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オタク専門結婚相談所「とら婚」に潜入取材!趣味を理解し合う婚活のリアル

特定の趣味を持つ人々、いわゆる「オタク」と呼ばれる層の婚活市場が注目を集めています。その中でも、オタク専門の結婚相談所として確固たる地位を築き、目覚ましい成長を遂げているのが「とら婚」です。
大手相談所に匹敵するほどの成婚者数を出す月もあるという同社の強みはどこにあるのでしょうか?
今回は、とら婚でマネージャー兼「とら婚道場の師範」として活躍される田中裕子さんに、婚活パラダイス編集部が独占インタビュー。
設立の経緯から、具体的なサポート内容、オタク婚活ならではの課題と成功の秘訣、そして今後の展望まで、赤裸々に語っていただきました。

執筆:LIFRELL 婚活パラダイス編集部
婚活や結婚相談所、マッチングアプリなど、多様な出会いの形をサポートするために、正しい情報と実践的なノウハウを発信することを目指しています。年齢や性別を問わず、すべての方が自分らしい出会いを楽しめるよう、専門家や経験豊富なアドバイザーの知見を取り入れながら、信頼できる情報をわかりやすくお伝えしています。▷著者プロフィールを見る
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LIFRELL代表:佐藤祐介
婚活パラダイス運営のLIFRELL代表取締役。自ら婚活や恋愛に関する専門家へインタビュー取材、インタビュー数35名以上、また結婚相談所へのインタビュー、利用者へのインタビューは100本以上実施。専門家から得られた知識を記事に反映しています。
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結婚相談所とら婚【基本情報】

名称 | 結婚相談所とら婚 |
場所 | 東京:秋葉原、池袋(女性専用) 横浜、大阪、名古屋、神戸、福岡、広島 |
料金 | ベーシックプラン 初期費用 171,800円 月会費 11,000円 成婚料 220,000円 詳細は公式サイトでご確認ください |
結婚相談所とら婚 田中裕子さん ✕ 編集部 インタビュー対談
今回インタビューに応えてくれたのは、この方!

結婚相談所とら婚
とら婚株式会社
田中裕子さん
「コミックとらのあな」から始まったオタク特化の結婚相談所
編集部: 本日はお忙しい中ありがとうございます!全国の結婚相談所を取材させていただいているのですが、「とら婚」さんのご活躍は目覚ましく、大手相談所を超える月もあるのではと感じています。今日はその秘密をぜひ伺いたいです。まずは、とら婚さんの成り立ちから教えていただけますか?コミックとらのあなさんが母体であることは存じております。

はい、ありがとうございます。ご認識の通り、同人誌などの委託販売などを手掛ける「虎の穴」が母体となっています。当時の社長(現・会長)が、いわゆるオタク層の未婚率の高さに課題意識を持ったことがきっかけです。
編集部: オタクの方々の未婚率に課題を感じられたのですね。



そうなんです。オタクの方々は、良い方が多い一方で、出会い方が分からなかったり、出会った後のアプローチ方法に悩んだりするケースが見受けられます。
また、私たちが支援している漫画家さんなどのクリエイターの方々は、そもそも多忙で出会いの時間や機会がないという現実もありました。
そういった方々の婚活を応援し、結婚へと導きたいという想いから「とら婚」は始まりました。
編集部: なるほど。コミックマーケット(コミケ)などに行くと、確かに以前に比べておしゃれな方も増えましたが、一方でファッションや異性とのコミュニケーションが苦手そうな方もいらっしゃいますよね。二極化している印象です。



おっしゃる通りです。
メディアの影響や情報の入手しやすさもあって、いわゆるステレオタイプな「チェックのネルシャツにバンダナ」という方は減ったかもしれませんが、ファッションに疎かったり、女性であればメイクに関心がなかったりする方はまだまだ多くいらっしゃいます。
ご自身で活動できる方はもちろん、そういったサポートが必要な方にも親身になってお手伝いさせていただいています。
外見だけじゃない!内面・コミュニケーションスキルも徹底サポート
編集部: 現在、全国に8店舗も展開されているのは本当にすごいことだと思います。ただ、出会いの「仕組み」を作るだけでは、なかなか結婚には結びつかない部分もあるのではないでしょうか?



まさにその通りです。出会いの場を提供するだけでなく、婚活におけるスキルアップのサポートにも力を入れています。
見た目を磨くことはもちろん大切ですが、それだけでは不十分です。内面、特に異性との向き合い方、コミュニケーションの取り方を学ぶ必要があります。
編集部: 具体的にはどのようなサポートを?



