骨格診断×カラー理論で自信アップ! 大河有未さんが語る“私らしい美しさ”の作り方

今回は、骨格診断やカラー診断、さらには顔診断など、多角的な手法を組み合わせて「外見」を見直しながら「内面」も変えていく診断士・大河有未さんにインタビュー。

「内面の悩みを解決しようとカウンセリングを受けても、なかなか抜け出せない」「外見に自信を持てず、どんな恋愛アドバイスを聞いても響かない」という方も多いのではないでしょうか。

大河さんによると“似合う”を知るメソッドは、そんな悩みをスッと消し去り、自分をまるごと肯定できる力があるとのこと。実際、婚活でもビジネスでも成果を出している受講生がいらっしゃるそうです。

今回は、外見アプローチの重要性や、骨格・カラー診断が持つ本来の深さ、そして「自信」と「行動」を変える具体策までじっくりお伺いしました。

目次

ファッション診断士・大河有未さん× 婚活パラダイス編集部 インタビュー対談

ファッション診断士

大河有未さん

プロフィール

外見コンプレックスに長年悩んだ経験から「骨格診断12分類」「パーソナルカラー診断21分類」「顔タイプ診断」を体系的に学び、“本当に似合うファッション”を追求。大阪を拠点とするファッション特化型サロン「MyStyleLesson (https://mystylelesson.com)」で、型にはめるだけの診断ではなく、お一人おひとりの個性や好みに合わせた具体的な提案を行う。服選びに悩む方でも、理論を味方につけて自分らしさを活かすコツをわかりやすく伝えている。

外見の悩みは内面と直結する? カウンセリングだけでは変わらない理由

— 本日はよろしくお願いいたします! 当メディアでは、恋愛アドバイザーさんや心理カウンセラーさん、大学教授の先生など、恋愛や婚活に関する専門家の方にインタビューを行ってきました。ところが、「内面にばかりアプローチしても変われない」という声が一定数あるんです。そこをなんとかできないかと思い、大河さんにお話をうかがいたくてご連絡しました。

大河有未さん

こちらこそ、ありがとうございます。とても嬉しいです。

— 早速ですが、今回は「外見から内面を変える」という観点でお聞きしたいと思っています。たとえば、いくらカウンセリングを受けても、「自己肯定感が上がらない」とか、「服装がいつも気に入らずモヤモヤしてしまう」など、内面と外見がうまく噛み合っていない方がいるんですよね。そういう悩みについて、どう感じられますか?

大河有未さん

外見の悩みって、意外と内面の部分に深く影響していますよね。

私自身も「ファッションが大好きなのに、なぜかしっくりこない」「周りのおしゃれな人のまねをしてもうまくいかない」と長年コンプレックスを抱えていました。

「内面が大事」と言われても、日々目にする“鏡に映る自分”に自信がないと、どうしてもモチベーションが上がらないまま……ということが多いんです。そこを補うのが、“外見を味方にする”アプローチだと考えています。

大河有未さんご提供写真:活動中のご様子

骨格・カラー診断の奥深さ―他社との違いは?

— 大河さんは大阪を拠点に活動されていて、メニューを拝見すると、パーソナルカラーだけでも21分類、骨格診断は12分類、そして顔診断も取り入れた総合的なアドバイスをされているそうですね。そこまで幅広く、かつ深く組み立てたメソッドを展開しているところって、あまり多くない印象です。

大河有未さん

 私が学んだ師匠が確立された「21分類のカラー診断」や「12分類の骨格診断」「顔タイプ診断」は、複雑かつ論理的なフレームワークなんです。

「パーソナルカラー=4シーズン」のイメージが一般的ですが、実際はその中でも微妙なベースやトーンが違っていたり、骨格も3タイプだけでは分類しきれない微細な要素があるんですね。

