プレスリリース | 女性の約9割が“断れない”食事に誘われた経験…セクハラ被害も半数超に-LIFRELL調査

報道関係者各位

株式会社LIFRELL(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤 祐介)は、婚活・恋愛に役立つ最新情報をお届けするメディア「婚活パラダイス」において、「業務外の食事ハラスメント」に関する実態を探るべく調査を実施しました。

目次

調査概要

実施日:2025/1/24-2025/01/25

調査機関:クラウドワークスによるインターネット調査

調査人数:121名(有効回答人数)

調査対象:正社員・契約社員・派遣社員で働いている20代〜30代の女性

調査対象詳細

年代

年代人数
20代44人
30代77人

雇用形態

雇用形態人数
正社員93人
契約社員・派遣社員28人

調査結果

質問1:仕事上関わりのある男性(取引先・上司・同僚など)から、「業務とは直接関係のない食事」に誘われた経験はありますか?

数回ある65
何度もある35
一度だけある11
ない8
覚えていない/わからない2

回答者121名のうち、「数回ある」「何度もある」「一度だけある」を合わせると111名(約92%)が、業務とは直接関係のない食事に誘われた経験があると答えています。

大半の女性が一度はこうした誘いを受けていることがわかり、職場や取引先など“業務上の関係者”からの食事の誘いが非常に多い実態が浮き彫りになっています。

質問2:質問1で「ある」を選んだ方にお伺いします。その食事の誘いはどのような状況でしたか?(複数選択可)

上司からの誘い98
同僚からの誘い40
取引先・顧客からの誘い38

「上司からの誘い」が突出して多く、111名中98名と約9割近くに上ります。上下関係がある相手から声をかけられることで、断りづらい状況が生まれやすいことが推察されます。

また、「同僚」や「取引先・顧客」からの誘いも少なくないことから、職場やビジネスシーン全体で気軽に(または暗黙の圧力で)こうした食事が設定される可能性があると考えられます。

質問3:質問2に関連して、その食事は最初から「2人きり」でしたか、それとも途中から2人きりにさせられましたか?(複数選択可)

最初から2人きりだった64
最初は複数名で食事していたが、途中で他の人が抜けて結果的に2人きりになった35
その他23
2人きりになるように仕向けられた(「ちょっと付き合って」等、半ば強引に移動した など)17

「最初から2人きり」だったケースが64名と最も多い一方で、「途中で他の人が抜けて2人きりになった」ケースも35名います。

さらに「2人きりになるように仕向けられた(半ば強引)」という回答も17名あり、明確な“意図”をもって2人きりの状況を作られていると感じる人が一定数いることがわかります。

質問4:質問3で「2人きりになった」と答えた方)望まない状況だった場合、断りたい(またはやめたい)と思いましたか?

強く思った44
多少は思った40
特に思わなかった15
わからない/覚えていない1

「強く思った」「多少は思った」を合わせると84人と、2人きりになることを望まない状況と感じた人の大半(約87%)が「断りたい」「その場をやめたい」と思ったことがわかります。

それでも実際には断れなかった背景には、社内の雰囲気や上下関係など、回答者個人がコントロールしにくい要因が存在することが推測されます。

質問5:「2人きりでの食事(もしくは途中で2人だけになるよう仕向けられた)」を断りづらかった理由として当てはまるものを選んでください。(複数選択可)

断ることで人間関係が悪化すると思った60
相手が上司・取引先など自分より立場が上で、仕事・評価に影響すると思った57
自身のキャリア(昇進や評価、今後の仕事の展開など)に悪影響があると感じた33
社内や周囲の雰囲気で、断れない空気があった29
当てはまる経験はない/わからない25
「仕事の延長」と言われ、必要だと感じた/思わされた23
特に深く考えずに誘いを受けてしまった16
その他2

