パンくずリストとは何?名前の由来と、ユーザー効果、SEOについても解説!

監修者

佐藤 祐介
佐藤 祐介

株式会社LIFRELL代表取締役。大手代理店、株式会社オプト、電通デジタルの2社でアカウントプランナーを経験。その後、株式会社すららネットでインハウスマーケターとして事業の立ち上げからマザーズ上場水準まで事業を伸長させる。マーケティング戦略の立案からSEO/WEB広告/SNS/アフィリエイト等の施策で売上にコミット。

専門家

深瀬 正貴
深瀬 正貴

Yahoo株式会社 法人マーケソリューション出身。 鎌倉の海のそばでオフィスFHを運営。 リスティングやSEOをはじめとしたデジタルマーケティングで100社以上の売り上げ課題を解決。
最近の趣味はブームに乗っかったように見えてしまう「焚き火ごはん」。

目次

パンくずリストという言葉を聞いたことはありますでしょうか。

パンくずリストは、一般的にはウェブサイトの上部にあり、ユーザーがウェブサイト内でどのページにいるかを示すために使用されます。

この記事では、このパンくずリストが、ユーザー向け以外にどのような効果があるかを解説していきたいと思います。

パンくずリストとは

パンくずリストは通常、階層的なリンクのリストとして表示され、ページの階層構造を示すために使用されます。たとえば、ウェブショッピングサイトでの使用例を考えてみましょう。

ホーム>カテゴリ>製品詳細ページ

このようなリストがページ上部やページのタイトルの下に表示され、ユーザーは現在のページが「製品ページ」であることを知ることができます。

ユーザーはパンくずリストを使って、ホームページや特定のカテゴリに簡単に戻ることができ、ナビゲーションがスムーズになります。

パンくずリストはウェブサイトやアプリケーションのユーザーエクスペリエンスを向上させ、ユーザーが迷子になるのを防ぐのに役立つ重要なユーザーインターフェース要素の一つです。

パンくずリストの名前の由来

なぜ「パンくずリスト」と呼ばれるようになったのでしょうか?

パンくずリストという語源は、童話「ヘンゼルとグレーテル」からきています。

物語の中で、主人公の兄妹が森の中で道に迷わないように、自分たちの通った道にパンくずを落として帰り道の道標にしたそうです。

Webサイトでも同じように、ユーザが今見ているページと前のページを示す役割を担っていることから「パンくずリスト」と呼ばれるようになりました。

パンくずリストの役割とは?

では、パンくずリストの主な役割とはなんでしょうか?
以下でパンくずリストの主な役割を解説いたします。

役割1.ナビゲーションの支援

ユーザーに現在のページがウェブサイト内でどの位置にあるかを示し、サイト全体の構造を理解しやすくします。
これにより、ユーザーは簡単にサイト内を移動できます。例えば、ホームページから特定の製品ページまでのパスを示すことができます。

役割2.ユーザーエクスペリエンスの向上

パンくずリストは、ユーザーエクスペリエンスを改善し、ユーザーがサイト内でのナビゲーションに迷子になるのを防ぎます。
ユーザーはどのページにいるかを明確に把握し、迅速かつ効果的な操作が可能となります。

役割3.サイト内検索のサポート

パンくずリストは、ユーザーが特定のセクションやカテゴリに移動し、関連コンテンツを見つけるのに役立ちます。
これは特に大規模なウェブサイトやオンラインストアで重要であり、製品や情報の検索を容易にします。

役割4.SEOへの寄与

パンくずリストは検索エンジンにとっても有益です。
検索エンジンはパンくずリストを読み取り、ウェブサイトの階層構造やコンテンツの関連性を理解しやすくするため、ウェブサイトのランキングに寄与する可能性があります。

役割5.複数階層のナビゲーション

ウェブサイトが多くのセクションや階層で構成されている場合、パンくずリストはユーザーにとって迅速なナビゲーションツールとなります。
ユーザーは一度に複数の階層を移動し、希望するページに到達することができます。

