ChatGPTを使ってみたいけど、どうやって使えばいいのかわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?実は、使い方はとても簡単です!
本記事では、ChatGPTの特徴や使い方、そしてAIの利用の注意点について分かりやすく解説しています。
また、実際にAIに質問した回答を画像付きで紹介することで、ChatGPTの使い方をイメージしやすくしています。
AI初心者の方にも安心して使っていただけるよう、詳細に説明していきますので、是非ご覧ください!
Chat GPTの基本情報
Chat GPTは、人工知能(AI)技術を用いて人間と同じような会話ができる言語モデルです。このモデルは、テキストに基づく問題解決や対話を行うことが可能で、さまざまな用途に活用されています。
Chat GPTとは
Chat GPTは、OpenAIが開発した大規模な言語モデルで、GPT-4アーキテクチャをベースにしています。このAIは、質問に答えたり、文章を生成したり、情報を整理したりすることができます。多くの場面で人間に近いレベルの自然な文章を生成することができるため、ビジネスや教育、エンターテイメントなどの分野で広く利用されています。
OpenAIとはサンフランシスコに本社を構える会社
OpenAIは、サンフランシスコを拠点とする人工知能研究所で、AI技術の発展を目指しています。
彼らは、AIを人類全体の利益に活用することを目標とし、倫理的なAI開発を重視しています。
最近では、Microsoft社がOpenAIに追加で高額な投資を行い、この分野のリーダーとしての地位をさらに強化することが話題となりました。
この投資により、OpenAIはChat GPTをはじめとするAI技術の研究開発にさらなる資金を投じることができるようになります。
ChatGPT(GPT-3.5)のアカウント作成の仕方
GPT-3.5を利用するためにアカウント登録を行う手順は、以下のとおりです。ただし、GPT-3.5に限らず、OpenAIのAPIを利用するには、アカウント登録が必要です。
登録①:サインアップ
まず、OpenAIの公式ウェブサイト(https://www.openai.com/)にアクセスしてください。
ウェブサイトの右上隅にある「Sign Up」ボタンをクリックし、アカウント登録ページに進んでください。
登録②:メールアドレスの入力
アカウント登録ページで、メールアドレスを入力し、「Get Started」ボタンをクリックしてください。
入力したメールアドレスに確認メールが送信されます。
登録③:メールでの確認
受信したメール内にあるリンクをクリックして、アカウントの確認を行ってください。
登録④:パスワードと個人情報の入力
アカウント確認後、ウェブサイト上でパスワードを設定し、必要な個人情報(名前、会社名、役職など)を入力してください。
登録⑤:利用規約とプライバシーポリシーに同意
利用規約とプライバシーポリシーを確認し、同意の上で「Create Account」ボタンをクリックしてください。
ChatGPTの使い方
Chat GPT(GPT-3.5)を使用するには、以下の手順に従ってください。
利用①:ログイン
Chat GPT(GPT-3.5)のウェブサイト(https://www.openai.com/)にアクセスします。
先ほど作成したアカウントにログインします。
利用②:質問の入力
テキストボックスに入力する文章を書き込みます。
利用③:回答を待つ
“送信”をクリックすると、Chat GPT(GPT-3.5)は文章を生成します。
【画像付き】Chat GPT(GPT-3.5)を実際に試してみます
Chat GPT(GPT-3.5)は、APIを介して様々な用途で活用できます。ここでは、メールの開封率を上げるタイトルと文章の生成や、特定のキーワードを使ったツイートの作成方法を説明します。
【メルマガ】開封率の高いメールマガジンを作成
では、実際に質問した結果をご紹介します。
「あなたは、電子書籍サービスを提供する会社のメルマガ担当者です。メールの開封率を上げるメールのタイトルと文章を書いて下さい。」とGPT-3.5に依頼すると、以下のような返答が返ってきます。
今回は、3回出力してみました。
3つ全ての回答が異なる内容であることが分かります。
では、次はツイッターで活用する例を見てみましょう。
【Twitter】拡散されるツイート文を作成
「「電子書籍」というキーワード使って拡散が期待できるツイートを作成して下さい」と3回依頼をかけてみると次のような回答がきました。
絵文字やハッシュタグを用いたキャッチーな文章を作成してくれました。
GPT-3.5でできること
GPT-3.5は、強力な自然言語処理能力を持つAI言語モデルで、以下のような多様な用途に活用できます。
- 会話型AI: チャットボットや顧客サポートアシスタントの開発。
- 文章生成: ウェブサイトやブログのコンテンツ生成。
- 質問応答: 特定のトピックに関する質問に答える機能。
- 要約: 長い文章を短く要約する。
- 翻訳: さまざまな言語間の翻訳。
- メールやSNS投稿の文章生成: 効果的なコミュニケーション文の作成。
- コード生成: プログラミング言語でのコード生成。
GPT4ができることについては以下の記事をご覧ください。
Chat GPTの仕組み
Chat GPTは、大量のテキストデータを学習し、文章の生成や質問応答などのタスクを行うことができるAI言語モデルです。GPT-3.5は、トランスフォーマーと呼ばれるアーキテクチャをベースにしており、データを自己回帰的に学習しています。
そのため、与えられた文章や単語をもとに、続く文章や単語の確率分布を推定し、自然で意味のある文章を生成できます。
GPT-3.5とGPT-4の違いについて
GPT-3.5はGPT-3をベースにした改良版の言語モデルで、高度な対話能力や文章生成能力を持っています。
一方、GPT-4はさらに進化した次世代の言語モデルで、より大規模なデータセットと高度なアーキテクチャを利用しています。
GPT-4は、GPT-3.5と比較して、より正確で自然な文章生成や質問応答能力を有しており、さまざまな応用が期待されています。
Chat GPT の料金プランについて、無料?有料?
