恋愛は“本能”と“市場”の掛け合わせ!ぐっどうぃる博士が教える、婚活で『運まかせ』を脱却する方法

婚活パラダイス編集部では、理学博士(生命科学)から恋愛カウンセラーに転身し、独自の恋愛理論を確立してきた“ぐっどうぃる博士”にインタビューしました。

「婚活がうまくいかないのはなぜ?」

「特定の相手を振り向かせるにはどんな駆け引きが必要?」

といった疑問に、博士ならではの視点で分かりやすく回答していただきました。

対談の中には、「ゼクシィ縁結び」「ペアーズ」など具体的なサービスの使い分けや、“地方 vs 都市部”の婚活効率の話も登場。恋愛・婚活で苦戦している方必見の内容です。

婚活パラダイス
目次

ぐっどうぃる博士 × 婚活パラダイス編集部 スペシャル対談

恋愛カウンセラー・理学博士

ぐっどうぃる博士

プロフィール

ぐっどうぃる博士は、国立遺伝学研究所で理学博士号を取得後、性や進化、老化に関する研究に従事し、そこから培われた生命科学的視点を元に独自の恋愛理論を構築した恋愛コンサルタントです。

「生命科学が恋愛理論につながった」?

— 本日はお時間をいただきありがとうございます。まずはぐっどうぃる博士が“生命科学の研究者”から恋愛カウンセラーへと転身された経緯をうかがいたいのですが、もともとはどんな研究をされていたのでしょうか?

ぐっどうぃる博士

僕は分子生物学の分野で研究をしていました。

最後の数年は老化の研究に関わっていたのですが、研究そのものも僕自身の進路も行き詰まっていましたね。

そんな時、たとえば恋愛における行動は皆自分の意思で決めていると思っているけど、実は遺伝子によってかなりの部分プログラムされているのではないかと思うようになりました。

なんていうか、虫が光に向かって飛んでいくように、人間もある一定の条件下では、決まった行動をとると確信したんです。

そういう出来事がいくつもあったんですね。
これが「恋愛を生命科学的視点で捉える」という発想の出発点でした。

— 当時はまだ恋愛理論として体系化されていなかったんですね?

ぐっどうぃる博士

はい。20代の頃は「自分がモテるためのテクニック」としてしか考えていませんでした(笑)。30代はじめ頃「多くの人に応用できる体系を作れるかもしれない」と思ったんです。

自分の専門だった生命科学的な視点そして自分の経験、さらにはいくつかの恋愛指南書を材料にして「恋愛における男女の行動を体系化できる」と感じたんです。

運任せにするのではなく、きちんと戦略を立てれば恋愛対象を思い通りにできる、という結論にたどり着きました。

「運まかせ」をやめないと結婚できない? 婚活の7つの落とし穴

— 博士がおっしゃるように“運まかせ”でやってしまうから失敗する方が多い。具体的にはどんな失敗パターンがありますか?

ぐっどうぃる博士

たとえば婚活では、結婚にたどり着かない「7つの罠」があると思っています。
婚活のうまくいかない女性は多くの場合この中の一つ以上の罠にハマっているんです。細かく言うといろいろあるんですが、ざっと挙げると

  1. 婚活に時間を割いていない
    • 結果を出すにはコンスタントに婚活に時間を割く必要があるが仕事が忙しいなどの理由で全く活動できていない。
  2. 相手をわかっていない
    • 相手の言動を鵜呑みにしたり勝手な思い込みで判断して見当違いのアプローチをし、相手と結ばれない。
  3. 行き当たりばったり(系統立っていない)
    • 計画なしにアプリを使ったり合コンに行ったりする。婚活がいつのまにか不毛な片思いに変わっているケースも多い。
  4. 自分をわかっていない
    • 市場が自分に何を求めているのか、どこを変えれば選ばれやすくなるのかがわかっていない。ありのままの自分を好きになってもらえると思っている。
  5. モチベーションが続かない
    • うまくいかない時間が続いたり、失敗して傷つくとすぐに婚活をやめてしまう。
  6. 効率的じゃない。
    • 婚活は時間との勝負なのに、結果に繋がりにくい方法で婚活を続けている。
  7. “上がり時(結婚する時期)”を逃してしまう
    • より良い相手を求め続ける間に、ただ年齢だけを重ね、以前は手に入った相手が手に入らなくなる悪循環を続ける。
ぐっどうぃる博士

