ブラウザは、ウェブページを画面上に表示し、ユーザーがインターネット上の情報やサービスにアクセスできるアプリケーションです。
ブラウザは、HTMLやCSSなどのウェブ言語で作られたウェブページを解釈して表示し、ユーザーがリンクをたどることでさまざまなコンテンツにアクセスできるようになっています。
この記事では、ブラウザの意味と種類について詳しく解説します。
ブラウザとは何?
ブラウザがなければインターネットを使ってWebサイトを見ることはできません。
初めてPCを手にした人たちはブラウザの意味と存在がわからず「インターネットはどうやったら見られるんだろう?」と悩んだものでした。
今となっては笑い話ですが、PCの画面でそのままインターネットを見られるものと思っていたのです。
まだInternet Explorerが十分に認知されていなかったためです。
現在はブラウザにも多数種類があります。
まずはPCやスマホ端末に設定されているブラウザを使うのが通常で、仕事や、サイトの推奨ブラウザで「このブラウザを使用してください」という場合に、新しくブラウザをインストールして使うという流れになっています。
ブラウザの種類を解説
では、ブラウザにはどのような種類が存在するのでしょうか。ここからは、代表的なブラウザの種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。
日本でも、様々なウェブブラウザが利用されています。以下に日本でよく使われているブラウザの一部を挙げてみましょう。
Google Chrome
Googleのウェブブラウザで、世界中で非常に人気があります。高速な動作やシンプルなデザインが特徴で、多くの拡張機能も提供されています。
Mozilla Firefox
オープンソースのウェブブラウザで、セキュリティやプライバシーに重点を置いています。
カスタマイズ性が高く、拡張機能も豊富です。
Microsoft Edge
Microsoftが提供するブラウザで、Windowsの一部として提供されています。
最新のバージョンはChromiumベースで、高速な動作とシンプルなデザインが特徴です。
元々Internet ExplorerがWindowsの標準ブラウザでしたが、2020年にMicrosoft Edgeがリリースされ、順次置き換わっています。
とはいえまだまだInternet Explorerを利用している人も数多くいました。
2023年2月でInternet Explorer11の完全サポート終了が発表されています。
Apple Safari
Appleのウェブブラウザで、macOSやiOSデバイスで使用されています。
動作が軽いというのが最大の特徴で、ユーザーが快適にブラウジングできるように設計されています。
Opera
ノルウェーの会社によって開発されたブラウザです。
高速な動作、デザインとカスタマイズ性、無料のVPN、広告ブロッカー、瞬間翻訳、スピードダイヤル、ウェブノート機能などがオリジナルの特徴となっています。
Sleipnir
日本のフェンリル株式会社が開発した新しいウェブブラウザで、タブの管理やカスタマイズ性が注目されています。
あまり一般的には普及していませんが、カスタマイズ性の高さ、ページキャッシュの保存、クイック検索、マウスジェスチャーなど便利な機能が搭載されています。
日本ではどのブラウザが使われている?
2023年現在の日本国内のブラウザシェアはどのようになっているのでしょうか。
以下で解説いたします。
日本国内のブラウザシェアはChromeが50.4%でトップです。
続いて
safari:27.61%
Edge:12.69%
Firefox:4.48%
Internet Explorer:1.38%
となっています。
なぜここまでGoogleChromeが普及したかというと、いくつかの理由があります。
1.Googleアカウントで同期が可能
2.パスワードをブラウザに記憶できる
3.起動時に開くページが記憶できる
4.大勢のユーザーが利用しているので不明点が調べられる
特に1と4でChromeを利用しているというユーザーは多いようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブラウザにはいろいろな種類がありますが、一般的な利用であればどのブラウザを使用しても問題ありません。
ただ、ブラウザの種類によって操作性や特徴が異なることや、ネットバンキングなどでサポートされていないブラウザもあるので注意しましょう。
ブラウザはデザインやマウスジェスチャーなど、自分好みのカスタマイズができるものも多くなっています。
いろいろ試してみて、自分が使いやすいと思うブラウザを見つけ、快適なブラウジングをしましょう。
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