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フリーターでも書ける職務経歴書の書き方!正社員経験がなくてもOKな方法を教えます
フリーターの職務経歴書ってどうやって書くの?そもそもフリーターには必要ないんじゃない?という疑問に、就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが答えます。注意すべきポイントや書き方のサンプル、最終チェックの方法についても紹介しています。
フリーターが職務経歴書を書く際の注意点
前提として、正社員経験がないフリーターでも、職務経歴書を書くことは可能です。職務経歴書の持参が必須でない場合でも、書いて提出することで企業に「この人はこんなビジネススキルを持っているんだ」とアピールすることができます。面接の合否に直接影響しないかもしれませんが、自己PRの一環として有効です。
では、職務経歴書を書く前に、以下の3つのポイントに注意しましょう。
● 文章がしっかり書けているか
● 丁寧に書かれているか
● 伝えたいことが伝わっているか
注意するポイントについて、以下で順に解説していきます。
文章がしっかりと書けているか
職務経歴書の文章がしっかりと書かれているかどうかで、仕事ができる人物かどうかを判断されることがあります。自分の職歴だけを箇条書きにする人もいますが、文章としてまとめた方が面接官に対してアピールになります。文章の構成がバラバラにならないようにするコツとして、5W1Hの方法があります。
<5W1Hとは? >
● Who(誰が)
● When(いつ)
● Where(どこで)
● What(なにを)
● Why(なぜ)
● How(どのように)
主語と述語を明確にし、上記の5W1Hを盛り込むことで、誰が読んでもわかりやすい基本的な文章になります。
丁寧に書けているかどうか
当然のことですが、職務経歴書は綺麗な字で丁寧に書くよう心がけましょう。字に自信がない場合は、パソコンで作成しても問題ありません。
伝えたいことが伝わっているか
文章で伝えたいことを伝えるのは難しいですが、いくつかのコツがあります。
● 数値化して表現する
● 物事を相対比較する
● 求められるスキルや経験に合わせた成果を伝える
● ストーリーで成果を伝える
「すごい」や「多い」などの曖昧な言葉を避け、数値で具体的に表現すると面接官に伝わりやすくなります。また、ある事柄を他のものと比較することで、理解しやすくなります。企業が求めるスキルや経験を把握し、それに合わせた成果をアピールすることも重要です。現在の仕事とは異なる職種を希望する場合でも、活かせる経験やスキルをアピールし、「未経験でも成果を出せる」ことを示しましょう。そして、これまでの成果や今後の目標をストーリー仕立てで伝えることで、面接官により具体的なイメージを持ってもらえます。
職務経歴書を書くのを面倒に感じるフリーターは多い
就職はしたいけど、職務経歴書なんて書くことがないし… 職務経歴書か…難しそうだし面倒だから書かなくていいや! こう思っているフリーターも多いのではないでしょうか? 実際、就職活動の際に職務経歴書をきちんと書いているフリーターは少ないです。多くの人が、職務経歴書を書くのは面倒で難しいと感じています。そのため、フリーター同士の就職活動ではあまり差がつかず、結果的に学歴や年齢で結果が左右されやすくなってしまうのです。
これまでの頑張りや人柄が評価されず、学歴や年齢といった変えられないステータスで面接に落ちてしまうのは、辛いことですよね。 そこで、その壁を打破して他のフリーターと差をつけるために「職務経歴書をしっかり書いて企業に提出すること」が有効なのです。 職務経歴書ではこれまでのアルバイトでの頑張りや人柄をアピールすることができるため、上手く書けば応募企業に非常に良い印象を与えることができます。 その結果、学歴や年齢の壁を超えてライバルに差をつけることができるのです。 このような理由から、フリーターでも就職活動の際は職務経歴書をしっかり書くことをおすすめします。 とはいえ、「職務経歴書の書き方に自信がない」という人は、就職活動のプロである就職エージェントに添削してもらうのも良い方法ですよ。職務経歴書は主に書類選考の材料となりますが、書類選考で落ちてしまうと1次面接すら受けられません。早くスタートラインに立つためには、無理に1人で頑張るよりもプロに頼るほうが得策です。
フリーターのための職務経歴書 【書き方例】
職務経歴書の書き方に決まった形式はありませんが、一般的な書き方を解説します。 よく使われる主な項目は、以下の通りです。