これらが複合して「うまくいかない…」と嘆く人がほとんどなんです。

— 確かに…。「婚活が辛い」と言っている人ほど、いくつか当てはまっていそうです。

ぐっどうぃる博士

そうでしょう? 例えば、相手が分かってない罠でよくあるのが「そもそも結婚する気のない相手ばかり追い続ける」とか、行き当たりばったりの例としては「数人と出会って結果がでないだけで半年以上婚活を休む」とか。

婚活は自分のやり方では難しいです。だから“正しい戦略”が要るんですよ。運任せにしていたら、そのまま何年も成果が出ないまま…となりかねません。

“上がり時”を逃したアラフォー女性はどうする? 戦略的に市場を変える

— 例えばアラフォー女性で「20代の頃はモテたけど、今は結婚できない…」という方がいらっしゃいます。そういう人が今からゼクシィ縁結びを使ってもうまくいくのでしょうか?

ぐっどうぃる博士

ゼクシィ縁結びの良いところは、男性の多くが真剣に結婚を考えているというところです。これ、婚活ではとても重要なことです。
しかもゼクシィ縁結びは結婚相談所よりは女性への接し方を知っている男性が多いんです。

それはさておき、多くの女性は自分の市場価値が年齢と共に大きく変わることを認識していません。また恋愛市場と婚活市場は価値の基準が大きく違います。

このような話題はセンシティブなので、世の中の誰も言いたがりませんが、でも結果を出したいなら重要なことです。

過去にチヤホヤされた経験は足枷にしかならないでしょう。
「昔はイケメンの起業家が当たり前だったのに…」みたいなプライドで、今も同じ水準を求めると失敗します。

ぐっどうぃる博士

じゃあどうすればいいか? まずは自分の“今”の婚活市場における価値を正確に知ること。

それは、ゼクシィ縁結びや結婚相談所などで実際に活動してみれば体感できるでしょう。

こういう人からは相手にされない。こういう人とはデートにつながると体感することで自分が分かってくるんです。

自分の価値が分かると、多くの女性は無茶な高望みはしなくなります。その上で、自分のその市場においてどのように価値を見せていくのかを学び実践します。

見せ方を変えるだけで望む相手を手に入れられる可能性は高まります。過去の恋愛市場におけるやり方はもう通用しません。そこに気付けないと結果はでません。

— それでも「私、このまま妥協していいの?」と悩む人もいますよね。どう答えますか?

ぐっどうぃる博士

婚活では妥協という言葉をよく耳にしますね。

妥協したくないなら、そのまま突っ走って結果を出してもいいと思います。実際、“かなり無謀な条件”を成功させるための高等テクニックもあります。

ただ、願いを叶えたいなら、正しいやり方、相当の行動力と長期の忍耐が必要です。
僕はいつも言うんですが、自分の願いに向かって努力したあとで「やっぱり無理があった…」と気づく人が多いんですよ。

だから一度チャレンジするのも悪くないと思います。あらゆる手を尽くしてうまくいかなければ、多くの人は納得いく相手と結婚します。

もしくは早めに“現実的なライン”を見極めて、もっと穏やかな結婚生活を手に入れるか。

そこは本人の選択ですね。自分を見つめ直すことで自分にとってどの道が正しいかが見えることもあります。

遊び相手から本命への昇格――成功のカギは“我慢”と“消え方”にある

— 先ほど恋愛寄りの話として「遊び相手状態から本命になる方法」について少し触れました。もう少し詳しく伺いたいのですが、やはり徹底的に居心地のいい女性を演じて、ある時スパッと離れるのが基本戦略なんでしょうか?