無料版:GPT-3.5のみ
有料版:GPT-3.5, GPT-4 月額20米ドル(約2700円)
Chat GPTの注意点
Chat GPTを使用する際には、いくつかの注意点があります。
- データの信頼性: Chat GPTは、学習データに基づいて文章を生成しますが、必ずしも正確な情報を提供するわけではありません。そのため、生成された文章の信頼性を確認することが重要です。
- 倫理的配慮: AIによって生成された写真や文章が、実際の人や事象と誤認されることがあります。これにより、誤解や混乱が生じる可能性があるため、使用目的や配信方法に倫理的な配慮が必要です。
- プライバシー保護: AIが生成した文章や画像に、個人情報が含まれることがあります。そのため、使用前に適切なプライバシー保護対策を講じることが重要です。
AIの活用法が問題になっている
AI技術は急速に発展し、多くの分野で活用されていますが、同時に使い方について疑問が生じています。
例えば、2023年4月16日に終了したSony World Photography Award では、ドイツ人アーティストのBoris Eldagsen の作品、「Pseudomnesia: The Electrician」が、クリエイティブ オープン カテゴリーを受賞しました。
受賞者は、作品がAIによって作成されたものと明らかにした後、賞を辞退しました。
詳しくはこちら。
また、2023年3月31日、イタリアでは個人情報保護法に違反するとしてChatgptが一時的に禁止されました。
さらに、OpenAIの設立に関わっているイーロンマスク氏もAIは「文明の危機」にあると警告しています。
https://www.cnn.com/2023/04/17/tech/elon-musk-ai-warning-tucker-carlson/index.html
しかし、AI技術のリスクを適切に管理し、倫理的な枠組みの中で使用することで、文明を脅かす存在になることは防げます。
AI開発者や利用者は、技術のリスクに対する認識を高め、適切な対策を講じることが求められています。また、AI技術の適切な利用により、多くの分野でのイノベーションや生活の向上が期待されており、その潜在的な価値は非常に大きいとされています。
今後もAIとの付き合い方については、アンテナを貼っておきましょう!
よくある質問と回答
Q.ChatGPTを使いこなすコツはありますか?
A.質問に具体性を持たせることや質問の背景や意図を明確に示すことがChatGPTを最大限に活用するための一歩です。
Q.ChatGPTを禁止している国があると聞きました。どこの国がなぜ、ChatGPTを禁止しているのでしょうか?
A.ChatGPT を禁止している国には、ロシア、中国、北朝鮮、キューバ、イラン、シリア、イタリアが挙げられます 。
イタリアはプライバシーの問題に、ロシアは地政学的な懸念など理由はさまざまです。
【現場でよくある事例!】ChatGPTにどうやって指示していいかがわからない!
ChatGPTの使い方に関して解説してきましたが、運用現場でよく起こる事例として「ChatGPTをGoogle検索のように使ってしまう」があります。
google検索はキーワードを入力すると、その言葉に基づいたコンテンツをGoogleが見つけてくれます。
しかし、ChatGPTの場合は検索ではなく、情報の提供が主な目的になります。
つまり、ChatGPTに支持する場合は、人に依頼する場合と同様に、できるだけ具体的で明確な指示を心がけることが重要です。あいまいな指示では想定外の回答が生成される可能性が高くなります。
また、ChatGPTには生成原理の偏り等の特性があることを理解した上で、公平性・公正性・非差別性への配慮を依頼することをおすすめします。これにより倫理的な面でのリスクを低減できます。
以上のポイントを踏まえた指示が、ChatGPTとの効果的なコミュニケーションにつながるでしょう。
ChatGPTを使ってみましょう!
この記事では、ChatGPTの使い方や注意点について解説しました。
ChatGPTはOpenAIが開発したAIサービスで、Webサイトにアクセスしてアカウントを作成するだけで簡単に利用できます。
ただし、注意点として、AIが生成する回答は必ずしも正確ではないことがあります。したがって、情報を確認する際には他の情報源と照らし合わせることが重要です。
ChatGPTを活用することで、誰でも簡単にAIとコミュニケーションを取ることができ、様々な情報を手軽に入手することができます。
他にもHIX.AI(https://hix.ai/ja)というAIライティングアシスタントのサービスが存在します。chatgptとは異なり、記事生成やワークフロー、メール返信など機能が多く存在するのがポイントです。
一度試してみてはいかがでしょうか。