚生活を築いている方はたくさんいます。結婚は生活です。恋愛感情のアップダウンよりも、安定した穏やかな感情を育める相手かどうか、という視点も非常に重要です。

まとめ:焦らず自分のペースで、心地よい関係を築ける相手を見つけよう

婚活で相手を好きになれないという悩みは、決してあなたがおかしいわけではなく、多くの人が経験する自然なプロセスの一部です。

大切なのは、自分を責めずに、なぜ気持ちが動かないのかを冷静に分析し、一つひとつ行動を変えてみることです。

  1. 減点方式をやめ、相手の魅力を見つける「加点方式」へ
  2. 条件ではなく、自分が「心地よい」と感じるかを基準にする
  3. 「好き」のハードルを下げ、小さな好意を大切に育てる
  4. 疲れたら、休む勇気を持つ

婚活は、誰かと競争するレースではありません。あなた自身のペースで、心から「この人といると、自分らしくいられるな」と思えるような、温かい関係を築けるパートナーを見つけるための旅です。

この記事が、あなたの婚活の旅を少しでも明るく照らす一助となれば幸いです。婚活パラダイスは、あなたの幸せな結婚を心から応援しています。

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