そうした豊富なバリエーションを踏まえつつ、「お客様一人ひとりの好みやライフスタイル」をどう組み合わせるかも大切にしています。

— 骨格診断というと「ストレート・ウェーブ・ナチュラル」の3分類がイメージされがちですが、さらに深いんですね。

大河有未さん

そうなんです。3タイプでも大まかな傾向はわかるのですが、本当にその方を「素敵に見せる」ためには、さらに細かな診断と理論が必要になります。そこが私たちの特徴だと思いますね。

大河有未さんご提供写真:活動中のご様子

ファッション迷子を救う“なぜ”を解き明かすメソッド

— 大河さんご自身も、もともとはファッションコンプレックスがおありだったとのこと。どんな部分が一番辛かったんでしょう?

大河有未さん

 「おしゃれが好きなのに、服を着てもイメージしていた姿と何か違う」という違和感ですね。SNSで見た可愛いコーディネートを真似しても、実際に着ると全然似合わない。「私自身に魅力がないのかな」「可愛い人と何かが根本的に違うのかな」と思ってその度に落ち込んでいました。

ところが骨格診断やカラー診断を理論的に学んだとき、「そもそも“私の素材”と“その服の形や色”が噛み合っていなかっただけ」と気づいたんです。自分を責める必要なんてなかったんだ! と本当に目からウロコでした。

— それは多くの方が救われる気づきですよね。「似合わないから私がダメなのではなく、ただ合っていないだけ」という。

大河有未さん

そうなんです。さらに「こういう理由で似合わないなら、こう工夫すればうまく着こなせるかも」という応用もききます。

素材を変える、丈を少し短くする、重心をずらすなど、ちょっとしたアレンジで“自分の好き”を活かせるようになっていくんですよ。

大河有未さんご提供写真:活動中のご様子

同じメソッドでも差が出る? 伝え方と背景説明の重要性

— 実は、他のサロンを利用された方で「骨格診断やカラー診断を受けたけど、イマイチしっくりこなかった」という声もよく耳にするんですよね。なぜ、人によって満足度に差が出るのでしょうか?

大河有未さん

そこは大きなポイントです。骨格やカラーの診断自体は、ある意味では誰でも学べるし、誰でも提供できるんです。

ただ、「結果として○○タイプだから○○を着ましょう」だけで終わるか、あるいは“なぜそうなのか”を伝えるかによって大きく質が変わると思っています。

たとえば、「あなたは『ストレート』タイプだからVネックが似合います」と結果だけ言われても、
「じゃあ他の形は絶対にNGなの?」
「そもそも私、ラウンドネックが好きなんだけど……?」
と疑問が消えないままになるんですよね。

逆に「デコルテに厚みがあるためVネックのほうがスッキリ見え、また首も長く見えます。

でももしラウンドネックを着たいなら、ヘアスタイルや丈感・アクセサリーなど他の部分でスッキリ感を入れるとバランスが取れますよ」と背景や対処法まで説明すると、「なるほど!」と納得して、活かせるようになるんです。

— 確かに、結果の背景をきちんと理解できると、流行や好みが変わったときにも応用しやすいですよね。

大河有未さん

その通りです。私自身も、ただ「ストレートだからパンツはこのバリエーションで」と言われただけだと、他の形のパンツが着たくなったときにどう工夫すればいいかわからない。そうなると診断結果を活用できずに元に戻ってしまう。

要は、その「なぜ似合う(似合わない)のか」という“理論の背景”をどれだけ伝えられるか。そこが診断士によって、またはサロンによって差が出る部分だと思いますね。

結果そのものより、「どのように使える知識として落とし込めるか」こそがカギなんです。

服を変えれば人生が変わる? 自信の積み上げと行動の連鎖

— 理論的に背景を理解すると、納得感が高まって内面まで変わるというのは、すごく説得力がありますね。婚活の文脈で言うと、「でも内面が大事でしょ?」という意見もあると思いますが、外見を変える即効性はやはり大きいですか?

