新卒入社2年目で転職できる? 仕事を辞めたいと考えている人必見!

新卒入社2年目で転職できる? 仕事を辞めたいと考えている人必見!

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新卒2年目での転職がうまくいくかどうか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、社会人2年目で本当に転職していいのか、そしてどうやって成功させるかを転職のプロが伝授します!

目次

新卒2年目での転職は比較的有利

新卒2年目の転職は比較的有利です。

その理由は、企業が第二新卒採用に積極的だからです

第二新卒とは:

・一般的には、学校を卒業して1年~3年以内の25歳前後の人が第二新卒枠に該当

・明確な基準はないが、おおよそ27歳くらいが第二新卒の上限

企業が第二新卒採用に積極的な理由には以下の4つがあります。

1. 新卒採用予定人数の補填のため

2. 導入研修の手間がかからないから

3. ほかの企業の色に染まっていないから

4. ポテンシャルを重視したいから

上記のように、採用面の事情や人材育成の行程でメリットがありますが、最も大きな理由は第二新卒のポテンシャルを企業が求めているからです。

企業は競争が激化する売り手市場で優秀な即戦力人材を採用するのは容易ではないため、コミュニケーション力や素直さ、柔軟性などのポテンシャルがある第二新卒を獲得して育成しようと考えています

実際に、第二新卒は中小規模の企業だけでなく、大手企業も積極的に獲得しています。それほど企業はポテンシャルを重視しているのです。

そのため、第二新卒は未経験であっても採用されやすいです。

新卒2年目でよくある転職理由

新卒2年目の転職理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ネガティブな理由とポジティブな理由に分けて、以下にまとめてみました。

・社会人2年目転職のネガティブな転職理由

・社会人2年目転職のポジティブな転職理由

社会人2年目転職のネガティブな理由

まずは、新卒社会人2年目が転職する際のネガティブな理由を紹介します。

新卒2年目に多いネガティブな転職理由:

・パワハラ / モラハラを受けている

・仕事が合っていない / 向いていない

・労働環境が良くない

・業務内容が思っていたのと違う

・社風が合わない

・上司と合わない

・配属先が希望と違う

・年功序列が嫌

・給与が低い

このように、深刻なパワハラを受けて健康面に影響が出てしまう場合や、労働環境がブラックな場合は、無理をせずに環境を変えることをおすすめします

ただ、焦って自分に合った業種がわからないまま1人で転職活動をすると、ミスマッチにつながってしまう恐れがあります。

そのため、自分に合った業種がイメージできている人は1人で転職活動を進めても成功する可能性がありますが、自分に合った業種がわからない方には、転職エージェントの利用がおすすめです

転職の軸がないまま転職活動をすると、希望の会社に受からなかったり、転職できても「こんなはずじゃなかったのに…」と感じて、短期離職を繰り返してしまうことがよくあります

転職エージェントでは、あなたが1年間働いてきた経験から強みや価値観の言語化を手伝ってくれたり、企業ごとに求められている人物像を把握しているので、あなたに合った企業とのマッチングをサポートしてくれます

自分の価値観に合った会社に転職することで長く働くことができ、上記のようなネガティブな悩みを抱える可能性も減らすことができます。

まずは自分の市場価値を知りたいという方は、ビズリーチに登録することをおすすめします

社会人2年目転職のポジティブな理由

次に、新卒社会人2年目が転職する際のポジティブな理由を紹介します。

社会人2年目に多いポジティブな転職理由:

・もっとやりたいことが見つかった

・2〜3年やりきったので、難しいことや新しいことにチャレンジしたい

・頑張ったから次のステップに進みたい

このような前向きな理由は、転職者に明確なキャリアビジョンや当事者意識があることを企業に伝えやすく、選考を突破しやすい傾向にあります

これまでにどのような経験やスキルを積んできたのか、そしてどのような経緯でステップアップしたいのかを、志望企業の業務内容を交えながら伝えることが望ましいです。

新卒2年目の転職理由の伝え方

先述の通り、キャリアビジョンを明確にしたポジティブな理由は採用される可能性が高いです。

しかし、転職理由を考える際にネガティブな理由しか思い浮かばず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そのような場合でも、無理にポジティブな理由を作り出す必要はありません

