近年、婚活サービスの多様化が進む中で、「結婚相談所」の価値が改めて見直されています。特に、大手とは異なる、きめ細やかなサポートを提供する中小規模の相談所への関心が高まっています。
今回、婚活パラダイス編集部は、数々のアワードを受賞し、高い成婚率を誇る結婚相談所「Will Marry(ウィルマリー)」の代表カウンセラー、宮崎美紀さん、哲也さんご夫妻にインタビュー。
多くの相談所が個々のカウンセラー担当制を敷く中、ウィルマリーでは代表ご夫妻に加え、妹さん、娘さん、ご友人の「家族+α」体制で、全会員をチーム全員でサポートするという独自のスタイルを確立しています。
元ビジネスエリートの哲也さんと、温かな人柄の美紀さん、そしてご家族が一体となって築き上げた、ウィルマリーならではの強みと、幸せな結婚へ導く秘訣に迫りました。
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結婚相談所ウィルマリーとは

名称 | Will Marry(ウィルマリー) |
住所 | 〒153-0013 東京都渋谷区恵比寿4 |
料金 | U-29コース 入会金 55,000 円 登録料 33,000円 月額費 16,500円 お見合い料 無料 成婚料 187,000円 |
結婚相談所「ウィルマリー」は、宮崎夫妻を中心に家族5人で運営。家族だからできる、綿密なコミュニケーションが特徴で、20代からシニアまで幅広く対応しています。
知的な旦那様と、優しい奥様が印象的で、彼らの温かい家族像に惹かれて入会する会員さんが多いのではないでしょうか。ぜひ、このあとのインタビューを読んで、ウィルマリーがどんな結婚相談所なのか確認してみてください。
結婚相談所ウィルマリー✕ 編集部 インタビュー対談
今回インタビューに応えてくれたのは、この方!

結婚相談所ウィルマリー
代表・宮崎哲也さん

宮崎美紀さん

結婚相談所ウィルマリーをはじめたきっかけ
— 本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、ウィルマリー様の設立の経緯や、お二人のプロフィールについて詳しくお伺いできますでしょうか?

はい、ありがとうございます。Will Marryは2016年の12月にIBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟するところから始まりました。
当時、3人の子供が中学生になり少し手が離れたので、パートではなくもう少ししっかり働ける仕事を探していました。主人に相談したところ、「長く続けられて、やりがいのある仕事がいいのでは」と。
「結婚をお手伝いする仕事ならやりがいを持てるかも」と思い、結婚相談所の仕事に出会いました。
説明会には主人にも付き添ってもらい、話を聞くうちに「これは日本の少子化対策にも貢献できるし、間違いなくやりがいのある仕事だ」と感じ、その場で加盟を決意しました。
— 最初は美紀さんお一人で始められたのですね。哲也さんはどのような経緯で合流されたのでしょうか?



妻が始めたのは2017年3月です。私は当時、飲食事業などを手がける会社の社長室長兼海外事業担当として、海外JVの役員などもしていました。
辞める予定はなかったのですが、年が明けた2017年、担当していた海外事業が非常にうまくいき、結果的に事業売却・縮小という流れになりました。
ちょうどそのタイミングで独立を考えていたこともあり、2017年の3月に別の事業目的で会社を設立しました。
ただ、その事業が予定通りに進まなかったこともあり、妻が相談所を始めて3ヶ月後には私もジョインし、すぐに法人化しました。
驚きの「家族経営」!妹さん、娘さんもカウンセラーに
— YouTubeなども拝見しましたが、カウンセラーの皆さんが主体的に活動されている印象を受けました。どのような体制で運営されているのですか?



実は、私と妻の他に、カウンセラーとして活動しているのは妻の妹、そしてもう一人は私たちの娘なんです。
— えっ、ご家族で!?それは驚きました!



はい。さらに、会員様のお見合いの取次ぎなどをスムーズに行うための「取次ぎ担当」が一人いるのですが、これも妻の妹のような親しい友人です。
つまり、家族同然のメンバーで運営しています。
— 娘さんもご結婚されているのに、一緒に活動されているんですね。



ええ、とても仲が良いんです(笑)。
娘はハワイやベトナムで働いた後、結婚して帰国したのですが、「再就職するより、子育てもしやすい環境で働きたい」と。
私たちの仕事をずっと見ていて「これ、いいよね」と言って、自ら参加してくれました。
妹や友人も、忙しくなってきた時に「手伝って」と声をかけました。性格もよく分かっているので、安心して任せられます。
彼女たちが加わったことで、さらに相談所が伸びた面もありますね。
— 家族経営だからこその一体感や熱量の伝わりやすさがあるのですね。



まさにそうです。私たちはこの体制を特に隠してはいません。ホームページのスタッフ紹介にも載せていますよ。
IBJさんからも「ウィルマリーさんみたいな相談所は他にない」と言われます(笑)。


「全員で全会員をサポート」独自の支援体制が生むスピードと安心感
— 通常、相談所ではカウンセラー一人あたり何名、という担当制が多いと思いますが、ウィルマリーさんでは違うのですね。



はい。うちは「スタッフ5名全員で、100~110名の会員様全員をサポートする」という体制をとっています。
— 全員で!?それはすごいですね!



