SNS上ではたくさんのショート動画が流行しています。
元々はTikTokが2017年に日本に上陸したのがきっかけで、その後InstagramやTwitterも追いかけるようにショート動画のサービスをスタートしました。
そして動画プラットフォームの元祖YouTubeもショート動画のサービスを展開して注目を集めました。
これからYouTubeのショート動画を始めようと思っている人のために、この記事でYouTubeのショート動画をどうやったらバズらせることができるのかを詳しく解説していきます。
YouTubeショート動画とはどんなもの?
YouTubeショート動画は、YouTubeで「1分以内」の短編動画を配信できるサービスのことです。
閲覧に時間が取られないため、ショート動画は多くのユーザーに人気となりました。
このことを受けて、企業のマーケティングでも続々と取り入れられるようになるのです。
TikTokとは何が違うの?
TikTokは世界中で人気のショート動画サービスですが、YouTubeのショート動画とは何が違うのでしょうか。
それはズバリ「ユーザー層」と「デザイン」です。
まず「ユーザー層」は、TikTok利用者は比較的若い世代が多く、YouTubeは全年齢層が使用している状況です。
「デザイン面」では、TikTokはアプリを開くとすぐに全画面で動画が表示されます。
一方で、YouTubeのショート動画は専用のプレイヤーを開かなければ見られないというデザインとなっています。
そのためユーザーターゲットによって、TikTokとYouTubeを使い分けることをおすすめします。
YouTubeショート動画のメリット
YouTubeのショート動画を活用するメリットは主に3つです。
1.短い動画のため投稿がしやすい
短い動画のメリットのひとつとして、投稿しやすいことが挙げられます。1分以内の動画を作成するだけであれば、手の込んだ編集や撮影時間も必要ありません。
2.チャンネル登録数を増やしやすい
YouTubeで動画配信を行っている人にとって、チャンネル登録を増やしてチャンネルの知名度を拡大することは大きな目的のひとつです。
ショート動画を継続して投稿していると、気に入ったユーザーがチャンネル登録をしてくれるようになります。
まだショート動画に取り組んでいるチャンネル自体も少ないため、早期に始めれば優位性を獲得できるでしょう。
3.広告の収益化ができる
2023年2月1日より、YouTubeショートでの広告収益の分配が開始されました。
クリエイターに分配される収益は全体の45%とかなり高い数字になっています。
ただし、収益化対象になるためには下記の条件があります。
・チャンネルがYouTubeチャンネルの収益化ポリシーを尊守していること ・オリジナルコンテンツを配信していること ・コンテンツのガイドラインを尊守していること |
これらの点に注意することで収益化も可能となっています。
YouTubeショート動画のデメリット
一方、YouTubeのショート動画を活用するデメリットもあります。
チャンネルの動画一覧が見にくくなる
ショート動画を投稿すると、チャンネルの動画一覧に表示され、一般の動画と混ざってしまいます。
ユーザーがチャンネルの動画一覧から見たい動画を見つけにくくなってしまうため、チャンネル登録者数を増やしたいと考えている時には特に注意が必要です。
YouTubeショート動画をバズらせるコツ
YouTubeのショート動画をバズらせるコツについて具体的に解説していきます。
最初の3秒を大事にする
YouTubeでショート動画の配信を試みる場合、特に最初の3秒が命です。
ユーザーに動画を見てもらえるかは最初の3秒で判断されるといっても過言ではありません。
もしあなたがショート動画を閲覧していて、最初の3秒で何も起きないと感じてしまったら次の動画にスワイプしてしまうかと思います。
自分が見たくなるような動画を意識して最初の3秒にこだわりましょう。
独自性を出す
ショート動画を作成する際は、あなたの独自カラーを打ち出しましょう。
投稿した動画のイメージがバラバラだと、チャンネルの方向性が伝わらない可能性があります。
動画のジャンルによって、どんな作り方が最も適切なのか考えてみましょう。
凝りすぎない
チャンネルのジャンルなどにもよりますが、基本的にショート動画では自然体を意識することが大切です。
あまり凝った構成で動画を作成するより、リアルな味を出した方がユーザーに見てもらえます。
凝った動画を作ろうとするあまり、情報を盛りすぎたりするとすぐに視聴者にバレてしまうので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
YouTubeのショート動画は、TikTokやInstagramとは異なり、チャンネル登録への導線として活用することで新しいファンを増やすことができます。
プロモーションとして導入する際はメリットやデメリットをしっかり考慮しましょう。
ショート動画をバズらせるためには「冒頭3秒」と「独自性」に注意しながら、今流行っている他の動画を閲覧して、そのパターンを参考にしながら作成するようにしましょう。
頑張ってください!