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SEを辞めたい人必読! 辞めるべきか見極めるポイントを伝授!
SEを辞めたいと感じたとき、まずは考えるべきことや転職する際の注意点を紹介します。また、SEの経験を活かせる職種や年収が上がるかどうかについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まずはSEを辞めたい理由を考える
まず、実際に転職する前に、なぜSEを辞めたいのかをじっくり考えましょう。単にSEという職種が自分に向いていないのか、または会社の環境が原因なのか、今の会社では解決できないのかを一緒に考えることが大切です。
ただ「今の職場が嫌だ、辞めたい」とだけ考えてしまうと、転職後も同じような不満や不安から再び転職を繰り返してしまう可能性があります。
この記事では、SEが転職を考える理由や転職に向いている人、企業選びのポイントなど、SEを辞めて転職を検討している方に必要な情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
SEを辞めたくなる理由
実際にSEを辞めたいと思っている人は、どのような点に不満を感じているのでしょうか?
以下に、SEを辞めたいと思っている人の口コミをまとめましたので、ぜひご確認ください。
業務に対して給与が見合っていないという不満
28歳男性:
「月の残業時間が多いときは100時間を超えることもありました。業界の性質的に仕方ない部分もあるのかもしれませんが、みなし残業だったので、どれだけ働いても給料に反映されず限界を感じました。さらに、みなし残業のことは面接時に教えてもらえず、入社後に初めて知ったので会社に対する不信感が募り、転職を決意しました。」
26歳女性:
「本来はプログラマーとして採用されるはずが、実際の業務はシステム開発の上流工程を担当し、SEのような仕事をしていました。SEの仕事自体は嫌ではないのですが、明らかに仕事内容と給料が見合っていませんでした。上司に何度か相談しましたが、取り合ってもらえず、結局納得できないまま転職することにしました。」
スケジュールや勉強に追われるという不満
30歳男性:
「おそらくどこの会社に行っても変わらないと思いますが、とにかく納期が厳しいです。ひどいものだと、1週間から2週間で納品しなければならない案件もありました。納期に遅れることは当然で、プロジェクトマネージャーによく怒られました。しかし、こんな無茶なスケジュールで働き続けると過労死してしまいます。」
27歳男性:
「SEはとにかく勉強が大変です。初めに基礎的な技術を覚えても、次々と最新技術が出てくるので常に勉強が必要です。それに加えて業務もこなさなければならないので、仕事をしながら常に勉強のループに追われます。休む暇もなく疲れ果ててしまい、結局別の業界に転職しました。」
この記事を読んでいる皆さんも、まずはSEを辞めたい理由を考えてみてください。そして、以下を読み進めながら自分が本当に辞めたほうが良いのか、それとも辞めないほうが良いのかを考えてみましょう。
SEを辞めないほうが良い人
次に、SEの仕事がしんどいと感じているが、まだ辞めるべきではない人の特徴を2つ紹介します。SEを辞めようか悩んでいる方は、以下の項目を確認してみて、辞めるかどうかの判断基準にしてください。
退職理由が他責である
上司や同僚と合わない、やりたいことをやらせてもらえないなど、退職理由が他責である場合は、転職を考える前に、現職で改善できる余地がないかを考えてみましょう。
例えば、上司との関係で悩んでいる場合、上司に直接要望を伝えたり、話し合うことで解決することもあります。また、人事に相談することで、異動の選択肢が出てくるかもしれません。
それでも現職での改善が難しいと感じたときに、転職を検討するのが良いでしょう。
転職面接では必ず退職理由を尋ねられます。その際に「自分なりに改善を試みたが難しかったため転職を決意した」と伝えることで、企業に対してネガティブな印象を与えずに済みます。
入社して1年未満
SEを辞めたいと思っても、入社して1年未満であれば、最低でも1年以上は働いてから転職を検討しましょう。1年未満の転職は、正直なところ印象があまり良くありません。
