シミラーウェブ（Similarweb）とは？無料で使える方法を解説します！

シミラーウェブ（Similarweb）を使ったことがありますでしょうか。

シミラーウェブは自分のサイトや競合他社サイトのアクセス状況が分析できる無料のアクセス解析ツールです。

SEOチェックとしても活用できるため、大変便利なツールとなっています。

この記事では、シミラーウェブでどのようなことができるか、また今後どのように活用していくかについて詳しく解説いたします。

Similarweb（シミラーウェブ）は、サイトのアクセス状況が解析できるツールです。

ただし、データは精緻なものではなく、参考程度になることを理解しておいてください。

アクセス数が少ないサイトに関してはデータを抽出することが難しいようです。

ただし、無料で競合のおおよその状況が把握できるのはSimilarwebの有力な点といえます。

まず、Similarwebにアクセスします。

「競合サイトをいますぐ分析」の項目から競合サイトのURLを入力すると、アクセス解析を行うことができます。

会員登録やログインはこの時点では必要ありません。

ただし、結果が英語で表示されるため、ブラウザの翻訳機能を活用すると良いでしょう。

では、各項目の見方について解説していきます。

Overviewは、アクセス概要です。

サイトの大まかなトラフィック状況がわかります。

月間アクセス数です。

「K」の単位で表示されます。10K＝10,000と考えてください。

ユーザーの直帰率です。

ユーザーが他のページへ移動しなかったり、リンクをクリックせずにサイトを閉じてしまうことを直帰と言いますが、そのユーザーの割合になります。

1訪問あたりの平均ページ数です。

ユーザーが1回訪問して何ページぐらいを見ているか、つまりサイト内をどのくらい回ってくれているかの指標です。

数が少ない場合は、サイトの他のコンテンツに興味が無いということが考えられます。

ユーザーの平均滞在時間です。

滞在時間が長ければ、それだけユーザーがサイトをよく見てくれているという指標になります。

アクセスされた地域のことです。

どこの国からアクセスされたかがわかります。

Similarwebが集計しているWEBサイトの中でのアクセス数のランキングです。

こちらは特に気にする必要はありません。

ユーザー属性になります。

男女、年齢層を視覚的に確認できます。

ユーザーが関連している業界を表示します。

あくまでもキーワードに基づくものですので、実際のビジネス競合とは異なります。

関連業界のサイトを表示します。

こちらも実際のビジネス競合とは異なりますが、ビジネスの競合となりうるホームページが表示されれば、サイトのトラフィック状況を確認して、Webマーケティングの参考にできます。

ユーザーがどのようなキーワードで流入しているかがわかります。

特にリスティング広告を出稿している場合、競合がどのようなキーワードを設定しているか、簡易的ではありますが確認することができます。

SimilarwebのReferring Sitesは、「訪問前、後のサイト」のことで、訪問前にどこのサイトから来たかと訪問後にどこのサイトに行ったかがわかります。

つまり、他のサイトから来たアクセスの分析結果でして、Google analyticsでいうリファラーです。

SimilarwebのSearch Trafficは、自然検索からどの程度検索ユーザーがサイトに流入してるか？どんなキーワードで流入してるか？の解析結果です。

こちらはソーシャルからのトラフィックを表しています。

FacebookやTwitterなどのソーシャルからどの程度トラフィックが流入してるかの解析結果です。

競合のソーシャルメディアの比率がわかるので大変便利です。

自社で活用していないソーシャルメディアがないかどうかを確認して対策を打ちましょう。

いかがでしたでしょうか？

Similarweb（シミラーウェブ）は、競合サイトのアクセス解析が簡単にできるツールです。

自社のサイトと競合サイトでどのくらいの流入数の差があるのかなどを知るには大変便利です。

得られる情報は完璧なものではないですが、基本的な機能であれば会員登録も料金も発生しないため、一度お試しすることをお勧めします。

この記事を読んで、Similarwebをうまく活用し、改めてWebマーケティングの戦略を見直してみてはいかがでしょうか。