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グラッツェプレーゴに取材してわかった!リクルート出身カウンセラーが語る「戦略的婚活」と「成婚の本質」

グラッチェプレーゴ インタビュー

このページは広告を含みますが、選定は編集部が公平に行っています。詳しくはポリシーをご覧ください。

結婚は人生における大きな決断の一つ。その大切なプロセスをサポートするのが結婚相談所です。

今回は、ご自身も45歳で結婚相談所を通じて結婚された経験を持ち、リクルートで25年間培ったビジネス視点を活かして、多くの会員を成婚に導いている「グラッツェプレーゴ」代表カウンセラーの加藤具総さんにお話を伺いました。

IBJ Awardを毎年受賞、IBJのブランチ幹事も務めた加藤さんが語る、成婚率を高める秘訣、婚活がうまくいかない理由、そして幸せな結婚を掴むための心構えとは?

婚活中の方はもちろん、これから婚活を始める方にも必見のインタビューです。

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目次

結婚相談所グラッツェプレーゴ【基本情報】

名称グラッツェプレーゴ
住所〒113-0033 東京都文京区本郷3-4-3 ヒルズ884 お茶ノ水ビル 5F
料金入会金 55,000円
登録料 55,000円
月額費 11,000円
お見合い料 5,500円
成婚料 275,000円
※お見合い料が無料のプランもあります。詳細は公式サイトでご確認ください

結婚相談所グラッツェプレーゴ 加藤具総さん ✕ 編集部 インタビュー対談

今回、インタビューに応えてくれたのは、この方!

結婚相談所グラッツェプレーゴ

代表・加藤具総さん

プロフィール

結婚相談所での成婚経験とキャリアが導いた開業への道

— 本日はお忙しい中ありがとうございます。早速ですが、加藤さんが結婚相談所を開業しようと思われたきっかけを教えていただけますか?ご自身が45歳の時に相談所で奥様と出会い、ご結婚された経験が大きいと伺っています。

加藤具総さん

はい、おっしゃる通りです。45歳で結婚相談所を利用して妻と出会い結婚した経験が、開業の直接的なきっかけになりました。もともと独立して事業をしたいという思いはあったのですが、当初は結婚相談所という発想はありませんでした。

40代に入り自身のキャリアを模索する中で、キャリアコンサルタントの資格を取ったり、仕事に活かすため経営学を学びMBAも取得しました。その過程で、組織や個人の課題に向き合い、経営者や担当者の意思決定を支援することに、自身の仕事のやりがいや本質があることに気づいたんです。

結婚も人生における大きなイベントですし、結婚にいくまでも決断の連続です。自身の婚活経験と、これまで培ってきた「人の決断をサポートしたい」という思いが合致し、畑違いではありましたが結婚相談所の開業にチャレンジしようと決意しました。

— リクルートで25年間、住宅領域(SUUMO)でビジネスの第一線にいらっしゃったご経験は、結婚相談所の運営にも活かされていると感じますか? お客様の課題を見極め、戦略的に成婚まで導くという点で、非常に親和性が高いように思います。

加藤具総さん

そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。

昔ながらの仲人さんのように経験や感覚でサポートするスタイルも素晴らしいですが、現代は無理に結婚しなくてもいい時代。であれば大好きになれる方と結婚して欲しいです。そして「この人だから結婚したい」と思える相手を見つけるためには、やはり戦略的なサポートが必要だと感じています。

お客様一人ひとりの状況を分析し、課題を明確にして、具体的な行動計画を立てて伴走していく。これはまさに、リクルートで培ってきた課題解決や目標達成のプロセスそのものだと思っています。

一番の喜びは「成婚報告」。IBJブランチ幹事としての役割

— IBJのインタビューでもお話しされていましたが、やはりカウンセラーとしての最大の喜びは、会員様から成婚の報告をいただく瞬間でしょうか?

加藤具総さん

 そうですね、瞬間を切り取れば間違いなくその時です。

IBJでいう「成婚」は婚約を意味しますが、プロポーズが成功した直後って、実は周りの友人にもなかなか言いづらいタイミングなんですよね。「一番に加藤さんに報告しちゃいました」と言ってくださる会員様もいて。

その高揚感やピュアな気持ちを一番に共有していただけることが本当に嬉しいですし、婚活の成果が実った瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの醍醐味だと感じています。

— プロポーズが近いな、というのは事前にわかるものですか?