大河有未さん

 大きいです。外見を整えると、「あ、昨日までの私とちょっと違うな」と実感しやすい。そこから「やっぱり似合っている服だと背筋が伸びる」「笑顔が増える」といったポジティブな変化が生まれます。

自信が持てると、「今まで行かなかったお店に入ってみよう」とか「新しい美容室に挑戦してみよう」「婚活パーティで少し自分から話しかけてみよう」といったチャレンジに踏み出しやすくなる。

するとまた結果がついてきて、さらに自信が育つ――この好循環が生まれていきます。

—  “意外と変えられるんだ、私”という気づきが、一番大きいですよね。内面と外見が支え合う好例だと思います。

大河有未さん

そうですね。もちろん、心理的なアプローチだけで変われる方もいますが、「外見でつまずいている人」ならまず外見を整えると、想像以上に楽に内面まで届くかもしれません。

婚活にもビジネスにも応用できる、理論×個性の強み

— 婚活パーティやお見合いの第一印象は一瞬ですし、プロフィール写真でも印象が決まるので、外見に自信がないとかなり不利ですよね。男性は特に「服の選び方がわからない」という人が多いですが、その場合も理論+背景をきちんと学べば簡単でしょうか??

大河有未さん

はい、男性は理屈や根拠を知ると素直に取り組んでくださる方が多いです。たとえば「あなたは襟の形はこういうタイプがすっきり見えますよ」とか、「ジャケットは丈が少し短めのものがベスト」という具体的な提案ができれば、あとはそれを試すだけです。

無理に“おしゃれ”を目指すというより、“似合う”を正しく拾っていけば自然と素敵に見えるんですよね。

また、ビジネスシーンでも応用できます。オンライン会議などでも、ちょっとしたジャケットやネクタイの選び方一つで相手からの印象がガラッと変わりますから。

— 婚活や仕事の成果にも直結するなら、ますます「外見を後回しにするのはもったいない」と感じます。

大河有未さんの今後の展望―ファッション×人生をつなぐヒント

— 最後に、今後の活動や展望について教えてください。大河さんはブライダルのスタイリスト経験もお持ちと伺いました。

大河有未さん

ブライダルでは衣装のスタイリストを3年間経験していましたので、現在もウェディングドレスやアクセサリー、ヘアメイクについて、診断結果に基づく具体的なアドバイスを行っています。

また、骨格診断やカラー診断って、服装だけじゃなくてコスメ選びやヘアスタイル、インテリアの質感選びにも使えるんですよね。

自分のパーソナルカラーや骨格タイプを理解すれば、どんな素材や色が合うかが見えてくるので。

最終的には、「自分の似合う」を把握することで、外見にとどまらず人生全体を整える、そんな形に広げていけたらと思っています。

— 本日は非常に濃いお話をありがとうございました! 外見アプローチの重要性だけでなく、「同じ骨格診断でもそこに至る背景説明の有無で大きく結果が違う」というのは、かなり貴重な視点でした。

大河有未さん

ありがとうございます。多くの方が自分の外見と向き合い、それを好きになれるきっかけをつかんでいただければ嬉しいです。

編集後記

大河さんのお話を通じて改めて感じたのは、「外見を整えると、不思議と心まで整っていく」ということ。中身と外見は別物ではなく、相互に影響を与え合うんだなと実感しました。

そして特に印象的だったのが、「同じ骨格・カラー診断でも、人によって満足度が大きく違う」という視点。単に「結果だけを伝える」のと、「背景や理論まで細かく噛みくだいて説明してくれる」のでは雲泥の差があるということです。

婚活の現場であれば、第一印象にしろプロフィール写真にしろ、自信をもって「自分はこうなんだ!」と提示できる人は圧倒的に強い。男性・女性問わず、“外見アプローチ”と“背景理解”の両方を意識するだけでも、今までと違う未来が開けるかもしれません。

(取材・文:婚活パラダイス編集部)

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