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転職時の給与交渉は失敗しやすい? 成功するコツをプロが伝授!
転職時の年収・給与交渉を成功させるためのポイントを、プロの転職エージェントが徹底解説します!
年収・給与交渉でどのくらいアップするのか、効果的な言い方や最適なタイミング、失敗しないためのコツなども詳しくご紹介していきます。
転職時に年収・給与交渉することは可能
転職をする際、企業から提示された年収・給与に対してアップさせたい場合、年収交渉や給与交渉を行うことは可能です。
年収・給与交渉を行うと、印象が悪くなり「選考に影響するのでは?」「内定が取り消されるかも」と不安を感じる方も多いと思いますが、必ずしもそうではありません。
ただし、年収・給与交渉には失敗しないためのポイントがあります。
言い方が悪かったり、タイミングを誤ったりすると評価が下がることもあり、その結果お見送りになるケースも実際にあります。
つまり、年収・給与交渉は諸刃の剣ということです。
とはいえ、年収・給与交渉のポイントをしっかり押さえておけば、提示された金額から引き上げることも可能ですよ。
年収・給与交渉の方法は2種類ある
ここからは、実際に年収・給与交渉をどのように行えば良いのか、その方法を解説していきます。
まず、転職活動の流れには2種類あります。「自分だけで転職活動をする場合」と「転職エージェントを利用する場合」です。そして、それによって給与交渉の方法や難易度も大きく異なってきます。
では早速、2種類に分けて給与交渉の方法を詳しく解説していきますね。
・自分だけで転職活動をする場合
・転職エージェントを利用する場合
年収・給与交渉の方法①自分だけで転職活動する場合
ここからは、一人で転職活動を行う場合の年収・給与交渉の方法を、6つに分けて詳しく解説していきます。
希望の年収を実現できずに後悔することがないよう、これを読んで上手に年収・給与交渉を進めてください。
・年収・給与交渉の事前準備
・年収・給与交渉のタイミング
・年収・給与交渉の伝え方
・年収・給与交渉を成功させるコツ
・年収・給与交渉の注意点
・年収・給与交渉に臨む姿勢
ちなみに、企業に対して直接給与交渉をする必要が全くない手段として、転職エージェントの利用があります。
まず、転職エージェントは各業界・職種の給与相場を熟知しているので、あなたの経験やスキルを踏まえて「どの仕事に転職すると年収がいくらになるか」を大体把握しています。
次に、転職エージェントは応募企業の担当者とも密に連絡を取っています。そのため、企業から提示された給与が相場より低い場合は「この人のスキル・経験で○○万円は低いですよ。○○万円になりませんか」と担当者に直接交渉ができるのです。
さらに、転職エージェントも転職者の年収を上げることでメリットがあります。転職エージェントは転職決定後の年収によって成功報酬が決まるため、転職者の年収を上げることで成功報酬も上がるのです。
これらの理由から、転職者が特別何かをしなくても、転職エージェントが積極的に給与交渉をしてくれますよ。
年収・給与交渉の事前準備
年収・給与交渉の事前準備としては、「説得材料を集め自分の給与相場を把握する」ことが重要です。
説得材料とは、給与相場を決める具体的で客観的なデータのことです。現職での自分の実績や持っているスキルを整理し、自分の給与がいくらが妥当なのか説明できるようにしましょう。
ここで嘘をついて希望年収を吊り上げる人もいますが、バレれば内定取り消しになる可能性があるのでやめましょう。証拠として実績の数字データや、参加したプロジェクトのクレジットなどを持っておくと安心です。
転職が初めての人は、給与相場を自分だけで正しく把握するのは難しいこともあります。その場合は、リクルートエージェントなどに相談すると教えてくれますよ。
年収・給与交渉のタイミング
年収・給与交渉のタイミングは「面接時」と「内定後のオファー面談」の2つの選択肢があります。プロの転職エージェントとしてのおすすめは「面接時」です。さらに言えば、面接時の早い段階で希望年収を伝えておくと良いです。
面接時に給与の話をするタイミングも難しいと思いますが、基本的には面接官から聞かれるのを待つのが良いです。恐る恐るタイミングを伺うよりも、精神的に余裕ができるからです。
ただ、面接で給与の話が最後まで出ないことも多いです。その場合は「最後に何か質問はありますか?」と聞かれたときに切り出しましょう。
具体的には、以下のような流れがおすすめです。
面接官:
本日の面接は以上となります。何か質問はありますか?
