Twitter広告のプロモツイートとは?特徴やメリット、始め方について解説

監修者

佐藤 祐介
佐藤 祐介

株式会社LIFRELL代表取締役。大手代理店、株式会社オプト、電通デジタルの2社でアカウントプランナーを経験。その後、株式会社すららネットでインハウスマーケターとして事業の立ち上げからマザーズ上場水準まで事業を伸長させる。マーケティング戦略の立案からSEO/WEB広告/SNS/アフィリエイト等の施策で売上にコミット。

専門家

深瀬 正貴
深瀬 正貴

Yahoo株式会社 法人マーケソリューション出身。 鎌倉の海のそばでオフィスFHを運営。 リスティングやSEOをはじめとしたデジタルマーケティングで100社以上の売り上げ課題を解決。
最近の趣味はブームに乗っかったように見えてしまう「焚き火ごはん」。

目次

「Twitterで広告を出してみたいけど、手続きが難しそうで躊躇してしまう…」

そんな方に朗報です!

今回は、「プロモツイート」という、Twitter広告に最も多く使われている広告形式について解説します。

プロモツイートのメリットやデメリット、費用、作成手順などを分かりやすく説明しているので、初めての方でも安心して始めることができます。

Twitter広告は、今すぐ取り入れることでウェブサイトのアクセスアップにつながります。次はあなたの番です!

Twitterのプロモツイート(プロモ広告)とは

Twitterのプロモツイート(プロモ広告)とは、広告主が自分の商品やサービスを宣伝するためにTwitter上で配信される有料の広告です。これらの広告は、一般のツイートと同じようにタイムライン上に表示され、リツイートやいいねを受けることができますが、「Promoted(プロモート)」と表示されて区別されます。

プロモツイートは、広告主が設定したターゲットオーディエンスに向けて配信され、その効果を最大化するために様々な広告オプションが利用できます。

Twitter広告の種類

Twitterにはいくつかの広告形式があり、異なる目的やターゲットに応じて選択できます。

  1. プロモツイート(Promoted Tweets):通常のツイートをターゲットオーディエンスにプロモートし、リーチやエンゲージメントを拡大することを目的とした広告。
  2. プロモートアカウント(Promoted Accounts):アカウント自体をプロモートし、フォロワー数を増やすことを目的とした広告。フォロー候補リストに表示されます。
  3. プロモートトレンド(Promoted Trends):一時的にトレンドトピックになるキーワードをプロモートし、タイムライン上のトレンド一覧に表示される広告。ユーザーがそのトレンドに関連するツイートを見ることができます。
  4. プロモートモーメント(Promoted Moments):キュレーションされたツイートのストーリーをプロモートし、ブランドやイベントのストーリーをターゲットオーディエンスに伝えることを目的とした広告。
  5. ウェブサイトカード(Website Cards):ツイート内にウェブサイトへのリンクを含むカードを表示し、ユーザーがクリックすると直接ウェブサイトへ遷移できる広告。ウェブサイトへのトラフィックを増やすことを目的としています。

プロモツイートを活用するメリット5つ

プロモツイートを活用することにはいくつかのメリットがあります。これらのメリットを理解することで、広告戦略の一部として効果的にプロモツイートを利用することができます。

メリット①:拡散力

Twitterは、リツイートやいいねといった機能によって情報が素早く拡散されるプラットフォームです。プロモツイートは、これらの機能を活用し、ターゲットオーディエンスにリーチしてエンゲージメントを促すことができます。

さらに、プロモツイートはターゲットに合わせて配信されるため、関心のあるユーザーに広告が届く確率が高くなります。

メリット②:効果測定ができる

プロモツイートでは、広告の効果をリアルタイムで測定することができます。Twitter広告ダッシュボードを利用すれば、インプレッション(表示回数)、エンゲージメント数(リツイート、いいね、リプライなどのアクション)、クリック数などのデータを確認できます。これにより、広告キャンペーンの効果を把握し、最適化や改善に役立てることができます。

メリット③:細かいターゲティング機能

Twitterのプロモツイートは、細かなターゲティング機能を提供しています。

これにより、広告主は、性別、年齢、地域、言語、インタレスト(興味・関心)、フォローしているアカウントなど、様々な属性をもとにターゲットオーディエンスを設定できます。これにより、広告が関心のあるユーザーに届く確率が高まり、広告効果を最大限に引き出すことが可能になります。

メリット④:低予算で始められる

プロモツイートは、比較的低予算で広告キャンペーンを開始することができます。最低金額の制約がないため、広告主は自分の予算に応じて広告費用を設定でき、大企業だけでなく、中小企業や個人事業主にも手が届く広告手法となっています。

また、広告効果を確認しながら、予算を調整し最適化することも可能です。

メリット⑤:タイムラインに溶け込みやすい

プロモツイートは、一般のツイートと同じデザインでタイムラインに表示されるため、ユーザーにとって違和感が少なく、自然に受け入れられます。

これにより、広告としての抵抗感を軽減し、ユーザーが広告をクリックしたり、エンゲージする可能性が高まります。

プロモツイートはどんな人におすすめ?