例えば、男女では生物学的に違うという基本的なこと理解されていない方もいらっしゃいます。デートで男性が自分のペースで食事をしてしまい、女性に引かれてしまう…なんてことは、実はよくあるケースなんです。
AIに聞けば情報は得られますが、私たちがすべきは、会員様一人ひとりの課題の本質を見抜き、的確なアドバイスをすることだと考えています。
ご自身がどこでつまずいているのかを客観的に分析し、ウィークポイントを一緒に見つけて改善していくサポートをしています。
編集部: なるほど。私は少し勘違いしていて、ものすごくマニアックな趣味が合致すれば、他の要素はそこまで重要視されなくても結婚できるのかな、とも思っていました。



もちろん、非常にニッチな共通点で強く惹かれ合い、ご成婚される方もいらっしゃいます。
ただ、やはり一般的な魅力、つまり見た目や人付き合いのスキルもある程度のレベルまで引き上げることは、ご縁を繋ぐ上で非常に重要です。
ここはかなり口酸っぱくお伝えしている部分ですね。「今のままじゃダメだよ」と。
素直さが鍵?とら婚会員の特徴
編集部: そういったアドバイスに対して、会員様の反応はいかがですか?一般的な相談所だと、アドバイスを聞き入れない方も一定数いると聞きますが。



もちろん、とら婚にも様々な方がいらっしゃいますが、比較的素直な方が多い印象です。
特に男性は、「分からないから教えてほしい」というスタンスで来てくださる方が多いので、私たちの言葉に真摯に耳を傾けてくださいます。
「そうだったんだ!知らなかった!」と、スポンジのように吸収してくださる方も多く、私たちも「この方を絶対に幸せにしたい!」という気持ちになりますね。
編集部: 男性会員のイメージは湧いたのですが、女性会員はどのような方が多いのでしょうか?



女性も様々です。これまで普通に恋愛経験がある方や、コスプレイヤーさんなど、人からどう見られるかをよく理解されている方もいらっしゃいます。
一方で、男性会員様と同じように、これまでメイクもせず、オタク仲間の女性たちと楽しく過ごしてきたけれど、「そろそろ将来を考えないと…」と一念発起して来られる方も多いです。
「全く分からないから一から教えてほしい」という方もいらっしゃいますね。「男性と向き合う事に自信がない」とおっしゃる女性もいらっしゃいます。
会員様もアドバイザーも女性限定の【池袋店】では「こういう考えだと素敵なご縁が生まれるよ」というマインドセットなども取り入れています!
「趣味への理解」が成婚への近道
編集部: ファッションやコミュニケーションに課題を抱える方が多いという点で、ある意味ではサポートに手がかかる層とも言えるかもしれませんが、とら婚さんは非常に多くの成婚を生み出しています。その秘訣は何でしょうか?



見た目や内面のスキルアップはもちろん重要ですが、最も大きいのは「夫婦像が一致していること」、つまり「お互いの趣味を理解し合えること」だと考えています。
どんな活動でも、ゴールが共有できていないと、そこに向かう道のりはなかなかうまく進みませんよね。
編集部: なるほど。趣味への理解という共通のゴールがあるから、他の課題も乗り越えやすい、と。



そうですね。例えば、「自分はR18の同人誌を読むから、相手がBL好きでも気にしない」とか、「2人の時間もお互いの推し活の時間を楽しもう!」といったように、お互いの趣味や価値観を尊重し合える関係性を求めている方が非常に多いです。
これが、多くの成婚が生まれている大きな理由だと実感しています。最初のハードル(見た目やコミュニケーション)をクリアすれば、あとは趣味を大切にしたいと思う共通点があるので、スムーズに進むケースが多いのかもしれません。
すり合わせが必要な現実的な問題が多く出てきますが、とら婚の会員様の場合、「お互いの趣味は尊重する」という前提があるので、そこがクリアしやすいのかもしれません。
多様化するオタク趣味と婚活期間のリアル
編集部: 趣味と言っても、ライトなものからヘビーなものまで様々だと思いますが、具体的にはどのような趣味の方が多いのでしょうか?



