“結婚できない”を変えるのはあなたの思考─マミィ流・引き寄せの法則

「男性は浮気する生き物かもしれない」

「30を過ぎたら結婚は難しいのかな」

そんな思い込みに縛られて、10年ものあいだ婚活に苦しんできた女性がいました。

しかし、ある学びをきっかけに、自分に自信が芽生え、たった3か月で9名の男性から猛烈なアプローチを受けるという奇跡のような大転換を体験。

今回は、量子力学や脳科学、恋愛心理学を融合させた独自のメソッドを提唱する婚活アドバイザー・マミィさんに、長引く婚活の“負のループ”から抜け出し、心から愛される女性になるためのヒントをじっくり伺いました。

婚活パラダイス
目次

婚活アドバイザーマミィさん × 婚活パラダイス編集部 インタビュー対談

婚活アドバイザー

マミィさん

プロフィール

10年におよぶ婚活経験を経て、39歳でゴールインし翌年に出産を果たした恋愛コンサルタント。舞台女優・歌手・ボイストレーナーとしての経験を活かし、自信の育て方や“愛されるコミュニケーション”を提案する。3か月で恋人ができ、2週間後にプロポーズされた実績を持つ「HAPPY婚講座」などで多くの女性をサポート。著書『10年婚活理論』は「王様のブランチ」でランキング3位にランクインし、大きな話題を呼んだ。

— 本日はどうぞよろしくお願いいたします! まずは、マミィさんのプロフィールを拝見したところ、もともとはボイストレーナーとして長年活動されていて、その後、ご自身の婚約破棄や10年にわたる婚活経験をきっかけに婚活アドバイザーとしてもご活躍されていると伺いました。いろいろな体験やご経歴が整理されていて、とても興味深いです。

マミィさん

はい、よろしくお願いいたします。そうなんです。私はかつてボイストレーナーをしていたのですが、28歳の時に婚約破棄を経験しました。

それがきっかけで長い間婚活をしていたのですが、なかなかうまくいかなくて……。

結果的には10年ほど婚活をして、最終的には3か月で9名の男性から猛アプローチをいただいた、という体験があります。

— ボイストレーナーの方って男性からも人気がありそうなイメージがありますが、意外にも婚活が長引いたんですね。原因としては「理想が高かった」「自信が持てずに相手軸に合わせすぎていた」というところが大きいんでしょうか?

マミィさん

まさにそれです。理想が高かったし、自分に自信がまったくなかったんです。それで、婚約破棄にもあったし「私のどこがダメなんだろう?」が延々とわからない状態。

男性に対して不信感も強くなってしまって、結果的にさらに婚活期間が長引いてしまったんです。


— なるほど。婚約破棄の原因としては、相手の浮気だったとも拝見しましたが、そのあたりでトラウマのようなものにもなったんでしょうか?

マミィさん

そうですね。婚約者の浮気が大きなきっかけで「男性はどうせ浮気をするもの」という思い込みが強くなってしまいました。

「どうせこの人も浮気するんだろうな」「男性は信用できない」という目で見てしまう。そうするとだんだんと、既婚者を好きになるケースも増えました。

「どうせ結婚できないなら最初から無理目の相手でいいや」と自暴自棄になってしまっていたんですよね。

マミィさんご提供写真:活動のご様子

10年の婚活と3か月の急展開

— 28歳で婚約破棄というとまだまだ結婚を諦めるには早い年齢ですが、当時は「30歳を超えたらもう終わりだ」みたいな世間の風潮もあったのでしょうか。

マミィさん

そうなんです。当時は30歳というのがすごく大きな区切りに感じていて、「もう結婚は無理なんじゃないか」と思い込みました。

でも実際には、そこから10年頑張って婚活して、結局なかなかうまくいかず…。ただ、あるとき量子力学や心理学を学び始めたのを機に、3か月のうちに9名の男性から猛烈なアプローチを受けることになりました。

— 3か月で9名の男性から求婚に近いアプローチを受けるって本当にすごいですよね。具体的には、ボイストレーナー時代の生徒さんから急に告白されたり、過去に会った男性から突然連絡が来たり、アプリ上でも何人かから言われたりと…。