プロモツイートは、特に以下のような目的を持つ人には効果的です。

潜在顧客を増やしたい人

プロモツイートは、ターゲティング機能により特定の属性や興味を持つユーザーにアプローチできるため、潜在顧客を増やす目的に適しています。

これにより、広告主は自社の商品やサービスに関心がありそうなユーザーを効率的に獲得し、ブランド認知度や売上につなげることができます。

短期間で多くのユーザーに拡散したい人

Twitterは、リツイートやいいねといった機能があり、情報が素早く拡散されるプラットフォームです。プロモツイートを活用することで、短期間で多くのユーザーにアプローチし、商品やイベントの情報を広めることができます。

新製品の発売や期間限定イベントなど、タイムリーな情報を伝えたい場合に特に効果的です。

また、プロモツイートは以下のような人々にもおすすめです。

フォロワー数を増やしたい人

プロモツイートを利用すれば、自社のアカウントを多くのユーザーに知らせることができます。これにより、フォロワー数を増やし、自社の情報を直接届けられる対象者を拡大できます。

ブランドのオンラインプレゼンスを強化したい人

Twitterは、多くの人が情報収集や意見交換を行うプラットフォームです。プロモツイートを活用することで、ブランドのオンラインプレゼンスを強化し、信頼性や認知度を向上させることができます。

プロモツイートの料金

プロモツイートの料金は、オークション形式で決まり、広告主が設定する予算と競合他社との入札によって変動します。

Twitter広告は、主に以下の3つの料金モデルがあります。

  1. コストパーエンゲージメント(CPE):広告主は、ユーザーが広告に対してエンゲージ(リツイート、いいね、リプライ、クリックなど)した際に料金が発生します。つまり、エンゲージメントがなければ料金は発生しません。エンゲージメントの単価を設定し、予算に応じて広告配信が行われます。
  2. コストパーインプレッション(CPM):広告主は、広告が1000回表示されるごとに料金が発生します。インプレッションの単価を設定し、予算に応じて広告配信が行われます。ブランドの認知度向上を目的とする場合に適しています。
  3. コストパーフォロワー(CPF):プロモートアカウントを利用した広告において、広告主は新たなフォロワーを獲得するごとに料金が発生します。フォロワー獲得の単価を設定し、予算に応じて広告配信が行われます。

プロモツイートの料金は、広告主が設定する入札額と競合他社との競争状況によって変わります。予算を設定し、適切な入札額を決めることで、効果的な広告配信が可能になります。また、Twitterでは最低予算の制限がないため、広告主は自分の予算に応じて広告キャンペーンを始めることができます。
ただし、低い予算設定では競合他社に対して不利になることもありますので、適切なバランスを見つけることが重要です。

プロモツイートのやり方や手順

プロモツイートを実施するには、以下の手順に従って設定を行います。

手順①:Twitterアカウントを開設

まずは、Twitterアカウントを開設しましょう。
すでにアカウントを持っている場合は、そのアカウントを使用して広告を実施できます。Twitter広告用のアカウントを開設したい場合は、新たにアカウントを作成してください。

手順②:広告キャンペーンの目的を設定

Twitter Ads(https://ads.twitter.com/)にアクセスし、広告キャンペーンの目的を設定します。
目的には、「認知度向上」「ウェブサイトへのクリック」「アプリのインストール」などがあります。目的に応じて、適切なフォーマットが提案されます。

手順③:オーディエンス(ターゲット)の設定

次に、広告を配信するオーディエンスを設定します。性別、年齢、地域、言語、インタレスト(興味・関心)、フォローしているアカウントなど、様々な属性をもとにターゲットオーディエンスを設定できます。
これにより、広告が関心のあるユーザーに届く確率が高まります。

手順④:予算を設定

広告キャンペーンの予算を設定します。予算には、日次予算と全体予算があります。
日次予算は、1日あたりに使用する金額を設定し、全体予算は、広告キャンペーン全体で使用する金額を設定します。
また、入札額も設定し、オークションで競争力を持たせます。

手順⑤:クリエイティブを設定

最後に、広告クリエイティブを設定します。広告用のツイートを作成し、画像や動画、テキスト、リンクなどのコンテンツを追加します。
また、ツイートのスタイルやコピーがターゲットオーディエンスに適したものであることを確認してください。

これらの手順を踏んで設定を完了させると、プロモツイートが開始されます。

プロモツイートの注意点3つ

プロモツイートを活用する際には、以下の注意点を押さえておくことが重要です。

注意点①:炎上の可能性

プロモツイートは、多くのユーザーに届くため、不適切な内容やセンシティブな問題を含む場合、炎上のリスクがあります。
広告クリエイティブを作成する際には、ユーザーが不快に感じるような表現やコンテンツを避け、配慮を行いましょう。

注意点②:引用リツイートは消せない

プロモツイートは、他のツイートと同様に、ユーザーによって引用リツイートされることがあります。
引用リツイートされた場合、その内容を削除することはできません。そのため、ネガティブなコメントが引用リツイートされる可能性もあることを理解しておく必要があります。

注意点③:うざいと思っている人が一定数いる

プロモツイートはタイムラインに表示されるため、一部のユーザーは広告がうざいと感じることがあります。

そのため、広告の頻度やターゲティング設定に注意を払い、過剰な広告配信を避けることが重要です。

また、クリエイティブの工夫やターゲットオーディエンスに適した内容を提供することで、広告の受け入れ度を高めることができます。

これらの注意点を押さえつつ、プロモツイートを効果的に活用することで、ブランドの認知度向上やターゲットオーディエンスとのエンゲージメントを促進することが期待できます。

プロモツイートを活用して認知度を上げよう

この記事では、Twitter広告の中でも人気のある「プロモツイート」についてご紹介しました。

プロモツイートは、自然な形でタイムラインに掲載されるため、ユーザーに届きやすく、拡散も期待できる広告形式です。また、プロモツイートを選ぶメリットや、注意すべき点、そして料金体系についても解説しました。

広告効果を最大限に引き出すためにも、効果的なターゲティングとクリエイティブ作成が必要です。是非、これらのポイントを踏まえて、プロモツイートを上手く活用していただければと思います。

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