「Twitter」を使っている方なら、最近「Twitter Blue」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
Twitter Blueとは、月額料金を支払って利用することで、青い認証バッジを取得することができ、さまざまな機能が解放されるサービスです。
今回の記事では、Twitter Blueのサービス内容や登録方法について詳しく解説しながら、どのような人に向いているかについても触れていきます。
これを読めば、Twitter Blueについてより深く理解できるようになるはずです。
Twitter Blueの基本情報
Twitter Blueとは
Twitter Blueは、人気のSNSプラットフォームであるTwitterが提供する有料サブスクリプションプランです。このプランでは、通常の無料のTwitterアカウントでは利用できない機能やサービスが提供されます。
日本でも登録できる?
日本のユーザーもTwitter Blueに登録することができます。
Twitterは国際的なプラットフォームであり、多くの国と地域で利用されています。そのため、日本を含むさまざまな国のユーザーにも、Twitter Blueのサービスが提供されています。
誰が登録できるのか
Twitter Blueは、Twitterアカウントを持っているすべてのユーザーが登録できます。
個人ユーザー、企業アカウント、有名人、政治家など、さまざまなアカウントタイプのユーザーが対象となっています。
ただし、登録するには、アカウントの年齢制限や国の規制に従う必要があります。
新たに作成されたTwitterアカウントは、30日が経過するまでTwitter Blueサブスクリプションを利用できません。
また過去30日以内にアクティブでなかったTwitterアカウントや、過去3日以内にプロフィール画像、表示名、またはユーザー名を変更したTwitterアカウントも、Twitter Blueサブスクリプションを利用できませんので注意してください。
Twitter Blueの料金体系
月額と年額が選択できます。
Web版 月額980円 年額10,280円
iOS/Android 1380円 年額14300円(Apple storeの手数料によるもの 通称apple税)
月に400円も異なるのは大きな差ですよね。Web版での登録については後ほど解説します。
Twitter Blueの主要サービス7選
Twitter Blueには、通常の無料のTwitterアカウントでは利用できない追加機能がいくつかあります。以下で主な追加機能について詳しく説明します。
機能①:著名人のようにアカウントの横に青い認証マークが表示される
一定の条件をクリアすれば、申請後に青いチェックマークを獲得することができます。
機能②:ツイートを投稿してからでもツイートの編集ができる
通常のTwitterでは、ツイートを投稿した後に編集することができません。
しかし、Twitter Blueではツイートの編集機能が提供されており、投稿後に誤字脱字や表現の修正を簡単に行うことができます。30分以内に最大5回編集が可能です。
これにより、ツイートの質を向上させることができます。
ただし、変更後には編集済みを示すペンの印がツイートの右上に表示されます。
機能③:タイムラインの広告が約半分になる
「フォロー」と「おすすめ」のタイムラインの広告が約半分になるというのは、Twitter Blueに加入したユーザーは、広告を表示しない設定にできるということです。
また、広告の表示自体が減るため、タイムラインの表示速度も速くなる可能性があります。
機能④:最大2,000文字のツイートが投稿できる
全角で最大2000文字、半角で最大4000文字に文字数制限が大幅に変更されます。
最大2,000文字のツイートが投稿できるというのは、通常のツイートの上限である280文字よりも多くの文字数を使って、より詳細な情報を伝えたり、長文の文章を投稿することができるということです。
機能⑤:最大60分の動画が1080pでアップロードできる
長さが最大60分かつサイズが最大2GBまでの動画をWebのTwitterでアップロードできます。
iOSとAndroidでは長さが最大10分の動画をアップロードできます。
一般ユーザーは512M(140秒)までですので、この点は大きなメリットとなります。
機能⑥:リーダーモードを使うとスレッドが読みやすくなる
Twitter Blueのリーダーモードは、長いスレッドや会話をまとめて、一度に読みやすい形式で表示する機能です。
リーダーモードを使用すると、ツイート間の関連性が明確になり、情報を効率的に消化できます。これは、特に複雑な議論や多くのリプライがある場合に役立ちます。
機能⑦:ブックマークでフォルダ分けができる
Twitter Blueでは、ブックマークフォルダ機能を利用して、お気に入りのツイートをカテゴリ別に整理して保存することができます。
ブックマークフォルダを使用すると、興味に応じてツイートを分類し、後で簡単に参照できます。これにより、情報整理が容易になり、特定のトピックに関するツイートをすばやく探すことができます。
Twitter Blue の登録の方法
以下は、Twitter Blueのウェブ版登録手順です。
手順ごとにスクショの挿入をお願いします。
新規登録から30日以内、または過去30日以内にアクティブでなかったアカウントや過去3日以内にユーザー名を変えた場合は申請できないので、時間を開けて再度トライしてみてください。