1年未満で転職活動を始めると、「またすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念され、書類選考で不利になる可能性が高まります。
また、SEとして未経験で入社し、1年未満で転職を考える場合、即戦力として見なされにくいため、年収アップなどの交渉が難しいことが多いです。
「絶対にダメ」というわけではありませんが、一度転職を踏みとどまり、再考してみることをおすすめします。
辞めたほうがよい企業の特徴3選
次に、辞めたほうがよい企業の特徴について説明します。以下の3つの特徴に注目してください。
・同じような仕事ばかりさせる
・ITゼネコン構造の下位にいる会社
・社員を大切にしない
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
同じような仕事ばかりさせる
IT系企業の中には、スキルアップが難しい企業も存在します。例えば、同じ業務ばかり任され、他の業務に挑戦できない企業もその一例です。
個人のスキルアップには、さまざまな業務に挑戦し、経験とスキルを身につけることが必要です。1つのことしかできない人材になってしまうと、SEとしての市場価値が低くなり、転職において不利になる可能性があります。
ITゼネコン構造の下位にいる会社
ITゼネコン構造の下位にいる会社でも、成長が難しいと言えます。ITゼネコン構造とは、元請けや下請けの構造を指します。
案件が進むにつれ、子会社からさらにその子会社へと業務が委託されていきます。その結果、仕事も細分化され、「最後のテストだけをやれば良い」など、業務が単純化されてしまいます。
社員を大切にしない
社員を大切にしない企業とは、無理な納期で案件を受託し、現場の社員がデスマーチに陥るような企業を指します。
会社の方針としてそのような案件を受託している企業では、改善される見込みもありません。このような企業に勤務している場合、体を壊す前に退職を検討するべきです。
上記の3点のいずれかに当てはまる場合は、転職を考えるタイミングかもしれません。
SEとして転職を考える際には、同じ失敗を繰り返さないように、マイナビIT AGENTやウィルオプテック・リクルートエージェント(IT)などの転職エージェントに相談することをおすすめします。
求人サイトでは企業内部の情報を把握しにくいですが、転職エージェントは求人サイトではわからない内部情報を提供してくれるため、より良い判断ができます。
転職活動するときに気をつけるべきポイント3選
転職活動をする際に気をつけるべきポイントは以下の3点です。
・安易にSE自体を辞めるという選択をしない
・ジョブホッパーにならないようにする
・現状逃避のために転職しない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
安易にSE自体を辞めるという選択をしない
現職での不満が理由で転職を考える際、安易にSEそのものを辞めるのはおすすめできません。職場や仕事の進め方を変えるだけで問題が解決することも多いのです。
SEとしての経験があるということは、プログラミングの知識やスキルが身についているということです。プログラミングは専門スキルとしての価値が非常に高いので、そのスキルを活かさないのは勿体ないことです。
転職を考える場合でも、SEという職種自体は続け、環境を変えることを視野に入れてみてください。
ジョブホッパーにならないようにする
スキルを高めたいという理由で転職を繰り返し、ジョブホッパーになってしまう人が稀にいます。SEやエンジニアの場合、専門職で即戦力が求められることが多いので、他の職種と比べると転職回数がそれほど悪い印象を与えないこともあります。
しかし、年齢に対して転職回数が極端に多く、全ての企業を1年未満で短期離職している場合は、転職活動で不利になることがあります。
また、年齢を重ねるにつれて、スキルの高さだけでなくマネジメント経験なども求められるようになるため、その点も注意が必要です。
現状逃避のために転職しない
「現職がしんどすぎるからとにかく転職したい」や「転職できればなんでもいい」という焦りから転職を急いでしまうと、失敗するケースが非常に多いです。まずは、自分が転職したい理由を整理してみましょう。
中長期のキャリアプランや、転職で譲れないポイントをしっかりと定めずにやみくもに企業を選んでしまうと、入社後に「違ったかも・・・」と後悔することが多々あります。
