インスタグラムのストーリー機能|ストーリーを投稿する意味やその方法を解説

監修者

佐藤 祐介
佐藤 祐介

株式会社LIFRELL代表取締役。大手代理店、株式会社オプト、電通デジタルの2社でアカウントプランナーを経験。その後、株式会社すららネットでインハウスマーケターとして事業の立ち上げからマザーズ上場水準まで事業を伸長させる。マーケティング戦略の立案からSEO/WEB広告/SNS/アフィリエイト等の施策で売上にコミット。

専門家

深瀬 正貴
深瀬 正貴

Yahoo株式会社 法人マーケソリューション出身。 鎌倉の海のそばでオフィスFHを運営。 リスティングやSEOをはじめとしたデジタルマーケティングで100社以上の売り上げ課題を解決。
最近の趣味はブームに乗っかったように見えてしまう「焚き火ごはん」。

目次

皆さんはインスタグラムのストーリーを上手に活用できていますか。

「ストーリーを上げて得られる効果が分からない」「具体的にどんな機能があるか知らない」などのお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インスタグラムのストーリーでできることや、投稿方法について解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

インスタグラムのストーリーとは?上げる意味についても解説

インスタグラムのストーリーを上げる意味を理解する前提条件として、ストーリーについて知る必要があります。ここでは、インスタグラムのストーリーとはどんな機能なのか説明します。

24時間限定で動画や写真を投稿できる機能のこと

ストーリーとは、24時間で消える画像や動画を投稿できるインスタグラムの機能です。

写真なら1枚、動画なら60秒まで投稿でき、アプリ内で簡単に撮影や加工ができる便利さから、多くの人に利用されています。

また、通常の投稿と違って「いいね!」機能がついておらず、誰が閲覧したかは、投稿者だけが確認できるのが特徴です。今では、個人のみならず多くの企業が、インスタグラムに参入しています。

ストーリーを上げる意味は「一般」と「企業」とで違ってくる

多くの人に使用されているストーリーズですが、「流行っているから使っている」など具体的な理由を説明できない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ストーリーを上げる意味について、「一般目線」と「企業目線」に分けて解説します。

一般ユーザー目線:24時間で消えるため気楽に投稿ができる

一般ユーザーがストーリーを使用する理由は、「瞬間の共有」にあります。

投稿が残ってしまうと、誤解を招かないように表現方法や言葉選びに気を使い過ぎてしまい、素直に発言できないという人が多いのではないでしょうか。

24時間で消えるストーリーはそういった問題を抱える必要がなく、気持ちの負担が少ないメリットがあります。

また、動画や画像を作りこむ必要もなく、「その瞬間共有したい」という気持ちだけで、気軽に投稿が可能です。

企業目線:URLの遷移や期間限定のお得情報、クーポンの配布が可能

企業がストーリーを使用する目的は、商品やサービスのプロモーション活動です。

ストーリーは、フォロワー以外でも閲覧ができるため、人の目に触れる機会が多くなるメリットがあります。

また、中高生の中には、ストーリーの閲覧だけのために、アカウントを作成している人も多くいるため、通常とは異なる層にアプローチが可能です。

期間限定の情報やお得なクーポンなど、タイムリーな情報を発信することで、より親近感を感じさせる効果が期待できます。

インスタグラムのストーリーの便利な3つの機能

インスタグラムのストーリー機能について、イメージが湧いてきたのではないかと思います。

具体的には、どんな機能が備わっているのでしょうか。ここでは、運用するにあたって便利な機能を3つ紹介します。

ハイライト/プロフィールでまとめて閲覧できる

ハイライトとは、24時間経ってもストーリーが消えない機能です。通常では消えてしまうストーリーを意図的に残すことができます。

自己紹介の下に設置されるため、注目度も高いです。

反響の大きかったストーリーを載せたり、商品のPRに使用したりしても良いでしょう。

フォロワーの増加や認知度のアップ、販売促進の効果が期待できます。

リポスト/他のユーザーのストーリーやフィードを自身で再投稿(シェア)

