カナダから見つめる日本のデジマ最前線!SEO実務からAI活用までできるインターン体験

株式会社LIFRELLは戦略立案から実行施策までを再設計し、売上アップにコミットするデジタルマーケティング支援を行っています。今回は、当社に長期インターンとして参加してくれている小倉麻琴さんにお話を伺いました。

なぜSEO実務をインターンの場として選んだのか、LIFRELLでは実際にどのような業務に携わっているのか。小倉さんのお話を通して、日進月歩なマーケティング業界におけるインターンのリアルを感じてみてください!

目次

インターンを始めたきっかけ|コンテンツSEO実務を学ぶという強い目的意識があった

ーーはじめに小倉さんが当社でのインターンを希望された理由から聞かせてください。そもそもSEOやマーケティングに興味関心をお持ちだったと記憶しています。

小倉さん:私は現在、カナダの学校でマーケティングとマネジメントのクラスをとっています。それらのクラスの中で、はじめにマーケティングセグメンテーションの考え方を学びました。授業の中でGoogleキーワードプランナーに触れる機会もありましたが、表面的な理論しか学ぶことができていないと課題を感じていました。

そこで、専攻しているマーケティングやマネジメントに関する実務経験を積みたいと考え、インターンを探し、出会ったのがLIFRELLさんでした。

ーーありがとうございます。小倉さんはインターンの目的がはじめから明確だったという印象を持っています。それにしても、授業でキーワードプランナーを実際に触るという点はユニークですね!

小倉さん:キーワードプランナーも触りましたし、ビジネスSNSであるLinkedinに実際に登録して、他のユーザーから声がかかる文章を作るという授業もありました。生徒さんにも30代、40代で実際にマーケティング代理店で働いた経験を持つ人が多く、講師のみならず生徒さんから学ぶ機会も多いです。

ーー日本の大学は学術的なマーケティング論を学ぶイメージが強いですが、小倉さんの所属されている学校では実践的な内容を学ぶのですね。そうした環境が小倉さんと当社を引き合わせてくれたのだとイメージできました。

インターンを通して触れる実務として、SEO、リスティング広告、SNSマーケなどさまざまな種類があったかと思いますが、どういった基準でSEOを選びましたか?

小倉さん:応募の段階では、普段から使っていて身近に感じるSNSに関する施策を突き詰めるよりも、自分にとって未知の分野である検索エンジンに関する施策を学びたいと考えました。そのためSEOの実務を経験できるLIFRELLさんのインターンが目に止まったのです。

吸収力の高さを活かして3カ月でSEO実務の大半を経験

ーーここからインターンとしての業務内容について聞いていきたいのですが、率直に、かなり激しい3ヶ月だったのではないかと思います。本当に色々な業務に携わりましたよね?週4日は私とやりとりしていたはずです。

小倉さん:あっという間の3ヶ月でした。はじめに佐藤さんから頂いた課題が「WEBマーケティングについて調べてプレゼンをする」というものです。それで合格をもらって、その後は「コンテンツマーケティング 始め方」「デジタルマーケター」というキーワードに関するコンテンツの構成案を作りました。

ーーそうでした、そうでした(笑)私も当初は1ヶ月くらいかけて知識を習得してもらおうと考えていました。しかし、はじめのプレゼンの段階で調べ方や受け答えがハイレベルだったので、小倉さんは実践しながら知識を習得できるタイプだと考え、当初のプランを捨てたのです。

小倉さん:とても嬉しいです。はじめの1カ月で、構成案の作り方のみならず、キーワード選定、リサーチ方法、競合分析ツールの使い方、制作会社さんとのやりとりのコツ…のように一連のプロセスについて佐藤さんに丁寧に教えてもらうことができました。

競合分析ツールの使い方も手取り足取り教えてもらえて、私が想像していたよりも遥かに多くの知識を伝えてもらったと思っています。独学と指導という2つの面からSEOについて学べたのは貴重な体験でした。