なぜなら、ネガティブな理由でも言い方を変えるだけで企業が納得できる理由にすることができるからです。

以下で、具体的な例を使って説明します。

例えば、「転勤の有無など労働条件が希望と違った」という理由で転職を考えたとします。

これをそのまま伝えてしまうと、面接官は「それを満たすだけならうちじゃなくてもいいのでは?」と思ってしまうかもしれません。

そこで、まずは不満に対して改善を試みた上で「こういった感情を持ち、結果として御社で働きたいと考えた」と伝えることで、課題改善をしようとした姿勢や新たなキャリアビジョンを持って転職を希望している点が評価されます。

もう一つの例を紹介します。

例えば、「上が詰まっていて20代のうちでは昇進や成長ができず転職したい」という理由があったとします。これをそのまま伝えると、「自分の能力不足では?」と思われる可能性があります。

そこで、「自分は今後こういった成長を望み、今の職では叶えられないため御社に転職を決意した」と明確なキャリアビジョンを持った転職であることを伝えるのです。

以上の例のように、自分のなりたい姿があり、それを達成するために転職したいと伝えることで面接官を納得させることができます。

もっとやりたいことが見つかった時や、難しいことや新しいことにチャレンジしたい時も同様で、キャリアビジョンから将来像、そのための転職の目的を語れるかが重要です。

新卒2年目の転職事情

新卒2年目の転職について、3年以内に辞めている人がどのくらいいるのか、企業が2年目の転職者をどのように採用しているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

ここではその実情について解説します。

転職者:「新卒で入った会社はとりあえず3年働け」と聞いたことがあるのですが、実際どうなんですか?

結論としては、無理に3年間働く必要はありません。実際、新卒2年目で転職する人は増えています。厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況(平成30年卒)によると、平成30年の「大卒3年以内の離職率」は31.2%となっています。3年働くというのは、一般的に仕事の流れをひと通り覚え、さまざまなトラブルに対応できるようになるまで、早くても3年は必要だと考えられているためです。しかし、自分のキャリアの方針や展望が明確であるなら、勤続年数にとらわれずに転職すべきです。

以下のデータは、大学卒業後または新卒入社後、何年以内を第二新卒枠の基準とするかについてのデータです。

引用:厚生労働省「今後の若年者雇用に関する研究会」 報告書(令和2年版)

これを見ると、企業にとっての第二新卒の基準は、大学卒業後または新卒入社後2年超~上限を設けないところが大半であることがわかります。

このことから、2年目を含む第二新卒の転職において、企業は新卒入社後の経過年数にはこだわらずに応募を受け付けていると判断できます

新卒2年目の転職で失敗してしまうパターン

新卒2年目での転職に失敗してしまう人のパターンをまとめました。

転職エージェントとして多くの転職者を見てきた経験に基づくものなので、ぜひ参考にしてください。

2年目で転職が苦戦しがちな人の特徴:

・就活と同じ感覚で転職活動してしまう

・転職理由が人間関係によるもの

・「なんとなく」などのマイナス感情で転職を決めてしまう

・未経験歓迎だからと油断し、準備をしない

・会社を辞めることしか考えていない

就活と同じ感覚で転職活動してしまう

1つ目の苦戦する人の特徴は、就活と同じ感覚で転職活動してしまう人です。中途市場を新卒と同じだと考えて行動すると失敗する可能性があります

大きな違いは業務経験の有無です。

就活では学生時代の活動を自己PRとして語りますが、転職活動ではこれまでの業務経験を志望企業の業務に関連付けて語る必要があり、難易度が増します。

企業研究についても、就活ではインターンシップなどで平等に情報収集の機会がありましたが、転職活動ではすべて自分で行わなければなりません

就活時代には候補者間で大きな差が出なかったものが、転職活動では個人の経験や努力によって大きな差が生まれるようになります。

とはいえ、新卒の採用とは異なる中途採用の転職活動のやり方なんて、なかなか見当もつかないですよね。

それを丁寧にアドバイスしてくれるのが、転職エージェントです

転職エージェントはキャリアのプロが転職活動スタートから転職先への入社まで親身になってサポートしてくれます。

転職の準備の仕方がわからず不安な人は、相談してみるのも良いでしょう。

中途市場で自分の市場価値を知りたいという人は、ビズリーチに登録するのをおすすめします

転職理由が人間関係によるもの

2つ目の失敗しがちな人の特徴は、人間関係を理由に転職活動を行っている場合です。

前職の退職理由を同僚や上司のせいにして話す人がいますが、これは絶対に避けるべきです。なぜなら、退職理由を人間関係にしてしまうと、面接官から「うちでも同じように同僚や上司のせいにするかもしれない」 「転職者自身がトラブルの原因かもしれない」と思われてしまうからです。

たとえ上司や周りの環境が退職の一因だったとしても、「前職の仕事に魅力を感じなかった理由」や「この経験からどのようなことを意識して転職活動をしているか」を話すようにしましょう。

「なんとなく」などのマイナス感情で転職を決めてしまう

3つ目の失敗しやすい人の特徴は、「なんとなく」などのマイナス感情で転職を決めてしまう場合です。

「今の会社になんとなく不満があるから転職したい」という考えで活動している人は苦戦します。なぜなら、応募先企業と面接する際に「ただ今の現状から逃げたいだけ」と思われる可能性が高いからです。

曖昧な理由で入社して3年以内に転職を繰り返すと、マイナス評価からスタートすることになるため、おすすめはできません。どうしても転職したい場合は、企業が納得できる転職理由を伝えることが望ましいです。

「未経験歓迎」だからと油断して準備をしない

4つ目の失敗しがちな人の特徴は、求人の「未経験歓迎」という記載を見て油断する場合です。

「未経験歓迎」という条件を見て油断し、転職の準備を怠る人は苦戦する可能性が高いです。なぜなら、企業は未経験歓迎とは言っていますが、その人の性格や内面、企業とのマッチングもしっかり見ているからです。

特に、謙虚で素直な人は転職先でも会社に馴染むことができますし、成長意欲が高い人は業務に打ち込み結果を出すことができるため、採用されやすいと言えるでしょう。

会社を辞めることしか考えていない

5つ目は、会社を辞めることだけを考え、転職後のビジョンが全く見えていない人です。

自分は今後どうなりたいのか?」 「どのような会社で働きたいのか?」といったことを明確にしないままだと、面接での志望動機が薄くなってしまうことが多いです。

さらに、転職後のことをしっかり考えていないと、会社とのミスマッチが起こり、短期離職に繋がってしまう可能性もあります。

自分の中で転職の軸をしっかりと持つことで、納得のいく転職活動ができるでしょう。

新卒2年目の転職を成功させるコツ

ここでは、新卒2年目の転職を成功させるためのコツをご紹介します。

この記事で繰り返しお伝えしている「転職理由を企業が納得できるものにする」に加えて、以下のポイントを覚えておきましょう。

・自己分析をしっかり行う

・短期離職の反省点を理解し、同じ失敗を繰り返さないことをアピールする

・企業研究を徹底する

・キャリアダウンを恐れない

・転職先を決めてから辞める

自己分析をしっかりする

まず、自己分析をしっかり行いましょう。会社を辞めたい理由や今の会社に対する不満点を紙に書き出すことで、客観的に分析しやすくなります。

次に、自己分析で書き出した退職理由について「辞めなかったらどうなるのか」を考えてみましょう。「とにかく環境を変えたい」と勢いで退職すると、後で「退職しなければよかった」と後悔することが多いです。

もしかしたら解決策が見つかる可能性もあります。辞めたい原因を改善できるかもしれませんし、自分が不満に思う点を明確に把握できるので、転職先選びで失敗しにくくなります。