リポストとは、インスタグラムのシェア機能です。

他のユーザーの投稿をシェアするため、写真がなくても完成度が高い投稿ができます。

企業であれば、自社商品を使用しているユーザーをリポストすることで、自然な形で商品を宣伝することが可能です。

実際にアメリカに本社を置くサンドウィッチチェーン店のサブウェイは、ストーリーのリポスト機能を活用し、売上を伸ばした実績があります。

リンク/条件付きだがURLを張ることでビジネス運用もできる

条件付きでストーリーにURLを貼ることができます。

公式サイトやショップにユーザーを誘導することができるため、高い効果が期待できます。

ストーリーにURLを貼るには「認証された公式アカウントである」「フォロワーが1万人以上いる」のどちらかを満たさなければなりません。

芸能人や著名人でない限り、インスタグラムの公式アカウントから認証される可能性は低いため、1万人以上のフォロワーの獲得を目指す方法が無難です。

【初心者向け】ストーリーの投稿方法を3ステップで紹介

ここでは、初心者でも簡単にできるストーリーの投稿方法を3ステップで解説します。

はじめは、簡単な画像や動画で操作に慣れることが重要です。もし、誤って投稿してしまっても、投稿を削除することができるのでご安心ください。

ステップ①3つのいずれかの場所からストーリー投稿画面を開く

まずは、ストーリーの投稿画面を開きましょう。ストーリー画面へ移動する方法は下記の3つです。

  • フィード画面の上部にある自分のアイコンをタップする
  • フィード画面かホーム画面の「+」ボタンから「ストーリーズ」を選ぶ
  • フィード画面を左から右へスワイプする

いずれかの方法で、ストーリー投稿画面まで移動しましょう。

ステップ②画面が切り替わったら「動画や写真の撮影」又は「端末のアルバムから選択」

ストーリー投稿画面に切り替わったら、「動画や写真の撮影」又は「端末のアルバムから選択」を選びます。

端末のアルバムに存在するデータはもちろん、その場で撮影して投稿することもできます。撮影する場合は、画面下のメニューが「ストーリーズ」になっているかの確認をしっかりしましょう。