加藤具総さん

はい、会員様とは進捗状況を密に共有しているので、交際の進み具合から「そろそろかな」というのは大体わかります。

そのタイミングでプロポーズの準備やアドバイスをさせていただくことも多いですね。

— 加藤さんはIBJのブランチ幹事も務めていらっしゃいましたよね。これは、サポートの質や実績が高く評価されている証だと思いますが、具体的にどのような点が選定理由になったとお考えですか?

加藤具総さん

IBJとしては、加盟相談所全体で連携し、業界全体を盛り上げていきたいという考えがあります。

その中で幹事に選ばれた理由としては、おっしゃるように一定の成婚実績を出せていること、IBJの理念に沿った運営をしていること、そして再現性のあるサポートを提供できていると評価いただけたのかなと思います。

あとは、これまでのキャリアも加味されたのかもしれません。東京エリアで約1300社(当時)ある中で7社に選んでいただけたのは光栄なことです。

成婚率を高める秘訣は「活動前のマインドセット」と「課題認識」

— 高い成婚率を維持するために、特に工夫されていることは何でしょうか?

加藤具総さん

たくさんありますが、特に重要視しているのは、ご入会後の活動開始前の「準備」です。心・技・体という言葉がありますが、特に心の部分ですね。

婚活は気持ちの浮き沈みも伴う活動ですので、始める前にしっかりと心の準備、マインドセットをしていただくことを大切にしています。

プロフィールづくりや活動に向けたキックオフミーティングなどの打ち合わせや対話を通じて心の準備がしっかりできると、良いスタートダッシュが切れ、お見合いや交際の確率も上がり、結果的に成婚につながりやすくなります。

体はご体調管理ですが、技は具体的な進め方、相手とのコミュニケーション手法をその人の応じて対応しています。

— メンタルケアやマインドセットは、年齢や婚活歴によってもアプローチが変わってきそうですね。

加藤具総さん

おっしゃる通りです。一人ひとり状況が全く違います。

例えば20代で初めて婚活される方はご結婚への現実的な考えや価値観も必ずしも出来上がっているわけではありません。期待が大きい反面、現実とのギャップを感じ、傷つかれることもあります。

わからないことも多く悩みも出てきます。当然かと思いますので、こまめな接点を心がけ、必要以上に落ち込まれないようなフォローも意識します。

一方、他の相談所から移ってこられた方などは、何らかの課題を抱えていらっしゃることが多いので、ご自身の課題として捉えられているか、少し踏み込んで確認させていただくこともあります。

— 「ご自身の課題として捉えられているか」というのは、重要なポイントですね。つい周りのせいにしたくなる気持ちもわかりますが…。

加藤具総さん

人は弱い生き物なので、つい環境や他人のせいにしてしまうことがあります。でも、「本当にそれだけが原因なの?」「自分には反省はなかったの?」と問いかけ、ご自身の課題に気づいていただくことが、次へのステップにつながると考えています。

リクルートの社訓に「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という社訓がありました。力強いメッセージですし私も好きな言葉です。

婚活に成功するには備えてもらいたいスタンスで、言葉や伝え方は変えつつもその本質は大切なものとして会員様に接して活動にも活かしてもらっています。

成婚を阻む壁とは?「思い込み」と「条件のギャップ」

— 反対に、なかなか成婚に至らない方には、どのような傾向があるのでしょうか?

加藤具総さん

やはり「周りのせいにするマインド」の方は難しい傾向がありますね。

あとは「思い込みが強い方」も苦戦されることがあります。「相手はこう思っているに違いない」と勝手に決めつけて、コミュニケーションを取らずに関係を終わらせてしまうケースです。

例えば、「相手に『引っ張ってほしい』と言われたけれど、私には重荷だ」と思い込んで交際終了を考えていた女性が、よくよく話を聞いてみると、男性は彼女の活発な一面を頼もしく思っての発言だった、というようなすれ違いもあります。

— 微妙なニュアンスのずれですね。そういう時に、怖がらずに相手に確認できる方は強いということでしょうか?

加藤具総さん

そうですね。不安なことをきちんと確認できる方は強いです。

それが難しい場合は、私たちカウンセラーに「相手の相談所に確認してもらえませんか?」と頼っていただくのも一つの手です。

変な思い込みで関係をこじらせるより、ずっといいと思います。

— 条件面での課題はいかがでしょうか? スペックで足切りされてしまい、お見合いにすら進めないという悩みもよく聞きます。

加藤具総さん

条件、特に男性の年収は、成婚率に影響するデータが出ているのは事実です。

IBJの成婚白書(最新版)でも、年収400~500万円あたりが一つのがラインになっていて、それを下回るとご成婚の難易度も上がる傾向があります。

女性の場合は年齢が影響することもあります。また、ご自身の希望条件と、実際に存在するお相手の層とのギャップが大きい場合も、やはり難しくなります。

— そういった方には、どのようにアドバイスされるのですか?

