アパレル業界からの転身で探偵へ—“ズバッと辛口”山崎世美子流、幸せをつかむ観察力

婚活パラダイス編集部が、浮気調査探偵社を母体に結婚相談所やカウンセリングまで多方面で活躍する山崎世美子さんにインタビュー!
“アパレル時代から恋愛相談に乗ってきた経験”や“探偵事務所ならではのリアルな男女模様の把握”、そして“心理学的アプローチ”をフル活用して、多くの悩める人を幸せに導いてきた山崎さん。

そのパワフルな経歴と、婚活・恋愛に悩む人への辛口かつ愛のあるアドバイスをたっぷりお届けします。

婚活パラダイス

婚活パラダイス編集部 × 山崎 世美子さん スペシャル対談

男女問題研究家

山崎世美子さん


※メディア・SNSでは通称「せみこ先生」と呼ばれています。

プロフィール

自身の離婚経験をきっかけに「怖くない探偵社を作りたい」と思い立ち、浮気調査専門の探偵社を設立。以来、男女問題研究家®として2万件以上の相談に携わり、夫婦関係から不倫・離婚問題まで幅広い悩みを解決に導いています。

— 本日はよろしくお願いします。まずは山崎さん(せみこ先生)がいま様々な形で恋愛・結婚のサポートをされている背景をうかがいたいのですが、もともとはアパレルの世界にいらしたんですよね?

そうなんです。若い頃からアパレルでずっと接客業をしてきました。

すると、洋服を買いに来るお客さんって「旅行に行くから」「デートがあるから」「合コン用の服が欲しいから」とか、恋愛やイベントがきっかけの方が多いんですよ。

その流れで自然と「こんな恋愛の悩みがあるんだけど…」みたいに相談を受けるようになりました。

— 洋服を買うついでに恋愛相談まで…相当信頼されていたんですね。

当時は店頭で盛り上がりすぎて、ほかのお客さんが「私もせみこさんに接客してほしい!」と並んで待つこともあったんですよ(笑)。

お客さんとの会話が「どこにその服を着ていくか?」まで掘り下げると、結局は恋愛や人生相談になる。

そこで培った“観察力”は、いまの探偵業や結婚相談にも大いに活きていますね。

探偵社が母体? 浮気調査と結婚相談の両立

— そんなアパレルから、探偵事務所や結婚相談所を運営するに至った経緯が気になります。

最初に始めたのは実は浮気調査専門の探偵業だったんです。それは私自身が離婚を経験したとき、探偵事務所の接客があまりにもひどかった(笑)。

「困っている人に対してこの対応?」と思って、自分ならもっと丁寧にサポートできるはずだとスタートしたのがきっかけです。

でも、浮気調査を受けた後に「今後どうしたらいいの?」とか「やっぱり私、再婚したい…」という流れになる人も多いんですよ。

そこで結婚相談所やカウンセリングを設けて、「離婚・浮気から結婚再チャレンジまでトータルサポートする会社」になった、という感じですね。

— 確かに浮気を疑って調査して、離婚成立したあとに「次こそ幸せになりたい…」と一歩踏み出す方も多そうです。

そうそう。しかも離婚トラブルを抱えているときって悩みが深いじゃないですか。だから私が“カウンセリング”のような形でずっと話を聞いていたら、あっという間に2時間、3時間…。

最初は料金を設定していなかったんですけど、「これじゃビジネスにならない!」と思ってカウンセリングメニューを設けました(笑)。

「観察力が足りない!」年収1000万を狙う前に自己分析を

— それだけ豊富な相談を受けている山崎さん(せみこ先生)ですが、とくに婚活の場面で注意してほしいポイントは何でしょう?