シャッターボタンを長押しすることで動画を、すぐ離すことで写真を撮影することができます。

ステップ③スタンプや落書きなどで加工後、「ストーリーズ」をタップで投稿完了

撮影またはアルバムからの選択が終わったら加工し、投稿しましょう。

素材を選択すると、右下に「送信先」のボタンが表示されます。

投稿を見ることができる範囲を決め、画面下の「ストーリーズ」を選択すると、投稿が完了します。

もし、ストーリーズを、フォロワー全てに閲覧してほしくないのであれば、閲覧できる範囲を絞り、親しい友人のみに投稿することも可能です。

ストーリーは何秒アップできる?最長で60秒まで

インスタグラムのストーリーの投稿には制限があります。1つの動画は15秒までと設定されており、1度に投稿できる時間は60秒です。

投稿時間を超えてしまうと不自然な場所で切り取られてしまったり、投稿できなかったりする場合があります。

投稿前には、長さがオーバーしていないか確認するようにしましょう。

ストーリーの投稿は1度に10件まで投稿可能ですが、複数の画像を選択をして60秒を超えてしまった場合は、自動的に分割することができません。

複数の動画を選択して投稿する場合は注意が必要です。

インスタグラムのストーリーをおしゃれに加工する5つの方法

インスタグラムのストーリーの投稿は、慣れてしまえば難しくありません。

ここでは、インスタグラムのストーリーをおしゃれに加工する方法を5つ解説します。

簡単な方法を選んでいますので、できそうな加工から始めてみてください。

加工方法1.フォントやカラーを選べる「文字入れ」

画像や動画に文字を入れる加工です。

フォントやカラーの種類が多く、直感的に操作ができます。

また、手書き機能もついており、4つのフォントから選択でき、太さの調整も可能です。何もない画像でも、文字を加えるだけで、イメージがガラリと変わります。

どのように文字を入れたらいいのか分からない場合は、反響の大きい投稿を参考にしましょう。まずは、自身で加工し、投稿することが大切です。

加工方法2.インスタグラム独自の動く「GIFスタンプ」

GIFスタンプとは専門のクリエーターが作成した動くスタンプです。

種類が豊富なので、投稿のイメージに合わせたスタンプを見つけてください。

位置や大きさも自由に変えることができるので、投稿者の好みでデザインすることが可能です。

公式のアプリでは、履歴や保存ができないので、使用するたびに検索をかける必要があります。

ただ、外部アプリを使用することでスマートフォンへの保存が可能になり、便利に使うことができます。

加工方法3.質問箱を設置する「質問スタンプ」

フォロワーに質問を投げかけたり、メッセージを送ったりすることができる「質問スタンプ」を活用しましょう。

主に意見を募る際に利用され、質問を通してコミュニケーションを取ることができます。

新商品へのリアクションの確認やユーザーへのフォローなど、多くの場面で活用できる機能です。

加工方法4.動画の「コラージュ」や「レイアウト」機能

インスタグラムには、2枚の画像を並べて投稿する「レイアウト」と最大6枚まで投稿できる「コラージュ」の機能があります。

アプリ内で写真を選択し、テンプレートにはめ込むだけなので、操作も簡単です。1つの商品を様々な角度から撮影して紹介するのにおすすめです。

コラージュを使用する場合は、背景を加工することで、よりおしゃれに見せることもできます。

加工方法5.「面白い動画」や「エフェクト」のフィルタをつけられる

インスタグラムならではの機能がフィルタ機能です。

顔の部分にキャラクターを表示できたり、アクションに合わせてゲームができたりと多くのエフェクトが用意されています。そのため、面白い動画の撮影も容易に可能です。

同じ画像や動画でもエフェクトのかけ方によって、面白い動画にもすることができます。たくさんのエフェクトを操作しながら、お気に入りのものを見つけてみてください。

投稿されたストーリーを保存する2つの方法

ここでは、投稿した自分のストーリーを保存する方法を解説します。

インスタグラムでは基本的に、他人の投稿したストーリーズは保存することができないことを頭にいれておきましょう。

自分の端末への保存方法

投稿されたストーリーは自分の端末に保存することが可能です。まず、保存したいストーリーの投稿を開き、右下の「タップ」を選択しましょう。

そうすると、「写真(動画)を保存」、または「ストーリーズの保存」が表示されます。

前者は、そのときに表示されている写真や画像のみを、後者は投稿されている画像や動画を1つのスライドショーとして保存できます。

どちらで保存するかは好みで選びましょう。

DM機能を使った保存方法

DM機能を使用して、自分の投稿したストーリーを保存することが可能です。

通常であれば、24時間経過した時点で投稿は消えてしまいますが、自分で投稿したストーリーであれば、アーカイブを確認することで保存できます。

まず、プロフィール画面の右上の「メニュー」から「アーカイブ」を選択します。そして、「ストーリーズアーカイブ」を表示すると、過去のストーリーが一覧で表示されますので、

その中から保存したいストーリーを選択してください。「写真の保存」を選択することで、過去のストーリーが保存できます。

インスタグラムのストーリーの閲覧履歴は足跡機能を見るだけでわかる

インスタグラムには足跡機能が備わっており、誰が自分の投稿を閲覧したのかが分かる仕組みになっています。そのため、ストーリーを閲覧したことは、相手に知られると思っていた方がいいでしょう。

足跡をつけないストーリーの見方

できるならば、足跡を残さずに相手の投稿を閲覧したいと思っている人もいるでしょう。

ここでは、足跡を付けずにストーリーを確認する2つの方法を解説します。

サブ垢を作ってストーリーを見る

普段使っているアカウントとは別にサブ垢を作成し、ストーリーを見る方法があります。

正しくは、足跡をつけずにではありませんが、あなただと特定されなけば意味は変わりません

。サブ垢を作ったときに忘れてはいけないのが「連絡先をリンクする」の設定をオフにすることです。

連絡先をリンクしてしまうと、サーバーに同期した情報から相手に知り合い候補として表示されてしまうことがあるので注意しましょう。

ストーリーを見たあと、消えるまで相手をブロックする

ストーリーの足跡を消すためにストーリーの投稿者をブロックするのも1つの手段です。

投稿者をブロックした場合、足跡も消えますがフォロー関係もなくなるため、注意が必要です。

また、48時間経過しないでフォローを復活させると、足跡も同様に復活してしまいます。

どうしても、足跡を見られたくないのであれば、48時間以上の時間を置き、再度フォローするようにしましょう。

アカウントの非公開にしても足跡はつくので注意しましょう

インスタグラムのアカウントを非公開にしても足跡は残るので注意しましょう。

足跡が残っているので、あなたのプロフィール画面まで追うことができます。

非公開アカウントのため、投稿内容を相手が閲覧することはできません。

ただし、非公開アカウントだからといって安心はできません。

閲覧していることを相手に知られたくないのであれば、上記で紹介したような方法を使用しましょう。

相手アカウントをブロックすることなく「ストーリーを非公開」にする方法

インスタのストーリーを閲覧されたくない相手がいる場合は、ブロック以外に「ストーリーを非公開にする」方法があります。

相手をブロックしてしまうと、ブロックしていることが相手に知られてしまう可能性が非常に高いです。ブロックしても影響がない人であれば問題はないと思いますが、職場の上司や友人などにバレたら、非常に気まずい思いをしてしまうでしょう。

ストーリーだけを見せたくないのであれば、非公開が得策です。

インスタグラムのストーリーはビジネス利用もできる機能性も備えている

インスタグラムのストーリーはフォロワー以外も投稿内容を閲覧できるため、人の目に触れる機会が多くなるメリットがあります。

そのため、商品の宣伝のようなプロモーション活動にも適したツールといえるでしょう。

現在、インスタグラムのストーリーを活用している企業が多いため、競争率も高くなっています。そのため、しっかりした手法を身に付け、他の企業と差別化していくことが重要です。

そういったニーズに応えるために、インスタグラムのマーケティング支援をしている会社がありますので、興味がある方はLIFRELLに相談してみましょう。

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