当サイトはプロモーションが含まれます
転職におすすめの職種・業界をプロが解説! ポイントなども紹介
転職におすすめの職種・業界を現役のプロが解説します。 さらに、業種や職業を選ぶ際のポイントについても紹介します。
転職におすすめな職種
転職する際に、何を基準に仕事を選ぶかは人それぞれです。まずは以下の項目から仕事選びの基準を確認し、その基準ごとにおすすめの職種を紹介していきます。
● 年収を上げたい
● 未経験でも採用されやすい
● 労働環境を良くしたい
それでは、以下から詳しく解説していきます。
年収を上げたい
年収が上がりやすい職種として、以下のような職種が挙げられます。
● 外資系の保険営業
● 外資系自動車ディーラー
● 投資用不動産営業
● MR
上記の職種に共通しているのは、商材の単価が大きいことです。商材の単価が大きいと、契約を取った際のインセンティブの額も大きくなります。そのため、自分の努力次第で他の職種よりも年収を上げることが可能です。
特に外資系の保険営業や自動車ディーラーのような外資系企業は完全実力主義で、給与レンジやインセンティブの額も高いことが多いため、年収が上がりやすいです。
ただし、上記のような職種は稼げる反面、激務になりがちです。休日出勤が多くなることもあるため、ワークライフバランスを重視する人には厳しい環境かもしれません。
ちなみに、上記の職種で年収が高い順にランキングすると、以下のような順番になります。
外資系の保険営業:約700万円~800万円
MR:約660万円~708万円
外資系自動車ディーラー:約400万円~500万円
投資用不動産営業:約400万円~500万円
未経験の採用されやすさ
未経験でも採用されやすい職種は、以下のようなものがあります。
● 営業
● 介護
● ドライバー
● 土木作業
● 警備
● 販売
● 一般事務
上記のような職種は常に人材不足であったり、特定の経験やスキルがなくても始めやすいため、未経験者でも採用される可能性が高いです。
ただし、介護のように資格が必要な場合や、ドライバーに準中型や大型免許が必須なことが多いので、応募条件はよく確認するようにしましょう。
また、警備などは夜勤があるため生活が不規則になり、体調を崩してしまう可能性があります。その結果、仕事を続けるのが難しいケースも少なくありません。
労働環境の良さ
労働環境が良い傾向がある職種として、以下の3つを紹介します。
● 開発系エンジニア・プログラマー
● 銀行・郵便局などの窓口職種
● 公共事業などのインフラ職種
これらの職種は基本的にカレンダー通りの勤務となり、有給休暇も取りやすい傾向があります。
とはいえ、具体的な労働環境は企業によって異なるため、応募する際には口コミサイトなどを利用して事前に調べておくのが良いでしょう。
また、これらの職種は離職率が低いため、中途採用が少ないというデメリットもあります。
中途採用があったとしても募集枠が少なく、人気の職種のため倍率が高くなることも少なくありません。
将来性がある業界
将来性が期待できる業界として、以下のような業界が挙げられます。
● インターネット業界
● IT業界
● ゲーム業界
● デリバリー業界
● オンラインに必要な機材やシステムを扱う業界
● eコマース業界
● SaaS業界
● eラーニング業界
新型コロナウイルスの影響で様々な業界がピンチに追い込まれる中、上記の8つの業界は特に影響を受けず、業績がプラスになっています。
IT業界は、自宅でも仕事ができるため新型コロナウイルスの影響が比較的少なく、今後も安定した成長が見込めます。また、在宅時間が増えたことにより、ゲーム業界やデリバリー業界は急激な成長を遂げています。
また、自粛期間や在宅期間が増えた影響でオンラインショッピングを利用する消費者が増加し、eコマース業界の売上も伸びています。ビジネスモデルの優位性やDXの流れが加速していることから、SaaS業界も成長しています。
さらに、企業だけでなく学校の授業もオンライン学習に切り替わったことで、eラーニング業界も発展を遂げています。
歴史がある業界
歴史のある業界として、以下のような業界が挙げられます。
● 自動車産業
● 大手総合商社
● インフラ業界
上記の3つの業界は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け一時的に落ち込んでいるケースもありますが、企業の歴史があるため安定しています。