マミィさん

はい。今の夫は当時のボイストレーナーの生徒さんだったんです。

レッスンを受けていた方が急に「結婚を前提に付き合ってほしい」と言ってきたり、同じように別の生徒さんからも「実はずっと好きでした」って言われたり、あとは婚活パーティーで一度会っただけの人やアプリでマッチングしていた人など、さまざまなパターンがありました。

半年前に会って連絡が途絶えていた相手から急に「実は結婚を前提に…」みたいな話をされたりとか、本当に不思議なことが連発しました。

マミィさんご提供写真:活動のご様子

量子力学・脳科学・恋愛心理学・ハッピー理論と

— そういった急転直下の展開の背景には、量子力学を学んだことが大きいとおっしゃっていますね。心理学や自己啓発は取り入れやすいですが、量子力学はなかなか珍しいですよね。どうやって学び始めたのでしょうか?

マミィさん

きっかけは婚約破棄で落ち込んでいるとき、同じくつらい体験をした親友に会ったことです。その子が別人のように元気になっていて「なにがあったの?」って聞いたら「量子力学の本を読んだ」と。

私も興味をもって本を読んだら、「あっ、こういうことか!」とストンと落ちたんです。

— どういう部分が腑に落ちたんでしょうか?

マミィさん

量子力学の考え方って、現実は「自分が放つエネルギー」が反映されるというイメージなんですよね。

「自信がない」とか「男性は浮気する」みたいにマイナスのエネルギーを放っていると、その通りの現実が引き寄せられる。

一方で「自分が幸せになる選択をしてもいいんだ」というプラスのエネルギーを放つと、それに見合った現実が寄ってくる。

私の場合、「どうせ結婚は無理」「どうせ男性は浮気する」っていう思い込みを捨てて「私は結婚しても大丈夫」「幸せになれる」という方向に思考を変え始めたんです。

結果、行動や雰囲気も自然に変わっていき、周りの男性の見る目も変わったというわけです。

マミィさんご提供写真:活動のご様子

— なるほど。脳科学や心理学の基本でも「ネガティブ思考が多いとその状態が継続する」なんて言われたりしますよね。「未来日記」や「ビジョンマップ」「アファメーション」なども具体的に取り入れられているんですね。

マミィさん

はい。1日6万回思考が巡ると言われていますが、ネガティブ思考の方はどうしてもマイナスが大半を占めてしまう。そこを意識して「未来の良いこと」にフォーカスする回数を増やしていくんです。

未来日記:その日「起きてほしいこと」を朝イメージして書く
ビジョンマップ:自分の理想像を見える化したコラージュのようなものを作り、朝と夜に見る

アファメーション:プラスの言葉を自分自身に投げかけて潜在意識に刷り込む
こうしたシンプルだけど続けると確実に効く“習慣”を積み重ねていくと、本当に考え方や発する雰囲気が変わります。

「溺愛される体験」を積む方法や具体策

— マミィさんのYouTubeを拝見して面白いなと思ったのが「まず“溺愛される体験”を積む」という方法です。理想が高い女性がいきなりハイスペックな男性にアプローチしても、なかなか成功体験が得られず自信を失ってしまいますよね。

一方、少し条件を下げてみたり、たとえば「非モテ男性」にあえて会いに行くというのは、発想としては面白いなあと。

マミィさん

そうですね。私自身が理想を高く持ちすぎていたとき、いざ理想通りの男性と付き合えたとしても「大切にされない」「浮気をされる」といった経験を何度もしてきました。

実際に体験してみないと「このタイプは自分には合わないな」とはなかなか分からないし、反対に“あまりピンとこないタイプ”の男性でも会ってみると意外な魅力があったりする。

