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既婚者同士の新たな“出会い”とは?Afternoon.(アフターヌーン)運営者が語るリアル

既婚者向けのマッチングアプリと聞くと「不倫を助長するのでは?」と疑問や抵抗を感じる方も少なくありません。しかし実際には、「家庭や仕事で心がふさぎがちな中年世代が、安心して語り合える場がほしい」「夫婦仲を改善したり、人生を前向きに見つめ直すきっかけがほしい」という切実な声から生まれたサービスでもあります。
今回、Afternoon.(アフターヌーン)の担当者佐々木さんにサービス誕生の背景やユーザーの実情、今後の展望など率直に語っていただきました。孤独やミッドライフクライシスを抱える方の“第二の居場所”としての役割、そして「バレない工夫」や「ハイクラス層へのフィルタリング」といった実務的な配慮まで、余すことなくご紹介します。

アプリ名 | Afternoon.(アフターヌーン) |
対象年齢 | 20代~50代 |
利用料金 | 男性:9,800円~ 女性:無料 |
企業 | 株式会社アフターヌーン |
詳細解説 | アフターヌーンの口コミ・評判 |
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Afternoon.(アフターヌーン) 担当者佐々木さん ✕ 編集部 インタビュー対談
— 本日はお忙しい中ありがとうございます。さっそくですが、この「アフターヌーン」のような既婚者向けのウェブサービスを立ち上げようと思われたきっかけを教えてください。

はい。2019年あたりになるのですが、当時東京でいわゆる“既婚者同士のパーティー”が雑誌等で取り上げられて、急に盛り上がった時期がありました。
オフラインでの既婚者同士の飲み会や交流会が活況を呈していて、私自身も友人と参加してみたんです。そこで感じたのが、「オンラインでもこういう場があったら意外と需要があるんじゃないか」ということでした。
で、ちょうど私は別の事業をもともとやっており、ある程度開発コストを捻出できる資金的余裕があったので、「じゃあウェブサービスとして作ってみようか」と始めたのがきっかけですね。
— なるほど、オフラインで既婚者パーティーが流行しだした頃に立ち上げた、と。実際、同種のサービスとしてはかなり先駆けだったんでしょうか?



振り返るとほぼ同時期か、ちょっと後追いで似たサービスがいくつか出てきました。当時は「既婚者クラブ」さんとかがほぼ同時期。そこから数年の間にたくさん後発サービスが増えてきた印象です。
既婚者パーティー参加の個人的な理由
— 既婚者パーティーにご自身が参加されていたということですが、そのときの状況や動機は単純に興味、という感じでしょうか?



そうですね。「面白そうだな」と思ったのが正直大きいです。もともと金融関係の会社で働いていて、そこから10年ほど前に起業しました。
その“本業”がある程度うまく回りはじめたタイミングだったこともあって、「新しい取り組みをやってみよう」という気持ちでもありましたね
アフターヌーンのの会員規模と料金設定
— 実際にリリースしてからは、どれくらいの会員数が集まったのでしょうか?



業界トップ集団のアプリほどではないかもしれませんが、累計では15万人程規模感にはなっています。
業界トップ集団のアプリほどではないかもしれませんが、既婚者向けという特化型サービスとしては“老舗”の部類に入るかもしれません。
— 既婚者向けアプリは通常のマッチングアプリと比べ月額利用料が高めですよね。たとえば「アフターヌーン」ではスタンダードプランが月額9,800円という設定ですよね。



はい、一般的なマッチングアプリよりはかなり高い設定にしてあります。理由としては、ある程度経済的にゆとりのある層をターゲットにしているんですよね。
月に3,000円とかの料金にしてしまうと、誰でも気軽に入ってきてしまい、サービスの性質上リスクが高い。正直、低価格帯にするとトラブルも起こりやすくなります。
あとは、比較的ハイクラスな方々の登録が集まると、男女共に安心感が生まれるだろうと考えました。
— なるほど。そういう意味では「変な人」を弾けるというか。料金面でフィルタをかけるような機能ですね。



そうですね。実際に「費用が高いからこそ、落ち着いてやり取りできる」と言うユーザーもいます。
もちろんあまりよくない目的を持って利用する人がゼロとは言い切れませんが、トラブルをできるだけ減らす狙いは当初からあります。
“セカンドパートナー”や婚外恋愛とサービスのスタンス
— 最近は「セカンドパートナー」「婚外恋愛」などの言葉がわりと耳に入ってきますが、サービス運営上、そういったワードはどんなふうに扱われていますか?