安易に転職回数を増やし、自分のキャリアに傷をつけてしまっては本末転倒です。一度、転職エージェントに相談し、客観的に転職すべきか、自分に合った企業や職種を見つけてもらうのも一つの方法です。
転職エージェントは、何人もの転職者をサポートした経験から無料でアドバイスを提供してくれます。
【ケース別】おすすめの転職エージェント:
【SEの経験を生かして転職したい場合】
・マイナビIT AGENT
・ウィルオブテック
・リクルートエージェント(IT)
・レバテックキャリア
【SE以外の職種も幅広く検討したい場合】
・リクルートエージェント
・doda
まだ転職するか迷っている方は、企業の採用担当やエージェントからあなたの経験を活かせる求人オファーが届くビズリーチでオファーを待つのも一つの手です。
SEからの転職でおすすめな転職先
SEから転職する場合は、なるべくIT業界から離れすぎない職種を選ぶのがおすすめです。例えば、「社内SE」やコミュニケーション能力に自信があるなら「ITコンサル」などが良いでしょう。
IT技術や業界の知識がある分、応募から実際に働いた後も有利になります。
フリーランスも選択としてはあり
SEのスキルを活かすという意味では、フリーランスという選択もあります。フリーランスになるためには、SEのスキル以外にもお金の流れを把握するビジネスの知識も必要です。
また、個人でクライアントとの打ち合わせをおこなう必要があるため、コミュニケーション能力も大切になります。
フリーランスとして成功するためには、自己管理能力や営業力も求められますが、自分のペースで仕事ができる点や収入の上限がない点など、多くのメリットがあります。
未経験業界への挑戦は難しい
20代であれば、未経験の業界でも転職できる可能性はありますが、30代になると難易度が飛躍的に上がるため、基本的に未経験業界への転職は難しいと考えてください。
SEからの転職を考えるなら、IT業界から離れすぎないことをおすすめしますが、それでも業界を変えたい場合は、以下のポイントを意識してください。
なぜ応募した業界に行きたいのかを明確にする
面接ではほぼ確実に「なぜこの業界を志望したのか」を聞かれます。その際に、曖昧な回答をしてしまうと不採用になる可能性が高くなります。
未経験者を歓迎している求人には応募が殺到することが多いです。その中で勝ち残るためには、どうしてもその業界に入りたいという強い意志を見せることが重要です。
自分の経験とその業界で活かせそうなスキルを紐付けする
SEとしての経験やスキルを、応募した業界でどう活かせるかを考えてみましょう。マネジメント経験があれば、どの業界でも役立つ部分があるため、一定の優位性があります。
さらに、その経験を活かして今後どう活躍したいかという将来のビジョンも話せると、説得力が増し、面接官に強い印象を与えやすくなります。
転職して年収は下がる?
SEは多くの企業で人手不足の状態が続いており、一定のスキルがあれば転職しても年収が上がりやすい職種です。特に、プログラミングスキルに加え、プロジェクトマネージャーのようなマネジメント経験があれば、さらに年収アップの可能性が高まります。
しかし、職種を変えて転職する場合は、年収が上がりにくくなることもあります。場合によっては年収が下がる可能性もあるため、業界や職種を変えて転職する際には、ある程度のリスクを覚悟しておく必要があります。
SEから転職を考えている人へ
この記事を読んでいる方の中には、SEとしての仕事がしんどくて辞めたいと考えている人もいるかと思います。
もし、現在の状況を変えるために転職を考えているなら、一度転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントでは、あなたが現職で感じているしんどさや不満を踏まえて、適切な求人を紹介してくれます。そのため、より働きやすい企業に出会える可能性が高くなります。
さらに、キャリアアドバイザーが企業のリアルな情報を含めて紹介してくれるため、自分で企業分析を行うよりも、入社後のミスマッチを防ぎやすいです。
ただし、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なることもありますので、まずは2~3社のエージェントに複数登録し、自分に合ったキャリアアドバイザーと共に転職活動を進めていくことをおすすめします。