「人間関係が悪化する」「仕事・評価への影響がある」といった回答が上位を占め、立場や今後の仕事にマイナスを及ぼすリスクを恐れるために断りづらいことが読み取れます。

また、「周囲の雰囲気で断りづらい」「仕事の延長と言われた」というように、職場内の空気や“業務”と混同される状況が、実際にはプライベートに近い誘いを拒否しづらくしている要因と考えられます。

質問6:これまでの食事の場や、そこに至る誘いの過程で、次のような経験はありましたか?(複数選択可)

見た目や恋愛・結婚・出産に関するプライベートな話をしつこく聞かれる、からかわれるなどの言葉によるセクハラ47
特にない/わからない46
下ネタや性的な冗談を執拗に言われ、不快に感じた36
体を触られる、体を密着させられるなどの身体的セクハラ24
食事後にバーやホテルなどへ誘われ、断っても聞き入れられなかった14
宗教・思想など個人の価値観を否定されるなど、広義のハラスメント行為4
その他4

最も多いのが「言葉によるセクハラ」と「下ネタや性的冗談」の類ですが、ほぼ同数で「特にない/わからない」と答えた人もおり、ハラスメントの線引きが曖昧になりがちな現状がうかがえます。

一方で、身体的なセクハラや、バー・ホテルへのしつこい誘いなど、より踏み込んだ行為が一定数存在することも見過ごせません。

質問7:セクハラやハラスメント行為を受けたとき、どのように感じましたか?(複数選択可)

どう対処すればよいかわからず困惑した48
我慢してやり過ごすしかないと思った37
当てはまる経験はない/わからない35
怒りを覚えた30
恐怖を感じた30
仕事だから仕方ないとあきらめた18
特に何も感じなかった2

「どう対処すればよいかわからない」「我慢してやり過ごす」という声が多く、被害を受けても適切なサポートや相談先がわからず、孤立感を抱えている実態が推測されます。

また、「怒り」や「恐怖」を感じた人も30名ずつ存在しており、精神的ダメージを負いながらも声を上げにくい状況がうかがえます。

質問8:セクハラや「2人きりの会食にさせられた経験」が、あなたの仕事やメンタルに影響したと思いますか?

はい58
わからない32
いいえ31

「はい」と答えた人が58名(約48%)に上り、半数近くが仕事上のパフォーマンスや精神的状態への負担を感じていることが明らかになりました。

さらに「わからない」が32名いることから、明確に自覚していなくとも、無意識下でストレスや不安を感じている人が多い可能性も考えられます。こうした経験がキャリア形成や職場環境への満足度に影響することが懸念されます。

総括

今回の調査から、多くの20〜30代女性が仕事上の関係者から「業務とは直接関係のない食事」に誘われ、その中でセクハラやハラスメント行為を受けるケースが少なくないことがわかりました。特に、上司や取引先など立場が上の人物からの誘いを断りづらい、2人きりになる状況を強引につくられる、言葉や身体的なセクハラを受ける、などの実態が明らかとなっています。

さらに、これらの経験によって仕事・メンタル面に影響を感じている女性が一定数存在することも判明しました。断ることで評価に影響が出るのではないか、もしくは人間関係が悪化するのではないか、という不安から、望まない状況であっても応じざるを得ないとの声が多い点が特徴的です。

今後は、「業務に関連しない食事の誘い」を行うことへの企業側のルール整備や、ハラスメントが起こった場合の相談体制の強化が一層求められると考えられます。

■引用について

本アンケート結果をご利用・引用される際は、以下のURLを出典として明記ください。

https://lifrell.co.jp/marriage/best-matching-app-twelve

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LIFRELLは、恋愛・婚活・転職など幅広いステージをサポートするメディアを運営しています。
婚活情報サイト「婚活パラダイス」や、社会人向け資格取得・転職エージェントなどのスキルアップサイトを運営し、読者が最適な選択をできるよう、信頼性の高い情報を提供しています。

https://lifrell.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

株式会社LIFRELL 担当:佐藤

東京都渋谷区神南1丁目11−3−FD12

https://lifrell.co.jp/contact/

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