当初から「不倫推奨のサービスではないです」と打ち出しています。あくまで「趣味や価値観の近い友人を探す、既婚者同士のコミュニティ」ですね。
ただ、“婚外恋愛”という言葉がちらほら出始めたのはサービスを立ち上げた頃と同時期だったと思います。
実際は「お互い既婚であることを理解しあえる安心な場」として活用している方が多いという印象です。
アフターヌーンのユーザーの実情
— 私ども編集部も、「アフターヌーン」さんを含め、既婚者向けの同種サービス利用者へインタビューを複数回行ったことがあります。そこで意外だったのが、“ものすごく誠実に使っている人”が多かったことですね。



そうなんですよね。既婚で仕事もそれなりに落ち着いている人が多いからか、想像以上に“落ち着いたコミュニケーション”を求めるユーザーが多いです。
メッセージのやり取りだけで、いわゆる中年の孤独感が埋まるというか。
私自身もサービス開始当初に自ら登録して使ってみたのですが、単にメッセージで会話しているだけで「生活に張りが出る」というか、ちょっとウキウキする感覚を持つ人は相当いると思いますね。
— そうなんですよ。実際、取材でお話を伺っていると、家庭内でほとんど会話がなくなってしまっていた人がこうしたアプリにに登録したら会話欲が復活したとか、メンタル的にすごく救われたとか、本当にいろいろな声があります。



そういう点で、私たちのサービスに限らず、既婚者向けのオンラインコミュニティって意外と救いになる部分があるんですよね。
中年層になって出会いや交流の機会が極端に減った人が、孤独感を埋めるために利用するケースは多いです。
ミッドライフクライシスと既婚者コミュニティ
— ユーザー層を見ていて、中年期以降に大きな悩みや孤独を抱える方が多い、と感じられますか?



はい。実は最近社内でも「ミッドライフクライシス」という言葉がキーワードになっています。
中年の危機とも言いますが、40代・50代あたりで急に人生に不安を感じたり、家庭での立ち位置が微妙になったりする。男性でも女性でも、特に50代の男性は世界的に見ても幸福度が低いというデータがあります。
こうした層に向けて、オンラインの出会いや交流の場を提供すること自体には、ある種の社会的意義があるのかもしれない、と感じています。
アフターヌーンのバレない工夫
— とはいえ「家族にバレないように使いたい」というニーズがかなりあると思います。サービス運営面で、そういった点はどう対応されているのでしょう?



大きいところでは「アプリではなくウェブサービスにしている」点です。アプリをスマホにインストールするとアイコンや通知が残るじゃないですか。それを避けるために、ブラウザで利用する形にしています。
あとは通知設定ですね。メールやプッシュで不用意に通知が飛ばないよう、完全にOFFにできる仕様にしています。
そのほかユーザー側にもご自身で注意いただくようアドバイスコンテンツを用意している感じです。
アフターヌーンの今後の展望
— 最後に、今後アフターヌーンをどのように発展させていきたいか、その展望を教えてください。



大きく2つあります。
1つは「コミュニティ強化」。うちには「トピック」という掲示板機能があるのですが、趣味や興味、悩みごとなどをテーマにみんなで書き込み、コメントし合える機能をもっと拡充していきたいです。
単に1対1で会うか会わないか、というだけでなく、多くの既婚者同士が横断的につながり合える仕組みですね。
もう1つは「サービス内オウンドメディアの充実」です。4月から本格始動予定ですが、いわゆるミッドライフクライシス世代の悩みを専門に扱う読み物コンテンツを増やす予定です。
健康やマネー、夫婦仲、仕事など、多方面の話題を提供することで、ユーザーの皆さんが少しでも元気になれるようにしていきたいと考えています。
— 本日は貴重なお時間、本当にありがとうございました。既婚者向けアプリというと、“グレーなイメージ”を抱く方も多いかと思うのですが、実際にユーザーさんを取材してみると、「孤独感から救われた」「会話の大切さを思い出せた」「結果的に家族との関係も前向きに考え直せた」というポジティブな声も多く聞かれます。
アフターヌーンさんのように、料金設定や運営形態で「変なトラブルを起こさない仕組みづくり」を考えているところは、ある意味では“健全なコミュニティ”と言えるのかもしれません。今後のメディア強化やコミュニティ作りも含めて、どんなふうに発展していくのか楽しみです。



ありがとうございます。私たちも実際にユーザーとやり取りしながら、「人は中年になっても色々と出会いや刺激が必要だ」と強く感じています。
家族や友人と円満にやっていくためにも、一見矛盾するようですが、こういったセカンドパートナー的なサービスが役立つ場合はある。
もちろん誤解や悪用を生まないよう、今後も慎重に運営していきたいと思います。
— 本日は本当にありがとうございました。
おわりに
既婚者向けのマッチングアプリというと、“いかがわしい”印象を抱く人も少なくありません。しかし、代表・佐々木さんのお話や、実際の利用者の声からは「むしろ誠実で落ち着いたユーザーが多い」「中年以降の孤独感を埋めるきっかけになる」「結果的に家庭を見つめ直す機会にもなる」などの側面が見えてきました。
もちろん慎重さは必要ですが、新しい形の“既婚者コミュニティ”が広がり始めているのも事実。今後、このようなサービスがどのように成熟し、ユーザー同士が関わり合っていくのか、婚活パラダイス編集部としても引き続き追いかけていきたいと思います。