パンくずリストの種類

パンくずリストにはいくつかの種類があり、ウェブサイトやアプリケーションのデザインや要件に合わせて選択できます。以下は一般的なパンくずリストの種類です。

1.階層型パンくずリスト(Hierarchical Breadcrumbs)

最も一般的なタイプのパンくずリストで、ウェブサイトのページ階層を示すために使用されます。ページの親子関係を示し、ユーザーに現在のページの位置を把握させます。階層型パンくずリストは、カテゴリ、サブカテゴリ、製品ページなどのセクションを表示するのに適しています。

2.履歴型パンくずリスト(History Breadcrumbs)

ユーザーが過去に訪れたページのナビゲーション履歴を示すために使用されます。ユーザーが直前のページに戻ることができ、進む/戻るボタンの代わりに履歴型パンくずリストを使用してページ間を移動できます。

3.アトリビュート型パンくずリスト(Attribute Breadcrumbs)

製品やリストのフィルタリングに使用され、選択したアトリビュートや条件を示すために使用されます。たとえば、ウェブサイトでシャツを購入する場合、色、サイズ、価格帯などのアトリビュートを示すパンくずリストが表示されることがあります。

4.場所型パンくずリスト(Location Breadcrumbs)

特定の地理的位置を示すために使用されることがあります。これはロケーションベースのサービスや地図アプリケーションで一般的です。ユーザーが特定の場所から他の場所に移動する際に、場所型パンくずリストは経路を示します。

5.カスタム型パンくずリスト(Custom Breadcrumbs)

ウェブサイトやアプリケーションの特定のニーズに合わせてカスタマイズされたパンくずリストです。これらのパンくずリストは、独自のデザインや機能を持つことがあり、一般的なタイプに固定されない柔軟性を提供します。

パンくずリスト作成の注意点

パンくずリストを作成する際には、以下の注意点を考慮しましょう。
ユーザーにとって使いやすく、効果的なパンくずリストを提供することが重要です。

1.一貫性を保つ

パンくずリストは一貫性がある必要があります。つまり、すべてのページで同じスタイルや形式で表示されるべきです。
ユーザーはパンくずリストに頼り、一貫性があることで迷わずにサイトを回遊できます。

2.階層構造をわかりやすく反映する

パンくずリストはウェブサイトの階層構造を正確に反映するのが前提です。
ページの上下階層を示し、ユーザーにウェブサイト内の位置を明確に伝えられるように作成しましょう。

3.リンクを提供する

パンくずリストの各要素はクリックできるようにし、ユーザーが直接前のページに戻るか、上位のカテゴリに移動できるようにしておくとユーザーにとって便利です。

4.分かりやすいテキストを使用

パンくずリストの各要素には、分かりやすく具体的なテキストを使用することが大切です。ユーザーがどのページにいるかを簡単に理解できるようにしましょう。

5.モバイルデバイスに対応させる

パンくずリストはモバイルデバイスでも適切に表示されるように設計することが重要です。画面の制約に合わせて、適切なデザインやスタイルを選択しましょう。

6.不要なページを表示しない

パンくずリストには、ユーザーが過去に訪れたページすべてを表示する必要はありません。主要なナビゲーション経路や階層を示すことに焦点を当てましょう。

7.デザインと視覚的な一貫性

パンくずリストはウェブサイトのデザインに統合され、視覚的な一貫性を保つ必要があります。色やスタイルは他のナビゲーション要素と調和させましょう。

バックアップナビゲーションを提供: パンくずリストは主要なナビゲーション手段であるため、ユーザーに必要なリンクを提供するだけでなく、別のナビゲーションオプションも提供し、ユーザーが目的のページにアクセスできるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はパンくずリストについて解説いたしました。

パンくずリストは、ユーザーが迷わないようにするだけでなく、SEOにおいても効果を発揮します。
サイトの運営をしている方は、この記事をもう一度読み直して、パンくずリストの設置や、今設置しているパンくずリストの見直しを行いましょう。

良いパンくずリストを作成し、ユーザーとサイト構造の両方を有益なものにするように頑張ってみてください。