本当に多岐にわたります。漫画、アニメ、ゲームはもちろん、PC自作のような昔ながらのオタク趣味、猫好き、アイドル好き(推し活)、2.5次元舞台、俳優ファンなど様々です。
最近ではコスプレイヤーさん同士や、爬虫類好きといった少し変わったケースもありました。基本的には「オタク趣味」と銘打ってはいますが、何かしらの趣味を深く追求したい、大切にしたいという方全般をサポートしています。
編集部: ホームページで拝見したのですが、成婚までの活動期間をかなり正直に書かれていますよね。40代だと17ヶ月程度、20代だと6~7ヶ月、平均すると10ヶ月程度、と。集客面を考えると少し不利になりそうな気もしますが…。



そう言っていただけると嬉しいです。「正直であること」は弊社のモットーの一つなので、あまり隠し立てはしない方針です。
誇大広告のような形でお客様をがっかりさせたくないですし、お互いに誠実に向き合うことが、結果的にスタッフのストレス軽減にも繋がると考えています。
編集部: 最初の無料相談の段階から、厳しいことも伝える、と。



はい。「ここを変えないと成婚は難しいですよ」ということは、入会を検討されている最初の段階でしっかりお伝えします。
「大丈夫ですよ!」と安易に入会を勧めるのではなく、ご本人の覚悟を確認した上で活動をスタートしていただく。
「成婚主義」はもちろんですが、「ご自身でしっかりと判断して頂く事も」も大切にしています。
編集部: ホームページのお見合い申し込み件数のデータもユニークですよね。平均値や中央値だけでなく、最大値として「902件申し込んだ男性」「2000件以上申し込まれた男性」などが載っていて、思わず笑ってしまいました。



(笑)。過去にはそういう方もいらっしゃった、ということですね。特に申し受けが多い男性は、やはり稼いでいる方が多いです。クリエイターさんや漫画家さん、SEの方など、高収入な方が実は少なくありません。
見た目は原石でも、私たちが磨き、写真も素敵で年収も高ければ、多くのお申し込みをいただくのは自然なことです。
編集部: 確かに、漫画なども高価になっていますし、ある程度の収入がないと趣味を続けるのも難しいですよね。



そうですね。その収入を自己投資にしっかり使っていただく。提携している美容室などもありますから、見た目は比較的すぐに変えられます。
むしろ、先ほどお話しした「男女は違う生き物」ということを理解し、気遣いなどを身につける方が時間がかかるかもしれません。
オタク男性同士のコミュニケーションは端的でも成立しますが、女性との対話はキャッチボール。
時にはホワイトボードを使って説明することもありますよ。それでも皆さん、素直にメモを取って帰られたりして、本当に可愛いというか、応援したくなりますね。


独自の「とら婚サーチ」とIBJ連携の強み
編集部: てっきり、とら婚さんの中だけでマッチングしているのかと思っていたのですが、IBJ(日本結婚相談所連盟)のシステムも利用されているのですね。成婚実績でもよく上位にランクインされています。



はい、IBJに加盟しているので、他のIBJ加盟相談所の会員様とも多くのご縁を結んでいます。ただ、「とら婚に入ったからには、とら婚の会員と出会いたい」というニーズも非常に高いのです。
IBJのシステムでは相談所名での検索ができないため、昨年から「とら婚サーチ」という社内会員様専用の検索システムも導入しました。
編集部: なるほど!IBJの広範なネットワークと、とら婚会員同士のマッチング、両方のアプローチが可能なんですね。



そうです。関東圏はとら婚の会員様も多いのですが、名古屋や大阪など地域によっては会員様の男女比に偏りがある場合もあり、IBJのシステムを通じて他社会員様とのご縁を探すこともあります。
編集部: スタッフの方々もオタク文化に詳しい方が多いのでしょうか?



はい、会社自体がそういった文化に理解のあるスタッフが多いです。だからこそ、会員様の気持ちがよく分かりますし、プロフィール作成においても強みを発揮できます。
例えば、「ガンダムが好き」「プリキュアが好き」といった情報を、ただ載せるだけでなく、それが異性にどう響くかを理解した上で、「これは積極的にアピールしましょう!」といったアドバイスができるのは、私たちならではだと思います。
編集部: プロフィールは、IBJの基本フォーマットに加えて、とら婚サーチ用に、よりディープな趣味などを書き込めるようになっているのですか?