企業の歴史が長いと、長く社会に貢献してきた実績と信頼があり、一旦売上が落ちたとしても、これまでの顧客との繋がりやブランド名の信頼から売上を持ち直せる可能性が高く、安定感があります。
また、未経験者の転職であっても、これまで培ってきたノウハウがあるため、研修が充実していることが多いです。
離職率の低い業界
離職率の低い業界として、以下のような業界が挙げられます。
● インフラ業界
● 自動車産業
● 電気製品業界
ちなみに、東洋経済オンラインの「離職する人が少ない大企業100社」ランキングによると、離職率が低い企業の1位から3位は以下の通りです。
1位 信越ポリマー
2位 三井不動産
3位 商船三井
もちろん、離職率だけでその企業の良し悪しを判断するのは難しいので、参考程度に確認しておくのが良いでしょう。
ただ、離職率が低いということは、辞める人が少ないため求人もあまり出ません。そのため、採用枠が少なく、倍率も高くなりやすいです。
また、即戦力になる人物が優遇されるケースが多いため、未経験者の場合は転職するのが難しいかもしれません。
未経験職種に転職する注意点
未経験職種への転職を考えている場合は、以下のような注意点があります。これらの内容を踏まえた上で、未経験職種に転職するかどうかを検討してください。
● 年収が下がる可能性がある
● 理想とのギャップを感じる可能性がある
● 職種が限られる
● そもそもの転職難易度が高い
それぞれ解説していきます。
年収が下がる可能性がある
未経験職種への転職は、年収が下がる可能性があります。
企業は基本的に転職者に対して即戦力を求めています。そのため、職種未経験者は即戦力になるのが難しく、初めは研修からスタートすることが多いため、前職よりも年収が下がる可能性があります。
特に、前職で実績を残していて、それなりの年収を得ている人が全くの未経験職種に転職する場合、年収が下がる可能性が高いでしょう。
反対に、業界として年収レートが低い業界で勤務していた場合は、年収が上がる可能性もあります。しかし、例えば年収レートが低い保育士から年収レートが高いIT系企業に転職するなど、特殊なケースに限られます。
理想とのギャップを感じる可能性がある
未経験の職種に転職した場合、理想と現実の差で悩まされることがあります。
例えば、エンターテイメント業界や美容業界なら華やかなイメージがあり憧れる人も多いですが、実際には地道な業務がほとんどで、かなり泥臭い面が多いケースもあります。
転職後に理想とのギャップを感じてしまうと、再び転職を繰り返してしまったり、仕事に対するモチベーションが下がってしまうこともあります。
こういった理想と現実の差で悩まないためにも、転職したい職種についてあらかじめ口コミサイトやSNSなどを使ってよく調べておくのがおすすめです。
職種が限られる
未経験からの転職となると、転職できる職種は限られてしまいます。
なぜなら、どの職種でも未経験者を採用しているわけではないからです。むしろ未経験者を積極的に募集している職種のほうが少ないです。
専門性の高いスキルが必要な職種や年収レートが高い職種は、転職者に即戦力を求めるため、こういった職種では未経験者を採用することはほとんどありません。
そもそもの転職難易度が高い
未経験職種への転職は、そもそも転職自体の難易度が高いです。
求人の中には未経験歓迎と書かれているものもありますが、経験者と未経験者が同時に応募してきた場合、結局は経験者が優遇されてしまいます。
このように、未経験歓迎と書かれていても、経験や年齢の差など様々な要因で不利になることが多いのです。
転職先の職種に迷うなら自己分析から始める
転職先の職種選びで迷っているなら、まずは自己分析をして、自分が何をしたいのかを明確にしてから転職活動を始めるのがおすすめです。
例えば、「洋服をコーディネートするのが好きなので、アパレル業界に転職したい」と考えても、アパレル業界には洋服を売るだけでなく、買い付けや事務作業などさまざまな仕事内容があります。
アパレル業界に転職できても、販売ではなく買い付けや事務の部署に配属された場合、希望する働き方とは違ってしまいます。
このように業界にこだわって転職すると、希望する業界に転職できても、本来やりたい仕事とは違う部署に配属される可能性があります。