最初は担当制も考えましたが、例えば担当者が面談中だと他の会員様へのレスポンスが遅れるというジレンマがありました。そこで「全員で見よう」と切り替えたところ、会員様からの評判も非常に良くなりました。
誰かしら皆が常に状況を把握しているので、連絡への返信も早いですし、多角的な視点からのアドバイスも可能です。
— それは家族経営だからこそできる強みですね。いわゆる会社のマネジメント的なストレスもなさそうです。



おっしゃる通りです。マネジメントはゼロですね(笑)。部下のモチベーションが…とか、そういう悩みは一切ありません。
結果的に、私たち自身がストレスなく楽しく仕事に取り組めていることが、良いサポートに繋がっていると思います。会員数も、これ以上増やすと質が落ちたり、ストレスがかかると考えて、100~110名に限定しています。
結婚はゴールじゃない。「結婚を通じて幸せになる」ための本質的なサポート
— ウィルマリーさんが大切にされている婚活の考え方について教えてください。



私たちが常に会員様にお伝えしているのは、「結婚することがゴールではなく、結婚を通じて幸せになることがゴールですよ」ということです。だから、結婚後の生活をイメージできるお相手を選びましょう、と。



そのためには、条件だけでなく、やはり「好き」という気持ちが大切だと考えています。「結婚相談所だけど、大恋愛をして結婚してください」と最初にお伝えしていますね。



だから、私たちのカウンセラーは全員既婚者です。31年の結婚生活で良いことも悪いことも経験してきた私たちだからこそ、伝えられることがあると思っています。
会員様の年齢層も23歳から67歳までと幅広く、中には交際経験のない方もいらっしゃいましたが、皆さん幸せなご成婚をされています。人生相談のようになることもありますね。
— 条件だけでマッチングするのではなく、もっと本質的な部分を大切にされているのですね。年収や見た目だけで判断しがちな方もいらっしゃると思いますが、どのように対応されていますか?



不思議と、そういう条件だけを強く求める方は、あまりうちにはいらっしゃらないかもしれません。
YouTubeなどを見て、私たちの考え方に共感して来てくださる方が多い印象です。



もちろん、ご自身のスペックも高く、お相手にも同等を求める方もいらっしゃいます。それはそれで、全力で応援します。
ただ、入会面談でお話をして、私たちの考え方に合わないなと感じた方を無理に追いかけることはしません。私たち自身がストレスなく、「この人の力になりたい」と思える方と一緒に活動していきたいですから。
結果的に、私たちに合う方が集まってきてくださっている感じです。
人生経験と人脈も活かす!年収交渉から転職相談まで
— サポートが手厚いというお話がありましたが、具体的なエピソードがあれば教えていただけますか?



例えば、以前、年収が300万円に満たない男性会員様がいらっしゃいました。ある会社の社長さんから「うちの社員を頼む」と紹介された方なのですが、正直、婚活市場では厳しい状況でした。
そこで、私がその社長さんに「もう少し給料を上げていただけませんか?」と直接交渉したんです。日本の平均年収の話などもして。
結果、お給料を上げてもらい、その方は無事にご成婚されました。お相手の女性と合わせて世帯年収もしっかり確保できました。
— 社長に給与交渉まで!すごいですね!



他にも、卒業生にお願いされて転職先を探したこともありますし、先日、真剣交際が終了してしまった会員様を励ますために、一緒に高尾山に登ってきました(笑)。こういうのは完全に趣味の範囲ですけどね。ポケットマネーでやっています。







卒業された会員様との繋がりも大切にしています。LINEはずっと繋がっていて、赤ちゃんを連れて遊びに来てくれたり、結婚式の報告をしてくれたり。
去年は把握しているだけで15名、一昨年は24名の赤ちゃんが生まれています。
今年も多くの嬉しいご報告を頂けると思います。こういう報告が何より嬉しいですね。



私自身、海外でのビジネス経験があるので、海外駐在員の方のサポートも得意です。これまで1都21県、11か国の会員様がいらっしゃいました。オンラインでお見合いや面談ができるようになったことも大きいですね。
駐在員の方特有の悩み、例えばコミュニティが限られて出会いが少ない、帰国時期と適齢期の兼ね合いといったことにも共感できます。
「結婚っていいよね」を伝え続ける。ウィルマリーの未来
— 最後に、今後の展望についてお聞かせください。



これからも、「一人でも多くの人に、結婚っていいよね、と感じてもらえる活動を地道に続けていく」ことですね。
結婚の良さを伝えながら、私たち自身が心身ともに健康で、この仕事を長く続けていけたら最高です。



年々、この仕事は長くやればやるほど良い仕事だと実感しています。卒業生が増えて、年賀状やLINEで「元気です」「結婚式を揚げました」「新婚旅行に行ってきました」「家を買いました」「子供が生まれました」といった嬉しい報告をもらうのが、本当にやりがいです。
集客に躍起になるのではなく、ライフワークとして、私たちを頼ってきてくれる方の幸せに貢献し続けたい。それが私たちの願いです。
— お二人の温かいお人柄と、家族経営ならではの結束力、そして「幸せな結婚」への真摯な想いがひしひしと伝わってきました。本日は本当にありがとうございました。
編集後記
今回、Will Marryの宮崎さんご夫妻にお話を伺い、その成功の裏には、元ビジネスエリートとしての確かな手腕と、温かい家族経営が見事に融合した、他にはない独自のサポート体制があることを実感しました。
カウンセラー全員が家族や親しい友人であり、「全員で全会員をサポートする」というスタイルは、効率やマニュアルだけでは決して生み出せない、深い信頼関係と迅速できめ細やかな対応を可能にしています。
「結婚はゴールではなく、幸せになるためのスタート」という哲学のもと、時には会員の給与交渉まで行うというエピソードからは、利益を超えた「本気」のサポート精神が伺えます。ストレスなく、楽しみながら会員の幸せを追求する姿勢が、結果的に高い成婚率と、卒業生との温かな関係に繋がっているのでしょう。
「結婚っていいよね」というシンプルなメッセージを、ご自身の経験と言葉で伝え続けるウィルマリーさんのような相談所が、これからの婚活の希望となるのかもしれません。