おっしゃる通りです。IBJのプロフィールが基本ですが、そちらには書きにくいような、より専門的だったり、一般的には伝わりにくい可能性のある趣味については、とら婚サーチの方でアピールしていただいています。
『呪術廻戦』くらいならIBJでも通じるかもしれませんが、もっとコアな作品名は、他社の会員様には「?」となってしまう可能性がありますからね。
でも、とら婚会員同士なら刺さる人には刺さる。そういった使い分けをしています。
編集部: この「オタク特化」と「社内サーチ」という仕組みは、他社にはなかなか真似できないですよね。



そうかもしれませんね。他社さんが同様の仕組みを持っているかは把握していませんが、そもそも「オタク趣味を持つ人と出会いたい」という明確な目的がなければ、IBJのシステムだけで十分なはずです。
とら婚は「とら婚会員と出会いたい」という会員様の強い希望に応えるためにこの機能を作ったので、目的が少し特殊なのかもしれません。
成婚後も見据えたワンストップサービスへの展望
編集部: 今後の展望についてはいかがでしょうか?店舗数をさらに増やしていく計画ですか?



店舗展開は一旦落ち着かせ、現在は「結婚相談所のワンストップサービス化」を目指しています。
成婚を出すことはもちろんですが、婚活前のスキルアップ支援や、ご卒業後のサポートにも力を入れていきたいと考えています。
編集部: 具体的にはどのようなサービスを?



例えば、オタク専門のファイナンシャルプランナーと連携した「オタクのライフプラン相談室」では、成婚後の家計相談などが可能です。
また、「とら婚デート診断」というサービスでは、実際のデートに同行し、フィードバックを行うことでスキルアップを図ります(これはとら婚会員以外の方も利用可能です)。
さらに、「OCTARE(オクターレ)」という結婚指輪・婚約指輪の自社ブランドも展開しています。
プロポーズで指輪選びに失敗して破談…なんて悲しいケースを防ぎたいという想いから生まれました。
このように、結婚相談所という枠にとらわれず、オタクの方々の人生を広くサポートできるサービスを展開していきたいと考えています。
料金プランと成婚率7割「師範」の存在
編集部: 料金プランについてですが、男性は「ベーシックプラン」「ベーシックプラスプラン」、そして「とら婚道場」がありますね。女性は「とら女子プラン」や池袋店限定の「池袋ベーシック」と。



はい、「とら婚道場」は、お見合い練習やファッション同行、写真撮影といったオプションが全て含まれた、より手厚いサポートプランです。
初期費用はかかりますが、結果的に費用を抑え、最短での成婚を目指したい方向けです。
そして、この道場プランを担当できるのは、とら婚の中でも特に高い成婚実績を持つ「師範」と呼ばれるアドバイザーに限られています。
編集部: 師範!面白いネーミングですね。その「師範」の方々は、なぜ7割といった驚異的な成婚率を出せるのでしょうか?



一言で言えば、「婚活の本質を理解し、的確なアドバイスができる」からだと思います。実は私も師範の一人なのですが…(照)。
編集部: あ、そうだったんですね!失礼しました!



いえいえ(笑)。もちろん熱意もありますが、やはり経験と、会員様の課題を見抜く力、そしてそれを改善に導くための言葉を持っていることが大きいと思います。
編集部: なるほど。経験とセンス、そして言葉の力、ということでしょうか。7割となると、よほどのことがない限り、ほぼ成婚に導いているレベルですよね。落ちこぼれと言ったら失礼ですが、難しいケースの方も引き上げている。



嬉しいお言葉、ありがとうございます。「誰が言うか」も重要だと考えています。時には、会員様にとって厳しいこと、踏み込んだことをお伝えしなければならない場面もあります。
例えば、本当に目を合わせられない方には、「こうやって合わせるんですよ」と練習したり、笑顔が作れない方には、写真撮影前に笑顔の練習をしたり。でも、ご本人が変わろうとしなければ、一歩も前に進めませんから。


オタクが恋愛・結婚できない理由とは?
編集部: 田中さんご自身もそうだと思いますが、オタクでありながら、普通に異性とコミュニケーションが取れる方と、そうでない方の違いは何だと思われますか?