転職者:
ありがとうございます。私の年齢・スキルの社員だと、御社ではどれくらいの給与モデルになるのでしょうか?
面接官:
そうですね、【転職者】様の場合ですと、月給25万円からということになると思います。
転職者:
そうなのですね。月給25万円からということですが、実は…
このように、最初に相手から金額を提示してもらうようにすれば、自然な流れで年収・給与交渉に移ることができます。
それ以外にも、「給料はこれくらいを希望しているのですが、実際どれくらいの給与モデルになりますか?」と自分から金額を提示して質問しても大きな問題はありません。
年収・給与交渉の伝え方
給与交渉で金額を提示するときには、気をつけるべきポイントが2つあります。
まず1つ目は、現在の年収を手取りではなく額面で伝えることです。基本給だけでなく、残業代やボーナスも含めるようにしましょう。一般的に企業側が提示する金額は額面なので、こちらも額面で伝えなければ、正確な情報のやり取りができません。知らないうちに損をする可能性もあります。
次に2つ目は、希望条件を「現在の年収を100%として、そこから何割アップしたいのか」の割合で伝えることです。人は具体的な数字を示されるよりも、割合などの若干曖昧な表現をされるほうが判断が鈍り、交渉を受け入れやすくなります。
ここで、ちょっとした例を紹介します。
子供のお小遣い交渉の例:
「1ヶ月3000円から、5000円にして」と言われるのと「1日200円欲しい」と言われるのでは、印象が違ってきませんか? よく考えれば「200円×30日=6000円」で、1ヶ月5000円という要求よりも大きい数字ですが、それが「毎日200円ずつ」と表現するだけで、なんだか低い金額に思えます。
同じ理屈で、給料の上がり幅も具体的な金額で伝えるより、割合という曖昧な表現のほうが交渉が成功しやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
年収・給与交渉を成功させるコツ
年収・給与交渉を成功させるためのコツは、他社の提示年収を交渉材料にすることです。
他社の金額を出されると、企業としてはより良い条件を提示して、他社に奪われないようにしなければと考えます。そのため、提示された金額より高い年収を提示される競合他社の内定があれば、それを基に年収を引き上げやすくなります。
たとえば、第1志望の企業に内定をもらえたとして、提示年収が450万円だったとします。この時に競合他社の内定も獲得していて、提示年収が480万円だったとすると、交渉によって第1志望の企業で年収480万円まで引き上げられる可能性が高いです。
そのためにも、志望企業が特定の1社だけだったとしても、他にも内定を獲得できるように複数社の選考を進めておくことをおすすめします。複数の選択肢を持つことで、結果的に年収を上げられる可能性が高くなることを覚えておきましょう。
転職エージェントが年収交渉してくれないのでは?と疑念を持つ方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。転職エージェントは年収交渉の戦術を知っています。
もちろん、あなたの給与相場に合わない希望なら交渉不可ですが、前項で紹介した交渉方法や本項で紹介した戦略をうまく活用して、交渉を成功に導いてくれます。結果、年収が20~30万円程度上がることも十分に可能です。
給与交渉で最も重要なポイントは次の3つです。
1. 今の年収を手取りではなく額面で伝える
2. 上がり幅を年収総額ではなく割合で伝える
3. 他社の提示年収を交渉材料に活用する
これらのポイントを押さえつつ、転職エージェントに依頼することで、企業からのさまざまな切り返しにも対応し、交渉を成功させることができます。
特にリクルートエージェントやdodaは、これまでの年収交渉の経験とノウハウが豊富です。企業からのさまざまな質問や切り返しにも対応し、交渉を成功に導いてくれるでしょう。
また、ビズリーチは比較的高年収帯の求人を保有しているスカウト型転職サイトです。スカウト型転職サイトは企業やヘッドハンターからのオファーを待つ仕組みなので、他社の提示年収を交渉材料に活用する際にも効率的です。
年収・給与交渉に失敗しないための注意点