● 職務要約は2〜3行で簡潔にまとめる
● 職務経歴は具体的に記述する
● 自己PRは400文字程度にまとめる
それぞれ、どのようなことを書くべきか解説します。
職務要約は2〜3行で簡潔にまとめる
職務要約は、2〜3行で簡潔にまとめましょう。職務経歴書のまとめ・概要として、何を担当していたのか、どのように仕事をしていたのかを記載します。
職務経歴は具体的に書く
人事や面接官は、どんな会社なのか、どんな業界なのか、仕事内容はどうなのかといったことが分からないため、誰が見ても分かるように具体的に書きましょう。 職務経歴には「所属企業の情報」と「所属部署や自身の職務内容」の2つを記載するようにしましょう。 職歴が複数ある場合は、新しい職歴から古い職歴の順に記載してください。
自己PRは400文字程度にまとめる
自己PRや志望動機欄は、最後の締めの文章として400文字程度にまとめましょう。意気込みや大事にしている考え方、仕事への熱意や成果など、自分が働いてきた職種でアピールできる部分を記載すると良いです。例えば、飲食店なら接客でコミュニケーション能力をアピールしたり、売り上げを増やすために取り組んだ具体的な方法や数値を書くことで、マネジメント能力をアピールできます。
職務経歴書の自己PRを書く際、履歴書の自己PR・志望動機部分と同じ内容を書いてしまうことを悩む人が多いかと思いますが、同じ内容は避けましょう。全く同じ内容だと手抜きだと思われるので、内容が同じでも、書き方や表現を変えるようにしましょう。
職務経歴書の重要な最終チェック3項目
フリーターが職務経歴書の最終チェックで欠かせない3項目を紹介します。以下の項目は職務経歴書を書き終えた後に、必ずチェックしてください。
誤字脱字や抜けがないか フリーター以外の人でも意識すべき点ですが、大事な書類を書く際には、誤字脱字を絶対に避けるべきです。社会人として当然のことなので、職務経歴書に誤字脱字があると、採用担当者の評価が下がってしまいます。職務経歴書は応募者の第一印象を決める重要な要因です。そこにミスがあると、悪い印象を与えてしまうのは避けられません。
誤字脱字や抜けがないか
フリーター以外の方でも意識すべき点ですが、重要な書類を作成する際には、誤字脱字を絶対になくすべきです。 社会人として当然のことなので、職務経歴書に誤字脱字があれば、採用担当者の評価は下がるのは避けられません。 職務経歴書は応募者の第一印象を決める要因になります。そのため、ミスがあると悪い印象を与えてしまうのは仕方ありませんよね。
もう一度文章を読んでみる
職務経歴書を書き終わった後に、もう一度書いた内容を見直しましょう。客観的に見て、おかしな文章や矛盾している点がないかを確認すると良いです。見直しをすることで、ミスに気づけるだけでなく、職務経歴書に書いた内容を暗記しやすくもなります。
職務経歴や自己PR欄の内容についての質問にしっかり受け答えできるか 面接の際、面接官は職務経歴書に書かれた内容について質問してきます。職務経歴や自己PRについての質問は確実にされるので、書いてある内容はしっかり把握しておくべきです。逆に言えば、職務経歴や自己PRの書き方次第で、質問内容をある程度コントロールすることも可能です。質問されそうな点を予測しながら書けば、その分質問への対策もしやすくなりますよ。
職務経歴や自己PR欄の内容についての質問にしっかり受け答えできるか
面接の際、面接官は職務経歴書に記載されている内容について質問してきます。特に職務経歴や自己PRについては確実に質問されるため、書かれている内容をしっかり把握しておくことが重要です。 逆に言えば、職務経歴や自己PRの書き方次第で、質問内容をある程度コントロールすることができます。質問されそうな点を予測しながら書くことで、質問への対策がしやすくなりますよ。
就職活動を始めたばかりの人へ
最近フリーターから就職活動を始めた人の中には、これからどう進めていけば良いのか分からない人も多いと思います。そんな方は、一度フリーターの就活に特化したエージェントに相談してみてください。
就職エージェントでは、履歴書の書き方はもちろん、あなたに合った求人紹介から応募先の採用基準に沿った選考対策まで実施してくれます。就職活動を進める中で不安や疑問が生じた時も、専任のキャリアアドバイザーに相談できるので、利用して損はないでしょう。
ただし、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるため、まずは2〜3社に複数登録し、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと就職活動を進めていくのがベストです。