こうしたミスマッチを防ぐためにも、しっかりと自己分析を行い、自分が希望している業界の中で具体的にどのような仕事をしたいのかを明確にしましょう。
アパレル業界で例えるなら、「アパレル業界で働きたい」だけでなく、「アパレル業界でお客様にコーディネートを提案し、洋服を売る販売職として働きたい」と具体的に働き方を考えることが重要です。
自己分析をするなら
自己分析をするなら、書店で販売されている自己分析シートを利用したり、第三者に協力してもらうのがおすすめです。
自己分析シートなどを使って個人で自己分析をする場合は、以下の記事に詳しい自己分析の方法が掲載されているのでご確認ください。
自分一人で自己分析を進めるのが不安な方は、先輩や友人よりもキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
キャリアアドバイザーは、キャリアのプロとしてあなたのこれまでの経歴や強みをヒアリングし、あなたに合った仕事を第三者目線で冷静に分析してくれます。
やりたい仕事が見つからないなら適職で探すのがおすすめ
自己分析をしてもやりたい仕事が明確にならない場合があります。仮にそのような状況になったら、やりたい仕事ではなく適職を探して、その職種を軸に転職活動するのも良いでしょう。
はじめはいまいち興味が湧かない仕事でも、自分に向いている仕事なら働いているうちにやりがいを感じられるようになる可能性があります。
これまでの経験からやりがいを感じられた仕事があれば、その仕事内容を軸にするのが良いですが、そういった仕事が思い当たらない場合は、診断ツールを利用してみるのも一つの手です。
転職するのにおすすめできない職種
転職するのにおすすめできない職種を紹介します。まず初めに、キャリアのプロとして筆者が思うおすすめできない職種は以下のような特徴があります。
● 斜陽産業
● 将来なくなる可能性がある職種
● 他業種に経験やスキルが転用できない仕事
それぞれの項目について、以下で解説していきます。
斜陽産業
斜陽産業とは、かつては規模が大きかったものの、現在は衰退している産業のことです。例えば、実際にあった斜陽産業として「繊維産業」などが該当します。現代で言えば、「車の部品メーカー」や「出版やマスコミ業界」が挙げられます。
斜陽産業に勤務していると、業界が縮小しているため、その仕事のニーズ自体も少なくなってしまいます。仕事のニーズがなくなると、最終的には仕事自体がなくなる可能性もあります。
また、仕事がなくなっても縮小する産業で培ったスキルや経験は、他の業種に転用しにくいため、あまりおすすめできません。
将来なくなる可能性がある職種
近年ではAIの発展により、人間の仕事がAIに奪われるというニュースをよく耳にすることが多いかと思います。しかし、全ての仕事がAIに奪われるわけではありません。
筆者が思う、将来AIに奪われる可能性がある職種には以下の特徴があると考えています。
● 業務自体が定型化できる
● 正解をデータ化
● 数値化できる
上記の点を踏まえると、具体的に以下のような職種はAIに仕事を奪われてしまう可能性があります。
● 事務職
● 航空券の需要予測
● 金融トレーダー
ただ、将来仕事がなくなる要因はAIだけではありません。例えば最近ではコンビニやスーパーなどで無人レジが導入されています。このような単純な業務が多い仕事も、機械による自動化や効率化の影響で仕事がなくなる可能性があります。
他業種に経験やスキルが転用できない仕事
他業種に経験やスキルが転用できない仕事も、転職にはおすすめできません。例えば、事務職や製造業などが該当します。
他の職種で活用できそうなスキルが身につかない仕事だと、その仕事が将来なくなった場合や転職して環境を変えようと思った場合に、転職しにくくなるリスクが高いからです。
未経験職種への転職成功率を上げる方法
未経験職種への転職成功率を上げたいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職活動をサポートしてくれます。
例えば、未経験職種に転職したい場合、担当のキャリアアドバイザーがこれまでの経験などをヒアリングし、深掘りした自己PRを作成できます。
未経験職種となると、他の候補者も職種未経験の可能性がありますが、このような深掘りした自己PRで他の候補者に差をつけることができます。