インスタグラムのハッシュタグ機能｜ハッシュタグの効果的な付け方やその方法を簡単に解説

インスタグラムの投稿やストーリーズには、ハッシュタグが使われていることが多く、それを見たことがあるユーザーも多いと思います。

しかし、インスタグラムの投稿にハッシュタグを使うことで、どのような効果があるのか？あまり理解していない方も多いかもしれません。

そこで今回は、インスタグラムのハッシュタグの効果的な付け方を解説します。

インスタグラムのハッシュタグとは、投稿のキャプションやコメントに入力できるタグのことです。

ハッシュタグから、共通のハッシュタグを使っている投稿を検索できるので、アカウントをフォローしていないユーザーにアプローチできます。

また、ツイッターやフェイスブックにもハッシュタグはあり、投稿内容や趣味などを表すために使われています。

インスタグラムでは、商品やサービスの情報収集や共通の関心があるユーザーを探す時に利用されることが多くあります。

インスタグラムでは、投稿にハッシュタグを付けていない投稿も多くありますが、あえてハッシュタグを付ける意味とはなんでしょうか？

ここでは、インスタグラムの投稿にハッシュタグを付ける主な意味を3つ解説します。

ハッシュタグは、検索ツールとしても利用されており、投稿のハッシュタグをクリックすると、共通のハッシュタグを付けている投稿を閲覧できます。

さらに、検索エンジンから自分が気になるハッシュタグを検索できるので、ハッシュタグを付けることで、ハッシュタグ経由で投稿を見ているユーザーに自分の投稿が閲覧されやすくなります。

つまり、できるだけ多くのユーザーにアプローチできることがハッシュタグを付ける意味になります。

インスタグラムでは、アカウントではなくハッシュタグ自体をフォローできます。

特定のアカウントには関心を持っていないものの、ハッシュタグに使われているキーワードは関心があるというユーザーも多く、こういった人たちにとってはハッシュタグに関連した情報に価値があります。

そのため、広くフォロワーでないユーザーにも投稿を見てもらいたい場合、投稿にフォロワーの多いハッシュタグを付ければ、その投稿の閲覧数は多くなります。

また、ハッシュタグに関連した投稿だとさらに効果的です。

ハッシュタグを利用したキャンペーンを行っている企業は多く、ユーザーが簡単に参加できることから、高いキャンペーン効果も期待でき、頻繁に開催されています。

キャンペーンの参加・応募の仕方として 「指定したハッシュタグを付けてもらって投稿する」 などの場合が多く、気軽に誰でもできるという利点があります。

また、ハッシュタグを利用したキャンペーンは多くの方が企業を知るきっかけになり、ブランド力やイメージの強化にも繋がります

インスタグラムで投稿する時に、間違った方法でハッシュタグを付けてしまうと、効果が発揮されず無駄になってしまうので、正しい方法で付けることが大切です。

続いては、インスタグラムのハッシュタグの付け方を3つ紹介します。

インスタグラムでは、1つの投稿に付けられるハッシュタグの数は30個までと決まっています。

多くのユーザーにアプローチするためには、できるだけ多くのハッシュタグを付けることが効果的なので、1つの投稿に10個以上付けることをおすすめします。

しかし、ハッシュタグを多く付け過ぎると、見栄えが悪くなってしまいます。また無関係なハッシュタグを使っても、意味が無く、効果が期待できません。

投稿内容に関連したハッシュタグを付けることが一般的なので、提供している商品やサービス、企業の名前やそれに関連したハッシュタグを積極的に付けましょう。

しかし、商品やサービス、企業の名前だけではなんのことなのかわからないユーザーも多いので、衣類なら「ファッション」のように提供している商品やサービス、投稿する画像などに関連する言葉を使うことが大切です。