登録①:Twitterにログインする
画面上に「アプリで開く」と表示が出ますが、スルーしてください。ここでアプリに移動すると400円高い月額の1380円になります。
登録②:Twitter Blue を選択する
左上のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「Twitter Blue」を選択します。
登録③:プランを選択する
年額または月額を選択し、「購入する」をタップします。
登録④:支払い情報を入力し、購入する
クレジットカードまたはPayPalアカウントを使用することができます。支払い情報を入力したら、「支払い情報を確認する」をクリックします。
支払い情報を再度確認し、誤りがなければ「購入する」をクリックします。
サブスクの解除したい場合
Twitter Blueのサブスクリプションを解除するには、以下の手順を実行してください。
解除①:Twitterアカウントにログインする
解除②:Twitter Blueを選択する
左上のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「Twitter Blue」を選択します。
解除③:「サブスクリプションを管理」へ移動する
「管理」から「Twitter Blueの管理」ページへ移動し「サブスクリプションを管理」をクリックします。
解除④:サブスクを解除する
「解除する」をクリックします。確認画面が表示されたら、再度「解除する」をクリックします。
サブスクリプションを解除した場合でも、現在のサブスクリプション期間が終了するまでTwitter Blueの機能を引き続き利用できます。
解約後、サブスクリプション期間が終了すると、自動的に通常の無料アカウントに戻ります。
どのような人がTwitter Blueを使うべきか
Twitter Blueを使った方が良いユーザーは以下のような人です。
特徴①:日常的にTwitterを利用する人
Twitter Blueは、毎日のようにTwitterを利用して情報を収集・共有し、コミュニケーションを行っている人に適しています。
ツイートの編集機能やアンドゥツイート、カスタムナビゲーションなど、便利な機能が追加されており、より快適なTwitter体験を提供します。
特徴②:ビジネスやブランディングにTwitterを活用している人
ビジネスアカウントや個人ブランディングをTwitterで展開している人にとって、Twitter Blueは魅力的な選択肢です。
ブックマークフォルダを使用して重要な情報を整理したり、リーダーモードで議論やスレッドを効率的に追跡することができます。
また、専用カスタマーサポートを利用して問題を迅速に解決することも可能です。
特徴③:長いスレッドや議論を追うのが好きな人
Twitter Blueのリーダーモードは、長いスレッドや会話をまとめて、一度に読みやすい形式で表示する機能です。
この機能は、長い議論やスレッドを追うのが好きな人に特に役立ちます。
また、ブックマークフォルダを利用して、興味深いトピックを簡単に保存しておくことができます。
Twitter blue が必要ではない理由
一方で、以下のような理由からTwitter Blueが必要ではない場合もあります。
理由①:無料機能で十分
多くのユーザーにとって、通常の無料Twitterアカウントが提供する機能は十分であり、追加の機能が必要ない場合があります。
ツイートの投稿、リツイート、いいね、フォロー、リプライなどの基本的な機能は無料で利用できます。
また、無料アカウントでもブックマーク機能やリスト機能を使って情報を整理することができます。
理由②:追加料金に見合う価値を感じない
Twitter Blueのサブスクリプション料金は月額で発生しますが、一部のユーザーにとっては、追加される機能がその料金に見合う価値を感じないことがあります。
例えば、ツイート編集機能は便利ですが、ツイートを慎重に作成し、ミスを減らすことで無料アカウントでも問題を回避できます。
また、リーダーモードやブックマークフォルダ機能も、一部のユーザーにとっては重要性が低い場合があります。
月額980円で受けられるサブスクサービスはこの世にたっくさんあります。個人でTwitterをする場合では、980円は高いと感じる方も多いと思います
最終的には、個々のニーズや利用状況によって、Twitter Blueが適切かどうかを判断することが重要です。
無料機能で十分であれば、Twitter Blueへのサブスクリプションは必要ないでしょう。
しかし、より便利で充実したTwitter体験を求める場合は、Twitter Blueの追加機能が役立つことがあります。
Twitter Blueでより快適にTwitterを使おう
この記事では、Twitter Blueのサービスや登録方法について詳しく解説しました。
Twitter Blueは、月額料金を支払うことで、アカウントに青いチェックマークを追加できるほか、「ツイートを編集」など新機能を利用できます。
Twitter Blueに登録するべき人は、特にビジネスアカウントや影響力のあるアカウントなどで、強いフォロワー基盤を持つ人にとっては、アカウントの認証や新機能が役立つことでしょう。
ただし、利用価値は人それぞれなので、月額1,000円というサブスクリプションが自分のニーズに合っているかをきちんと判断することが大切です。