年収・給与交渉に失敗しないための注意点は、企業からの提示をその場で受け入れないことです。
企業側が年収・給与交渉に応じる際には、上げられる最大限の数字よりも少し低い金額から提示して転職者の出方をうかがいます。あなたがその金額で満足だという姿勢を見せると、そこから上がることはないでしょう。
そうならないためにも、「家族にも相談したいので考える時間が欲しい」というように伝えて、悩みつつも考える姿勢を見せることが大切です。その後、「やはり年収○○万円の希望が強く、内定承諾は悩んでいます」と伝えることで、企業側もより高い年収を提示してくれる可能性があります。
また、年収・給与交渉はメールではなく対面またはオンラインで、相手の表情や反応を見ながら行うのが効果的です。メールだと細かいニュアンスが伝わらないため、交渉がうまくいかないことが多いです。
年収・給与交渉に臨む姿勢
年収・給与交渉に臨む姿勢としては、「相手に納得してもらう」ことを意識し、感情に訴えるのではなくビジネスライクに、論理的に話すことを心がけましょう。
冷静な態度で、客観的に「説得」ではなく「納得してもらうための説明」をするという感覚です。納得してもらうことが大事なので、自信過剰すぎたり傲慢な態度をとったりするのは避けましょう。
また、下手に出てお願いするのも良くありません。理路整然と理由や証拠を挙げて、「自分の経歴やスキルを鑑みると、年収は○○万円くらいが相場だと思いますがいかがでしょうか?」というように、希望年収を導き出しましょう。
その年収を希望するのが当然のことである、その給料を得るのが自然なことであると納得させられるくらい、客観的な根拠をもって交渉することが大切になります。
年収・給与交渉の方法②転職エージェントを利用する場合
結論からいうと、転職エージェントを利用する場合は、企業に対して直接給与交渉をする必要は全くありません。すべて転職エージェントが代行してくれるからです。
年収・給与交渉のやり方がわからない方や、何らかのミスで心象悪化や最悪採用見送り、という事態になるリスクを避けたい方は、転職エージェントを利用して給与交渉を行うのがベストです。
金銭面の交渉という繊細な問題は、その場数を踏んでいる専門家に頼む方が、失敗のリスクも低く、成功する確率も高まります。
転職エージェントという第三者を挟むことで、企業側も交渉に真摯に対応するため、企業側に都合よく給与を決められてしまうこともなくなります。年収交渉の成果に期待するなら登録は必須でしょう。
さらに、転職エージェントの報酬は転職者の年収で決まるという背景から、エージェントは転職者の年収アップのために企業側との交渉に尽力してくれるというのも心強いポイントです。
特にリクルートエージェントは年間40万名以上、dodaは通算700万名以上の利用者数を誇っているので、これまでの年収交渉の場数とノウハウが圧倒的です。
そもそも転職するか迷っている人は、あなたを求める企業から直接スカウトが届くビズリーチに登録しておくのもおすすめです。
転職エージェントを利用すると年収・給与交渉をすべて代行してくれるとは言いましたが、その上でさらに成功確率を上げるコツが2つあります。これについて以下で紹介していきますね。
希望年収は最初の面談で伝える
転職エージェントを利用する場合、最初の面談のときに今回の転職で叶えたい希望年収を伝えるのがおすすめです。もしエージェントから聞かれなくても、こちらから伝えるようにしましょう。
希望年収があるのは当然ですし、転職エージェントは選考するわけではないので心証を気にする必要はありません。
最初に希望年収を伝えることで、応募の段階から企業側に希望が伝わります。すると企業側もそのつもりで選考を進めるため、希望年収が通りやすくなるのです。
逆に、内定後に提示年収からアップさせることは転職エージェントでも難しいです。よほど企業が欲しがっている人であれば、内定後でも交渉によって年収が改定されることもごく稀にありますが、基本的には提示年収で確定となることがほとんどです。
年収を提示する段階で企業担当者は上層部に承認をとっており、そこから変更するとなると再度上層部へ掛け合う手間が生じるからです。