ぐっどうぃる博士

そうですね。相手にとっての「最高の遊び相手」を演じ、あるタイミングで連絡を絶つ。すると、大半の男性は6週間以内に「元気?」みたいな連絡を寄こす。

ここから交渉を始めて、結婚が目的の女性なら結婚の話につなげる…という感じです。

まず多くの女性は「最高の遊び相手」を演じきれません。そして、“消える”こともできません。消えるときに我慢できず、「どうして連絡くれないの?」とか「今どこで何してるの?」と追ってしまう。

これはポーカーに例えれば、カードを自分から見せてしまう行為で、逆効果なんですよ。

このやり方自体は確実じゃないし、かなり精神力を使うけれど、一定の成功率があります。

— その成功率を高めるには、どうサポートするんでしょう?

ぐっどうぃる博士

様々なステップにおけるサポートがあるのですが、その一つは相談者さんに「この期間は連絡が来ないかもしれないけど、必ず○週以内にこういう形で連絡が来る。そこでこう返す」と、細かく“予言”しておきます。

そして大抵は予言通りになります。先に心構えがあれば、耐えやすいですからね。

モチベーションが続かない婚活…「締め切り」と「行動量」で成果を出す

— 婚活でいろいろ試してみるものの「疲れた」「モチベが切れた」というケースって、具体的にどう解決すればいいんでしょう?

ぐっどうぃる博士

婚活はもともとモチベーションが湧きにくいんですよ。なぜなら特定の相手がいない状態で動くので、恋愛のような“執着”が生まれにくいんですね。それに今の時代は結婚しなくても生きていけるので、「嫌になったらやめよう」という気持ちが働く。

そこで最も効果的なのは、期限(締め切り)を設定し、無理のない範囲で行動量を数値化することです。たとえば「3か月で最低10人会う」「半年で自分の住むエリアのアプリをすべて試す」など。

また数値目標に無理があれば下方修正します。結婚相談所に入るのも一つの手ですが、それだけで受け身にならないよう気をつける必要があります。

— なるほど。婚活に関しては、効率的に“母数”を増やす意識が大事なんですね?

ぐっどうぃる博士

そうです。「私はあと何か月でこの目標を達成する」と決めたうえで、アプリならアプリをきちんと使い込み、ある程度の行動量を確保する。並行して複数の相手と接触するのは当たり前だと割り切ること。

一方で、やり方を間違えると「同時進行が苦手で全部中途半端に終わった…」となる人もいるので、そのあたりのマネジメントも重要です。

やはり理論とサポートがあると圧倒的に成功率は高くなりますね。

マッチングアプリを“地方”で使うなら? ゼクシィ縁結び vs ペアーズ

— 博士は以前から「婚活ではアプリを賢く使うべき」というお話をされていますよね。具体的にどんな基準で選ぶのがいいんでしょう?

ぐっどうぃる博士

はい。まず大前提として、「自分が住む地域」「自分の年齢や条件」によってアプリやサービスの向き・不向きがあると捉えることが重要です。

たとえば、東京圏で30代半ばまでなら『ゼクシィ縁結び』をおすすめする場合が多いですね。ゼクシィブランドで“結婚意欲の高いユーザー”が比較的多く、首都圏なら登録者数もある程度いるので、しっかり母数を確保しつつ真剣な相手を探しやすいんです。

一方、地方で同じようにゼクシィ縁結びを使ってもユーザー母数が足りない場合がある。そういうときは『ペアーズ』をはじめ、地方ユーザーが多いアプリを選ぶのが現実的。結果として成功率が上がることも多いんです。

ただし、人によっては結婚相談所やオーネットのような結婚情報サイトのほうが圧倒的に合っているケースもあるので、「アプリだけ」「相談所だけ」と決めつけず、自分にあった市場を複数検討するのがベストですね。

— なるほど。東京圏はゼクシィ縁結び、地方はペアーズ…というのはよく聞きますが、それは母数(ユーザー数)の違いが大きいんでしょうか?

