2回目の継続を約9割に。
目元のコンシーラーで、ステップメールと同梱物から定期顧客を育てた記録
通販会社が初めて出した化粧品、目元のクマをカバーする美容液コンシーラーです。新規の獲得と同じくらい重視したのが、買ってくれた人に続けてもらうことでした。継続率を週ごとに測る仕組みをつくり、購入後のメール、同梱物、獲得の入口までを、数字を見ながら整えた1年半の記録です。
約9割
ステップメール導入後の2回目継続率
約8割
3回目の継続率(目標を達成)
約5,000件
支援期間中に獲得した新規の定期顧客
週次
購入週ごとに継続率を追う仕組み
SCOPE / 関与した範囲
クライアントの了承を得て掲載しています。クライアント名・商品名・パートナー名は伏せています。継続率などの数字は、チャット記録にある実数を丸めて記載しています。
すぐに相談したい方へ
Chatworkにお困りごとを一言いただければ、代表の佐藤がすぐにヒアリングし、その場で打ち手をご提案します。押し売りや営業のお電話はいたしません。お互いの課題と解決策がかみ合ったときだけ、お手伝いします。
着手時:売れているのか、続いているのかが見えない
商品は初回1,480円から始める4回の定期コース。クライアントにとって初めての化粧品で、リニューアルしたばかりでした。獲得の数字は追えていても、買った人が何回目で離れているのかは、すぐには見えない状態でした。
継続率を測れない
カートのデータから、購入時期ごとの継続率を出す仕組みがありませんでした。
購入後の接点が薄い
購入後のメールは最低限で、使い方や続ける理由を伝える仕組みが整っていませんでした。
縛り明けが読めない
4回の定期が終わったあと、どれだけ残ってくれるかが、利益を大きく左右します。
やったこと:6つ
01
「購入した週」ごとに、何回目まで続いたかを測った
カートのデータを整理し、初回を買った週ごとに、2回目・3回目・4回目・5回目へ進んだ割合を毎週出せるようにしました。定期と都度買いを混ぜて数えていた誤りもここで直しています。週ごとに見ると、どの週に買った人が、どのタイミングで離れたかがわかります。
02
ステップメールを4通で設計した
化粧品は、正しく使ってもらえないと効果を感じにくく、そのまま解約につながります。購入後のメールを、次の4通で組み立てました。
- ・1通目:効果を感じるための正しい使い方を、繰り返し伝える
- ・2通目:商品の背景にある実績や開発の考え方を伝える
- ・3通目:同じ悩みを持つ人の声を届ける
- ・4通目:使い続けるうちに出てくる疑問に先回りして答える
03
数字が落ちた週は、原因まで掘った
ある週に買った人の3回目の継続だけが落ちていたため、注文を1件ずつ確認しました。原因は商品ではなく、後払いの与信が通らずに発送が止まった注文でした。与信が通らなかった人に自動でメールを送る仕組みを入れ、取りこぼしを減らしています。一方で、母数が30〜50件しかない週のぶれは、数週続くまで判断しないと決めました。
04
競合の定期を実際に買い、同梱物を作り直した
継続率の高い化粧品ブランドの定期を実際に購入し、挨拶状、使い方の冊子、定期コースの案内、会報誌の作り方を並べて比べました。そのうえで、挨拶状・お客様の声・使い方BOOK・定期コースの案内はLIFRELLが構成のたたき台を作り、デザインは外部に依頼する分担で作り直しています。使い方の動画集も用意し、購入後のメールから案内しました。
05
継続している人の声を、獲得側に戻した
5人の利用者にインタビューし、どんな悩みから選んだのか、ほかのコンシーラーと何が違ったのかを聞きました。「乾燥で厚塗りになる」「一日中うるおいが続く」といった言葉を、LPの改善案や記事の素材に使っています。LPのデザインを比べたテストでは、新しいデザインのCVRが約1割高く、全代理店のLPを切り替えました。
06
アフィリエイトの単価を、件数に応じて上がる形にした
月の件数に応じて単価が上がるテーブルを作り、メディアが「取るほど得をする」形にしました。上限は、継続率から逆算した1件あたりの許容額で決めています。素材集も整え、有力なメディアには個別に掲載をお願いしました。
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Chatworkにお困りごとを一言いただければ、代表の佐藤がすぐにヒアリングし、その場で打ち手をご提案します。押し売りや営業のお電話はいたしません。お互いの課題と解決策がかみ合ったときだけ、お手伝いします。
つまずいた場面と、そこから標準にしたこと
- 4回の定期が終わると、継続が約4割まで下がった。縛りのある4回目までは75〜80%で推移していましたが、5回目で大きく落ちました。いまは、縛り明けの前から「続けたくなる理由」を同梱物とメールで積み上げる設計を、最初から組み込みます。
- 継続率の数え方を一度まちがえた。都度買いの注文まで数えてしまい、実態より低く見えていました。いまは、定期と都度を分けた商品コードを最初に確認してから集計します。
- 解約の理由が、どこにも残っていなかった。解約は電話で受けていたため、理由がデータになっていませんでした。いまは、解約の理由を記録する項目を最初に用意してもらい、継続率と並べて見ます。
継続の目標を達成し、獲得の上限を上げられる商品に
2回目の継続が約9割に
ステップメールを入れたあと、2回目の継続率は約8割から約9割に。目標を達成しました。
3回目も約8割で目標達成
3回目の継続率も約8割で推移し、当初の目標を超えました。
約5,000件の定期顧客を獲得
継続が見えたことで1件あたりにかけられる額がはっきりし、支援期間中に約5,000件の新規顧客を獲得しました。
毎週、同じ物差しで判断できる体制に
購入週ごとの継続率を毎週報告する仕組みが残り、施策の効果を感覚ではなく数字で判断できるようになりました。
定期通販では、獲得の上限を決めているのは継続率です。続く理由を購入後に一つずつ積み上げると、1件にかけられる額が増え、メディアにも強い条件を出せるようになります。継続の改善は、そのまま次の獲得の力になります。
この案件でLIFRELLが担当した領域
この事例について、よく聞かれること
Q.継続率は、月ごとではなく週ごとに見る必要がありますか?
A.施策の効果や異常を早く見つけるなら週ごとが向いています。ただし母数の少ない週はぶれるので、数週続いたときだけ判断します。収益の管理は月単位で十分です。
Q.ステップメールは何通くらいがいいですか?
A.数より順番です。使い方、続ける理由、同じ悩みの人の声、よくある疑問の順に、2回目の発送までに届けるのが基本です。解約理由が集まったら内容を改訂します。
Q.獲得の支援と継続の支援は、別の会社に頼むべきですか?
A.同じチームで見るほうが早く回ります。継続率がわかれば単価の上限が決まり、獲得側でどこまで攻められるかがその場で判断できるからです。
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この事例の中心。メディア開拓・単価交渉・条件設計を一貫して
D2C支援・商品プロデュース
定期通販の立ち上げ、オファー・LTV設計、商品づくりから
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記事LPから決済までを1本の会話で。購入率と継続率を上げる受け皿
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