希望年収とは別に、最低年収も決めておくのもおすすめです。希望年収がもし難しかった場合のためにも、「最低これだけは欲しい」というラインを決めておくと転職活動がスムーズに進みます。
年収・給料アップしたい理由をはっきり伝える
「どうして年収を上げたいのか」その理由や目的を明確に転職エージェントに伝えましょう。
希望年収に対する理由や目的が曖昧だと、企業担当者は「お金のことしか考えていないのかな」と仕事へのモチベーションに対して不安や疑問を覚え、お見送りになることが多いです。
例えば、「子ども2人の教育費と親の介護費のために、年間で○○万円が必要なんです」といった具体的な理由を伝えると、企業側も経験やスキルと照らし合わせて検討してくれます。
ここまで転職エージェントを利用して年収・給与交渉する際のコツを解説しました。1人で交渉するよりも簡単で効果的に給与アップが目指せるので、ぜひ利用を検討してみてください。
転職時の年収・給与交渉でいくら上がる? そもそも給与には相場がある
転職時に年収・給与交渉で上げられる金額は、年収で20〜30万円程度(5%程度)が相場です。明確に決まりはなく、私が多くの転職支援をする中での傾向値ではありますが、大体これくらいが妥当と言えます。
「意外と上がらないなあ」と思った人もいるかもしれません。一般的には交渉によって年収が50万円以上上がるイメージがあるかもしれませんが、そこまで上がるケースは本当に一握りです。
なぜなら、そもそもサラリーマンの年収・給与は「業界」「職種」「経験年数」の3つの要素によって、ある程度相場が決まっているからです。
内定後に企業から提示される年収はこの相場に基づいていることが多いため、それ以上大きく上げるのは難しいというのが現実です。
ただ、その中でも年収・給与交渉によって年収アップしやすいケースや、アップが難しいケースが存在するのは事実です。次から詳しく解説していきますね。
転職時の年収・給与交渉の成否を分けるポイント
結論から言うと、交渉によって給与がアップするかどうかは「未経験領域への転職かどうか」が大きく影響します。
異業界×異業種への転職は、活かせる実務スキルが無いと見なされ、新卒と同じような給与レンジになることが多いです。前職での経験がどれだけあっても、新しい業界や職種ではその経験が反映されず、1年目の給与になる、つまり給与が下がるイメージですね。
逆に、同業界や同業種への転職では活かせる実務スキルや経験がある前提なので、前職の給与レンジのまま転職できます。加えて、ヘッドハンティングのような要素も出てくるので、年収アップの可能性も高くなります。
実際に株式会社マイナビが2022年に発表したデータによると、20代男性と30代男性を比較すると、20代のほうが30代よりも転職で年収が上がる割合が低く、年収が下がる割合が高いことが読み取れます。
また、株式会社リクルートが2021年に発表したデータによると、異業界×異業種への転職は20代が圧倒的に多いです。
これらのデータからも、異業界×異職種への転職で年収を上げることは難しいと言えます。
実際に転職エージェントとして10年以上転職者の支援をしてきた私の経験から言っても、「未経験領域への転職になればなるほど、転職直後の年収は上がりづらい」という傾向があります。
ここまではデータをもとに傾向をお伝えしましたが、次からは私が支援してきた実際の転職者の年収変化をもとに、給与交渉が失敗しやすいケース・成功しやすいケースについて更に詳しく解説していきます。
【経験談あり】転職時の年収・給与交渉が失敗する人の特徴
ここからは、多くの転職者をサポートしてきた私の経験から、年収・給与交渉が失敗しやすいケースについて事例を交えて解説していきます。
年収・給与交渉が失敗しやすいケース:
・未経験業界・職種への転職で、相場を理解せず現職と変わらない年収を希望する
・同業界・同職種への転職で、一般的な相場よりも高い給与を希望する
Aさん (27歳)
大手メーカーで年収600万円でしたが、未経験の広告業界に転職を決意しました。年収は下げたくありませんでしたが、実際に内定時に提示された金額は450万円程度で、交渉も通りませんでした。
このように未経験業界・職種への転職では、基本的には現年収より下がると考えた方が良いです。活かせる経験やスキルが少ないと見なされ、未経験者の相場で年収が提示されるからです。