また、1部のハッシュタグに専門用語を使うことで、よりコアな見込み客にアプローチできます。

ハッシュタグを挿入する場合は、キャプションで半角#を先頭に付けます。

#を付けると、通常の文字からハッシュタグ専用の青色の文字に変更され、#に続いて文字を入力すると、予測変換のように使われているハッシュタグが予測表示されます。

また、先頭に#を付けていれば、商品やサービス、ブランドの名前をハッシュタグとして付けることもできます。

しかし、全角＃ではハッシュタグとして表示されないので、半角#になっているかしっかり確認しましょう。

ハッシュタグには、多くのユーザーが使っているビックキーワード、投稿に関連したミドルキーワード、1部のユーザーのみが使っているスモールキーワードがあります。

ここでは、その3つのキーワードの効果的な使い方や組み合わせ方を解説します。

ビッグキーワードは、ハッシュタグで多くのユーザーが使っているキーワードで、例えば 「料理」「旅行」「〇〇女子」「〇〇部」 などがあります。

ビックキーワードは主に、累計投稿数が100万〜1,000万以上あり、多くのユーザーが検索・フォローしています。

そのため、投稿画像に関連したジャンルで最も多くのユーザーが使用しているキーワードを選んで使うことがおすすめです。

アパレルブランドなら「ファッション」「服」、飲食店なら「料理」「飯テロ」などを1つ選ぶと効果的です。

ミドルキーワードは、ビッグキーワードほど使われていないものの、一定数のユーザーがハッシュタグで使っているキーワードです。

主に、場所名+店名や商材などがあり、累計投稿数は1万〜100万以下の者が多いので、ややコアなワードであると言えます。

そのため、店舗経営している場合は、 「渋谷カフェ」「名古屋バー」、商品やサービスを提供している場合は、 「メンズファッション」「〇〇向け〇〇」 などのキーワードを選ぶと効果的です。

スモールキーワードは、社名や店舗名、商品やサービス名など、より具体的なキーワードやキャンペーンなどで使われることが多いハッシュタグです。

累計投稿数は数千個ほどであまり多くはないので、ビッグキーワード・ミドルキーワードのように広範囲にアプローチはできませんが、具体性が加わったことにより、コアなファンを獲得できます。

また、キャンペーンなどで使うと効果的です。

そのため、投稿には必ず複数個付けることをおすすめします。

大量にあるハッシュタグの中から、自分の投稿に関連する効果的なハッシュタグを選びたい時に専用のツールを活用すると便利です。

続いては、効果的なハッシュタグを見つける時に使える便利な無料ツールを2つ解説します。

ハシュレコは、インスタグラムで投稿する時におすすめのハッシュタグを教えてくれるツールです。

投稿する画像に関連するキーワードを検索すると、関連したハッシュタグが複数表示されるので、そのなかから選択してコピーします。

そして、インスタグラムのキャプションに選択したハッシュタグを貼り付ければ、完了です。

検索しやすく、おすすめのハッシュタグを手軽にキャプションに貼り付けられるので、とても便利なツールです。

instatoolは 「おすすめのハッシュタグ発見」「ハッシュタグの人気度調査」「おすすめのユーザー発見」「類似ハッシュタグ発見」「人気ランキング」 の5つを検索できるツールです。

インスタグラムの投稿で効果的なハッシュタグを5つの項目から選ぶことができ、それぞれのハッシュタグの分析も行ってくれるので、マーケティングにも効果的です。

そのため、企業としてインスタグラムを本格的に活用している方におすすめのツールでもあります。

インスタグラムの投稿の閲覧数を増やすためには、ハッシュタグの使い方が大切です。

効果的にハッシュタグを使うことで、投稿の閲覧数を増やすことができます。

続いては、ハッシュタグを使って閲覧数を増やすポイントを2つ解説します。

人気のハッシュタグは、投稿数が多いので、これを使用することで閲覧数の増加も期待できます。

一般的に人気が高く、幅広く活用できるハッシュタグには、 #instagood #love #インスタ映え などがあります。

ファッションに関連した人気のハッシュタグには、 #styleinspo #instastyle #おしゃれさんと繋がりたい #ファッション や、食に関連した人気のハッシュタグには、 #instafood #foodporn #カフェ巡り #おいしい など、があります。

効果的なハッシュタグを自分で決めるのもいいですが、同業種の人気アカウントから分析して決めるのも効果的です。

自分がカフェの経営を行っているなら、 #地域名+カフェ でハッシュタグを検索をします。

また、人気のアカウントがどのような写真を載せているのか？などの情報を得られ参考になるので、同業種のアカウントや参考にしたハッシュタグをフォローしておいて、定期的に確認することをおすすめします。