短期離職になったことを反省し同じ失敗をしないことをアピールする

次に大切なのは、短期離職に対する反省と同じ過ちを繰り返さない意志をアピールすることです。

短期離職の経験を内省し、どのように改善しようとしているかを具体的に伝えましょう。過度なパワハラやモラハラが原因で心身を壊して退職した場合は、その事実を正直に述べることが大切です。ただし、他責的にならないように、適切に伝えることが重要です。

企業研究をしっかりと行う

次に、選考の際には企業研究を念入りに行うことが非常に重要です。これは社会人2年目の転職を成功させる大きな力となります

なぜなら、しっかりと企業研究をせずに転職すると、入社後にミスマッチが起こり、再び早期離職する可能性が高いからです。

企業側にとっても、新規採用者の早期離職は採用コストの観点から避けたいことなので、企業研究の有無は採用時の重要な判断基準となります。

また、企業研究を行い、自分の経験を企業の求める人物像や仕事内容に結びつけて語ることで、納得のいく転職理由を作り出すことができます。しっかりと企業研究を行いましょう。

キャリアダウンを嫌がらない

次に、キャリアダウンを恐れないことも大切です。

なぜなら、キャリアアップを目的とした転職を目指しても、新卒2年目のスキルや経験が企業の求める基準に達していない場合が多く、転職が難しいことがあるからです。

一方で、自分らしく働きたいというやりがいを重視する転職であれば、一時的に年収が下がることがあっても、自分に合った企業と出会える可能性が高まります

現職よりもやりがいを感じることができる職場で働くことは、長期的なキャリア形成においても非常に有益です。

転職先を決めてから辞める

最後に、自分が満足して働ける職場の希望条件を確認し、転職先を探してから辞めることが大切です。

転職先を決めずに辞めてしまうと、収入が途絶える不安から焦って次の職場を決めてしまい、再び待遇の悪い企業に転職してしまう可能性があります。

新卒2年目で転職したい人へのまとめ

初めての転職はわからないことが多く、不安に感じる人も多いでしょう。

そんな方には転職エージェントの力を借りながら転職活動を進めることをおすすめします

転職エージェントは、希望のヒアリングから職歴やスキルの棚卸し、自己分析のサポート、応募書類の書き方や添削、キャリアビジョンの設計に対するアドバイスまで行ってくれます

特に自己分析やキャリアビジョンの設計においてエージェントの力を借りることで、志望企業でどのように貢献したいかなど転職の目的が明確になり、選考時に企業から評価されやすい自己PRを作り上げることができます

このように、初めての転職でも選考通過に対する不安を感じることなく、安心して転職活動を進めることができます。

求人探しや選考対策などを無料で相談できるので、少しでも興味がある人は一度相談してみてください。

ただし、キャリアアドバイザーによってサービスの質やスキル、保有する求人が異なるので、2~3社に複数登録して面談を行い、比較検討して利用する転職エージェントを決めるのがベストです

・新卒2年目が登録すべき転職エージェント3選

・第二新卒・既卒に強い転職エージェント

新卒2年目が登録すべき転職エージェント3選

新卒2年目が登録しておきたい転職エージェントは、「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」の3つです。

この3社は求人数が多く、非公開求人も数多く保有しています。転職実績も豊富なので、新卒2年目でも転職成功の可能性が高いと思います。

幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい人に、とてもおすすめの3社です。

第二新卒・既卒に強い転職エージェント

第二新卒・既卒に強い転職エージェントとしておすすめなのは、「UZUZ」「ハタラクティブ」「マイナビジョブ20’s」の3つです。

特に「ハタラクティブ」は、20代前半のフリーターやニートの方でも就職に向けた支援が期待できるエージェントです

これらの3社は、あなたの希望や相談に真摯に耳を傾け、丁寧にサポートをしてくれます。また、未経験でも挑戦できる求人を多数保有しています

経歴に自信がない方や、初めての転職で不安を感じている方に特におすすめです。

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