やはり「異性への興味関心の度合い」かなと思います。これまで恋愛経験がない、あるいは苦手意識がある方は、良くも悪くもオタク活動だけで人生が完結してしまっていた、楽しめてしまっていた、という方が多いのではないでしょうか。
仲間内だけで楽しく過ごせてしまうので、異性に目を向ける必要性を感じにくかったのかもしれません。
編集部: 異性への興味関心が薄い、あるいは無頓着だった、と。



そうですね。一方で、オタクであっても恋愛ができている方は、どこかで「異性と付き合いたい」という気持ちがあり、そのために「相手はどう思うだろうか」「どうすれば上手くいくか」と考え、自分なりに努力や試行錯誤をしてきたのだと思います。
興味関心がオタクだけに集中していたか、異性にも向いていたかの違いが大きいのではないでしょうか。男子校出身で大学も理系、職場も男性ばかり…といった環境で、本当に異性と接する機会がなかったという方もいらっしゃいます。
「1日で会話した異性はお母さんだけ」というようなケースも、実際にありますね。
編集部: そういう方が30代、40代になって婚活を始めると、ある意味「フルリニューアル」が必要になるわけですね。



まさにそうです。私が担当している40代のクリエイターの方も、最近真剣交際に入られました。
ご本人も「40数年間一人で生きてきて右も左も分からない」とおっしゃいますが、本当に素直にアドバイスを聞き入れてくださいます。年齢に関わらず、「素直さ」が本当に大切だと痛感しますね。
ライト層からコア層まで、広がる「オタク婚活」の可能性
編集部: 今日お話を伺って、とら婚さんの強みや魅力がよく分かりました。最後に、この記事を読んでいる方、特に「自分もそうかも…」と思っている方にメッセージをお願いします。



たくさんお話しさせていただきましたが、まだまだ多くの方をご成婚に導きたいと思っています。
「オタク」というと、漫画やアニメ、ゲームといったイメージが強いかもしれませんが、私たちは「結婚後も自分の趣味を大切にしたい」と考える全ての方を応援しています。
ライトな趣味の方も、コアな趣味の方も、少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度ご相談にいらしていただきたいです。まだ見ぬ会員様との出会いを楽しみにしています。
編集部: 最近は、アニメや漫画もかなり一般化していて、「誰もが何かのオタク」とも言える時代ですよね。推し活なども含めると、ターゲット層はものすごく広がりそうですね。



おっしゃる通りです。すでに「推し活もオタク趣味の一つ」として捉えていますので、「漫画やアニメが好き」という方でなくても、ご自身の趣味を大切にしたいという気持ちがあれば、ぜひ来ていただきたいです。
編集部: 最近の若い世代は「婚活」という言葉にアレルギーがあるとも聞きます。「趣味活の延長で出会えた」くらいのライトなトーンで、とら婚さんがメジャーな存在になっていく可能性も感じますね。



ありがとうございます。「とら婚サーチ」にコミュニティ機能を追加するなど、より自然な出会いに繋がるような仕組みも検討していきたいですね。
編集部: 日本の結婚相談所や恋愛ビジネスの市場規模は世界的に見ても特殊で大きいと聞きます。この「オタク×結婚サポート」という領域は、日本独自の強みとして、さらに発展していく可能性を秘めていると感じました。まさに「婚活4.0」の可能性を秘めているというか。



「婚活4.0」、良い響きですね!ぜひその高みを目指していきたいです。海外の方からの問い合わせも増えてきており、外国語のご案内サイトも用意しています。
文化の違いなど難しい面もありますが、この取り組みがどこで起爆剤になるか、私たちも楽しみにしています。
編集後記
今回、とら婚の田中裕子さんにお話を伺い、「オタク婚活」の奥深さと、それを支える熱意、そして緻密な戦略に感銘を受けました。「趣味への理解」という共通言語を軸に、外見やコミュニケーションといったスキルを丁寧に底上げしていくサポート体制は、まさに「成婚主義」と「適合主義」を両立させるものだと感じます。
特に印象的だったのは、会員に対する「素直さ」への言及と、それを引き出すアドバイザーの「言葉の力」です。ともすれば一筋縄ではいかないかもしれない層に対して、真摯に向き合い、時には厳しく、しかし愛情を持って導いていく姿勢が、高い成婚率の根幹にあるのでしょう。
「とら婚サーチ」や「師範制度」といった独自の取り組み、そして成婚後のライフプランまで見据えたワンストップサービスへの展望は、単なる結婚相談所の枠を超え、「オタクの幸せ」をトータルでサポートしようという強い意志の表れです。
ライト層からコア層まで、「趣味を大切にしたい」と願う全ての人々にとって、とら婚は心強い味方となるはずです。今後の「婚活4.0」を牽引していく存在として、ますます目が離せません。貴重なお話をありがとうございました。
(婚活パラダイス編集部)
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