加藤具総さん

まず、現実的なデータや婚活市場の状況はお伝えします。その上で、ご本人の希望は尊重しますしむしろ希望を出してもらうことがスタートです。

データは大事ですが一つの傾向として捉え、ご本人の婚活をどう進めるかのそれぞれのやり方は一緒に考えていければいいなと思います。

とはいえ現状望まれる状況のハードルが著しく高いと「その条件の方に振り向いてもらうためには、相当な努力や覚悟が必要ですよ」ということはしっかりお伝えします。

ただ「その条件は諦めなさい」とは言いません。可能性を信じたいですし、ご本人のその後の努力で外見も中身も大きくレベルアップすることもあります。

— 年収を上げるために転職するという選択肢も…?

加藤具総さん

極端な話ですが、手段としてはあり得るかもしれません。ただ、転職が必ずしも年収アップや幸せな結婚に繋がるかは分かりませんし、安易におすすめはしません。

年収が全てではありませんから。大切なのは、条件だけに固執せず、多角的な視点を持つことだと思います。

「妥協」ではなく「視点の転換」。幸せな結婚に必要なこと

— 条件面で「妥協しなさい」と言われることに抵抗を感じる方も多いと思います

加藤具総さん

「妥協」という言葉は強いですよね。妥協して欲しくないですし言わないです。もし言われてしまった方がいたら、「レベルを下げろ」という意味ではなく、「見る視点を変えてみませんか?」と捉えていけると良さそうです。

年収や年齢といったスペックだけでなく、価値観、ライフスタイル、人柄など、様々な軸で相手を見ていく。不動産探の物件探しを例にとると、条件を増やせば増やすほど、当てはまる物件はなくなっていきます。

何を一番大切にするのか、優先順位を見直すことが重要です。

— スペック上は希望と違っても、会ってみたら「意外といいじゃん」となることもありますよね。

加藤具総さん

まさにそうです。プロフィールに書かれていることが全てではありません。実際に会って話してみないと、相手の本当の魅力は分かりません。

だからこそ、お見合いに行く際には、「今日は相手のこういうところを知ろう」というように、何かテーマを持って臨むことが大切です。

ただ何となく会うだけでは、何も得られずに終わってしまいます。

— 不動産探しの例え、すごく分かりやすいです。駅からの距離だけで判断せず、実際に歩いてみて街の雰囲気や周辺環境を知ることで、新たな発見があるのと同じですね。

加藤具総さん

そうですね。固定観念にとらわれず、視野を広げて、「自分にとっての本当の豊かさや幸せとは何か?」を見つめ直すことが、良いご縁につながるのだと思います。

私たちの役割は、その気づきをサポートすることでもあると考えています。

「これでよかったんだ」と思えた瞬間。丁寧なヒアリングと課題解決が鍵

— これまでサポートされてきた中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えていただけますか?

加藤具総さん

ある女性会員様のことですね。彼女は以前、別の相談所で30人ほどとお見合いしたものの、全く成果が出ずに退会された経験をお持ちでした。

とても魅力的な方なのに、なぜだろうと。詳しくお話を聞くと、以前は特に目的意識を持たず、仲人さんに言われるがままにお見合いをこなしていたそうで、「どんな人と会ったか覚えていない」とおっしゃるほどでした。

そこで、まずは徹底的にヒアリングを行い、彼女の強みや理想の結婚生活を明確にし、プロフィールを作り直しました。そして、お見合いに臨む際には「今日は何を確認するか」という目的をしっかり設定してもらうようにしたんです。彼女はとてもクレバーな方だったので、すぐに意図を理解して実践してくれました。

結果、最初のお見合い相手と意気投合し、途中、先ほどお話ししたような「相手の気持ちを決めつけてしまう」という課題も乗り越えながら、2ヶ月半で成婚退会されていきました。今ではお子様にも恵まれてお幸せに暮らされています。

— すごいですね! まさに加藤さんの的確な課題分析とサポートが実を結んだ事例ですね。

加藤具総さん

彼女自身が、自分の意思を持って主体的に活動に取り組んだ結果です。この経験を通じて、やはり一人ひとりの課題に寄り添い、目的意識を持って活動できるようサポートすることの重要性を再認識しましたし、「このやり方でよかったんだ」と確信できました。

これは、リクルート時代のマネジメント経験、つまりメンバー一人ひとりの目標設定や伴走、人材育成に携われた経験が活きていると感じています。

成果を出す相談所と出せない相談所の違いとは?