ぐっどうぃる博士

そうですね。単純に地方でゼクシィ縁結びを見ても、候補が数名しか出てこないということはざらにあるわけで。だったらペアーズなど、地方ユーザーが多めのアプリのほうが出会いの可能性が増えます。

逆に東京圏でペアーズをやっても、真剣度が低いユーザーに混ざってしまいがちなので、「もう少し結婚に直結した層が多いほうが良い」という女性にはゼクシィ縁結びが向く、という感じですね。

もちろん「東京でペアーズを使う」「地方でゼクシィ縁結びを使う」としてもうまくいく方はいますし、相談所を並行利用するのもあり。要は“自分に合った市場を選ぶ”ということに尽きるんですよ。

— それがいわゆる“市場を変える”という発想なんですね。使うアプリやサービスが違えば結果も違う、という。

ぐっどうぃる博士

はい。例えば、地方の女性が都会の男性と会いたいなら、思い切って“住む場所を変える”という大掛かりな市場の移動もアリです。

大都市だと婚活アプリの母数が多く、魅力的な人に会いやすいから成功率が急上昇することも少なくありません。

もちろん簡単ではないですが、それほど“本気で結婚したい”ならそこまで踏み切る方もいるし、そうして幸せになった例も多いです。

ぐっどうぃる博士が運営する2つの場──「恋愛ユニバーシティ」と「マイマリッジスクール」

— ぐっどうぃる博士の活動拠点は「恋愛ユニバーシティ」と「マイマリッジスクール」の2つがあると伺いました。読者への具体的な利用イメージを教えてください。

ぐっどうぃる博士

「恋愛ユニバーシティ(https://u-rennai.jp/consult/adviser_list/)」は、特定の相手との恋愛を成就させたい人向けの電話相談サービスです。

片思い・復縁・遊び相手から昇格など、“一点集中でどう落とすか”がテーマですね。ここには私だけでなく、さまざまな実力カウンセラーが参加し、それぞれの理論でサポートしています。

「マイマリッジスクール(https://u-rennai.jp/myma/)」は、婚活の効率化やモチベーション維持に特化したサロンです。アプリの選び方、プロフィール作成、デート戦略、期限の設定など“婚活に不可欠な要素”を専門家が教えます。

一対一の面談をしながら確実に結婚に向かって二人三脚でフォローしています。恋愛とは違って「複数アプローチ」「行動量」「時間配分」が重要なので、サービスを別にしているんです。

— 確かに恋愛の“ピンポイント駆け引き”と婚活の“拡大戦略”はやり方が違いますよね。

ぐっどうぃる博士

そうなんです。そこを混同してしまうと「婚活なのに、ただひとりの男性を追い続けて疲れ果てる…」みたいな事態にもなる。

あるいは特定の彼に使うべき“離れる駆け引き”を、婚活中の複数アプローチに当てはめてしまうとわけがわからなくなる。

なので、双方の目的に合ったサービスに分けているわけです。

ぐっどうぃる博士から読者へのメッセージ

— 最後に、婚活パラダイスの読者へメッセージをお願いします。

ぐっどうぃる博士

恋愛や婚活は多くの人が“なんとなく”“運に任せて”やっていますが、科学的・戦略的に取り組むだけで大きく結果が変わります。

・どの市場(アプリ・相談所・都市部への移住など)を選ぶか
・自分の価値をどう高めるか(外見・居心地の良さ・結婚相手としての魅力)
・いつまでに成果を出すか(締め切りの設定)
・どうすればモチベーションを落とさずに行動を続けられるか

などをしっかり考え、“行き当たりばったり”をやめれば、婚活はぐっと成功率が上がるはずです。

そして「特定の彼を落としたい」「遊び相手から本命になりたい」場合は、まったく違う駆け引きが必要。

そちらは恋愛ユニバーシティ(http://u-rennai.jp)のような場所でじっくり学ぶといいですね。

要は、自分の目的に合わせて理論や市場を選ぶ。そこを抑えれば、ほとんどの方が望む形で結婚できると思います。

婚活パラダイス編集部より

ぐっどうぃる博士は、「恋愛を生命科学的視点によるアプローチとして捉える」と聞くとドライな印象がありますが、その実、メソッドは非常に現実的かつ親身。


「ゼクシィ縁結びやペアーズなど、自分に合った市場を選ぶ」「本当に特定の彼を落としたいなら、居心地の良さと駆け引きを徹底する」「モチベーションを保つために締め切り設定をする」といった具体例は、いま婚活や恋愛に疲れている人に大きなヒントになるはずです。


「結局、結婚は運でしょ?」と諦める前に、ぜひ博士の理論を取り入れてみてください。“本能的な仕組み”と“市場ルール”を知り、動くだけで、驚くほど結果が変わるかもしれませんよ。

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