一番感じるのは「自分や相手に対する観察力が足りない人が多すぎる」ということですね。

たとえば「年収1000万円以上の男性としか結婚したくない!」って言う女性がいるんですけど、自分の強み・外見・スキルを客観的に見直すと、本当にそこを狙えるのかって話なんです。大企業の営業や院卒の医師など“ハイスペック男性”を狙うなら、自分が何を提供できる女性なのか、冷静に分析する必要がありますよね。

逆も然りで、男性だって「自分に興味を持ってもらえる女性像」をちゃんと考えないと。“理想の美女”ばかり追いかける人もいますが、年収やビジュアルに見合わない場合だと全然マッチングしないんです。

— 身も蓋もないようですが、本質的な指摘ですね。

厳しいかもしれないけど、それが現実。

そこを知らないと婚活で疲弊してしまうんですよ。私はそこを“辛口”に言いつつも、「じゃあこうしよう!」と具体的に提案します。

ファッションの提案をすることもありますし、ライフスタイルや言葉遣いまで踏み込むことも。アパレル時代のノウハウがここで生きるんです。

マッチングアプリ vs. 結婚相談所? 真剣度で選ぶべし

— マッチングアプリは手軽だけど「遊び半分の人も多い」、結婚相談所はお金がかかるけど「本気度が高い」という声もありますよね。山崎さん(せみこ先生)はどう見ていますか?

結局、自分が求めるものが“友達や恋人に近い距離の相手”なのか、“最終的に結婚したい相手”なのかで選び方が違います。

アプリは気軽だけど、身元を偽っている人も多い。夜9時以降の遅い時間に初デートをセットしてくる男性なんかは「下心だけ?」と疑ってほしい(笑)。

一方、結婚相談所は書類チェックがきちんとしているし、初回デートから「将来どこに住みたい?」など、具体的な話がしやすい。もし「早く結婚したい」なら、絶対に相談所の方が近道なんです。

ただ、相談所にも“紛れ込むヤバい人”はゼロじゃない。でもアプリよりは断然マシだし、私は探偵の視点で「怪しい人を見抜く方法」も教えているので安心ですよ(笑)。

離婚経験&心理学で磨いた“アンガーマネジメント”が強み

— 山崎さん(せみこ先生)ご自身も離婚を経験され、探偵として多くの浮気や離婚トラブルを見てこられました。ご自身がもし当時、いまのノウハウを持っていたら違っていましたか?

正直、あの結婚はしなかったかもしれません(笑)。年下で収入格差もあったし、いま振り返れば「やっぱり無理があったな」と思う。

でも、あの経験があるからこそ“怒り”や“悲しみ”のマネジメントがどれだけ大事かを実感しました。

心理学的にもアンガーマネジメントってすごく有効で、浮気されたり失恋したりしたとき、どう受け止めるかで次のステップが変わるんですよ。

私自身、その苦しい時期を乗り越えたからこそ、今は人の悩みにとことん寄り添えるようになったんだと思います。

「辛口だけど愛あるアドバイス」で背中を押す

— 最後に、婚活パラダイスの読者に向けてメッセージをお願いします。

恋愛・婚活って、一見ふわっとした世界に見えるけど、実はものすごく“観察力”が大事なんです。自分の得意・不得意は何か?

どんな相手となら暮らしを共有できるのか? 相手が言っていることに疑わしい点はないか? …そこをちゃんと見極めなきゃいけない。

でも、一人で考えているとわからないことも多いから、ぜひプロのアドバイスを受けてほしいですね。

私は探偵社や結婚相談所の運営を通じて、いろんな“裏事情”も知っています(笑)。

男性にも女性にも「辛口だけど愛のあるアドバイス」をしますから、一緒に幸せをつかみ取りましょう!

婚活パラダイス編集部より

アパレル接客から探偵社、そして結婚相談所まで手がける山崎さん(せみこ先生)。「観察力」「アンガーマネジメント」「見た目トータル提案」と、多彩なノウハウを惜しみなく披露する姿勢はまさに“辛口だけど愛のある”カウンセリングそのものです。
「本気で結婚したいのに、変な人に騙されたくない!」「自己分析が苦手で、どう選べばいいかわからない…」という方は、山崎さん(せみこ先生)のもとで“ズバッと背中を押してもらう”のもアリかもしれませんよ。