とはいえ、いきなり構成案を作ってもらうのは乱暴だとも思ったのですが、出てきた構成案は私の想像を遥かに超えるクオリティでとても驚きました。

ーーSEOのプロフェッショナルがやる業務の一部を実際に小倉さんが担当した形でしたね。3カ月でここまでたどり着いたのは、小倉さんの基礎的なスキルと吸収力の高さゆえだと思います。当社としても大変ありがたかったです。

デジマ最前線で肌で感じた先端技術!好奇心を満たすAIプロジェクトにも参加

ーーここまでお聞かせいただいた内容でもインターン生としては破格の形で期待に応えてくれたと感じますが、さらにAIを活用した新しいSEOプロジェクトでもご一緒していただきましたね。

小倉さん:AIは知識のない分野だったので、自ら試行錯誤しながらAIを施策に活用する方法を模索するのがとても楽しかったです。まだAIをSEOに活用する際の答えが市場に存在していないと考えていたので、AIへの依頼文章を考えて、AIからのレスポンス内容がどう変わるかを確認する作業は好奇心を刺激されるものでした。

ーーそう考えると、SEOに関心を持ったタイミングも良かったですね。今、SEO業界にも新しいテクノロジーが流入してきているので、非常に面白いフェーズだと思います。今後はAI同士の競争も激化するでしょうね。あと、小倉さんの良いところは「AI=怖い」と思わなかった点ですね!同時に、AIをみくびらなかった点も良かったと思います。

小倉さん:ありがとうございます!今まで身近になかったAIを使うという点については、恐怖よりも好奇心が勝りました。AIの進化の凄まじさを目の当たりにできたのは、LIFRELLさんでインターンできたからだと思います。

ーー今後、AIは面白いと思いますよ!AIを活用して従来の制作工程にかかる工数を減らせると、運営できるメディアの数も増えると思います。さらに、画像制作や動画生成のAIが発達すれば、これまではコスト面からテキストで表現すべきと判断していたコンテンツを画像や動画で積極的に表現できるはずです。オウンドメディアからYouTubeまで数多くのメディアを自社で運営できるようになりますね。

小倉さん:とても面白いですね!ぜひ佐藤さんの期待に応えられるように、これからも学び続けていきたいと思います。

ーー私は、意志を持つ点とクリエイティビティは人間がAIに負けない部分だと思います。AIのみならず技術革新はこれまでも起こっており、それがテキスト作成の分野にも起こったというのが昨今の出来事ですね。

ただし、プロジェクト管理をする際に「この期限までに仕事を終えたい」という意志をAIは持っていません。そのためクリエティビティの部分や、プロジェクト管理の部分がこれからの人間の仕事になっていくはずです。自分のやりたいことを押し通す部分ですね。

小倉さん:人間がやる仕事とAIがやる仕事を明確に区別して、業務効率化をさらに進めたいと思います。

インターンで得られる唯一無二の経験を活かして将来はマーケティング職に就きたい

ーーAI論にも話が及びましたが、最後に質問させてください。小倉さんは将来どんなことをしたいと考えていますか?これまでお互いに忙しくて、こういった話ができていませんでしたね。

小倉さん:私は色々な物事に手を出して、琴線に触れたものにのめり込んでいく性格です。そして、今はマーケティングについて学ぶことが楽しくて仕方ありません。

そのため将来は、私が海外の大学で学び、肌で感じている要素も取り入れながら日本のマーケットでマーケティングに従事したいと考えています!LIFRELLさんでのインターンのおかげでとても充実した毎日を送ることができているので、マーケティングの分野を深堀りしたいです。

ーー海外での就職よりも日本での就職ですか?

小倉さん:日本もカナダもそれぞれの良さがあり、大好きですが、2年後に帰国した際は日本での就職を考えています。LIFRELLさんで学び、マーケティング業界はまさに日進月歩だと知りました。そのため2年後の日本のマーケティング業界でバリューを発揮するために、今できることに真剣に取り組み、日々レベルアップしていきたいと思っています。

ーー小倉さんであれば、どこの国でもどこの企業でも活躍できると思います。本日はお時間をいただきまして、ありがとうございました。普段は忙しくてできないような話もできて、とても有意義な時間でした。

小倉さん:私の方こそありがとうございました。今後も佐藤さんのもとでマーケティングの最前線について学びたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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