— 結婚相談所によって、成婚率に大きな差があるように感じます。成果を出せる相談所と、そうでない相談所の違いは何だと思われますか?

加藤具総さん

複雑な要因がありますが、一番は「会員様の課題を認識できているか」という点ではないでしょうか。課題が見えていなければ、ただ仕組みを提供するだけになったり、画一的なサポートしかできなかったりします。

会員様が何に悩み、何を期待して入会されたのかをきちんと掴み、それぞれの特性や状況に合わせてケアできているかどうかが、大きな差を生むのだと思います。

また、相談所側が「本当に来てほしいお客様に来てもらえているか」という視点も重要です。会員様もただ費用が安いから、名前が知れてるからという理由でなく「誰と」一緒に進めていくかの視点を持つと望む成果に近づくのかと思います。

— 課題認識、そして個々に合わせた丁寧なコミュニケーションが大切なのですね。

加藤具総さん

はい。ただ、「相談してください」と言っても、なかなか言い出せない方もいらっしゃいます。ですから、こちらから積極的に関わっていくことも必要です。

うちは面談回数に制限はありませんし、人によっては月1回の面談を定例にしたりと、その方に合ったコミュニケーション方法を常に模索しています。

自己肯定感を高めるプロフィール作成と、屋号に込めた想い

— その他、グラッツェプレーゴさんならではの強みや、こだわっている点はありますか?

加藤具総さん

プロフィール作成には特に力を入れています。婚活においてはとても大切で活動前に時間をかけて準備をしています。

最近、会員様からの口コミでも「自分らしさが反映されていて、自己肯定感が上がった」というお声をいただくことが多いです。単に良いことを書くのではなく、その方の変わらない本質的な人柄や魅力が伝わるように、ロングインタビューを通じて丁寧に引き出すことを心がけています。

自分がちょっと自信ないなということが実は相手にとっての魅力だったことに気づいたり、自己理解に繋げてもらっています。自分らしさが出たプロフィールはお見合いでのギャップが少なくなり、その後交際に入ってもご本人も無理なく自然体で臨めるようになります。

— 自分のことを深く理解し、肯定できるようになると、相手の個性も認められるようになりそうですね。最後に、グラッツェプレーゴという素敵な屋号の由来を教えていただけますか? イタリアがお好きと伺いました。

加藤具総さん

よくぞ聞いてくださいました(笑)。実は私、45歳で結婚した時の新婚旅行が初めてのイタリア、シチリア島だったんです。そこでイタリア語の「Grazie(ありがとう)」「Prego(どういたしまして)」というやり取りに感銘を受けまして。日本では「どういたしまして」って、色々な言い方や態度がありますけど、イタリアでは老若男女問わず、誰もがはっきりと「Prego」と返すんです。

この、相手がいて初めて成立する、心温まるコミュニケーションが、一人では成り立たない、結婚も同じだなと感じたんです。それでこの二つの言葉を組み合わせて屋号にしました。お互いを思いやる関係性を築くお手伝いがしたい、という想いを込めています。

— 素敵なエピソードですね! 加藤さんの温かいお人柄と、会員様への深い想いが伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

加藤具総さん

こちらこそ、ありがとうございました。

【編集後記】

今回、グラッツェプレーゴの加藤さんにお話を伺い、リクルートで培われたビジネス視点と、ご自身の婚活経験に基づく温かいサポート体制が見事に融合されていると感じました。特に印象的だったのは、「課題認識」と「目的意識」の重要性です。婚活がうまくいかない時、つい周りのせいにしたり、条件ばかりに目がいってしまいがちですが、まずは自分自身の課題と向き合い、「どんな結婚がしたいのか」「そのためにどう行動すべきか」を明確にすることが、成功への第一歩なのだと改めて気づかされました。

また、「妥協ではなく視点の転換」という考え方や、自己肯定感を高めるプロフィール作成など、会員一人ひとりの心に寄り添い、主体的な活動を促すサポートは、多くの成婚実績に繋がっているのだろうと納得しました。

「Grazie」と「Prego」のように、相手への感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら、戦略的に婚活を進めたいと考えている方は、ぜひ一度グラッツェプレーゴに相談してみてはいかがでしょうか。きっと、新たな視点と自信を与えてくれるはずです。

(婚活パラダイス編集部)

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