特に、20代後半で総合商社やメガバンク、大手メーカー勤務など、そもそもの年収相場が高い人はこのパターンで困ってしまうことが多いですね。
また、同業界・職種への転職でも、相場よりも高い年収を希望するならそれ相応の業務経験や実績が必要です。希望年収が高いほど面接官の目線も厳しくなることを覚えておきましょう。
【経験談あり】転職時の年収・給与交渉が成功する人の特徴
今度は逆に、年収・給与交渉が成功しやすいケースを事例を交えて解説していきます。
年収・給与交渉が成功しやすいケース:
・同業界・同職種へ転職で現職より高い年収を希望する
・未経験業界への転職だが、親和性の高い業務経験がある
Bさん (30歳)
旅行代理店のカウンターセールスをしていましたが、未経験の人材業界に転職しました。現在はIT業界専門の両面エージェント(求職者と企業の両方を担当する営業職)として働いています。個人営業の経験が活かせることもあり、交渉の末に年収が350万円から420万円にアップしました。
このように、業界は未経験でも職種の親和性がある場合、その人の評価次第で年収アップすることも可能です。Bさんは、仕事に対する姿勢や管理職としての数値管理の経験があり、企業から高い評価を得ていました。
同業界・職種へ転職する場合、活かせる経験やスキルが多いので、交渉次第で相場よりも高い年収を得られる可能性が高くなります。
また、前職もしくは現職の年収が相場より低かった場合、適切な相場で提示してくれる転職先を選ぶことで給与アップが可能です。
【ぶっちゃけ回答】年収・給与交渉でよくある質問2選
ここからは、年収・給与交渉に関するよくある質問について、ぶっちゃけた回答をしていきます。
リアルな質問をピックアップしたので、ぜひ反面教師にしてください。
年収・給与交渉の際に現年収を水増ししたらバレる?
Cさん:
志望企業から年収450万円で内定をもらえたのですが、大きな悩みがあります。現年収を450万円として「生活のため現年収を維持したい」というスタンスで交渉してきましたが、実は現年収は400万円なんです…。現年収を水増しすれば転職の際に得なのではないかと思い、嘘をついていました。これってやばいですか? バレますか?
筆者:
結論から言うと、ほぼ100%バレます。なぜなら、転職先に入社する際、基本的には源泉徴収票を提出しなければならないからです。年収を偽っていたことがバレると、即懲戒解雇になる可能性が高いです。年収を上げたい気持ちは理解できますが、嘘をつくのは絶対にやめましょう。Cさんの嘘もほぼ確実にバレるので、残念ですが入社は諦めて転職活動をやり直した方がいいでしょう。
年収・給与交渉によって内定取り消しになる?
Dさん:
給与交渉をしたことで、内定取り消しになってしまうことって本当にあるんですか?
筆者:
結論から言えば、滅多にあることではありません。ただし、希望年収に固執しすぎた結果としてそもそも内定が出ない、合否に影響が出るケースは実際にあります。転職エージェントとして企業とやり取りをしていると、希望年収を過度にアピールしすぎた結果「一般的な年収相場が○○万円くらいなのに希望年収が高すぎます。それでは内定は出せません」と人事担当者から相談されることがあります。合否に影響が出ないようにするためには、先述の通り「給与相場を理解する」「希望だけでなく最低年収も設定する」などが効果的です。
年収・給与交渉に自信がなければ転職エージェントを活用しよう
ここまで自分一人で年収・給与交渉を行う方法を解説してきましたが、いかがでしたか? 「自分でうまくできる気がしないなあ」と思った人も多いのではないでしょうか?
自分でうまく年収・給与交渉できる自信がない人や転職に関して悩んでいる人は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
年収・給与交渉の代行はもちろん、希望年収に合わせた求人の提案や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策やスケジュール調整など、転職活動を最後まで徹底サポートしてくれます。
サービス自体は無料ですので、ぜひ積極的に活用してみてください。