それを知るためにも、まず会ってみて「自分がどれだけ大切にされるか」を体感してみるのは有効だと思います。

— 確かに“好きになれない男性”の良さが分かったり、「私って案外、男性から好かれる面があるかも?」と気づくことで自己肯定感も上がりますよね。

マミィさん

そうなんです。自己肯定感が上がるとプラスのエネルギーが外にも伝わって、さらにいい出会いを引き寄せられるんですね。

ですから、私の講座でも「まず男性に慣れる」「大切にされる体験をしてみる」といったステップを提案することは多いです。

マミィさんご提供写真:活動のご様子

初回デートから次に繋がらない悩みへの具体的アドバイス

— あとは「一回目のデートで終わっちゃう」という悩みもよく聞きます。そこに対してマミィさんが「プチプレゼントを渡すのが大事」とおっしゃっていたのが印象的でした。

マミィさん

はい。特にプライドが高い女性や恥ずかしがり屋さんだと、自分から「あなたのこと気に入っています」感を出さない人が多いんですよ。

でも男性って案外プライドがあって“勝ち戦”をしたがる部分があります。見込みが薄い相手にわざわざ強くアプローチしにくいというか。

なので、一回目のデートが終わったタイミングで「今日は楽しかったです」と言いながら、チョコレートなどのちょっとしたお菓子などを渡して気持ちを示すと、男性は「おっ? 結構好感触かな?」と期待を持って、次に繋がりやすくなるんですよね。

— 相手が身につけているものを褒めるとか「ネクタイ素敵ですね」とか、そういう細かい仕掛けも有効ですよね?

マミィさん

そうですね。「好き」という言葉を直接言うのが難しければ、「そのネクタイ、すごくいいですね」とか「声が素敵ですね」と、相手の個性や持ち物を褒めるのもアリです。

そういうポジティブなエネルギーを放つと、自分に返ってくるものも変わります。

Happy婚講座について

— マミィさんが主催する「Happy婚講座」は、そういったマインドセットや現実的な行動を総合的に学べる場なんですね。内容は毎回少しずつ変わると伺いましたが、最近はどんなことを行っているんでしょうか?

マミィさん

この講座は8年間続けていて、年に2回くらいの募集なんです。そのときの私が「これが必要!」と思ったものを取り入れています。

たとえば、過去にはドレス姿で自分を肯定する回があったり、ボイストレーニングを取り入れたり。今回は“ウォーキングレッスン”を予定しています。

ただ歩くだけじゃなくて、姿勢や所作を整えながら「私は幸せになってもいいんだ」というのを身体に刷り込んでいく。

声を出すときや歌うときもそうですが、身体を使うのは自己肯定感を高めるのにすごく有効なんですね。

— ウォーキングや所作が洗練されると、それだけで「自分、いけるかも」感が湧いてくるし、自信がにじみ出ますよね。

マミィさん

そうなんです。体を動かしながら、未来をイメージして「こうなるんだ!」とエネルギーを高めることもできます。私もボイストレーナー時代に得た知識を活かして、発声や歌のレッスンのなかで自己肯定感を上げてもらう工夫をしてきました。

最近は恋愛ソングを作って、それを皆さんに聴いてもらったり、自分で歌ってもらったりもしています。

今後の展望

— 最後に、今後の活動やビジョンについて教えてください。

マミィさん

私自身、これからも「どうすれば女性が幸せになれるか」を突き詰めていきたいと思っています。自己肯定感が低い、自信がないという女性は多いですが、そこを変えていくことで結婚だけでなく人生そのものが大きく変わります。

そして女性が幸せになると、そのパートナーになった男性も、将来できる子どもも、家族全体が幸せになる。

社会全体が優しい方向に回っていくと思うんです。だからこそ、もっともっと多くの女性に「まずは自分を幸せにしていいんだよ」と伝えたい。

そのための講座やコンテンツを、これからも発信し続けていきたいですね。

— 本日は貴重なお話をありがとうございました! 

編集後記

今回のインタビューを通じて強く感じたのは、「自分自身を大切にすること」がどれほど婚活に影響するかということ。過去に囚われたり、理想を高く掲げながらも「どうせ私なんて……」と思ってしまう一方で、ほんの少しでも「自分を好きになっていい」と思えた途端、現実が変わる――そんな体験談がリアルに伝わってきました。

恋愛や結婚にかぎらず、人生のあらゆるシーンで応用できそうなヒントが詰まっていましたね。今回の記事が、皆さんの“ありのままの自分”を肯定できるきっかけになればうれしいです。

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