同業種や人気アカウント以外にも、購入を行う生活者の投稿にもしっかり目を向けて、対策を考えることが大切です。

また、生活者が発信する投稿は集客のフックとしても重要です。

続いては、生活者の投稿に目を向けるべき理由を2つ解説します。

生活者が自社商品関連のハッシュタグを投稿に付けることで、顧客との接点が多くなり、生活者のフォロワーに自社商品を知ってもらえるなどの効果が期待できます。

また、自社商品関連のハッシュタグを付けて投稿している生活者をピックアップすることで、多くのユーザーに投稿を促すこともできます。

ハッシュタグで検索した時に、同じ生活者のリアルな評判や日付の新しい投稿が多いと、これから商品を利用しようと考えているユーザーの参考になるので、理想的な検索結果と言えます。

しかし、同じ生活者の投稿が少なく情報が不十分だったり、投稿の最終日時が古いと、 「廃れた商品なのかな？」「あまり良い商品ではないな」 と、ユーザーが商品に対して良い印象を持たないので、理想的とは言えません。

そのため、定期的にユーザーが投稿してくれるように意識しましょう。

これまでハッシュタグについて解説してきましたが、インスタグラムのマーケティングにおいて、なぜハッシュタグが重要なのでしょうか？

続いては、インスタグラムのマーケティングでハッシュタグが重要な理由を4つ解説します。

最近では、商品や店舗についての情報収集をする時に、検索エンジンではなくインスタグラムのハッシュタグによる検索を利用するユーザーが多くなっています。

検索エンジンよりもハッシュタグ検索の方が、情報の鮮度が高く、トレンドや流行りをいち早く知ることができ、若者を中心に高い支持があります。

そのため、投稿にハッシュタグを付けると、情報収集のために訪れた多くのユーザーに効果的にアプローチでき、ユーザーの関心を集めやすくなります。

ユーザーの趣味や関心によって、使われているハッシュタグが違うので、ハッシュタグキャンペーンは、狙っているターゲットに効果的にアプローチできます。

また、似たような年齢層のユーザーが多いので、若者が多く使っているハッシュタグをキャンペーンで使用すると、若者を中心にアプローチする効果があります。

そのため、若者向けやメンズ、地域別など特定の層を狙いたい時に、ハッシュタグキャンペーンは効果があります。

ハッシュタグを付けて投稿すると、関心があるユーザーにアプローチできるので、「いいね」やコメントを多くもらえる可能性があります。

さらに、投稿と関連性の高いハッシュタグを使い、多くの「いいね」を獲得することで、発見タブへの掲載が狙えます。

発見タブに掲載されれば、さらに多くのユーザーに自分の投稿を見てもらえるようになるので、認知度拡大に大きく貢献します。

そのため、投稿にハッシュタグは欠かせない条件です。

ハッシュタグを利用して共通の趣味や関心を持っているユーザー同士で繋がることができるので、独自のコミュニティーを形成することができます。

例えば 「〇〇スイーツ部」「カメラ女子」 などのハッシュタグを使ってコミュニティーを形成することが多く、コミュニティー内では、ユーザー同士が積極的に投稿を行っているので、話題が尽きず、情報鮮度も高い状態がキープされます。

そのため、ターゲティングや特定の層を狙う時に、活用できます。

インスタグラムでは、ハッシュタグによる流入が多く、閲覧数を増やすにあたってはフォロワーの数よりも重要なポイントとなっています。

そのため、インスタグラムでマーケティングを行う場合には、ハッシュタグの効果的な使い方やハッシュタグの特徴などを十分に理解して利用しましょう。

フォロワー数の少ないアカウントの場合でも、ハッシュタグを有効活用することで、エンゲージメント率を高めたり、自社の認知度拡大、ブランドイメージ向上に繋がります。

そういったニーズに応えるために、インスタグラムのマーケティング支援をしている会社がありますので、興味がある方はLIFRELLに相談してみましょう。